二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

【リボーン!】運命のソーサリー
日時: 2011/01/09 11:04
名前: 美菜 (ID: D1ySZU7X)

こんにちわ、または初めまして。
美菜です。
二次小説を書くのは初めてですが、よろしくおねがいします。
−オリキャラ紹介−
名前:黒沢 アリス
コードネーム:シナモン
年齢:不明。でも、14〜15歳くらい。
性格:いつもニコニコしている。頭いい。
   何でも信じてしまう。
容姿:黒の髪が、腰まであって、いつも、オレガノ
   が色々な髪型にしてくれる。一番多いのは、
   ツインテール。いつも、黒っぽい服を着て
   いる。
ボイス:「こんにちわー、シナモンです」
    「へー日本って、洗濯は川でするんだ」
−注意−
・美菜のことが嫌いな人
・黒かスレなツナありえない!って人
・リボーン嫌いって人
・いきなりタメじゃ嫌って人
・荒らしきたら無視できないって人
・もちろん、荒らしに来た人
  は、戻って下さい。
では、スタート! 
 


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94



Re: 【リボーン!】運命のソーサリー ( No.457 )
日時: 2011/02/19 00:01
名前: 涙水 (ID: sDjU3pW8)

お久しぶりです(^^♪
相変わらず更新率が高いようで、うらやましいです!!

44話まで読み終わりました!
40話の骸さんのレーダーに笑いました(*^^)v
シリアスかと思いきや突然のギャグに、驚かされました!

争奪戦が始まってきましたーっ。
結果は知っていても、原作にはいないキャラクターがいるだけで話の続きがとっても気になります!!

更新頑張ってください!

Re: 【リボーン!】運命のソーサリー ( No.458 )
日時: 2011/02/19 20:23
名前: 桃香 (ID: AJl9c6xx)

第八十六話 幸せなんて、要らないって。





「お・・・っと!」



山本は辛うじて雪蓮の放った攻撃を受け止める。

しかし、予想以上の力がこもっていたらしく、若干押され気味だ。


「結構力強いのな・・・。でも、その分ワクワクして来ねーか?」

「意味が分からないデス。でも、・・・ちょっと、理解して来まシた」


そう言って、急に押す力を強くする。

しかし、山本はその準備段階の、少し力を緩めた辺りで抜け出していた。



「何時の間に・・・?! やはり、只者では無いのでショウか?」

「只者・・・?まぁ、分かんねーけど、多分そうなんじゃねーの?」

「このっ・・バーカッ!!野球以外にも脳みそ使えっ!!」

「・・・本人が肯定したんデスよね?だったら、全力で戦うのみデス」




そう言うと、剣を変化させ、弓にしてしまった。

霧の炎をまとっていた為、幻覚かも知れないが、本物だったら大変だ。



「本物デスよ?」


「!!? てめぇ・・・まさか・・・」

「知らないのデスか?この弓の・・・本当のチカラを」

「その弓の・・・?まさか、その弓は、・・・死ぬ気の炎を出せるのか?!」

「そうデス。私の体内に在る、死ぬ気の炎を出していまス」

「あれ?じゃあ、今までのは何だったんだ?」

「元々の弓の形状を隠す為に幻術をかけていまシタ。ですカラ、これが本当の弓の形状デス」

「へー、すげぇのな!!」

「バカッ!!敵にンな事言うんじゃねぇ!」

「凄いと言ってくれた山本武に、ちょっと・・・情報を教えても良いですよ」

「ホントか!?ありがとな!」

「・・・前言撤回するぜ、仕方無くな!!」

「私の死ぬ気の炎は・・・雨」





ビシュゥゥゥゥ・・・・・・






そう言うと、矢を放った。

殆ど目に見えない様な速さで、風が無かったら直撃していた程だ。



「よ・・っと。結構危ねーのな、これ」

「バカ・・・よそ見すんじゃねー!!」

「まだ残っておりまシタか。素早いデスね」

「まぁな!骸達んトコでランチアさんのあの鉄球喰らってんだぜ?こん位はかわせるぜ」

「そうデスか・・・。ランチア、それは北イタリア最強と言われるランチアで良いのデショうか?」

「・・・あぁ。お前の知識と同じランチアで良いと思うぜ」

「ん?北イタリア最強?・・・そーなのか、獄寺ぁ」

「あぁ。・・・間違っちゃいねー・・」



「オレ達をナメてたか?雪蓮」

「・・・そうデスね。確かにランチアを倒したのならば私は舐めていたかも知れまセン。・・・それが本当なのなら、デス」










「非科学的な物、・・・だったら、私の料理も非科学的なんじゃないのかしら?」

「そうですね・・・。確かに、毒物が全く無い食材を組み合わせて毒物を絶対的に作り出す貴女の技は非科学的ですね」

「それは、愛の力よ」

「・・・愛、ですか・・・。そんな不確定要素、誰に信じろというのです?」

「世界中の全員によ」

「そうですか・・・。どうやら、ビアンキさんと私は、考えが合わない様ですね・・・」

「そうね。・・・愛が大事だと認めさせてあげるわ。絶対によ」

「・・・分かりました。お相手しましょう」




Re: 【リボーン!】運命のソーサリー ( No.459 )
日時: 2011/02/19 20:35
名前: 桃香 (ID: AJl9c6xx)

お久しぶりです〜!
更新率だけしかとりえが無いので・・・やっぱりこれしかないと。ww

44話って事は、後半分じゃないですか!!

