二次創作小説（紙ほか）※倉庫ログ
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- バトテニ−サヨナラ、− 番外編執筆中ー＾＾
- 日時： 2010/09/12 13:00
- 名前： 亮 （ID: TtH9.zpr）
- 参照： http://pv6pvnewspv6pv.blog102.fc2.com/blog-entry-2079.html
亮です、こんにちは！
テスト終わりましたｖ
全然ダメでしたね☆
え？ ダンジョキョウドウサンカクシャカイキホンホウ？ 初めて聞きました☆＾＾☆
そんなこんなで、こっちの更新も始めるんで！
改めまして、よろしくです。
続くかどうかは分かりませんが、バトテニ小説を書こうと思います。
どうか見守ってくださいッッ
ご意見・ご感想お待ちしてます
会いたい、これからも一緒にいたい。
でも「サヨナラ」
これからは、自分の道を歩いて。
【イメージソング】 ht＊tp://pv6pvnewspv6pv.blog102.fc2.com/blog-entry-2079.html
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（↑３１から三章です）
【三章】 ３３〜４１ht＊tp://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=14552
（↑３８から四章です）
【四章】 ４２〜４４ht＊tp://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=15017
４５〜５０ht＊tp://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=10927
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【七章】 >>172
［−Another Story１− 悲しい目をしたキミ］>>192>>218>>237>>268>>269>>281>>289>>308>>318>>331>>356>>363>>374>>383>>405>>413>>429>>453
［−Another Story２− 友情と愛情と別れ］>>462>>479>>488>>523>>552>>563>>574>>589>>607>>616>>628
［−Another Story３− 涙とサヨナラ］>>641>>661>>665>>676>>686>>689>>700>>712>>720>>735>>738>>755>>790>>812>>823>>830>>834>>840>>841
【八章】 >>843>>845>>851>>856>>858>>862>>867>>869>>873>>878>>881>>885>>890>>894>>897>>898>>899>>900>>901>>902>>903←最終話
【あとがき】 >>904
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- Re: バトテニ−サヨナラ、− 完結しました ( No.913 )
- 日時： 2010/09/12 12:59
- 名前： 亮 ◆A2rpxnFQ.g （ID: TtH9.zpr）
＞皆様
>>911-912【AnoTheRStoRy ————Place that should return and person who should defend】
↑は手塚の回想とその後です。
三章の幸村編の手塚視点と、六章で戻って来る前の手塚と、
最後の葵との会話は八章で香澄たちと再会した後です。
手塚は三章で死んだと見せかけ生きていたキャラなので、思い入れが深かったのです。
葵との関係も書きたかった!!・・・・・・、ので番外編です。
リョーマへのメッセージを、香澄に頼んだのですよｖ
・・・・・・、と小説の説明をしている自分がいやになります、はい＾＾;;
本編は完結、というワケですが、ちょくちょく番外編を書こうと思うので＾＾
これからも見てくださると嬉しいですb
- Re: バトテニ−サヨナラ、− 番外編執筆中ー＾＾ ( No.914 )
- 日時： 2010/09/12 14:28
- 名前： うっさー ◆8.9xsVkhDE （ID: HnQQx7lG）
- 参照： 例エ、君ガ見テイナクテモ。
やぁvv
手塚良いね!! なんか、手塚って感じd((蹴
あ、今日ラジプリだ。そーいや、前回は小野坂さん来なかったよねwww
あ、あとねー、ニコニコ動画に登録しやしたぜ★
また番外編楽しみにしてるー!!
＞亮
- Re: バトテニ−サヨナラ、− 番外編執筆中ー＾＾ ( No.915 )
- 日時： 2010/09/12 15:00
- 名前： たっく ◆5RRtZawAKg （ID: hjVvZ87o）
９００以上すごい！！
おもしろ〜い！！
がんばれ！！
テガミバチ ラグとシルベット見てね
- Re: バトテニ−サヨナラ、− 番外編執筆中ー＾＾ ( No.916 )
- 日時： 2010/09/12 17:30
- 名前： 亮 ◆A2rpxnFQ.g （ID: TtH9.zpr）
- 参照： 永遠に逢えなくても、ずっと、キミを。
＞うっさー
えへへ、そう言ってくれると嬉しいよ＾＾
なんかすっごいグダグダになっちゃったからさｗ
ラジプリ!!
亮のトコ、放送されてないからどっかにupされんの待つー
小野坂さんいなかったの?!
ありがとぉー、頑張る!!
＞たっく様
初めましてｖ
そう言ってくださると、とても励みになります＾＾
ありがとうございますｖｖ
また、そちらにも行かせてもらいますねb
- Re: バトテニ−サヨナラ、− 番外編執筆中ー＾＾ ( No.917 )
- 日時： 2010/09/18 11:45
- 名前： 亮 ◆A2rpxnFQ.g （ID: TtH9.zpr）
AnoTheRStoRy ————It waits, and my it is lover and it is good match.
