ダーク・ファンタジー小説
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- リアルゲーム
- 日時: 2017/06/21 00:50
- 名前: 電波 (ID: iruYO3tg)
皆さん初めまして、電波と申します!
ここで投稿するのは初めてなので少し緊張しているのですが、よろしくお願いします。
また、文才ないのでうまく書けないかもしれませんがご了承ください!
それとそれと!
この作品には過度な暴力表現とグロテスクな描写が(たまに性的描写も)あります。それがダメな人は回れ右してください!
・注意事項
暴言や荒らしなどの行為はやめてください。
以上です。
・ゲームのルール
1.『全校生徒で殺し合いをする』
2.『期間は7日間。それまでに校内の生存者は2人にしておくこと。また、期間内に規定の人数に到達しなかった場合、全員失格。死刑になる』
3.『ゲーム途中に校外へと出た者は罪(ペナルティ)となり、失格となる』
4.『全校生徒にはそれぞれ戦うための異能(スキル)が配布される』
5.『殺し方や戦い方に縛りはない』
6.『校舎内に『鈴木さん』が徘徊する』
7.『クリア条件は2種類。1つ目は7日間以内に生存者を2人にすること。2つ目は校舎を徘徊する『鈴木さん』を殺すこと。その場合は、生存者の数に関係なくゲームがクリアとなる』
- Re: リアルゲーム ( No.30 )
- 日時: 2015/03/26 12:53
- 名前: 電波 (ID: dFTsrC3s)
桃猫さんへ
コメントありがとうございます!
神居が人間の肉を食べたのは精神的にヤバイからという理由もあるし、やる必要があったというのもあります。
何よりあの治療法を考えつくほどですからねw
アレは普通の人でも大体死にますから大丈夫ですw
ガスバーナーが溶けたのは何ででしょうかね?
炎の熱で溶けたんですかね?(すっとぼけ
楽しみにしてくれてありがとうございます!
- Re: リアルゲーム ( No.31 )
- 日時: 2016/02/14 18:46
- 名前: 電波 (ID: JIRis42C)
神居は廊下を歩いていた。次に会う相手を殺すべくため、弱々しい足取りで歩く。そこに何があっても構わない。ただ楽しみたい。殺すことを。神居の中にはそのことしか考えられなくなっていた。顔を歪め、地べたを這いずりながら必死に逃げようとする人を殺したい。何度も何度も助けてくれと懇願する相手の言葉を聞く耳持たず刃を突き立てたい。まるで快楽殺人鬼のような思考をしながら神居はある場所へとたどり着いた。
「ここは……」
気づけば自分が所属するクラスに戻ってきていた。自分のクラスの場所を間違えるはずがなかった。上を見るとちゃんと特設クラスと書かれた板がある。
「へぇ、こんなことになってたんだ……」
部屋の扉は開け放たれ、神居の位置から教室の景色は少しだけ見えた。そこから見えたのはまさしく血の海だった。黒板に広がった血飛沫の跡。教卓に転がる女子生徒の腕。わずかな隙間だがこのクラスの現状が一体どんなものかは見当がついた。神居は興味ありげに教室へと踏み入れた。
目の前に広がっていたのは、やはりクラスメイトの死体。どれも鋭利な刃物か何かで急所を突かれており、即死のようだ。誰かと争った後なのか、バタバタとなぎ倒された机や椅子の荒れ果てようは嵐でも通り過ぎていったかのような有様だった。
神居はこの状況を楽しみながら足を進める。不思議と先程のような興奮状態に陥ることなくまるで芸術作品を楽しむかのように色々な死体を見て回った。心臓を貫かれた者や脳天を何かで突き刺された者、そして首に刺し傷がある者。
正常な人間ならまともに直視できない物を神居はまじまじと見ながら歩いていく。一通り死体を見て、神居はあれ?と首を傾げた。死体が足らない。特設クラスの人数は35人。それに対して死体の数は10人。考えられることと言ったら2つしかない。
逃げたか、捕まったか。
と言っても恐らく前者が多いはずだ。捕まえるとしても相手にとってはどんなメリットがあるのだろうか?捕虜を徹底的に蹂躙(じゅうりん)し犯すこともできよう。しかし、殺さなければ殺されると考えられるこの極限状態の中で、そんなことを考えられるのだろうか?
