コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 翼と自転車【更新停止です。】
- 日時： 2016/03/06 22:04
- 名前： ビタミンB2 （ID: f/YDIc1r）
どこかの世界の、ある場所で。
少年は決めた。
死なない、と。戦う、と。
一人じゃないから、出来た決断。
隣に誰もいなくても、一人じゃない。
どうも！ 初めましてのビタミンB2と申します。
まだ初心者で初めてなので、色々と駄作ですがよろしくお願いします！
コメントを下さった方々
詩織さん（キャラ:リーパス）
せいやさん
黒い月さん(キャラ:コルヴィス)
ジルさん
杏莉さん
てるてる522さん
cocoaさん
星飯 緋奈さん
どうぞこれからも、よろしくお願いします！
ぜひぜひ、翼たちの頑張りを見届けてやってほしいです！
第一章 ドラゴンの卵 >>1
第二章 昼と夜の王女 >>26
第三章 十二の天柱 >>35
第四章 学びの日々 >>100
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- Re: 【参照500感謝祭開催中】翼と自転車 ( No.66 )
- 日時： 2015/05/25 01:01
- 名前： ビタミンB2 （ID: 7UgwjZ6c）
……翼が目を開けると、水瓶を前に何やら考えている様子のアクエリアスが見えた。
「うーん……このパターンだと、こっちですかねえ……でも、これも引っ掛かりますね……」
あごに手をあて、ぶつぶつ呟いている。興味本意で、翼は水面を覗き見てみた。
「……！？」
なにやらタロットカードの絵柄のようなものが、水面に映っては消え、映っては消えを高速で繰り返している。目では追えない。ちらっと見えたのは、杖のようなものを持って祈る男の絵と、糸を使い人形を操る少年の絵だった。
「やはり、この２つが圧倒的に多いですね。だから翼さんにも絵柄が見えたんでしょう。」
アクエリアスは、サジタリウスの方を向き、こう告げた。
「翼さんの才能は、非常に優れている。」
顔が期待に染まるサジタリウス。
「ただ……形が少し特殊で。第一の才能は治癒型ですが、二つ目は使役型なんですよ。」
「治癒と……使役？」
- Re: 【参照500感謝祭開催中】翼と自転車 ( No.67 )
- 日時： 2015/05/25 21:24
- 名前： 詩織 （ID: /a2DLRJY）
了解ありがとう☆
さっそくのせます♪
「治癒と・・使役？」
どうなるのかしら。楽しみです（＾＾）
- Re: 【参照500感謝祭開催中】翼と自転車 ( No.68 )
- 日時： 2015/05/26 01:08
- 名前： ビタミンB2 （ID: 7UgwjZ6c）
「つまりですね、翼さんが持つ才能は2通りあって、人の傷を癒す力と、生物や物体を使いこなす力が秀でています。それにしても、1人の人に2つの才能とは珍しいですね。興味深い……」
考え込みそうになったアクエリアスに、
「ちょっと待った！」
と、サジタリウスがストップをかけた。
「治癒型と使役型って、バッチリ俺の専門外なんだけど！？ 翼の師匠になった意味無くない！？」
焦って噛みそうになりながら訴える。顔が真っ赤なので、きっと心からの叫びなんだろう。
「戦いの常識や、世界の歴史なんかは教えてあげられるでしょう。使役は、アリエスっていうプロがいるし、治癒は……」
そこで何故か、アクエリアスは言葉を濁した。周りの皆も、察したような顔をする。翼が不思議に思っていると、
「まあ治癒はあいつとして！ 使役がアリエスなのに納得いかねえ！」
……喧嘩の種が生まれた。
「はあ？ いいじゃない、他の人にはできないんだから！」
「俺の大切な弟子をお前に預けられねえ！」
なかば呆れながら、翼には『大切な弟子』と言われたことが、少しくすぐったかった。元の世界では、『大切な』なんて言われたことがないような気がする。
少しだけ感傷にひたっていると、リーパスに話しかけられた。
「ねえ、使役って、やっぱりメテオを使役するのかな？」
「え？」
- Re: 【参照500感謝祭開催中】翼と自転車 ( No.69 )
- 日時： 2015/05/26 17:55
- 名前： ビタミンB2 （ID: 7UgwjZ6c）
さて、期限の26日になってしまいました。
ちょっと期限を延ばしまして、6月1日午前０時までにします。
まあ……延ばしても来ないと思いますが。
キャラだけ！ 変態でも変人でもOK！ あと少しの間、よろしくお願いします！
- Re: 【6/1まで弟子キャラ募集中！】翼と自転車 ( No.70 )
- 日時： 2015/05/30 05:37
- 名前： ビタミンB2 （ID: 7UgwjZ6c）
「ああ、多分そうなると思いますよ。」
「マジで！？」
翼は喜びの表情を浮かべ、反対にメテオはげんなりした顔になった。
[なんで俺がお前なんかに使われなきゃいけないんだよ]
「使役の修行やる！ 教えてくれ！」
翼がキラキラした顔でアリエスに詰め寄る。
「いいわよ……って言いたいけど、今日は色々あったでしょ？ 明日から明日から。」
「待て！ まず俺が戦い方を教える！ これは譲れねぇ！」
「何でよ！」
「はいはいはいはい、２人とも、仲良いのはいいけど、昼食できたよ。」
「「仲良くない！」」
タウロスが現れ、ケンカは打ち切りとなった。食べ物を運ぶのを手伝おうと、ジェムとミニィがかけていく。たちまち食堂に、いいにおいがただよう。
「うおおお…………」
翼は、目の前にあるお茶漬けを恍惚として見つめた。
「この時を待ってましたお久しぶりです中２のとき以来ですねさっそくですいませんが食ってもいいですか！」
「おい翼……キャラ……」
キャンサーに半ば引き気味に言われた。黒ぶち眼鏡の奥の目が思いっきり冷めている。
「すいません……」
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