完結小説図書館
作者: 彩都&Lメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 221ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 オリジナル仮面ライダー 仮面ライダー 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン
10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~ 100~ 110~ 120~ 130~ 140~ 150~ 160~ 170~ 180~ 190~ 200~ 210~ 220~
*47*
【第九話】
『ドラゴンヒーロー』
...そういえば雪さんって、果物を買うとき以外外に出る所見たこと無いなぁ、遊んだりしないのか?
誘ったら来てくれるよな?
海斗
「あの...雪さん」
雪
「どうかしたの?」
海斗
「えっと...今日、暇ですか?一緒に、カラオケでも...」
雪
「えっ」
雪
「えっ、あっ、うん、カラオケね、うん....」
海斗
「だ、ダメ...ですか?」
雪
「ん、いいよ....海斗君。」
雪
「海斗君が僕と行きたいって言ってくれて....嬉しいな....」
海斗
「えっ...はい、では行きましょうか」
雪
「うん....」
...やっぱり雪さんって何処か女の子っぽい所あるんだよなぁ...やっぱり女性なのかなぁ
...
雪
「それで、奪われた仮面ライダーって後何個なの?」
海斗
「加賀美さんによると、残り七個だそうです」
雪
「七個かぁ...先は遠いねぇ...」
海斗
「そうですね....」
雪
「僕としても、個人的に気になるんだよね...何故ダークライダーがヒーローソウルを集めるのか」
海斗
「確かに考えたことありませんね...ヒーローが悪役の事を知る必要はないと響鬼さんは言ってましたけど...」
雪
「...帰ったら加賀美さん達を集めて仮説でも建てようか」
海斗
「そうですね」
...ん、あそこにいるのって
海斗
「ねぇ雪さん、あの人って確か..」
雪
「アルテミスの女の子だね、声を掛けてみたら?」
華南
「あら?あんた、カリギュラの....海斗だったっけ?」
海斗
「えっと...阿舟さん、何処へ?」
華南
「何処って...トレーニングの帰りよ」
海斗
「あ、帰り...俺達、今からカラオケ行くんですけど一緒にどうですか?」
雪
「えっ」
華南
「なにそれ、ナンパ?」
海斗
「そ、そういうわけじゃ...」
雪
「そうだよ!海斗君がそんなことする子に見える!?」
海斗
「なんで雪さんがムキになるんですか...それでどうです?」
華南
「...ま、別にいいよ、カラオケ好きだし」
海斗
「ありがとうございます...やっぱりこういうのって大勢の方が楽しいですから」
雪
「.....まぁ、海斗君がそう言うなら」
華南
「本当に何なのその人、彼女?」
雪
「か、かのっ...違う!僕はあくまで喫茶店のマスターで....」