ダーク・ファンタジー小説

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

リアルゲーム
日時: 2017/06/21 00:50
名前: 電波 (ID: iruYO3tg)

皆さん初めまして、電波と申します!
ここで投稿するのは初めてなので少し緊張しているのですが、よろしくお願いします。
また、文才ないのでうまく書けないかもしれませんがご了承ください!
それとそれと!
この作品には過度な暴力表現とグロテスクな描写が(たまに性的描写も)あります。それがダメな人は回れ右してください!

・注意事項

暴言や荒らしなどの行為はやめてください。


以上です。

・ゲームのルール

1.『全校生徒で殺し合いをする』

2.『期間は7日間。それまでに校内の生存者は2人にしておくこと。また、期間内に規定の人数に到達しなかった場合、全員失格。死刑になる』

3.『ゲーム途中に校外へと出た者は罪(ペナルティ)となり、失格となる』

4.『全校生徒にはそれぞれ戦うための異能(スキル)が配布される』

5.『殺し方や戦い方に縛りはない』

6.『校舎内に『鈴木さん』が徘徊する』

7.『クリア条件は2種類。1つ目は7日間以内に生存者を2人にすること。2つ目は校舎を徘徊する『鈴木さん』を殺すこと。その場合は、生存者の数に関係なくゲームがクリアとなる』


Re: リアルゲーム ( No.1 )
日時: 2017/09/24 21:53
名前: 電波 (ID: iruYO3tg)

「ふぁ〜あ……」

 大きなあくびをしながら、唯腹 勝平(ただはら かっぺい)は廊下を歩いていた。周りには年の割に幼稚な遊びをして走る男子がいたり、ドラマの話で盛り上がる女子がいたり、そんな彼ら彼女らをどけっ!と言って我が物顔で歩く不良グループがいたり。なに一つ、変わらない日常。


 唯腹 勝平(ただはら かっぺい)が通うこの学校は私立霧ヶ丘高校という。最近できたばかりで周囲からの反応も良好。最新の空調設備や調理設備などが整えられており、風呂場もちゃんと設置されているという徹底ぶりだ。そのため、毎年ここを志望する生徒は多い。

 死んだ魚のような瞳で、彼は教室内へと入る。

「よーす!」
「……おーす」

 クラスメイトの一人が明るげに勝平に声をかけるが勝平は気だるげに返事をするだけ。彼はそのまま自分の定位置の窓際の席へと移動し、腰掛ける。彼が座って間もなくだった。

「よっ!」

 勝平の肩にポンと軽く叩かれた。ジロリと視線を動かすと、そこにはニコニコと爽やかな笑みを浮かべる男子生徒がいた。髪はスネ○君のような髪型で、褐色の肌をした青年。体格は筋肉質ではなく、背が他の人より結構高い。見た目からすると体育会系のイメージが強い印象だ。

「おう、服部か。相変わらずお前のその笑顔、キモいなぁ……」
「なんだとぉ!? 顔近づけてやろうか!」

 青年の名前は服部 駿河(はっとり するが)。勝平の中学時代からの親友である。趣味もよく合い、好きな漫画とかテレビとかアーティストなどまるで兄弟のようにぴったりだった。よく冗談を言う服部に対し、いつもツッコミを入れるのが当たり前で、その仲の良さから、彼のクラスではちょっとした有名人で通っている。勝平は服部の顔を必死に退かそうとしながら言う。

「やめろやめろ。朝からゲロなんかだしたくねぇ……」
「出しちゃっても……良いんだぜ?」
「だから出したくねぇって!!」

 すると、彼のリアクションがよっぽど面白かったのかケラケラと腹を抱えて笑いだす服部。

「悪りぃ悪りぃ! ちょっと面白かったもんだからついな」

 それにしても、と服部は付け加えた。

「お前今日はすごい顔してんな! 鏡で見せてやりたいわ!」
「ああ、昨日の夜九時から今日の四時までずっとお前に借りてた漫画消費してた。おかげで今は夢と現実の区別が怪しい」

