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- ラノアール学園
- 日時: 2016/02/01 18:42
- 名前: アンジュ (ID: aWtSrojt)
皆さんはじめましてアンジュです。
ここでは初めてです
なので、簡単に説明します。
この話は、全般が魔法です
恋愛も入り交じります
学園なので、恋愛面では、最大で、男女交際ありそれ以上は無しなのです
年齢は、4歳から20歳までおることができる。
魔法は、「とんがりボウシ」と言うゲームと似ているところが多少あります。
それは、楽しみにしてほしいですね
と言うことでよろしくお願いします
コメントなどもです
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- Re: ラノアール学園 ( No.113 )
- 日時: 2017/06/14 00:11
- 名前: アンジュ (ID: 0BucpTCd)
寮を出てバスの移動中
桜谷と偽チェリは隣同士で席に座っている。
バスが出発して少し経ったあと、桜谷が口を開いた。
薫「なぁ、偽チェリ」
偽チェリは即座につっこんだ。
偽チェリ「私の名前は偽チェリじゃないわ。チェリよ。」
薫「お前がそう言うならいっか。」
ここで二人の会話が終わり、桜谷は窓側の席にいるため無言の中外の景色を見た。
外の景色は初めて見るものや、改めてみるとすごい綺麗なものなどが桜谷の目にはそう見えた。
バスが学校前のバス停に着いた。
桜谷は景色を見ている間に寝てしまったらしく、目を覚ますと、隣にいた偽チェリがいない。
慌ててバスを降りると、偽チェリが、校門前でルカとしゃべっていた。
偽チェリが一方的になにかしゃべっているが、ルカは返事をせずふとなにかを思い生徒玄関に行かず、桜谷の方に走った。
桜谷は驚いた表情でルカに話しかけた。
薫「おはよう、どうした?」
ルカは息を切らしながら返事をする。
ルカ「ねぇ、チェリはどこ?教えてよ。」
桜谷はルカの言っていることが分からず、少し怒った口調で、
「お前何言ってるんだ?チェリは今お前と話してただろ?」
ルカ「違うんだよ!チェリは僕に対してメルヘンチックな言葉は言わないし、今さら好きって言われても僕はチェリが僕のことを好きだってもう知っているんだ。あの子は変だよ!」
- Re: ラノアール学園 ( No.114 )
- 日時: 2017/07/10 00:19
- 名前: アンジュ (ID: 0BucpTCd)
ルカの頭がどうにかしてると桜谷は思った。
薫「大丈夫か?」
ルカ「たぶん、勉強のし過ぎだね。でも、僕チエリのいる寮に行ってみるよ。」と言って寮がある方向に走っていった。
桜谷は走っているルカの後ろ姿を見て考え事をした。
そして、今に至る。
チェリとルカは制服のまま寮を飛び出し、手を繋いでてくてくと歩き商店街に向かっている。
チェリ「ねぇ、ルカ。」
ルカ「どうしたんだい?」
チェリ「ほうき使わなくてもいいの?」
ルカ「いいんだよ。一度はさ、チエリと手を繋いで商店街に行ってみたかったのさ。」
私はルカの言葉にほを赤くしてしまった。ルカの可愛さに私はドキッとする。
チェリ「ほ、他の人とはお買い物に行かないの?」
ルカ「僕は、いつも一人だから、あまり他の人とお買い物はしたくないのさ。」
知らなかった。ルカが一匹狼のように過ごしているなんて。
チェリ「私とが今日で初めてなの?」
ルカはコクりと頷いた。
私たちはそのあと一言も話さなかった。何故なら、お互いに何を話そうか考えていたからだ。
もうすぐで商店街前の門に着く。
その時、門の近くで見知らぬ人がこっちを見ている。
- Re: ラノアール学園 ( No.115 )
- 日時: 2017/07/18 00:40
- 名前: アンジュ (ID: 0BucpTCd)
私はそれに気付いてルカの腕を引っ張り指を差した。
