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ラノアール学園
日時: 2016/02/01 18:42
名前: アンジュ (ID: aWtSrojt)

皆さんはじめましてアンジュです。

ここでは初めてです
なので、簡単に説明します。

この話は、全般が魔法です
恋愛も入り交じります
学園なので、恋愛面では、最大で、男女交際ありそれ以上は無しなのです
年齢は、4歳から20歳までおることができる。
魔法は、「とんがりボウシ」と言うゲームと似ているところが多少あります。
それは、楽しみにしてほしいですね


と言うことでよろしくお願いします
コメントなどもです


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Re: ラノアール学園 ( No.103 )
日時: 2017/04/05 00:10
名前: アンジュ (ID: 0BucpTCd)

部屋に着き、扉を開けたと同時に桜谷の部屋が開いて、桜谷が起きてきた。

チェリ「おはよう。」
私が言ったのを聞こえて桜谷の顔が横を向いた。
薫「お、おう。おはよう 。チェリー起きるが早いんだね。」
私はちょっと怒り気味に
「当然でしょう。私は、あなたと違って優秀な魔法使いを目指してるんだから。」と言った。
薫「そっか。チェリーはすごいな。まぁ、頑張れ。」
チェリ「当たり前。」
私はそう言ったあと、部屋に入ろうとした。
しかし、
薫「ちょっと待てよ。」
桜谷は私の手を掴んだ。その瞬間、私は桜谷の方を向いた。
チェリ「何よ、まだ何かあるの?私、勉強しなくちゃいけないんだから。」
薫「お前、ほっぺた赤く腫れてるぞ?どうした?」
桜谷は私の真っ赤に腫れてる頬に気づいてしまった。
チェリ「ど、どうもしないわよ。お手洗いに行ったあと途中で転んだのよ。私って少しドジなのよ。」
私はちょっとした嘘をついてしまった。それを聞いた桜谷は深刻そうな顔をしている。
桜谷「お前、嘘つくの下手だなぁ。」
(え、私が下手なものがあるってわけ?)私は少しかちんときた。
チェリ「私は完璧よ。」
薫「じゃあなんで泣いてるんだよ。」
え?
服のポケットに入っていた手鏡を見ると、
頬は真っ赤に腫れていて、目は赤く、涙が流れていた。
チェリ「い、痛かったのよ。私ってほんとうにドジね。」
私は涙を急いで拭いたそのとき、
ガバッ
桜谷が後ろから私の背中を抱きしめた。
チェリ「なにするのよ、朝からいやらしいわ。」
薫「ごめん、チェリーの泣いている顔が見てられなくて、つい。俺、入学したときからチェリーを守ろうと思ってたんだ。まだ実質3日目だけど、守りたいんだ。」
チェリ「私にはルカがいる。ルカに守ってもらえれば私は嬉しいの。でも、薫、ありがと。」
私は後ろを向いてニコッと桜谷に笑顔を見せた。
桜谷は少し照れた。可愛い。

Re: ラノアール学園 ( No.104 )
日時: 2017/04/06 00:38
名前: アンジュ (ID: 0BucpTCd)

薫「な、なに俺の顔見てんだよ。はずかしいじゃねーか。」
桜谷は慌てて顔を隠した。
チェリ「いいじゃない。1日一回はあなたの顔を見ないと覚えれないのよ。大抵私はどこかに視線を飛ばしてるんだから。」
薫「ひどいやつだなぁ。やっぱりお前って変な奴。」
チェリ「あら、誉めてくれてありがとう。ところで、さっさと私の背中から離れてちょうだい、とても暑いわ。」
私が言うとさっと桜谷は私から離れた。
薫「抱きついて悪かったな。じゃあまたあとで、勉強頑張れよ。」
桜谷は手をふって階段を降りていった。
私は、桜谷の姿が見えなくなったあと、部屋に入った。
部屋の中はさっき慌ててしまったから散らかっている。
チェリ「はぁ、あれさえなければ今ごろは起きて勉強していたのに。散らかっているから魔法を使おっと。」
私は本棚の中から魔法の便利本をとりだし、綺麗に簡単に掃除ができる魔法を探した。
本当はさっさと片付けて気持ちよく勉強をした方がいいのだが、そんな余裕はないのだ。
私は魔法を探しだし、魔法語を見つけた。
チェリ「見つけたわ。よーし変身よ。」
変身しようと呪文を唱えようとしたとき、
バタバタッ
ドカンッ
バタン
なにやら騒がしい音がした。
チェリ「誰よ。今忙しいから邪魔しないで。」

Re: ラノアール学園 ( No.105 )
日時: 2017/04/19 23:58
名前: アンジュ (ID: 0BucpTCd)