 ゴシゴシと擦る目の下には証拠と言わんばかりの大きなクマができていた。それにはさすがの服部も苦笑い。

「そりゃあ一晩で読むからだろ! なんだってそんなに溜め込んでた?」

すると、勝平の表情がムッとなった。

「急にお前が明日返せって言うからだろ! 貸し出した本は多いは、期間は短いはでこっちは大変だったんだぞ!」
「えーそうだっけ?」

 アルェーと惚ける服部。眠気や疲れが溜まっているせいもあるが、これ程までに服部を殴ってやりたいと思ったことはない勝平だった。しかし、その感情は理性でなんとか押さえ込め、はぁ……と怒りを溜め息に変換し、なんとか耐える。しばらくそんな絡みが続いたあと、服部がキョロキョロと辺りを見渡し始めた。

「そういえば先生おせぇな。もうすぐチャイム鳴るぞ。何やってるんだろ」
「知ったこっちゃない。むしろ来なくて助かる。その間眠れるからな」

 そして、勝平がそう言った時だった。キンコンカンコンと朝のSTを告げるチャイムが鳴る。それに合わせて他の生徒も談笑しながら各々の席へと帰っていく。勝平の側にいた服部もまた後でな! と言いながら席へと戻る。しばらくざわざわと落ち着きのない様子で話している彼らだったが、何分経っても先生が来る気配はない。さすがに遅いと思ったのか、このクラスの学級委員が席を立った。

 その時、

 ピンポンパンポーン

スピーカーから軽快な音が鳴り始めた。最初は生徒全員が校長の退屈な朝礼がまた始まったよ、と面白おかしく囃し立ていた。勝平もまたどうでもいいことを聞かされるなと思っていた。

 しかし、実際は違った。






『リアルゲームを開始致します。元気よく、お互いを殺しましょう』



Re: リアルゲーム ( No.2 )
日時: 2017/09/24 22:36
名前: 電波 (ID: iruYO3tg)

 
 スピーカーから発せられた言葉に生徒一同が沈黙する。

「え、今なんて言った?」
「殺し合いって……言ったよね?」
「嘘だろ、なんかのドッキリじゃないの?」
「そうだよな……まさかな……」

 勝平も思いもしない事態に動揺する。この声の主は一体なんの経緯があってそんなことを言っているのか。そんなことを考えながらふと窓に映る景色が目に入る。

(あれ、誰かいる)

 そう思って勝平が見たのはグラウンドの中心である。そこには5月だというのに黒いコートを身に纏った人物が1人ぽつんと立っていた。顔は勝平の教室からではうまく見れない。片手には何か握られ、太陽の光でギラギラと怪しく反射していた。まさか不審者か? と勝平がクラスメイトに知らせようとした時、

『それでは、ルール説明をします』

 スピーカーの向こうの声はまるで機械のように坦々と喋り始める。

『ルール1、全校生徒で殺し合いをしてください』

『ルール2、期間は7日間です。それまでに学校内の生存者は2名にしておいてください。また、期間内に規定の人数に到達しなかった場合、全員失格。つまり死刑になります』

『ルール3、ゲーム途中に校舎外へと出た場合は失格となりますのでお気をつけてください。なお、校舎外へ出た場合は罪(ペナルティ)を支払って頂きますのでご注意を』

『ルール4、あなた方一人一人に異能(スキル)を配布致します。スキルの確認はゲーム開始時、メールにて送信させて頂きます』

『ルール5、殺し方や戦い方はそれぞれ自由です。皆さん、個性のある殺し方をしましょう』

『ルール6、校舎内に『鈴木さん』が徘徊します。『鈴木さん』は皆さんを見つけ次第お仕置きをしてくるので注意しましょう』

『ルール7、ゲームのクリア条件は2つ。1つは7日間以内に全校生徒を2人にしておくことです。もう1つは『鈴木さん』を殺すことです。この場合は残りの人数に関係なくクリアとなります』