ルカは何かと思って目を細めて前を見た。
前には、
「どうして、浩一郎さんがいるの?」
昨日の昼チェリと一緒にいた篠崎浩一郎ではないか。
「あっやぁ、昨日ぶりだね。今日は、イケメン君とお出かけかな?」
イケメン君と言われたルカは少し照れた。
「ええ、そうよ。お出掛けというよりも、お買い物ね。」
「そうなんだ、うらやましいね。」
「貴方は何をしにここにいるの?」
「実は、
篠崎が何かを言っている途中に後ろから誰かが来た。
「篠崎せんぱーい!」
私たちとは違う制服を着た女の子が篠崎の方に向かって走ってきた。
「はぁ、はぁ。ふぅー疲れたぁ。もう篠崎先輩探しましたよ。」
篠崎は女の子の頭を撫でた。
「ごめんね、でも、よく来てくれたね。」
私はこの人たちはなんなんだろうと思った。
突然、ルカが二人の間を割って入ってきた。
「あの、突然ごめんなさい。僕たちそろそろ行くんで。」
と言って私の手を掴み、走り出した。
- Re: ラノアール学園 ( No.116 )
- 日時: 2017/07/25 21:32
- 名前: アンジュ (ID: 0BucpTCd)
私はルカのペースに合わせて走っているが、ルカはもとから足が速く腕を掴まれて走っていても息が上がって苦しい。
いつの間にか門をくぐって昨日来た商店街に着いた。門から商店街までの距離は約500メートルくらいあり、あまりに遠すぎるため中等部以上の人はほうきに乗って行き来するが、初等部の人は原則ほうきに乗っては行けないのだ。
一旦ルカは私の腕を離し、歩き始めた。私もルカについて歩いた。商店街のまわりにはたくさんのお見せが並んでいる。
ルカが言うには、変身の魔法を解く透明な薬は小野屋(おのや)と呼ばれる薬品売り場に行くとあるらしい。
私たちはそこに向かった。
荻谷の前に行くと微かに薬品の臭いがして少し吐き気がする。
「ルカぁ、行くの?」
私は行くのを拒んだ。
「チエリはこのままあの子の思うままにしていいの?」
「それは嫌だわ。だって、早く学校に行って勉強しなくちゃならないのよ。」
「じゃあ行こうよ。大丈夫だよ、僕がついているから。さっ手を繋いで」
私は頷き、手を繋いだ。
そして、ルカは扉を開けた。
- Re: ラノアール学園 ( No.117 )
- 日時: 2017/07/25 21:58
- 名前: アンジュ (ID: 0BucpTCd)
「こんにちはー」ルカが挨拶すると、はーいとお店の奥からおばあさんが出てきた。
おばあさんは銀の髪色で普通のおばあさんのように低めのお団子をしている。
エプロンをしていておたまを持っている。奥で何をしていたのか。
おばあさんは私たちを見てとても喜んでいる。
「まぁまぁ、ルカお坊っちゃまにあら、その女の子はもしかして、今日の朝刊に出ていたチェリ様?」
「え、ええ。そうですわ。」
おばあさんは私のことを確認したあと、私に抱きついた。
「こんなところで会えるなんて素敵だわ。あなたとても可愛くて羨ましいわ。」
私は抱きつかれてどう反応すればいいのか分からなくなってしまった。
「あの、そろそろ離れてくださらない?」私が冷たく言うとおばあさんは私から離れて少し悲しそうな顔をした。
「ごめんなさい。あまりにも嬉しすぎてつい。」
「分かればいいのですわ」私が言うとルカは私の頭を叩いた。
「いったーい!ちょっとルカ酷いわよ。」
「ごめん、でも、さっき言葉は酷いよ。」私はしょんぼりしたが、おばあさんは笑っている。
「坊っちゃんいいのですよ、チェリ様は偉いお方になるのですから。」
「まぁ、ばぁやがそう言うのなら。あっチエリ!」
「なに?」
ルカは私を呼んだあと 、おばあさんの自己紹介をしようとしている。
「さっきのはなしとして、このおばあさんは荻谷弥生(おぎや・やよい)さんって言うんだよ。僕のサポートをしてくれるんだよ。ちなみに僕はとある貴族の子供なんだよ。」
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