コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 翼と自転車【更新停止です。】
- 日時: 2016/03/06 22:04
- 名前: ビタミンB2 (ID: f/YDIc1r)
どこかの世界の、ある場所で。
少年は決めた。
死なない、と。戦う、と。
一人じゃないから、出来た決断。
隣に誰もいなくても、一人じゃない。
どうも! 初めましてのビタミンB2と申します。
まだ初心者で初めてなので、色々と駄作ですがよろしくお願いします!
コメントを下さった方々
詩織さん(キャラ:リーパス)
せいやさん
黒い月さん(キャラ:コルヴィス)
ジルさん
杏莉さん
てるてる522さん
cocoaさん
星飯 緋奈さん
どうぞこれからも、よろしくお願いします!
ぜひぜひ、翼たちの頑張りを見届けてやってほしいです!
第一章 ドラゴンの卵 >>1
第二章 昼と夜の王女 >>26
第三章 十二の天柱 >>35
第四章 学びの日々 >>100
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- Re: 翼と自転車【1500達成ありがとう!】 ( No.133 )
- 日時: 2016/01/28 00:19
- 名前: ビタミンB2 (ID: fOamwJT9)
面白い。
この少年を見たとき、瞬間的にそう思った。
こいつらが、フォルティシュタインの使いなのかと疑ったりもしたが、あまりに若すぎるだろう。
多分、ただの観光客かなんかだ。
まあ、肩に乗っているドラゴンが気になるところではあるが。
「俺達の部屋、半分使う?」
思わず、提案してしまう。このまま野宿というのは、可哀想過ぎる。
「え? いいの!?」
すかさずウサギの少女が食いついてきた。
「いいよ。あんな広い部屋、五人ぐらいが丁度いいんだ。」
「褒めてるのか? けなしてんのか?」
宿屋の青年は苦笑いして言うと、OKを出した。
「え、この人達も一緒なの? 狭くなっちゃう〜」
リラが少し頬を膨らませる。気遣いも何もない奴だ。
「あ……別に俺らは野宿でも……」
『面白い』少年が遠慮がちに口を挟んでくるが、俺は「駄目だ」で一蹴した。
「風邪引いたらどーすんだよ。八の月でも、夜は寒いんだからな。」
三人……+一匹が、額を寄せ、ごにょごにょ話し始める。
『どうする? 現にここまでの二日間、野宿で凌いできたぞ?』
『でも、きちんとしたところで寝たいなあ……』
『明日は____だし、風邪なんか引いてられないからね。』
[それもそうだ。じゃ、決まりか?]
バッチリ聞こえている。一部聞こえないところもあったが。
やがて、全員が話し終えると、『面白い』少年が頭を下げた。
「……よろしく頼む。」
- Re: 翼と自転車【1500達成ありがとう!】 ( No.134 )
- 日時: 2016/01/28 20:17
- 名前: 詩織 (ID: OCiCgrL3)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode=view&no=39374
>>ビタミンB2さん
こんばんは。
好きなキャラ、私はやっぱり弟子三人組ですね!
三人の絶妙なバランスが楽しい。友情ものっていいですねー。
あ、+メテオも好きですよ。
あとは、サジタリウス&アリエスも好きです。
また2人の絡みが見てみたいですね。
雪が降る地域とのこと、寒い時期ですから風邪など気をつけて続き頑張ってくださいね〜。
うちは雪を見ることはほとんどない地域ですが、さすがに寒くてインフルエンザが流行り出しました。
お互い元気にがんばりましょう(^^)
- Re: 翼と自転車【1500達成ありがとう!】 ( No.135 )
- 日時: 2016/01/31 14:21
- 名前: ビタミンB2 (ID: fOamwJT9)
詩織さん
弟子組ですか〜、友情って良いですよね。
サジタン(←おい)とアリエスも、これからもっともっと掘り下げていきたいです。
風邪はひかないのですが、雪かきの大変さが半端ではないです……(泣) 腰痛い。
近々詩織さんの小説の方にもお邪魔しますね〜
頑張って行きましょう!
