ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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崩壊少女と無心少年 完全完結
日時: 2010/08/18 21:06
名前: アキラ (ID: STEmBwbT)
参照: http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&

illust_id=11801579



参照の後に、上のURLの続きを合体させてください。
この小説の表紙が開きます。


さじの様にお願いしました。





注意

設定上、グロ描写があります。
そこだけはよろしくです。


お客様

     使い魔の猫様  空様  月兎様 時雨様
     神無月様  白兎様  風水様
     スペシャル様  ミコト様  阿嘉狐様

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Re: 崩壊少女と無心少年 ( No.166 )
日時: 2010/08/04 21:17
名前: 神無月 (ID: XOYU4uQv)


うあぁぁぁ、見てないうちに・・・大好きだったお話の登場人物出てたり・・・耳痛いっ!!ってなってたり・・・。

そして坂田さんとか登場してるし・・・え、幼馴染!?というかゴスロリ。そしてゴスロリ。←?

むぅ・・・続きが気になるのです。

Re: 崩壊少女と無心少年 ( No.167 )
日時: 2010/08/05 08:03
名前: アキラ (ID: STEmBwbT)

うん、幼馴染。 そしてゴスロリ(*^^)v
男だよ、男なんだよ!! 

Re: 崩壊少女と無心少年 ( No.168 )
日時: 2010/08/05 08:10
名前: アキラ (ID: STEmBwbT)

もう少ししたら、
この小説終わるんです(-_-)

このお話と、もういっこ番外編で終了です。

なので。

次は簡単なダークファンタジーを、この小説と
同時進行で行きたいと思います\(^o^)/

Re: 崩壊少女と無心少年 ( No.169 )
日時: 2010/08/05 16:16
名前: アキラ (ID: STEmBwbT)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel2/index.cgi?mode

.




授業が終わって放課後。
オレは誰かに肩を叩かれて、振り向いた。
………誰だっけ。

「一之瀬です。 一之瀬ウララ」

そうだ、一之瀬さんだ。
……いや、全然見覚えないけど。 でもバッジに記されてる数字がオレと同じだから、クラスメイトには違いないか。

「なんですか?」
「なにって……委員会の仕事です。 忘れたんですか?」
「………………」
「忘れてたんですね」

忘れてません。 今、思い出したんです。
それにしても、そうか。
さっき先生が仕事を押し付けてきた気がする。

「何をすればいいんでしたっけ」
「やっぱり、忘れてる」
「どうでもいい事は、すぐ忘れるタチなんです」

一之瀬さんがうげっみたいな顔でオレを見る。
この子は名前の割に、地味で大人しそうな外見をしてる。 メガネだし。
成績もよさそうだ。 メガネだし。

先生に頼まれていたらしいダンボールを持って、資料室に行く。
キッチリと膝下に指定されてあるスカート丈。 黒い髪は二つ結びで、赤フレームの眼鏡。
お手本になりそうな奴だな。

「……先に入って下さい」
「はい?」

資料室の戸は開けられ、いざ入ろうと思うと、前にいた一之瀬さんがオレに先を譲った。

「なんで?」
「……後ろから襲われそうだから」

オレが普段どう思われてんのかこれでよく分かるな。

「別にしませんよ、そんな事」
「……一応」

先に入って、指定の場所にダンボールを置く。

「オレ、そんな獣に見えますか?」
「見えない人ほど、危ないから」
「オレ、そんな女好きに見えますか?」

一之瀬さんが。
少しだけ困った顔になった。

「……顔、キレイだから」
「はあ」
「女の子、ひょいひょい騙されてそう」

じっと、オレを見て。
一之瀬さんがダンボールを置いて、資料室から出る。

「鍵、職員室に返しといて下さい。 じゃあ」
「分かりました」

しばらく資料室に居て。
一之瀬さんの足音が聞こえなくなった時に出た。
職員室に鍵を返して、靴箱に行くと。

「お、あかねじゃん」
「………さめはだ君」

ちょうど帰る頃だったのか、さめはだ君と会った。

「帰ろうぜ。 お前待っても遅ぇから、先帰ろうと思った」
「ん、どうも」

オレよりも、少し身長が高いさめはだ君。
分けて欲しい。 何気に身長が少し低めなの、気にしてるから。
どこで削れたのかなーなんて。

「みんな部活で忙しい事。 お気楽でいいよなーオレらは」
「帰宅部って、かなり楽ですもんね」
「部活じゃねぇからな」

2年生になっても、何も変わらない。
こんなバカみたいな話して、楽しいと思いはしないけど。
どこか、軽くなる。 心が、軽くなる。

歩いていくと、田んぼだらけの道がでて。
家がポツリとしか建ってない路地に出る。

「大学、行くのか」
「行かないと思います。 ……もう十分だし」
「まあ、お前の成績ヤバいくらい良いもんな」

なぜか、教科書を一通り読むと覚えてしまう。
記憶力が昔からいいのか、暗記系の授業はその日寝ていても大丈夫なくらい。

「なんで模試でもお前1位なんだよ……。 ありえねーっ。 こんなボケッとした奴が……ッ」
「さめはだ君、121位でしたよね。 ドンマイ」
「うっぜーっ!! 」

光里さんからも言われた事がある。
お前の頭は電卓か何かかって。 この前までは、円周率もかなり覚えていた。

えーと。 なんだったっけな。

3.1415926535897932384626433832795028841971693993751058209749445923078164……

「あかね」
「………あ、はい?」
「あ、あれ……」

さめはだ君が指差した方向に。
に?

「…………あれ???」

ハルキがいた。

Re: 崩壊少女と無心少年 ( No.170 )
日時: 2010/08/05 19:55
名前: 白兎 (ID: QCkuis7p)

あかね君 頭良すぎ……。
円周率…私3.14しか知らない……。

>>144
みんな判んない…。 という訳で検索♪(*^−^)ヘ_/

わぁー! みんな可愛いor渋カッコイイ……。
しますっ! ドッキドッキですよっ!!


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