 そこでスピーカーの声は一旦は途切れるものの、すぐに話し始めた。

『それでは、ゲームを開始致します』

 ブツン、とテレビが切れるような音を残し、スピーカーは切れた。残ったのは静寂。一体何がどうなっているのか分からない。生徒はそんな顔をして周りを見渡す。勝平も同じだ。あまりの急な展開に状況を飲み込めずにいる。だがそれでも、早く皆んなに例の不審者のことを、報告しなくてはならない。ゴクリと生唾を飲み込み、再びグラウンドへと視線を向ける。

 その時だった。

「!?」

 それを見た時、勝平の背筋が誰かに撫でられたかのようにざわついた。そのざわめきは身体全体へと移動し、鳥肌が止まらないでいた。

 いない。

 さっきまでグラウンドに立っていた不審者がいないのだ。もしかして見間違い? と思う勝平。しかし、あんなにはっきりとした色や形、何もないグラウンドで見間違えるはずはない。じゃあ、さっきの奴はどこへ行ったのだろうか? どこへ消えてしまったのだろうか?

 その時、

「みんな聞いてくれ! 今のは先生と協力した誰かの悪戯だよ! たぶんもうすぐネタばらしして先生とか仕掛け人が来るから騙されたフリをしてあげようよ」

 笑顔でそう言う学級委員に大半の生徒がおお、そうだな! と賛同する。そのおかげでクラスは少し賑わいが出るが、数人の生徒がまだ納得いかないような感じだった。その1人に勝平も入っていた。

(これが悪戯……だったらやけにタチが悪い。学級委員の言うことも分からないこともないが、このタイミングでなぜ? 根拠は? 確信は? こんだけの騒ぎを起こして、何のメリットがあるんだ?)

 すると、プルルルと生徒の携帯が鳴り始めた。それに続き着信音が大量に鳴り響く。生徒は各々の携帯を開き、メールの内容を見て顔を強張らせる。勝平の携帯もバイブが鳴り、画面を開く。そこにはメールが一通だけ着ていた。この声の言っていることが本当なら、ここにスキルの内容が書いてある。

 ドクン……ドクン……

 心臓が大きく鼓動を刻みながら、勝平は震える指でメールを確認しようとした。
 その瞬間、

 ドォン!!

 物凄い音と共にドアが倒される。生徒の悲鳴が飛び交うなか、ドアの向こうにいた者が教室に入ってくる。髪はオカッパで大きな黒縁メガネをかけ、身長も一般の生徒より低い男だ。見た目から察するにあまり暴力的な事をしなさそうな感じではある。すると、ドアを壊した犯人を見て一部の生徒は唖然とした。

「中島! お前何やってんだよ!」

 犯人は勝平の同学年の中島 照之(なかじま てるゆき)。同学年ではあるが組が別であり、知っている人物は同じ部活か元クラスメイトぐらいのものだ。そんな彼が引きつった笑顔を見せ、こう言い始める。

「死ぬ……みんな……死ぬ」
「どういうこと? 言っている意味が全然分かんない!」
「ちゃんと言えよ! クソ野郎!」

 クラスの数人が中島を罵るが、彼に届く気配はない。怯えた様子で、頭を抱えて下を見る。それを見た近くの男子がそっと中島に近づき、肩に手を置いた。

「ごめんな。クラスの奴はああ言ってるけど、何がどうなってるのか分からないんだよ。ゆっくりで良いから教えてくれないか?」

 優しい表情でそう語りかけると、中島はぶるぶると震えながら口を開いた。

「『鈴木さん』が来たんだよ……」
「『鈴木さん』……」

 男子生徒は中島が言っていた言葉を復唱すると顔をしかめた。スピーカーの声の主が言っていた名前。

「『鈴木さん』は俺たちを見ると……殺し始めて……抵抗した人もいたけど……でも、全然敵わなくて……気がついたらみんな死んでて……」
「分かった、もう喋らなくていい。ありがとな」
「『鈴木さん』が俺たちを狙ってる。『鈴木さん』が俺たちを狙ってる。『鈴木さん』が俺たちを狙ってる。『鈴木さん』が俺たちを狙ってる」
「お、おい落ち着け!」

