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崩壊少女と無心少年 完全完結
日時: 2010/08/18 21:06
名前: アキラ (ID: STEmBwbT)
参照: http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&

illust_id=11801579



参照の後に、上のURLの続きを合体させてください。
この小説の表紙が開きます。


さじの様にお願いしました。





注意

設定上、グロ描写があります。
そこだけはよろしくです。


お客様

     使い魔の猫様  空様  月兎様 時雨様
     神無月様  白兎様  風水様
     スペシャル様  ミコト様  阿嘉狐様

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Re: 崩壊少女と無心少年 番外編 ( No.246 )
日時: 2010/08/18 11:19
名前: ミコト (ID: 8hgpVngW)

オウカさん・・・
あかね君、そんな過去が・・・
うぅ・・・うっ(泣)

相変わらずの神文ですね!!
更新、楽しみにしてます!!
今、更新してるのは「モノクロⅡ」とコレだけですよね
どちらも楽しみだ☆☆

オウカさん、かわいいですよ、うん
「オウカさん下さい^^」

Re: 崩壊少女と無心少年 番外編 ( No.247 )
日時: 2010/08/18 12:36
名前: 神無月 (ID: XOYU4uQv)


ぅあ・・・オウカさん喋れたの・・・。
凄まじいまでの依存ですね・・・。でも、オウカさんにもそうする理由があった。悲しいですね。
あかねが、心を捨てたのはこんなことがあったからなんですね・・・!!

深い、深すぎるよ!!(黙

Re: 崩壊少女と無心少年 番外編 ( No.248 )
日時: 2010/08/18 18:06
名前: スペシャル ◆XHKDIsPEFA (ID: 3L0NyJ0C)
参照: http://www.youtube.com/watch?v

影から見ていた少年A
じゃなくてスペシャルです

Re: 崩壊少女と無心少年 番外編 ( No.249 )
日時: 2010/08/18 20:55
名前: アキラ (ID: STEmBwbT)

神じゃないよ、人間だよ☆
モノクロⅡはこれが終わったら再開します(^.^)/~~~
ありがとうございますっ
「オウカさんはダメですっ」
>ミコトさん


オウカさんの痛みに、あかねは耐えきれなかったんです。 痛みを流した、というか面倒になったんでしょうね(-_-)
深すぎても困るよッ!!笑
>神無月さん


スペシャルさんですね、はい。
影から見ないでください!!笑 ホラーだよ? 夏なのでそういうの一番神経逆なでされるんだよっ笑
>スペシャルさん

Re: 崩壊少女と無心少年 番外編 ( No.250 )
日時: 2010/08/18 21:05
名前: アキラ (ID: STEmBwbT)

.





「やっと、目ぇ開けたか」


声だけが、聞こえた。
視界には世界が映っているのに、なんだろう。 この違和感。

「腕あんま動かすなよ」
「……………はい」

心配げに見てくるお兄さんを見る。 今にも泣き出しそう。 大人のくせに。

「オウカさんは」
「……死んだよ。 静動脈ズッタズタで、失血死だ」
「そうですか」

哀しくなかった。
悲しくなかった。
涙なんてでない。

「あかね、おまえさ。 オウカが居なくなったら、どうすんだよ」
「どうするって?」
「住むトコ」

ああ、そうか。
オウカさんが死んだから、また親戚の家に逆戻りか。
別にいい。 どうでもいい。

「どうにかなるでしょう。 俺、あんま気にしてませんから」
「……俺と、住めよ」
「んー?」

適当に流そうと思った。
でも、お兄さんが必死でこっちを見てくるから、それも面倒になって。

「同居ですか? 新婚でもないんですが」
「養子に、来いよ。 ……俺、結婚してねーしガキもいねぇから」
「なんでそんな事するんですか。 アンタにとってなにもメリットないのに」

同情なら、やめてほしい。

「……おまえだけなんだ。 オウカを、あいつを人間として見てたのは、おまえだけだったから」

お兄さんの勘違い、とは言えなかった。

おれは別に、オウカさんを人間だとして見てない。 ただ、 「似た者同士」 だと思っていただけだ。
おれと。 同じ。 鬱陶しがられて、疎遠されてる、人。

「泣かないでくださいよ」
「泣いてねーよ。 舐めんな、糞ガキ」

嘘つけ。
泣いてるじゃないか。 心の中で。

心を捨てたぶん、人の心が余計に分かりやすくなってしまった。


あー不便だ。 心が無いのに、人の感情だけは綺麗に伝わってくる。



「サイアク」



空を見上げて、あーなんか自殺したいなと思う。
でも、やり残してる事もあるんで。


目が似ていると、言われた。
おれともう一人似ている、


可愛くて性格が最上級に悪い、あの子。






                (完)


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