ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 崩壊少女と無心少年 完全完結
- 日時: 2010/08/18 21:06
- 名前: アキラ (ID: STEmBwbT)
- 参照: http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&
illust_id=11801579
参照の後に、上のURLの続きを合体させてください。
この小説の表紙が開きます。
さじの様にお願いしました。
注意
設定上、グロ描写があります。
そこだけはよろしくです。
お客様
使い魔の猫様 空様 月兎様 時雨様
神無月様 白兎様 風水様
スペシャル様 ミコト様 阿嘉狐様
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- Re: 崩壊少女と無心少年 ( No.171 )
- 日時: 2010/08/06 12:39
- 名前: アキラ (ID: STEmBwbT)
あかね、意外に頭かなりいいです。
……というか、理解はしてないけど公式やら年号やら覚えてるので、基本バカです笑
- Re: 崩壊少女と無心少年 ( No.172 )
- 日時: 2010/08/06 14:36
- 名前: ミコト (ID: 8hgpVngW)
あかね凄ぃぃぃ
私なんか、円周率3ですよっ!?
(↑あかねとお前を一緒にすんな)
楽しみにしてますネッ
- Re: 崩壊少女と無心少年 ( No.173 )
- 日時: 2010/08/06 16:18
- 名前: 神無月 (ID: XOYU4uQv)
円周率?え、3.14で終わりですよね?それ以上ありましたっけ?
あかねちゃん頭いいわぁ〜脳みそ交換しようか☆←ぇ
というか新作をやるのですか。これは完結してしまうのですか・・・。
ちょっと悲しいような・・・でも新作嬉しいような・・・。
とりあえず続きを楽しみにしてみるww
- Re: 崩壊少女と無心少年 ( No.174 )
- 日時: 2010/08/07 12:44
- 名前: アキラ (ID: STEmBwbT)
記憶力凄いですよね。
自分にもそんな脳があったら……。
自分の脳、どうしちゃったのでしょう??
反抗期かな??笑
>ミコトさん
円周率は、メチャクチャあります汗
四捨五入して、3.14なだけなんです(+_+)
これ、完結しますが、まだ小説は書いて行くので汗
>神無月さん
- Re: 崩壊少女と無心少年 ( No.175 )
- 日時: 2010/08/07 14:17
- 名前: アキラ (ID: STEmBwbT)
.
「あかねだ」
ハルキもこちらに気がついて、裸足のまま寄ってくる。 一歩、さめはだ君が下がったのがみえた。
「あかねの友達?」
「まあ、そんな感じです」
友達だと肯定できるような関係でもないから、曖昧に返事をする。
ハルキはマジマジとさめはだ君を見て、
「友達になろうよっ」
「えーと……俺は、パス……かな?」
さめはだ君が困った顔で俺を見てくる。
「どうしてここにいるんですか」
仕方ないので、話題を変えて助け舟を出す。
「ムカつく奴がいたから」
先ほどの幼稚じみた口調ではなく、冷めた感じで突き放すようにハルキが答えた。
「追いかけてきた。 逃げられたけど」
「よく見つかりませんでしたね」
「あいつらバカだし。 目は節穴だから」
昔の彼女を見ているような錯覚。
そういえば、不知火さんはハルキに昔の過去があると言っていたけど。
ハルキは何も知らないようだし。
「秋空……マジで記憶無ェのな……」
「よく私の苗字知ってるね。 あかねから聞いた?」
「………」
さめはだ君が、黙りこむ。
ああダメだ。 ハルキ相手に黙り込んじゃ。
「聞いてるの何で話さないのそんなに私の事嫌いなの意味分からない初対面なのに初対面だから第一印象は感じだよねそれって私がいけないこと?」
早口でまくし立て、さめはだ君にズイッと顔を近づける。
「いや……っ、あかねから聞いたんだ」
「そう。 悪いけど、さっきの私の友達勧誘宣言、ナシにしてよ。 キミとはあまり仲良くなれそうにもないからさ」
やっぱり、どこか変だ。
いつものハルキじゃない。 この人を見下して、自分中心の性格は、昔のハルキと同じだ。
「あかねー、一緒に悪い子捕まえようよー」
「悪い子って、何されたの」
そっとハルキの手が伸び、オレの耳に触れる。
ホッチキスで開けられたせいで、そこは空洞な小穴があった。
「なんでだろう。 会った事はないのに、どこか懐かしくて、ウザイんだよ。 あいつ、気持ち悪い声で私の名前を呼んで」
ぐっと耳を指で挟まれる。 少し痛みが走った。
「……いらないよ、あんなトモダチ」
秋空ハルキを見る。
本人はどこを見ているのか分からないけど。
「さめはだ君、先帰ってて下さい」
「お、おう……」
「さようなら」
さめはだ君が先に歩く。
ハルキはそちらを睨みながら、オレの腕にしがみつく。
「あの人、嫌いですか?」
「あかねを取られそうだから、嫌い」
何で俺がさめはだ君に取られるんだよ。
「あかねの友達、私だけで十分」
「そりゃどうも」
「あかねは耳に穴開けても、手のひら刺してもへこたれないから〜っ」
丈夫、丈夫、と頭を撫でられる。
いやね、ハルキ。 俺もかなり痛いんだぞ。
「で、誰に嫌な事されたんですか?」
「変な声の奴。 あんま覚えてない。 嫌いだから」
「………」
どうしよ、オレ。
犯人が100パーセント分かってしまった。
「女の子一人が危ないです。 今日は病院に帰りましょう」
「あかねの家行きたーい」
「無理です」
「えー? 何でぇ?」
だって男の家に女の子ってダメでしょ。
しかも俺の家、一人女嫌いの奴いるし。
「なら、俺が病院行きましょうか?」
「いい考えっ。 行こう行こうっ」
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