 中島の様子がおかしい。まるで取り憑かれたかのように何度も何度も繰り返し同じ言葉を連呼する。そして、中島は自分の肩に置く男子生徒の左手に触れた。
 
「だから逃げなきゃ……捕まったら殺される! だから……数を減らさなくちゃ! 人を! 数を! 人数を!」
「お前、何言って——」

 そう言いかけた男子生徒に異変が起き始めた。

「あぁぁああぁぁあああぁぁぁぁぁぁ!!」

 俺の手が、俺の手がぁぁぁ!! と叫び出す男。もがき苦しむ男子生徒は床に転がり、のたうち回る。勝平は彼の左手を見て絶句した。男子生徒の左手が肘から下までなかったのだ。傷口からドロドロと大量の血を吐き出し、辺り一面が血の海と化した。







「誰かぁぁ! 誰か助けてくれぇぇ!!」



Re: リアルゲーム ( No.3 )
日時: 2016/08/11 01:54
名前: 電波 (ID: JIRis42C)

 クラスの中で絶叫が響き渡る。さっきまで優しい表情だった男子生徒の表情は歪みきり、声は喉が潰れたかと思うほどにドスが効いている。男子生徒はそんな中必死に助けを求める。誰でも良い。誰でも良いから自分を助けてくれ。男子生徒はそう懇願した。しかし、それは叶えられることはなかった。

「きゃぁぁああ!!!」

 クラスが男子生徒に注意を向けている時、1人の女子生徒が悲鳴を上げた。クラス全員が声のした方向に振り返ると誰もが我が目を疑う。女子生徒の顔が酷く焼きただれていた。顔はほとんど判別できないぐらいに赤黒く変色し、皮膚は老婆のように垂れ下がっている。一部の生徒が女子生徒に声をかけた。

「どうしたんだよその顔!?」
「分かん……ない!でも、中島君が……私の顔を触れてきて……そしたら熱くて……痛くて!」

 その言葉にクラスの視線は中島へと注ぐ。中島は気味の悪い笑みを浮かべながらこちらへと近づいてくる。そこで全生徒がサァと体から血の気が引いたのを感じた。

「う、うわぁぁぁぁぁ!!」

 とうとうクラスの1人が発狂し、教室から逃げだした。その1人の悲鳴が今まで溢れそうで溢れなかった水の均衡を壊すことになる。

「死にたくない!死にたくない!俺は死にたくない!!」

少しの間のあと、連鎖するように1人が2人、2人が4人に広がりやがてはパニックに陥っていた。バタバタと逃げていく生徒の群れの中、勝平は床に倒れる男子生徒の姿を確認する。さっきまであんなに助けを懇願し暴れていた男子生徒はまるで糸の切れた人形のように静かになり、動かなくなっていた。女子生徒の方も勝平は視線を向けるが、男子生徒と同様でいつの間にか床に倒れ、ピクリとも動かなくなっていた。

「おい、カッペ。逃げようぜ」
「………」

生徒の波をかきわけながら、服部 駿河がやってきた。しかし、勝平はそれに答えずただ黙っている。服部はもう一度勝平に聞こえるようにと今度は相手に聞こえないように耳打ちをする。

「アイツはマジでやばい。今のうちに逃げておかないと殺られちまうぞ」

 勝平は何か考える素振りを見せると、一瞬だけ中島を見た。中島は勝平と服部へと視線を向け、一歩、また一歩と近寄ってくる。気付けばクラスに残ってるのは勝平と服部と中島の3人だけ。

