コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 翼と自転車【更新停止です。】
- 日時: 2016/03/06 22:04
- 名前: ビタミンB2 (ID: f/YDIc1r)
どこかの世界の、ある場所で。
少年は決めた。
死なない、と。戦う、と。
一人じゃないから、出来た決断。
隣に誰もいなくても、一人じゃない。
どうも! 初めましてのビタミンB2と申します。
まだ初心者で初めてなので、色々と駄作ですがよろしくお願いします!
コメントを下さった方々
詩織さん(キャラ:リーパス)
せいやさん
黒い月さん(キャラ:コルヴィス)
ジルさん
杏莉さん
てるてる522さん
cocoaさん
星飯 緋奈さん
どうぞこれからも、よろしくお願いします!
ぜひぜひ、翼たちの頑張りを見届けてやってほしいです!
第一章 ドラゴンの卵 >>1
第二章 昼と夜の王女 >>26
第三章 十二の天柱 >>35
第四章 学びの日々 >>100
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- Re: 【900超えありがとう!】翼と自転車 ( No.93 )
- 日時: 2015/08/30 18:21
- 名前: ビタミンB2 (ID: fOamwJT9)
お久しぶりです〜!
体育祭もあり、書けないでいましたすいません!
じゃんじゃん書きます!
それはそうとですね。
昨日、誕生日だったんですよ私の!(だからなんd)
何歳か? それは秘密です。
本文↓
「……じゃ、もうあたし行くから。もう呼び止めないでよね!」
アリエスはニンフと共に、たたたっ、と小走りで森の中へ消えていった。
「これで思う存分本領発揮だな。」
ヒドラはこちらに九本の首を向け、襲いかかろうとしていた。ドスドスと突進してくる。
「せやなー! 仕留めたるでぇ!」
レオが嬉しそうに、笑顔を崩さずにヒドラに向かっていく。レオが銀の爪を一振りすると、そこが炎に包まれた。炎の爪はどんどんのび、レオの身長を追い越しす。
「そりゃ!」
レオは地面を蹴って跳び、両手の炎の爪でビドラの首を切り払った。レオの周りに美しい火の粉が飛ぶ。レオはその姿勢のまま、ヒドラの後ろに降り立った。
「ちっ、当たり五本かいな!」
ヒドラの首が落ちていく。切り口に炎が燃え移った。炎は消えることなく、そのまま燃え続けている。
「おお、再生しねえな!」
炎のせいで首は再生できないようだ。ヒドラは、それに構わずに俺たち二人に突進してくる。
「あとは任せたで、二人とも!」
「言われるまでもねえな!」
「……確実に倒してみせる。」
バーゴが地面に手を着くと、土が揺れ始めた。バーゴの銀の肩当てが光る。
「……はっ!」
バーゴが腕を上にあげると、土や岩が盛り上がり、俺たちとヒドラの間に壁を作った。ヒドラは止まれずに、壁に突っ込んでくる。
「離れろ、サジタリウス!」
「分かってる!」
凄まじい衝撃音がし、ヒドラは壁にぶつかった。砕けた壁が、ヒドラの体に降り注ぐ。その重みに耐えきれず、ヒドラは動きを止め、地面に倒れた。
「おし、いくぞ!」
俺は弓に光の矢をつがえ、引く。銀の弓に光が反射して眩しい。光の粒が矢に集まり、矢が太くなっていく。
「特大サイズを受けてみやがれっ!」
土と岩の下でもがくヒドラに向け、極太の矢を、放った。
- Re: 【900超えありがとう!】翼と自転車 ( No.94 )
- 日時: 2015/08/30 22:50
- 名前: 詩織 (ID: pfKTVxMr)
900越えおめでとうございますー。
パチパチ。
そしてハッピーバースデイ!
ひさしぶりにパソコン開いたらちょうどタイムリーでした。
おめでとうございますっ。
これからも楽しいお話頑張って続けてくださいねー。
待ってます。
- Re: 翼と自転車 ( No.95 )
- 日時: 2015/09/04 18:01
- 名前: ビタミンB2 (ID: fOamwJT9)
遅くなりまして。
部活動が強化期間に入り……(泣)
詩織さん
おめでとうをありがとうございます!
