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作者: 彩都&Lメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 221ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 オリジナル仮面ライダー 仮面ライダー 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン
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*45*
...ん、ん...
「なんでお前まで居たんだよ」
「それに関しては偶然なんだよ...海斗君を見つけて思わず...」
「...まぁ、別にいいけどよぉ」
この声...は...雪さん?
海斗
「雪さん...」
雪
「海斗君!!」
あれ?なんか暖かい...
与倉
「見つけたのはイイとしてよ、なんでお前海斗に抱き付いてんの?」
海斗
「え...うわぁ!?」
雪
「えっ?....あっ、ごめん!!」
雪
「...海斗君、久しぶりだね」
海斗
「え、ええ...」
与倉
「....ハァ、テメーの海斗好きもここまでとはなぁ」
雪
「そうだね...ここまでなんて...」
海斗
「...雪さん、俺...あいつに負けちゃったよ」
雪
「【仮面ライダードライブ:タイプネクスト】か...未来の世界からやってきたという最新型モデルだよ」
与倉
「その上中身はロボットでなぁ、あっという間に俺たちのデータを取って対応しちまうんだ」
雪
「ロボット...ダークライダーはそんなものまで作り始めたんだ...」
海斗
「全く歯が立たなかった、どうすれば...」
雪
「...そういえば、こんな言葉があったね、大きく発展した科学は魔法とあまり変わらない...と、それって本当なのかな?」
海斗
「どういうことですか?」
雪
「カリギュラに【仮面ライダーウィザード】のヒーローソウルはあるかな?流石に魔法をメモリーすることは出来ないと思うよ」
与倉
「ほーう、なるほどなぁ...聞いてみるか」
海斗
「あっ、待って...二人きりにしないでください...」
雪
「え、なんで!?僕、なにもしないよ!?」
海斗
「な、何も...本当、ですか?」
雪
「うん...僕にとっては大事な人だもん...」
与倉
「ハ~ッ、なんで野郎のイチャイチャなんか見なきゃならねぇんだ!!」
雪
「違うって、僕はそういうつもりじゃ...行っちゃった」
海斗
「雪さん、あの....」
雪
「...な、何?」
海斗
「雪さんって...いや、なんでもありません」
雪
「...変なの」
海斗
「雪さんって...不思議な人ですよね」
雪
「そうかな?僕はそうは思わないよ、自分がここの事をよく知らないだけ...慣れたらそちらに合わせるよ」
海斗
「...それでは、俺はそろそろ修行するので」
雪
「頑張ってね」
...そうだよな、聞き間違いだよ、きっと。
こんな優しい雪さんが、あの怪物の仲間な訳がない...