「そうだな……一旦逃げよう」

 勝平と服部は中島との距離を置き、出口へと走り出す。しかし、それを阻むかのように中島が飛びかかる。

「……ッ!!」

 中島が真っ先に狙いを定めたのは服部だった。中島から一番近いという理由もあったが、彼の方が体が大きい分狙い易いのだ。中島は両手を突き出し、服部に狙いを定める。

「アイツの手に触るなよ服部!」
「相変わらず無茶言うな、カッペは!」

服部は中島が両手を自分の腕へと掴もうとする直前、体を横へとズラし、その攻撃をかわす。中島はそのままロッカーに激突し、その勢いで倒れた。が、すぐに立ち上がろうと床に手を着いた時だった。

「今だ服部!!」
「おお!」

勝平の合図で服部はまだ身動きのできない中島の顔面を蹴り上げる。中島の体は大きく弧を描き、床にバタンと鈍い音を立てて着地すると、動かなくなった。服部と勝平は今のうちにそのまま教室を出て、走り出した。

「これからどうするカッペ? 俺たち勢いで逃げてきたけど!」

走りながら服部は後ろを走る勝平に声をかける。すると、まるでそれを想定していたかのように勝平は冷静な表情でこう答えた。

「これから購買に向かう」
「購買!? 呑気に飯食ってる場合かよ!」
「いいから急げ!」

 勝平の言われるがまま、服部は一階にある購買へと向かった。



———


 一階の売店では色々な食品を扱うコンビニのようなものだった。新しくできたばかりの学校なだけに食べ物は種類が豊富で飲み物も多種多様。今時の学生が喜びそうな手作りのセットメニューも用意されていた。それに部屋の大きさも充分に大きく、教室3個分の大きさを誇っていた。

 しかしだ。

 ゲームが始まってたったの1時間だ。

「嘘だろ……これ」

 すでに商品は棚から姿をほとんど消え、あとに残っているのは携帯食料か数本のペットボトルと惨たらしく殺された生徒の死体の山だった。

服部と勝平がさっき見た教室の時の方がまだ優しく思える。そこら中から漂う金属の臭いや綺麗に切断された脚。肉が飛び散り、あたり一面を真っ赤に染め上げている。

 食料を巡っての争いだったのだろう。棚に手を伸ばして死んでいる者や必死に何かを抱えていたような体勢で死んでいる者がいた。服部と勝平はなんとなくそれが予想がついた。

 服部は自分の中から込み上げる物を必死に抑えていた。だがしかし、ついさっきまでこの生徒達は生きていて、普通に会話したり、普通に笑ったり、普通に走ったりしていたのだ。そう考えると生々しくて仕方がない。ついにはその場で嘔吐してしまった。この惨状に耐え切れず。

「嘘じゃないさ……」

 この目の前に広がる絶望を目の当たりにしてなぜか勝平は冷静だった。まるでこの光景を見慣れているかのように平然としている。

「人ってその気になれば悪魔にでもなるし鬼にもなる。残酷な生き物だよ」

Re: リアルゲーム ( No.4 )
日時: 2017/11/12 07:30
名前: 電波 (ID: zbxAunUZ)

・キャラ紹介

〈主人公 〉・名前 唯腹 勝平(ただはら かっぺい) 所属クラス 2年E組

・年齢 16歳 ・ 血液型 AB型

・身長 171センチ ・性別 男

・趣味 ゲーム、漫画 ・好きな物 甘い物

・嫌いな物 野菜、運動

・性格 基本落ち着きのある性格で感情の変化はあまりない。感情が表に出る時は体調が悪いか何かしらのショックを受けた時だけ。また、あまり周りの人との関わりを自分からはとろうとしない。

・容姿 茶色がかったショートヘアで所々跳ねているのが特徴。目は、おっとりとしていて気力がないようなのが印象的。顔だちは整っているがいつも表情一つ変えないので女子からはモテない。

・補足 一言で言うなら頭は良いがバカ。戦略や計画、対策などを考えるのは得意だが人のこととなると無駄に考えすぎて空振りしてしまうことがしばしば。コミュニケーションはとれなくもないが自分から進んでとろうとも思わない。