騒がしくしていた正体は、
チェリ「今度はなによ。薫。」
薫「い、いや別に大した用事じゃねーけど、、、」
私は桜谷に対して少しイライラしていた。
チェリ「早く言いなさいよ。」
薫「ま、まてよ。」
桜谷は少し呼吸を整えて、
薫「俺と、どっか出かけないか?」
私は桜谷が言った口調はいつもと違っていることに気づいた。
桜谷は恥ずかしそうにチラチラと私の方を向く。
チェリ「嫌よ。なんで貴方と出かけなければならないのよ。他の人を選びなさいよ!」
それを聞いた桜谷はショックを受けていた。
チェリ「なによ。もう用はないんでしょ?早く私の部屋から出てよ!」
桜谷は落ち込んだまま部屋をゆっくりと出た。
私はほっと息をついて椅子に座り、机の上にあった魔法語辞典を取り出して読む。
ペラペラとページをめくるが、自分の頭の中はさっきの桜谷の表情がくるくるとへばりついている。
チェリ「なによ、あんな顔しなくてもいいじゃない。あー気持ち悪い。」
口に出すと、やはりあの顔が気になる。勉強どころではない。

チェリ「あの子は汚いのよ。あの事を言って正解だわ。」
と、自分に言い聞かせる。


Re: ラノアール学園 ( No.106 )
日時: 2017/05/20 22:24
名前: アンジュ (ID: 0BucpTCd)

ページをめくると恋の呪文が目についた。
めくった瞬間私はそのページを破った。

(なんで、こんな気持ちでこのページを見なくちゃいけないのよ。)
私はむしゃくしゃして本を閉じ、学校に行く準備をし始めた。まずは、鞄に今日の授業でいるものを詰めた。
チェリ「今日の授業は、生物と、おまじないと魔法と、あっ体育あるんだった。あと、魔法語!よし、準備完了。」
次は、制服に着替えた。制服はブレザー、セーラーのどちらかで選ぶことができる。
(私の気分は可憐に振る舞いたいからブレザーよ。)

ブレザーはブラウスを着てスカートをはいて最後にブレザーを着る。少々時間がかかるが、大人しめキャラになるためにはこうでなくてはいけない。
私は制服をきたあと時計を見た。

午前7時

もう朝食の時間になる。
私は少し急いで部屋を出た。
部屋を出た瞬間目の前には桜谷ではなく制服をきた華奢でおとなしめな女の子がいる。
チェリ「あら、どうしたの。私になにかご用かしら?」
女の子「あの、チェリ・マリニールさんですよね?」
チェリ「そうだけど?」
女の子は嬉しそうに「やっぱりー!きゃはは!」と喜んだ。
チェリ「ちょっとうるさいんだけどどいてくれない?私今から食堂に行かなければならないのよ。じゃあね。」私は一方的に言ってすたすたと歩き始めた。
女の子「待ってください!」

Re: ラノアール学園 ( No.107 )
日時: 2017/05/20 23:59
名前: アンジュ (ID: 0BucpTCd)

私は足を止めて後ろを見た。
チェリ「なによ!用があるならさっさと言いなさい。」
私がきつく言うと女の子はもじもじしながら、
「あの、実は、マリニールさんにモデルをして欲しいんですよ。なので、前を向いてください。」と私に指示をした。
私は指示通りに前を向いた。すると、
ボカーン、女の子「フフ、とりやぁ!」
キラキララーン
ピカーン
なにやら後ろが光っている。
チェリ「もういい?」
女の子「きゃははは、成功したわ。ありがとう。もういいわ。」
私は後ろを見た。
チェリ「え、あ、私がもう一人いるわ。な、何かの間違いよ。」
見ると、金髪の長い髪、ブレザー、青い目。
それは、チェリと同じ姿をしたあの女の子だった。
これは、いわゆるドッぺルゲンガー現象だ。
ドッぺルゲンガーとは、ご存じの通り自分とそっくりな人がいてその人は髪型、顔、服装などすべてが自分とそっくりなのだ。それがドッぺルゲンガー。
世界で自分に似た人は三人くらいいるらしい。怖い話だが、ドッぺルゲンガーに会うと3日以内で死ぬ。(諸説あり)
しかし、これは、ドッぺルゲンガー現象ではなく、変身の魔法なのだ。
変身したあと、魔法、変身、友達と唱えて相手に向けて杖を降ると相手に変身出来る。やられた相手はビックリして気絶をする。この魔法は他人も混乱するのでいたずらっ子には面白い魔法なのだ。

女の子「えへへ、驚いた?今日1日あんたの姿を借りてくね。ばいばーい!」
女の子は走って階段を降りていった。
私はバタりとそのばで倒れて気絶をした。


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