40話のは、・・・ただの妄想です、はい。
シリアスなのをずっと続けていて、本当に肩が凝って。ww
こんな変な物をいきなり入れるダメ作者です、すいません。

争奪戦は、表(漫画の本編の方)より、オリジナルストーリーを優先的に入れたいと思ってます!
時間枠は、キャラの台詞で分かって下さいって言うしかないです・・・。

結果は、表のと裏のと、です。
原作に居ないキャラも、裏でこんなに重労働してるんですよ〜ww
涙水さんも頑張って下さいね!!

Re: 【リボーン!】運命のソーサリー ( No.460 )
日時: 2011/02/20 18:25
名前: 桃香 (ID: eineYqmO)

第八十七話 私が今、どんな顔をしてるか何て・・興味ないんでしょう。






レイピアの、剣の様な物がビアンキの頬を掠める。

ビアンキは、素早く裏に回り、レイピアの頭へとケーキをぶつける。

しかし、レイピアはしゃがんでそれをかわすと、ビアンキの腹へと攻撃する。

それに気付いたビアンキは、少し後ろへ下がる事でかわす。

ビアンキと壁の距離が、後少しになってしまう。



「降参しますか?ビアンキさん」

「いいえ。だって貴女、間違ってるもの」

「・・・まだ愛だと言い張るつもりですか?」

「そうよ。愛が大事なのよ」



静かに言ったビアンキに、レイピアの剣が攻撃を仕掛ける。

それをわたあめで包む様にして動かなくすると、引き抜こうとしているレイピアに向けて言った。


「もう、降参すれば良いじゃないの。愛が大事だって言って、ね」

「嫌・・・嫌、です。・・・もう、嫌・・・・・・」



心の傷を抉られた様な痛みが、レイピアを襲う。

こんな気持ちになるのは・・・・私が悪いから。

過去に、悪い事をしたという、自覚があるからだ。



「いいえ、そんな物は大事でも何でもありません。私は、私の信じた道を突き進むんです」

「そう・・・でも、その道には悪い物が沢山落ちているのよ?だから、警告をしてあげてるだけ」

「警告・・・?行き過ぎた警告を、警告とは言いませんよ?」




そう呟くと、レイピアはビアンキの首に向けて剣を突き出した。

一瞬鋭い殺気が放たれ、ビアンキの体が一瞬止まる。

しかし、レイピアはカラァァン、と音を立てて剣を落とした。


今までの剣から行くと、落とすなんて事は絶対にしないでしょうね。


そう判断したビアンキは、何かがおかしいと感じていた。


「また、・・・またです。感情に流されて、また人を殺してしまいそうになりました・・・。ダメですね、私」


また・・・?


「過去に負った傷よりも、もっと大きな。・・・そう、もっと・・・」



そううわ言の様に呟きながら、ヨロヨロと剣の様な物へと形を変えた物へ歩いて行く。

先ほど飛ばされていた事にすら気付かなかったビアンキは、逃げるのかと一瞬疑った。




「もう・・・・もう、もう絶対に・・・!!」










「さぁ、かかって来て下さイ。二人とは言え、子供でス。先行位良いデスよ」


「結構勝つ自信あんのな!オレ達も勝つ自信はあっけどな!!」

「あぁ、当たり前だぜ」

「良いデスよ?早く来て下さイな」


Re: 【リボーン!】運命のソーサリー ( No.461 )
日時: 2011/02/21 17:10
名前: 桃香 (ID: kXe4flYM)