それが異常者でもない限り、とてもじゃないが考えられない。
(ま、逃げただろうねぇ……)
そう心の中で呟いた時だった。
ガシャン
隅に置かれた机が音を立てて僅かに動いた。神居は目に顔に僅かな笑みを込めて、
「前言撤回」
と呟いた。
まさかこんな所に隠れている奴がいたとは神居も思わなかったようだ。さっきまで死体に視線を向けていてちゃんと教室内を見ていなかったが、音のした場所には教室の隅で丸くなる影が微かに動くのが確認できた。神居は制服の裏から包丁を取り出すと、ゆっくりと近づく。音を立てないようゆっくり……ゆっくり……。
そして、逃げ出さないよう途中から一気に足の速度を速めた。スピードが上がった神居の体は隅に隠れている者へとすぐに距離を縮める。
追い詰めた、神居はそう確信しながら包丁を振り上げた。
しかし、
「……!?」
相手の正体を見て、うっかりロッカーに突っ込みそうになった。振り上げた包丁もつい降ろし、相手を傷つけることを止めてしまう。小動物のように体をビクビクと震わせ、必死に声を出さまいと口を両手で覆い、目には恐怖から出たのか涙が滲(にじ)んでいた。
神居はその姿に見覚えがある。いつも隣で親のように口うるさく説教を言ったり、馬鹿の一つ覚えのように楽しそうに笑顔を振りまく少女。
「滝沢さん…?」
滝沢 エミリアだった。
「その声は桐ヶ谷さん?」
「そうだよ……」
神居は否定することもなくそう言った。すると、さっきまで恐怖に満ちた滝沢の顔が神居だと分かった瞬間、今まで溜まっていた涙がポロポロとこぼれ落ちた。滝沢は必死に涙を服で拭うが次から次へと流れて対応できない。
神居はゆっくりと包丁を振り上げた。最初は不意を突かれたが今は殺せる。神居は日頃、ニコニコと安い笑顔を浮かべる彼女が気に食わなかった。この女の顔をめちゃくちゃに斬り刻んだらどんな気分だろうかと考えた程だ。
それにこの少女には目が見えない。見えない目を持っていても仕方ない。なら、目玉を抜き取っても構わないはずだ。どっちみちあってもなくても同じのことだ。
神居はそう解釈しながら、握る包丁に力を入れる。
(さぁ、殺そう!)
神居は自分にそう言い聞かせると、包丁を振り下ろした。
「本当に……良かったです!」
「ッ!?」
瞬間、神居の包丁は滝沢と寸前の所までで止まった。
「良かった?」
なぜ良かったのか、神居にはさっぱり分からなかった。
「はい……あなたは……私の隣の唯一の友達ですから」
神居は意味が分からなかった。神居は彼女のことなんて友達と思ったことはない。何より話した回数も両手の数で収まるくらいで口を開けばいつも自分を大切にしろだのと説教じみたことを言っていてうんざりしていた。
それを友達と言うのか?そんな疑問に一瞬悩まされるが、すぐに神居は現実に戻った。所詮は口だけの女だ。まともに請け合うだけ無駄だ。そう思いながら再び神居は包丁を構え直した。
「それは君の勘違いだよ。思い込み。妄想だよ。第一僕は君を友達とも思ってないし妙な馴れ合いを好まないんだ」
そう言いながら神居は包丁を振り上げた。凶悪な笑みを浮かべながら、狙いを定める神居。さぁ、これで終わりだ。神居が振り下ろそうと思った時だった。
「……それでも私はあなたを友人だと信じてます」
神居の体がピクッと反応した。彼女の真剣な訴えに腹の中が煮えくり返りそうな勢いだった。このタイプの人間は人を散々信じた挙句裏切られる典型的なパターンだろう。しかし、そのタイプの人間は一度信じたらなかなか疑わない。
そう考えると神居自身、この女を殺そうとするのがバカらしく思えた。例え滝沢を痛めつけたとしても結果は神居を信じてますの一点張りに違いないだろう。そんな人間を殺しても神居ははちっとも面白いとは思わなかった。そんな事を考えているうちに興が冷めた。神居は振り上げていた包丁を制服の裏のポケットにしまいこんだ。
「そう……なら勝手にすれば良い」
そう言いながら、神居は彼女から背を向け出口へと向かおうとする。
しかし、
「待ってください!」
神居の後ろの方で滝沢が呼び止める。ふつふつと湧き上がる何かを抑えながら神居は振り返った。
「桐ヶ谷さんケガしてますよね? 早く手当てしないと!」
「……!!」
神居の目が見開かれた。なぜ彼女は神居が怪我をしていることを知っているんだろうか。滝沢は生まれつき目が不自由で光すら見たことのない盲目の少女のはずだ。
なぜだ?