学校でふざけ気味に
「さあ私を祝うんだ!」
と言ってみたところ、男子から
「何で?」
と言われました……女子からは祝ってもらえましたよ!
そんな近況です。
本文は夜書きます!
- Re: 翼と自転車 ( No.96 )
- 日時: 2015/09/06 19:14
- 名前: ビタミンB2 (ID: fOamwJT9)
おはようです!
次の日の朝になっちゃいました……ゴメンナサイ。
余談ですが、私の小説の参照は深夜に増える傾向があるようです。みんなそうなんですか……?
本文↓
「ん〜! やっぱ美味しい!」
「……そりゃ良かった。」
フォルティシュタイン城、食堂。俺は、アリエスに特大桃プリンを奢っていた。
ヒドラとの戦いに勝利した後、俺達三人は、弟子組の総攻撃にあった。
「なんだったんだ最初のグダグダは!」
「レオ師匠……私、ちょっと悲しいです……」
「もっと余裕をもって下さい……師匠。」
お前たちの勉強のため……と言っても、まるで通じず。弟子たちのぶう垂れっぷりは凄かった。
「まあ、それだけ師匠に格好いい姿を望んでる、ってことじゃない?」
「それも悪い気はしないんだが……格好いい姿、か……」
「サジタリウスが格好いいとこなんて、一年に一回あるかないかの確率よね。」
アリエスが悪戯っぽく笑う。何故かいつもより可愛く見えて、自然と顔が熱くなった。
「そんな少なくねえし!」
「はいはい、ケンカは駄目だよ二人とも。」
桃プリンのカップを下げに来たのか、タウロスがやってきた。なんとなく眠そうだ。深夜だもんな。
「叩き起こされたと思ったら、桃プリン作れとか……粗暴過ぎるよ。まああらかじめ作ってあって良かったけど。」
「悪いなー。俺もアリエスに叩き起こされたんだよ……約束を思い出したから奢れ、って。」
「しょうがないじゃない! 急に思い出したんだし!」
「うわあ……じゃあ僕らは被害者だね。まあそれも、昔馴染みだから許される事だけど。」
……そういえば、この三人は同じ時期に王城に入ってきたんだった。やっぱり仲が良いことは否めない。
「あー俺もなんか腹減ったな。タウロス、何か頼む!」
「えええ!? 僕もう寝たい……」
「あ、じゃあ私もプリンお代わり!」
「もう、しょうがないなあ……」
顔を見合わせ、三人はひとしきり笑い合った。食堂いっぱいに響く声で。
「あ、ねえ見て! 星が凄い!」
アリエスが窓を指差す。俺たちは、窓に寄って星を眺めた。
「……綺麗だな。」
黒い空に、宝石のように輝く星々。
その星も、笑うように瞬いていた。
- Re: 【1000まで届け!】翼と自転車 ( No.97 )
- 日時: 2015/09/06 19:48
- 名前: ビタミンB2 (ID: fOamwJT9)
もうすぐ参照1000に到達……!
出来れば今日中に1000きてほしい!
四章開始とともに1000になってほしい!
いっけええええええ!
翼「B2はテンション上がりすぎだろ。」
本文↓
翼は、割り当てられた部屋で、一人考えていた。寝付けないので、窓の外を眺めながら。今日の夕方の戦いを思いだす。
……自分もあんな風になるのだろうか。
強大な力を扱い、戦いに挑む。その姿は翼にとって、憧れだ。でも、ああなると、元の自分が分からなくなりそうで、怖い。翼は溜め息をついた。
師匠たちをあんなに強くするのは、何だろう。
戦いへの躊躇い、葛藤をなくし、逆にやる気にさせる、何か。
頭を掻き、翼は下を向く。すると、静寂に包まれた王都の街並みが目に入った。
……そうか
これだ……
立ち並ぶ家や店。その中には、たくさんの人々がいる。……師匠たちが、守りたいと思うものだ。
人々を守るため、使命を果たすため、彼らは迷わず戦場に立つ。
翼は、夜のひんやりした空気を吸い込み、ゆっくり吐く。答えを見つけた。
翼は窓から離れ、ベッドに潜り込む。
『……ああいう人になってやる。絶対に。』
翼は目を閉じた。
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