二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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CLAYMORE 運命の道筋
日時: 2012/08/14 21:07
名前: カササギ ◆QNO.naEbTg (ID: ???)  

プロローグ

「いつの世も戦士とは、多くのものを背負っている 」
そう、その男は静かにゆっくりと語った……
一体、どれ程の修羅場を潜り抜けてきたのか、
どれ程の屍の山を乗り越えてきたのか。
彼の纏う気迫と眼差しには、
それは、本当の地獄と悲しみを知る者だけが持つ……
凄みというものが有った。

とうに過ぎ去った時間の中で、
焼き付いて離れず逆光する記憶と痛みは、
とてつもなく深く、悲しく、忌まわしく
そして、懐かしい思い出でもあった。

全てを失った男は大剣クレイモアを取った。
それが例え、血で血を洗う呪われたものあったとしても、
醜態を晒してでも、そうしたかったのだ。
己が生き長らえるが為に……

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Re: CLAYMORE 運命の道筋 ( No.21 )
日時: 2012/09/04 01:28
名前: カササギ ◆QNO.naEbTg (ID: tA56XhER)  

また、誤字がございました。

>>赤毛碧眼と訊いた(誤)
>>赤髪碧眼と訊いた(正)

ーーです。

Re: CLAYMORE 運命の道筋 ( No.22 )
日時: 2012/09/05 19:38
名前: カササギ ◆QNO.naEbTg (ID: tA56XhER)  

外伝 白銀の死神

それは、あまりに一方的なものだった。
街にいた一匹の妖魔が“戦士”の姿を視認して妖力を解放する遥か以前に、
当の妖魔が自分が斬られた事さえ気づかせずに、
その戦士は、妖魔の瞬き一つの間に横をすり抜けてゆき、
そして驚いた妖魔が振り返ったとたん。
その身体中から青紫の血が噴水のように吹き出し、
あっという間も無く、細切れ(こまぎれ)になってゆく。

「ギ……ガ………? 」

ブォン!

戦士は大剣クレイモアに付いた妖魔の血液を一振りで落とすと。
愛想一つ浮かべず無表情のままで、街の住民に向けて言う。

「…………仕事は成した。
 後ほど、この街に訪れる手はずの黒服に報酬金を渡すが良い 」

“化け物以上の化け物”と街の人々が口にするものの。
まるで造形物のように眉一つ動かさず戦士は街を後にした。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「感情が読めなくて、恐ろしいと街の連中が言っていたぞ?
 まあ、そのおかげで支払いはきっちり払ってくれたがな…… 」

「…………………そうか 」

感情の全くこもってない声で、戦士は言葉を黒服に返す。

「まあ、今更直せとはいわんがな……。
 せめて、作り笑いでもしてみたらどうだ……レーヴァント? 」
終わり?

Re: CLAYMORE 運命の道筋 ( No.23 )
日時: 2012/09/06 14:20
名前: カササギ ◆QNO.naEbTg (ID: tA56XhER)  

人物設定2

シャガル

「…………イースレイ。
 お前の見立てでは、奴をどう思う? 」

性別:男

年齢:45歳

身長/体重/容姿:170cm/59kg/渋いほほこけた顔と顎髯が特徴。
        髪は黒く瞳は灰色の痩せた中年。

設定:イースレイ、チャーリー、ヨハンを担当する黒服。
   表面上は普通だが、イースレイ曰わく腹黒。
   名前の由来はシャガール。


レーヴァント

「……………………そうか 」

性別:男

No.5

属性:攻撃型

利き手:右

異名:殲滅の〜

容姿:肘のところまである緩めにウェーブがかった殆ど白に近い銀髪。
   瞳は銀、肌は透けるように白く造形物のように非常に顔が整った美男。
   人間時代はエメラルドグリーンの瞳だった。
   体格は均整のとれた筋肉質。 身長は192cm

設定:無愛想、無口、無表情で知られる組織のナンバー5。
   寡黙。 極めて冷静且つ生真面目で良識的。
   知能の面でもベスト5にランクインする切れもの者。
   元々、愛想や感情の起伏は少なかったが両親と姉二人、妹を亡くした事や組織に入ったという、
   過去と二つの要因により精神を磨耗し、拍車がかかっている。
   その為、意志疎通コミュニケーションは苦手で、
   それが起因して、何とも近寄り難い雰囲気を作り出しており。
   チームでの討伐は片手でも余る程しか参加していない。
   膂力はダフに、スピードはリカルド、剣速はキースと。
   一つ一つの能力値を見れば、それぞれの戦士に劣ってはいるが、
   総合的にはイースレイを除く、上のナンバー三人を凌ぐ実力者。
   しかし、トップ3同士の争いもあってか、
   これ以上の無用の争いを避ける為に組織は、
   ナンバーは2ではなく5にとどまらせている。
   異名の由来は圧倒的に瞬殺するだけにとどまらず。
 殺戮や惨劇と呼べる妖魔を容赦なく、
 これ以上無い程に殺す事からとられている。
   故に今の所、三つ上の兄が唯一の理解者となる。

Re: CLAYMORE 運命の道筋 ( No.24 )
日時: 2012/09/23 17:50
名前: 珈琲猿 (ID: jF5f2bDU)

こんにちわ。

そうですか、秘密なんですか。
ついに登場した組織の№5…!!
お、お兄さんがいるんですかwww
ルシエラ&ラファエラ姉妹の男バージョンww

Re: CLAYMORE 運命の道筋 ( No.25 )
日時: 2012/09/24 22:29
名前: カササギ ◆QNO.naEbTg (ID: ???)  

珈琲猿さん

登場させるというよりも、伏線にあたるのだと思ってください。
ナンバー5に止まる全く理由は違いますが、
確かに、“兄弟(姉妹)共に戦士”は共通しております。

兄のほうは、いずれ出てくる予定です。
ナンバーは弟より下ですが……!


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