- Re: リアルゲーム ( No.32 )
- 日時: 2015/03/28 19:22
- 名前: 電波 (ID: dFTsrC3s)
日頃よりこの作品を読んでくださってありがとうございます!
作者的にもそれなりモチベーションが上がっててFoooooo!!という状態にあります。
このまま更新を続けていきたいと言いたいところなんですが、しばらくの間更新がストップすると思います。
理由は車の免許の取得で勉強の真っ最中ということで、更新をする暇がないからです。
勝手なことですみません!
それと、更新の事とは関係ないのですが急遽オリキャラを2人程募集しようかなぁ、と考えております。
一応条件を言うなら死んでも良いキャラが自分としては欲しいです。
詳細は後で書きます。
ワガママですみません!
しょうがねぇから投稿してやるよ、という寛大な人がいると本当に助かります!
というか泣きます、ハイ…。
それでは自分この辺にて失礼します!
- Re: リアルゲーム ( No.33 )
- 日時: 2015/03/29 01:47
- 名前: 桃猫 (ID: hU7A6qqd)
電波s
色々大変で・・・お疲れ様です。
エミリアかわいい〜、盲目だとは思えない!←
あと、オリキャラは、私なりの条件でいいのですかね?
それでもいいのなら更新が終わり次第、書きますね〜
- Re: リアルゲーム ( No.34 )
- 日時: 2015/03/29 13:06
- 名前: 桃猫 (ID: hU7A6qqd)
オリキャラ—死んでもおk!ー
名前(読み) 三毛門 心愛(みけかど ここあ)
性別 女
誕生日 6月15日
年齢 16歳
血液型 AB
一人称 僕
二人称 君、呼び捨て
好きなもの 争いごと、猫、甘いもの、PC
嫌いなもの 平凡、熱いもの、犬
趣味 猫観察、ネット
得意なこと 機械いじり
苦手なこと 裁縫や料理
性格 僕っ娘、機械系が得意。自由奔放で、基本的に一人で行動する
でも、人付き合いが上手く、よく他人を利用する。
猫っぽい。 意外に頭脳派。凄腕ゲーマーで、戦闘は得意。
特徴 人を扱うのは得意だが、人から扱われるのは嫌い。(扱いにくい)
その他 過去の記憶なし。(中学までの)
所属クラス 決めてもらえますか?
スキル 決めてください(泣)
容姿 これ、前のやつにかぶってもいいなら、ピンク髪にツインテールの人で、
ダメなら紫の髪に、猫耳みたいに跳ねてて、後ろ髪は首までの ショート。背は低い。瞳は青色で、つり目。猫っぽい。
サンボ「僕は平凡で退屈な時が大っ嫌いなんだ」
「一緒に行動?・・・やだね」
「あ!君が新人かい? よろしく!」
素材として使ってやって下さ〜い(*^▽^*)
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31