二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- CLAYMORE 運命の道筋
- 日時: 2012/08/14 21:07
- 名前: カササギ ◆QNO.naEbTg (ID: ???)
プロローグ
「いつの世も戦士とは、多くのものを背負っている 」
そう、その男は静かにゆっくりと語った……
一体、どれ程の修羅場を潜り抜けてきたのか、
どれ程の屍の山を乗り越えてきたのか。
彼の纏う気迫と眼差しには、
それは、本当の地獄と悲しみを知る者だけが持つ……
凄みというものが有った。
とうに過ぎ去った時間の中で、
焼き付いて離れず逆光する記憶と痛みは、
とてつもなく深く、悲しく、忌まわしく
そして、懐かしい思い出でもあった。
全てを失った男は大剣を取った。
それが例え、血で血を洗う呪われたものあったとしても、
醜態を晒してでも、そうしたかったのだ。
己が生き長らえるが為に……
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- Re: CLAYMORE 運命の道筋 ( No.146 )
- 日時: 2013/01/20 20:44
- 名前: 珈琲猿 (ID: jF5f2bDU)
本編感想
どの道、親友を殺さなくちゃいけないなんて(涙)
番外編感想
IFの新シリーズ。
これもすごういです
どこからそんなに話を、ポンポン思いつくんですか?
る、る、ルヴルおまいうrgkhdskjfhせdk。うfへwf(錯乱中)???!!
- Re: CLAYMORE 運命の道筋 ( No.147 )
- 日時: 2013/01/22 00:18
- 名前: カササギ ◆QNO.naEbTg (ID: ???)
コメント返し
珈琲猿さん 今晩は、お久しぶりです。
そうですね……
しかし、それが運命というものであり
これ以上はノーコメントです。
さぁ?
あと、大丈夫ですか? 色んな意味で。
- Re: CLAYMORE 運命の道筋 ( No.148 )
- 日時: 2013/01/24 03:59
- 名前: カササギ ◆QNO.naEbTg (ID: ???)
まるで雨のように柱の形をした覚醒者の肉欠が、
周囲の木々を、岩を粉砕して大地を削ってゆく。
ヒュア!
ドカカカカっ!!
「こ、このやろう!
ちょまか、ちょこまかとしやがって!! 」
巨人のような姿の覚醒者は何度、
集中して肉欠や拳で攻撃をしても当たるどころか。
その血を浴びたかのような真紅の覚醒者に翻弄されていた。
「くそっ!
なんばー9のくせになまいきだぞ!?
おまえのせいで、せっかくみつけたやつににげられたじゃねーか 」
巨人の覚醒者もとい、元ナンバー3
ダフは恨めしそうな表情で、眼前の血を浴びたかのように赤い色をした覚醒者をギロリと睨みつける。
「ケケケっ!
こっちだぜ、ウスノロ野郎!! 」
IF番外編 醜悪なる者ども8 上
SIDEリフル
あいつらっ!
なんで、よりによってこんな時に邪魔をしに来るのよ!!
あいつらがあたしに協力する気がないのは、今に始まった事じゃないけれど何故……?
……まさか!?
「……そのまさかだ。
久しいな。 女帝の…いや、リフル 」
ちっ!
よりにもよって、コイツが来るなんて!?
「……そう、久しぶりね。
……殲滅のレーヴァント?
それで、何かあたしに用があるの? 」
「…………手短に言おう。
例のあれを呼び覚まし…一体、何をするつもりなのかね?
基方程の者ならば……
万が一、第2のプリシラが生まれ出でれば……
私は勿論、基方とダフも死ぬるとわかっているだろうに…… 」
やっぱり、それが狙いだったのね。
恐ろしく鼻が効くコイツの事だから、
どこかで“あれ”のニオイを嗅ぎつけて…
そして、今後の悔恨を残さないよう。
あれ…ルシエラ達が眠っているうちに始末するつもりのようね。
でも……
「その時は完全に目覚める前に、両方の首を跳ねてれば済む事よ。
まず…あなたを殺してからねっ!!? 」
続く
後書き
今回も短めです。
- Re: CLAYMORE 運命の道筋 ( No.149 )
- 日時: 2013/02/03 03:20
- 名前: カササギ ◆QNO.naEbTg (ID: ???)
「……なんだ?
突然、リカルドやアガサ以上の者が現れただと……!? 」
IF番外編 醜悪なる者ども 中
ドンっ!と、爆発に酷似した地響きと共に、
辺りが見えないほどの、凄まじい量の土煙が舞い上がってゆく合間に。
僅かに見える人影は一気に膨れ上がり、
徐々に人の姿からかけ離れた異形のものへと変じてゆく。
「へぇ……
あんたの覚醒体は、そういう姿なのね……? 」
一言で言うなれば、
血を浴び過ぎたかのような禍々しい闇の色を帯びた黒い鱗のような外皮と
伝説のドラゴンに似た頭部や下半身、腕という異形。
殲滅の異名をあらわしたかのような……
「まるで、世界の終焉の後に現れるといわれる。
巨大樹の根を喰む竜…そのもの。
それが、あなたの理想だったわけね……? 」
「…………ふん、下らんな。
悪いが、その道を押し通らせてもらおう 」
「通さないっ! 」
SIDEルネ
ちっ!
まさか、あの野卑な奴以上の化け物が現れるとはな。
それに、あの赤い覚醒者は何故。
組織の戦士たる私を見逃したのだ?
捨ておける程度と軽く見られているのか、
あるいは、別のものに関心事でもあるのか?
「!? 」
続く
後書き
また、短い……
- Re: CLAYMORE 運命の道筋 ( No.150 )
- 日時: 2013/02/03 16:34
- 名前: カササギ ◆QNO.naEbTg (ID: ???)
覚醒者達が戦う地より少し離れた所に、
まるで死に神を思わせる黒い衣服で身を包んだ者達がいた。
「………何故、これまで覚醒体にならなかったかと謎に思っていたが。
そうか、奴は恐ろしく巧妙に妖気を隠して我々を欺いていたのか…… 」
「我々にも歯がゆいところだが。
奴としては、その方が何かと都合が良いのだろうな……
……オルセ? 」
IF番外編 醜悪なる者ども 幕間5
「……だろうな。
昔…唯一、討伐以外で奴と接触し会話をした戦士がいたのだが。
特に動じる様子もなく普通に戦士に応対し、
そして、その戦士の……
テレサの未来をまるで予見していたかのような助言をしたらしい 」
本人にとっては
テレサが油断し易い傾向にある事を見抜いた故の助言にすぎなかった。
しかし、皮肉にも
テレサはその言葉の通りに相手を油断し、
そして、逝った。
未来予知等という荒唐無稽なものでは無いとは、
わかってはいても、そうとしか言いようのない程に……
「まあ、恐らくは勧だろうがな…… 」
続く
後書き
このお話は、↑に書く予定だったものです。
そして、短くてすみません。
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