・スキル 『虚無返還(オールマイティ)』

能力不明

・仮定スキル 『意識介入(デュアル・シフト)』

相手の目と合わせることで意識を乗っ取るスキル。数秒間だけだがその間は自由にその人物の体を操ることができる。



・ 名前 服部 駿河(はっとり するが)所属クラス 2年E組

・年齢 16歳 ・血液型B型


・身長 181センチ ・性別 男


・趣味 漫画、スポーツ ・好きな物 食べ物、生き物


・嫌いな物 オカルト全般


・性格 非常に明るい性格。周りに気を配るその姿勢に周りから好かれることが多く、そのおかげでクラスメイトからは非常に信頼されている。



・容姿 前髪がピンと前に伸びていることから某漫画のキャラクターを連想させる。肌は褐色で体育会系な感じがするが本人はそれほど運動していないと言う。


・補足 元ハンドボール部に所属し、生まれ持った体でキーパーをしていた。痛みにも強く、多少のケガはどうってことがない。また、運動神経もそこそこ良く
、ハンドボールに限らず他のスポーツもたまに遊びで参加している。


・スキル 『強靭鬼(ブロックロック)』

体の一部を硬化させる能力。防御能力はずば抜けて高い。また、攻撃にも転じて使うこともできるため使い分けができるとかなり協力になる。ただし、複数同時には体を硬化できないため、複数の攻撃には対応できない。




〈主人公〉名前 桐ヶ谷 神居(きりがや かむい)所属クラス 特設クラス

・年齢 16歳 ・血液型 B型


・身長 175センチ ・性別 男


・趣味 危険物の収集 、映画鑑賞 ・好きな物 肉


・嫌いな物 先生、警察

・性格 基本は大雑把で誰とも関わりを持ちたがらない。普段は寝るなどをして1日を過ごしている。しかし、1度スイッチが入ると途端に口数が増え、攻撃性も増す。ただ、責任能力が皆無であり自分がやったことに対して何も感じない。

・容姿 黒髪のストレートヘア。目はパッチリとしてて、顔立ちは歳の割に幼かったりする。

・補足 彼が特設クラスにいるのは数々の問題行動のせいもあるが、一番の原因は彼の心だ。彼は極度の精神障害があり、普段は大人しいが一度暴走すると残虐行為を繰り返す傾向にある。すぐにそれは収まりはするが、場合によっては長期化する。

・スキル 『略奪者(グラトニー)』

相手のスキルを奪取するスキル。うまくいけば複数のスキルを保有し、生存の確率が高くなる。その使用方法は本編で語られるので今は言えないが、どのスキルより凶悪なのは間違いないだろう。








・名前 滝沢(たきざわ)エミリア 所属クラス 特設クラス


・年齢18歳 ・血液型A型


・身長 163センチ ・性別 女


・趣味 編み物 ・好きな物 みかん

・嫌いな物 運動

・性格 温厚で生真面目な性格。人との争いごとを好まず、常に自分が正しいと思ったことを行動に移している。また、天然というかポジティブというべきなのか人の言葉を間違った方向へと解釈する時がある。

・容姿 ふわふわと柔らかそうな金髪のロングヘア。肌もきめ細かく、シミひとつない。華奢(きゃしゃ)な体をしており、とてもじゃないが戦い向きではない。

・補足 彼女が特設クラスに在籍する理由は生まれ持っての目の病だからだ。やはり他の人と少し違い、ヘコむと思われるのだが彼女はどうなんだろうか。神居も以前に気になって聞いてみたらしい。すると、本人曰く「仕方ない結果をくよくよ悩んでるのは仕方ないです!」とのことだ。メンタルは誰にも負けない様子だ。また、目が見えない分、他の感覚が研ぎ澄まされており少々の動きだけでも何となくだが気配は感じる。

・『観察者(ボーダー)』

人物の位置を把握且つ、状態を確認するスキル。スキルの活動領域は五十メートル。その中を超えると探知できない。








Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 7000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。