本文↓
一通り青年の説明を聞いて、階段を登ると、茶色い扉の前に着いた。
「何か……悪いな。」
「いや、心配すんなって。」
ドアノブに手をかけて、小さく笑うアクイラ。
戸が開けられると、翼達一行の間から歓声が上がった。
「広っ……!」
「きれいだねー! 良かった!」
宿屋にしては広い部屋。これなら五人ぐらい余裕だろう。奥の方の、右に二つ、左に二つ、あわせて四つベッドがある。五人が寝るにはなんとも中途半端な数だ。
リーパスは、窓際でぴょこぴょこ跳び跳ねている。白いカーテンをめくって、さらに目を丸くしていた。
「ねえねえ、あそこに千年樹が見えるよ!」
「え? どれどれ?」
コルヴィスもとことこ近づいていく。翼もそれに付いていった。
「わぁ……もう、すぐそこだね……」
窓から眺める風景。暗くなり、闇色に染まる森の真ん中に、千年樹が立っていた。まるで、そこだけ光が当たったかのように、純白の花を咲かせている。
短いので、夜に書き足します。
- Re: 翼と自転車【目指せ2000!】 ( No.136 )
- 日時: 2016/02/03 04:49
- 名前: ビタミンB2 (ID: fOamwJT9)
こんばんは。
参照1900を突破し、もうすぐ2000ですね〜、達成する日が待ちどおしいです。
参照1000突破した日が昨日のようです。
そんないいところなのですが、テスト期間なので更新が遅くなります……
すみません。
更新できないわけではないので、合間合間にどうにか書きたいと思います。
- Re: 翼と自転車【目指せ2000!】 ( No.137 )
- 日時: 2016/02/11 08:11
- 名前: ビタミンB2 (ID: d/IlFCIL)
皆さんおはようございます、B2です!
お久しぶりです!
テストも一段落……してないな、うん。
あと一週間。
むしろここからラストスパートだね、うん。
しばらく見ない間に、参照がスゴく増えてて驚きました。
あと2000達成まであと約20ですね。
頑張って書きたいです!
本文↓
「翼? つ〜ば〜さ〜?」
ポンポン、と背中を叩かれ、我に返る。しばらく見惚れてしまっていたようだ。
「あ……悪りぃ。」
「もう、集中しすぎだって! 千年樹に恋してるんじゃないの?」
「はぁ!? んな訳ねぇしっ! 木だぞ、木!」
「木も見ようによっては乙女よ!」
「どこをどう見たらそうなる!」
翼とリーパスのやり取りを見て、アクイラが吹き出して笑っている。メテオの頭をべしべし叩いていた。
「お前らいっつもこんななのか? いいな、笑える!」
「いや……賑やか過ぎてうるさい位だよ。」
[ってーか、痛てえ……やめてくれ。]
メテオの訴えも、アクイラには届かないようだ。
「俺なんか、こんなちんちくりんの妹と二人旅だからな〜」
「ちんちくりんじゃないもん!」
すかさずリラが食ってかかる。ツインテールがさらさら揺れた。また頬を膨らませる。
「お兄ちゃんがあまりに不甲斐ないからついてきてあげてるのに。」
「はいはい、不甲斐ないのはお前だろ。」
「違うもん!」
ケンカを始めた二人を、コルヴィスはじっと見つめていた。
……ただの観光客か?
いや、それなら翼の特異な魔力に気づかないはずだ。
それに、黒いローブ……
あれは、確か、どこかで……
[コルヴィス。]
はっと気づく。メテオがこちらを見ていた。
[翼と同じ状態になってるぞ。]
「……うん、ごめん。」
コルヴィスは、ため息をついて、髪をかきあげた。考えが詰まったときに現れる、コルヴィスの癖。
「思い出せない。」
[……え?]
メテオが、黄色い目で覗き込んできた。が、すぐ顔を背けると、自分の羽根をバサバサっ、と動かした。
[まあ難しい事は知らないけどさ、千年樹の枝、持って帰れたらそれでいいんじゃねえ?]
楽天的だ。でも、そこに救われる。
自分には無いところだな、と思いつつ、
「……うん。」
と頷いた。
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