ダーク・ファンタジー小説
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- リアルゲーム
- 日時: 2017/06/21 00:50
- 名前: 電波 (ID: iruYO3tg)
皆さん初めまして、電波と申します!
ここで投稿するのは初めてなので少し緊張しているのですが、よろしくお願いします。
また、文才ないのでうまく書けないかもしれませんがご了承ください!
それとそれと!
この作品には過度な暴力表現とグロテスクな描写が(たまに性的描写も)あります。それがダメな人は回れ右してください!
・注意事項
暴言や荒らしなどの行為はやめてください。
以上です。
・ゲームのルール
1.『全校生徒で殺し合いをする』
2.『期間は7日間。それまでに校内の生存者は2人にしておくこと。また、期間内に規定の人数に到達しなかった場合、全員失格。死刑になる』
3.『ゲーム途中に校外へと出た者は罪(ペナルティ)となり、失格となる』
4.『全校生徒にはそれぞれ戦うための異能(スキル)が配布される』
5.『殺し方や戦い方に縛りはない』
6.『校舎内に『鈴木さん』が徘徊する』
7.『クリア条件は2種類。1つ目は7日間以内に生存者を2人にすること。2つ目は校舎を徘徊する『鈴木さん』を殺すこと。その場合は、生存者の数に関係なくゲームがクリアとなる』
- Re: リアルゲーム〈オリキャラ募集中!〉 ( No.40 )
- 日時: 2015/03/29 14:57
- 名前: 電波 (ID: dFTsrC3s)
桃猫さんへ
了解!
- Re: リアルゲーム〈オリキャラ募集中!〉 ( No.41 )
- 日時: 2015/03/29 15:00
- 名前: 桃猫 (ID: hU7A6qqd)
よかった!(ホッ・・・
- Re: リアルゲーム〈オリキャラ募集中!〉 ( No.42 )
- 日時: 2015/04/05 09:55
- 名前: 電波 (ID: iXLvOGMO)
神居は一度は驚いたものの、すぐに冷静さを取り戻した。彼女がなぜ神居が怪我をしていることが分かったのかは今冷静に考えれば簡単なことだった。
「目が見えるの?」
「いいえ、ただ自分の真っ暗な視界に点が見えるんです」
やはり彼女はスキルを知らない間に身につけていたようだった。
「点?」
「はい、今見える点が二つあってたぶん一つは私でもう一つあるのが桐ヶ谷さんだと思います」
しかしそれではなぜ怪我をしていることが分かったのかは不明なままだ、神居はそう思いながら次の事を訊く。
「なんで怪我してるって分かったんだい?」
すると、滝沢はやっぱりと言わんばかりの溜め息を吐いてこう答えた。
「私の点と神居さんの点の色が違うんです」
「色が違う?」
「はい、元々目が見えない私にはこれがどういう色かは分かりませんが神居さんの点はなんとなくですが危険な色だと感じました」
それがもし本物だとするならば非常に便利な物になる。相手の奇襲に対応できるし逆にこっちから攻撃を仕掛けることもできる。あるかないかで大きく現状が変わってくるわけだ。
手に入れないわけがない。神居は彼女にゆっくりと近づく。
「そんなことより怪我は大丈夫なんですか!?」
神居は口元に笑みを浮かべた。
「ああ、さっき手当てしたから大丈夫だよ」
「そうですか、良かったぁ……」
まるで自分のことのように安心する滝沢。いつも他人を優先してその身を案じてくれる優しさはどの生徒からも密かな人気であった。
神居を除いてはだが……。
神居のスキル『略奪者(グラトニー)』は相手を食べることでそのスキルを得る。滝沢を食べれば、彼女が持っているスキルを神居が扱うことができるわけだ。
その場合、滝沢はただでは済まない。最悪失血死する可能性もあるのだが、元々神居は彼女が嫌いだ。嫌いな奴にはどんな非道なことにもできた。
しかし、
「………」
神居の表情から笑顔が消えた。おかしい、なんでこんな簡単なことができない。何を迷う必要がある。首元を噛み切れば済むだけのことだ。神居の冷静な思考がそう訴えるが体は言うことを聞かない。
「どうかなさいましたか?」
「何でもないよ。立てるかい?」
神居はそう言いながら滝沢に手を差し伸べた。それを聞いた瞬間、パァと表情を明るくしこう答える。
「はい!」
滝沢は答えるように差し伸べられた手を返そうとするがどこにあるか分からなくて手を泳がせる。
神居は黙って滝沢の手を掴み引き上げた。
「ありがとうございます!」
「いいよ、このくらい」
素っ気なく返す神居だが滝沢は笑顔を絶やさなかった。
とりあえず滝沢を殺すのは保留にした。この先彼女自身が役に立つ時がくるだろう。そのために彼女を生かしておく。それが神居の考え方だった。
「あの…申し訳ありませんが歩く時も手を繋いだままでいてくれませんか?杖を無くしてしまったようで……」
やっぱり今殺してしまおうかと考えてしまった神居だったが仕方なくいいよと言ってしまう。
「ありがとうございます。やっぱり桐ヶ谷さんは良い人ですね!」
「……そう」
こうして二人は行動を共にすることになった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
同時刻。パソコン室にて。
真っ暗な画面が並ぶ部屋に一つだけ電源が着いているパソコンがあった。そこの前に座るのは一人の女子生徒だった。髪は紫色のツインテールで癖毛で跳ねているところもあり、それとなく猫耳に見える。
そんな少女はカタカタと非常に軽やかにタイピングをこなしながらエンターキーを押す。
バッと広がる画面にニッと怪しげな笑みを浮かべる。
「やっぱりかぁ、まぁそんな簡単には行かないよね」
頭の後ろで両手を組んで回転式の椅子をクルッと回る。艶(つや)やかなツインテールをなびかせながら少女は独り言のように呟く。
「退屈で平凡な日常が嫌いな僕には良いゲームかもしれないけど、これはちょっと度がすぎるよねぇ」
そう言うと、椅子を止めタイピングを開始する。
2年B組、三毛門 心愛(みけかど ここあ)は
この先の展開をただ楽しみに待ち、楽しく傍観するつもりでいた。
- Re: リアルゲーム〈オリキャラ募集中!〉 ( No.43 )
- 日時: 2015/04/05 10:45
- 名前: 桃猫 (ID: hU7A6qqd)
ついにオリキャラ出た〜♪
ありがと〜(^◇^)
楽しみだよ^^
そして・・・・神居が、だんだんといい子に・・・・なるのか?
頑張ってね〜
- Re: リアルゲーム〈オリキャラ募集中!〉 ( No.44 )
- 日時: 2015/04/05 11:05
- 名前: ラズベリー100% (ID: OZDnPV/M)
電波さんこんにちは!
しばらく見ないうちに話が凄い進んでる・・・
神居くんが・・・色々凄いことしてるけどやっぱり優しいのかな?
やっぱりすごく面白いです!
あの、私もオリキャラリクエストしても良いですか?
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