おまたせ、俺の————
夢を見た。
淡く儚い、幸せな夢。
隣を見れば、キミがいる。
前を見れば、ライバルたちがいる。
全て、当たり前だったこと。
それはすべて、
夢、になっしまった。
「よぅ、越前」
乳白色の天井に、見慣れた顔を聞き慣れた声が現れた。
「・・・・・・、桃先輩」
「朝だぜ、起きろよ」
此処は何処だ、なんて愚問をするつもりはない。
もう、此処の生活に慣れてしまった。
乳白色の天井も、壁に掛かったカレンダーも、人数分の机や椅子や布団も———、何もかも、日常。
それまで過ごしていたモノとは180度違う、9人での共同生活。
3年前、いきなり突きつけられたモノだ。
「朝練すっぞ、コートに集合だ」
桃城が言う。
その背中に、“青学”の文字はない。
此処に来る前に———、渡したのだ。
ＢＲの、悲しい優勝者に。
寂しい思いをしないよう、少しでも彼女のココロに、自分が残るよう。
かく言うリョーマの背にも、“青学”の文字はない。
成長した身体には、栄光のレギュラージャージは小さすぎた。
「今日は、コートなんスね」
「いっつもランニングじゃ、やってらんねぇよ」
桃城は振り返って、ニカッと笑った。
この笑顔が見られるようになったのも、あの日のことを考えれば嘘のようだ。
「そッスね」
越前リョーマ、15歳。
本来なら、青春学園高等部1年の筈だが、
ＢＲ脱出者としての罪を負って、反ＢＲ組織での生活を余儀なくされている。
何もかも捨て、何もかも諦め。
だけどただ1つ。
此処にいる9人誰もが、捨てられなかったモノがある。
「破滅への輪舞曲」
鈍い音がした刹那、コートにラケットが落ちる音がする。
そして、地面に叩き付けられる、ボール。
「跡部!!てめ、朝っぱらからなに調子乗ってんだよ!!」
「あーん??朝でもなんでも、手を抜かないのが王[キング]ってモンだろ」
いつもの様に、眉間に手をあてる跡部にため息を付く宍戸。
此処での光景も、もう普通のモノだ。
「はよーッス、先輩方」
気の抜けたあいさつをし、自分もコートへ入る。
ボールを打つ、感触が、感覚が、
コートを走る、スピードが、風が、
自分の中にある色々な記憶の扉を叩く。
「・・・・・・ッ」
小さく、舌打ち。
彼女も今、こうしてコートを走ってボールを打って、テニスを楽しんでいるのだろうか。
俺のコトなんか、頭の片隅にもなく、幸せに暮らして居るんだろうか。
———まだまだだね、俺。
心中で呟いた。
舞い降りてきた天使の笑顔が、浮かんでは、消えていった。
もう2度と、触れられない。
もう2度と、声も聞けない。
もう2度と、逢えない。
「竜崎・・・・・・」
暗闇でそんな声が聞こえた。
「越前??」
起きているのか、と尋ねようとしたが、すぐに寝息が聞こえてきた。
———寝言、か。
瞳に僅かに、光る雫。
悲しい愛しい、彼女の記憶。
痛いほど、気持ちは分かる。
「辛ぇよなぁ、辛ぇよ」
桃城は、自虐的に微笑んだ。
「どうして、こうなったんだろーなぁ・・・・・・」
それは誰にも、分からない。
——————
今日も、同じようにこうして便箋にペンを走らせる。
宛先のない、手紙。
「・・・・・・、桜が咲いたよ」
窓を開けていると、散りゆく花びらが部屋にまで入ってきた。
「テニスの大会で、団体戦優勝したんだよ。彼方に言われたこと、全て守って練習してます」
もう何度も、同じようなことを書いている。
———彼方はもう、コートの何処にも、居ないのだけれど。
「越前リョーマ様、竜崎桜乃より、と」
そう書き終え、ペンを置く。
宛先を書いていない封筒に便箋を入れ、糊で封をする。
桜のシールを貼った。
こうして、行き場のない想いを乗せて、手紙はたまっていく。
桜乃は封筒を引き出しの中にしまった。
「また・・・・・・、書いちゃった」
自虐的な笑みを浮かべ、ため息を付く。
無駄なことだと、充分に分かっているのに。
こんなこと辞めようと、いつもいつも思っているのに。
そんな思考よりも先に、伝えたい想いが行動を起こさせる。
「リョーマくん、」
山積みになった手紙を眺めていると、視界が歪んできた。
逢えない、
逢いたい、
伝えたい、
——————————伝えられない。
今なら、今なら素直に真っ直ぐに、自信を持って、
彼方がスキ、
そう言えるのに。
「リョーマくん・・・・・・っ」
何通モノ手紙の間から、写真が1枚。
写真の中で彼は、優勝旗を片手に、照れくさそうに笑っていた。
「帰ってきて、帰ってきてよぉ、」
夢だけじゃ、記憶だけじゃ、
満たされない。
彼方は、帰ってきてくれない癖に、ココロに留まり続ける。
これ以上待つことは、
無駄だと、
分かり切っているけれど。
「どうして・・・・・・、こんなことに」
あれから、もう3年も経つだなんて考えられない。
3年経っても、彼方は変わらず、私を取り残したまま。
私のココロに、留まったまま。
王子様は、
姫を置き去りにし、
何処か遠くへ、
消えていってしまった。
——————
その夜、夢を見た。
幸せな、幸せな、元通りの日常を、彼方と生きる。
そんな、当たり前だったこと。
刹那。
振り返れば、それは全て、一瞬のうちに崩れ去ってしまった。
ボロボロに、ズタズタに、
悪魔に引き裂かれて。
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