第八十八話 何が幸せ?それが良く分からなくて。




ガキィィン



「今だ!獄寺!!」

「あぁ!お前に言われなくても分かってんだよ!!」




ドォォォォォン





山本の方に気をとられていた雪蓮は、とっさに反応出来ない・・・筈だったが。

それを見通してた様にかわした雪蓮。



「それ位の攻撃、簡単にかわせマスよ?」

「チッ・・・・果てやがれ!!」



ヤケになった様にダイナマイトを投げる獄寺に、雪蓮は好戦的な目を向ける。

しかし、ヒラリヒラリと全てをかわし、弓を引き絞って獄寺に狙いを定める。



「終わりにしまショウか?」


そう言い放った雪蓮は、キリキリと弓を強く絞る。

しかし、獄寺は焦らずに言う。


「今だ!!山本!!」

「な・・・囮デスか?!」


「あぁ・・・絶対決めてやるぜ!!」


そう言うと、雪蓮に向かって突っ込んで行った。


「攻式八の型、篠突く雨!!」



ザシュッ




「う・・・ぁッ・・・」


「山本!!」

「獄寺、囮に勝手にしちまったけど大丈夫だったか?」

「この野球バカ!!相談位しろ!!」

「え〜・・・だって、相談したら雪蓮・・・だっけ?に知られちまうから、ちょっと秘密にしたんだよ」

「だからって・・・まぁ、俺が大丈夫だったから許してやっけどよ・・・」

「そっか!サンキューな!」



「とりあえず、バジルだけ助けて行くか」

「そーだな、ここにはシナモン居ねーし、小僧も居ねーし・・・今の奴、メチャクチャ強かったしな・・・」

「その後、雲雀とか連れて来っか!!」

「待て!野球バカ!!雲雀なんか連れて来たら、このアジト・・・」

「だから、このアジトを潰す為に連れて来んだって!無敵だろ?」

「た、確かに・・・でも、どうやって連れて来るつもりだ?」

「え?アイツって、群れるの嫌いだから、群れてるって言えばついて来んじゃね?」

「バカッ!!その前に俺達について来る事自体が群れてんじゃねーか!!」



そう、他愛も無い会話を続けている内に、出口についた。

そして、そこには、あちこちのスーツに傷がついた、リボーンが居た。



「リ、リボーンさん?!どうして・・・しかも、その傷・・・」

「ん?・・・あぁ、獄寺に山本か。ちょっと、油断しちまってな」

「小僧がそこまで・・・・・・・・そんなに強い敵なのか?中心に居る人物は・・・」

「あぁ、強かったぞ。特に、情報を使った物が多かったぞ。・・・多分、情報さえなければ簡単に倒せると思ったんだが・・・」

「情報?」

「あぁ、弱点や過去についての情報を知ってたぞ。まぁ、オレはアルコバレーノ以前の情報しか言われなかったから、この傷で済んだんだぞ」

「そうですか・・・。じゃあ、普通にしてても強いけど、弱点を突いて来たり過去の何かバラされたくない物を言われたりしてこっちの隙を突いて来るんスね」



そんなのズルいだけじゃないっスか、と言葉を続けようとしたが、獄寺はあえてそれを飲み込んだ。

リボーンの真剣な目を見て、思わず怯んでしまったのだ。


「注意しろ。弱点は直せ。それに、何を言われても気にするな。動きを止めたらそこで終わりだ」

「・・・・分かりました」

「・・・あぁ」



何時もと違う、真剣で威厳のある声に二人はただならぬ事なんだと改めて理解する。



「・・・・じゃ、じゃあ一回戻ろうぜ!雲雀も呼んだり・・・・今日の争奪戦、オレも負ける気しねーしな」

「・・・あぁ。そうだな」

「雲雀も、後、霧の守護者も連れて来るか。戦力は多いに越した事はねーしな」

「そういえばリボーンさん、霧の守護者って誰なんスか?」

「それはまだ秘密だぞ。ツナにだってまだ話してねーしな」

「そ・・・そうですか」



「それじゃ・・・・一回戻るぞ」







「う・・・・ぅ・・・」


「まだ動けるんだねぇ・・・正直、驚いたよ」

「は・・な・・・・・・せ・・」

「争奪戦の時、さ・・・。お願いだからここでじっとしててくれないかな?」

「どういう・・・意味・・・な、の?」

「そうだねぇ・・・もう一人の君が争奪戦に出てくれないかな、って思ってさ」

「もう、一人の・・・私・・?」

「そう。ほら、紹介するよ。もう一人のシナモンちゃん」

「もう一人、私が・・・ッ・・・・居る訳、無い・・・!!」

「そうかい?本当にそう思うかい?・・・じゃあ紹介しようか。ほら、出ておいで」



そう、敵のボスが声を掛けた先に居たのは・・・・紛れもなくシナモンだと思う様な少女だった。

シナモンと違う所があるとすれば・・・服と髪型位だ。


「争奪戦の間は、この娘がシナモンちゃんだよ。君は、ここに居てもらう」

「!!? 皆に、・・・バレない・・訳が・・ッ・・・ない・・!」

「そうかな?でも、君も驚いたでしょ?似てるよね〜二人共」

「・・・皆は・・・・・分かる」

「そうか・・・。なら良いよ。その信頼関係を砕かぬ様に行動させるし、君の記憶も消さないでおくよ」




そう言い捨てると、ガチャリ・・・と鍵を閉めた。



「まぁ、頑張って。俺はあの人に報告しなきゃいけないから」



そう言うと、コツコツ、と足音を響かせて行ってしまった。

後から、もう一人のシナモンがついて行く。

無表情で。ただひたすら、無表情で。







Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94



この掲示板は過去ログ化されています。