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- ラノアール学園
- 日時: 2016/02/01 18:42
- 名前: アンジュ (ID: aWtSrojt)
皆さんはじめましてアンジュです。
ここでは初めてです
なので、簡単に説明します。
この話は、全般が魔法です
恋愛も入り交じります
学園なので、恋愛面では、最大で、男女交際ありそれ以上は無しなのです
年齢は、4歳から20歳までおることができる。
魔法は、「とんがりボウシ」と言うゲームと似ているところが多少あります。
それは、楽しみにしてほしいですね
と言うことでよろしくお願いします
コメントなどもです
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- Re: ラノアール学園 ( No.118 )
- 日時: 2017/07/25 23:42
- 名前: アンジュ (ID: 0BucpTCd)
私は少し固まった。え、ルカが貴族の子だなんて。私の知っていることは私とルカは生まれたときから一緒にいてよく遊んだ。でも、私が6歳のときにルカは私のもとから居なくなってしまった。たまに手紙をもらったが、いつもお母様が読んでくれた。どんなことを書いてあったのかは忘れたけれど、きっと私のことだった。そんなことはさておき、
「ねぇ、ルカ、なんで私にそんなこと言わなかったの?」
私は質問したがルカは答えなかった。
「そんなことよりも、ばぁや、僕たちは薬品が欲しくてここに来たんだ。」
「まぁ、それはどんなのだい?」
「変身の魔法を解くことができる透明な薬が欲しいんだ。」
ルカがズバッと言ったあとおばあさんは少しテンションを上げながら、
「ありますよ、そのような簡単な申し出をこのばぁやに任せなさい。」
と言った。ルカは嬉しそうに頭を下げた。
しかし、おばあさんは続けてなにかを言った。
「ただ、この薬は状況によって薬の成分を変えなければならない。誰が今変身しておるのかい?」
ルカは頭を上げて、少し悩んだ。
「んーどう言えばいいのかなぁ。」
私はいきなり言い出す。
「朝に突然私の前に来た女の子が私に変身したわ。」
「その子の名前を知っているのか?」
私は黙ってしまった。なぜなら、名前を聞かなかったからだ。
それを見たおばあさんはなにかを思い付いたようだ。
「分からないのか、じゃああれを取ってくるか。」
おばあさんは重たい足を我慢して低い階段を上がり、奥の方へ行ってしまった。
- Re: ラノアール学園 ( No.119 )
- 日時: 2017/07/28 00:06
- 名前: アンジュ (ID: 0BucpTCd)
なん分かたっておばあさんがなにかをもって戻ってきた。
「ばぁや、それは何?」
「これは、遠隔操作で魔法にかかっている人が今どんな状況でどんな人なのかを知るために使う鏡さ。」
詳しい言うと、この鏡は透視鏡と言って困っている人が心の中で思っている人物や物を鏡を使って探し出すことができる鏡なのだ。人物だったら、その人はどんな人か、年齢、性格が分かり、もし変身の魔法にかかっているならば、どんな状態もわかることのできる非常に便利なグッズである。
「その鏡で分かるの?」
「そうですよ。見てなさい、ハッ魔法、見る、鏡!スイッチ!」
おばあさんが呪文を唱えたあと、鏡は光を放った。
「成功しましたよ。さぁ、チェリ様心の中で念じてください。」
私は言われて両手を組み、目を瞑って心の中で念じた。
「何か見えるよ。」
私は念じていて見えないが、彼らには見えるみたい。
「だんだんハッキリ見えますな。チェリ様目を開けてください。」
私は目を開けた。
鏡の中を見ると、私になりきっているあの女の子が写し出されている。
「これは何をしているのかしら。」
「たぶんですが、彼女はいたずら好きなので、チェリ様のクラスでチェリ様になっておならの魔法、おおかなだらいの魔法、こえたかの魔法などをしてますね。クラスの人たちは泣いて怯えてますね。教師たちは彼女を止めようとしてますな。これは不味い。」
「不味いってどう言うことかしら?」
「僕が説明するよ。今の状態だと、時間がそんなに経っていなくても、いずれはチエリ退学になるよ。彼女が新のチエリになるね。」
私はどう言うことなのか全く分からない。
「じゃあ、今すぐ止めさせないと。」
「ばぁや、早く薬を出して。」
「確か、この状態に合う薬があったような。」
おばあさんは何かを思い出したかのように、また奥の部屋に行ってしまった。
- Re: ラノアール学園 ( No.120 )
- 日時: 2017/08/14 00:22
- 名前: アンジュ (ID: 0BucpTCd)
しばらくおばあさんを待っている間、私は近くにあった椅子に座りぼーっとしていると、ツンツンっとルカが私の体をつついた。
「ルカ、どうしたのよ。」
ルカが私にお店のまわりを見てと言ってきた。
見ると、棚にはたくさんの薬品や薬草がズラリと並んであり、いかにも魔法の薬品売り場だと分かる。
私は初めてここに来るが、改めてこの店はすごい店なんだと思った。
「改めて見ると、私ここに何回でも足を運びたいわ。」
ルカは私の顔を見てクスクスと笑った。
「何がおかしいのよ。」
「いや、ごめんね、君の顔があまりにもキラキラしていてつい笑っちゃった。あのね、僕思ったんだ。ここに行くならチエリと行きたいってさ。前に用事があって一人でここに来たとき、ばぁやは優しく僕に話しかけてくれるけど、楽しくなかったんだ。」
- Re: ラノアール学園 ( No.121 )
- 日時: 2017/08/24 00:45
- 名前: アンジュ (ID: 0BucpTCd)
私の顔は少し赤くなった。
「1人は嫌なの?」
私はとっさに聞いた。
ルカは少し驚いたが、笑いながら、
「うん、僕は1人が嫌いだよ。嫌いだけど、一人になりたいときはあるよ。」
「どんなとき?」
ルカは腕組みをして、少し考えて話した。
「んー、チエリは1人になりたいときってある?」
「私はいつも1人になりたいって思ってるわ。」
「どうして?」
「私は、お勉強するためにここに来たのよ。なのに、桜谷や、エマさんとか私の周りにはいろんな人が来るわ。嫌だわ。」
ルカは私の肩をポンと手を置いた。
「そんなこと言ったら、チエリは本当に1人になるよ?」
話の途中に、バタバタと奥から走ってくる音が聞こえてくる。
「坊ちゃん、ありましたよ!この薬です。」
おばあさんが私たちの前に出したのは、緑色の壺状の瓶、その中には何かのハーブが入っているかのような薬だった。
「ばぁや、この薬は何?」
「さっき状況を見たら、あまりにも酷かったので、割と強めの薬を持ってきました。これを体に垂らすと、魔法にかかった者は無理やり解かし、一時魔法が使えない状態にします。」
「そうね、これを使えば、あの子は私に魔法をかけないのね。」
「変身の魔法以外にも使えますが、とまあ、チェリ様の言った通りですね、追加して言えば。」
おばあさんはルカに薬の入った瓶をあげた。
「さっ早くお行きなさい。自体が大きくなりますよ。」
ルカと私は頷き、店を出た。
- Re: ラノアール学園 ( No.122 )
- 日時: 2017/08/28 00:02
- 名前: アンジュ (ID: 0BucpTCd)
私たちは店を出た直後、私は立ち止まった。
「私たち、急ぎだよね。走っても間に合わないんじゃない?」
ルカは瓶を持ちながら私に強く言った。
「なに、弱気になってるんだよ!。まだそうとは決まってないんだよ。」
「それは、そうなんだけど…」
「そういうと思って携帯用のホウキ持ってきてよかった。」
私は驚いた。
携帯用のホウキ?ホウキって小さいのもあるのかと。
「チエリ、瓶持ってて。」
ルカは瓶を私に預けると、ズボンのポケットの中をゴソゴソし始めた。
「あっ!あった!」
ルカがポケットの中から見つけたのは、小さなホウキだった。
「ルカ、それは?」
「これが僕のホウキだよ。でも、あまりにも本体が大きすぎて持ち運び大変だったから、魔法で携帯用になるまで小さくしたんだよ。」
魔法って便利だと思った。
「小さくなったホウキはどうするの?」
「こうするんだよ。」
ルカはホウキを地面に置いて、両手を前に広げて、念じた。
すると、たちまちホウキは拡大し、元の大きさに戻った。
ルカは右手でおデコの汗を拭き、ホウキを持ち上げた。
「やっぱり重たい。」
「手伝おうか?」
「いや、大丈夫。慣れてないだけ。さっチエリ、乗って。」
ルカは重いと言いながらもホウキにまたがり、続けて私も瓶が割れないように慎重にホウキに乗った。
私が乗ったあと、ルカは呪文を言い、ホウキは動き出しから浮いた。
それからホウキはスピードを出し、私たちは学校に向かった。
「
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