二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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【リボーン!】運命のソーサリー
日時: 2011/01/09 11:04
名前: 美菜 (ID: D1ySZU7X)

こんにちわ、または初めまして。
美菜です。
二次小説を書くのは初めてですが、よろしくおねがいします。
−オリキャラ紹介−
名前:黒沢 アリス
コードネーム:シナモン
年齢:不明。でも、14〜15歳くらい。
性格:いつもニコニコしている。頭いい。
   何でも信じてしまう。
容姿:黒の髪が、腰まであって、いつも、オレガノ
   が色々な髪型にしてくれる。一番多いのは、
   ツインテール。いつも、黒っぽい服を着て
   いる。
ボイス:「こんにちわー、シナモンです」
    「へー日本って、洗濯は川でするんだ」
−注意−
・美菜のことが嫌いな人
・黒かスレなツナありえない!って人
・リボーン嫌いって人
・いきなりタメじゃ嫌って人
・荒らしきたら無視できないって人
・もちろん、荒らしに来た人
  は、戻って下さい。
では、スタート! 
 


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Re: 【リボーン!】運命のソーサリー ( No.429 )
日時: 2011/01/22 11:38
名前: 桃香 (ID: 0/yZEFH9)

第七十四話 必ずしも絶対など、有り得ない。








・・・・ここは・・・?


何処?


夢?現実?

それとも、幻?


それか、きっと、・・・・幻術?






「あら、起きたかしら?」

「え・・・?あ、えっと、・・・オレガノさん・・・?」

「えぇ、覚えててくれて良かったわ」

「あの、バジルやツナは・・・?」


「争奪戦に行ったわ。今夜は晴の守護者だものね」


「あ!争奪戦〜〜!!!」

「まだ寝てなさい。もう直ぐ終わる時間よ」

「え・・・?も、もうこんな時間!」



ちょっとベッドから体を起こすと、にこやかに笑っているオレガノが見えた。


「でも、皆・・・・」

「バジルがシナモンの代わりとして行ったの。大丈夫よ」

「それでも・・・」

「それに、鍛えたのはあのアルコバレーノの雨、コロネロよ」

「アルコバレーノ・・・って?」

「・・・それは後で話すわ。それより・・・・」


そう言葉を濁すと、ずいっとシナモンに寄って来た。


「シナモン、争奪戦の勝利おめでとう!これで一勝ね!」

「ありがとう御座います。オレガノさん。・・・・あの、死ぬ気の炎のコントロールって、一体・・・・?」

「あぁ、・・・それは自分でやらなきゃならないの。感覚で覚えなさい」

「感覚・・・・?」

「そうよ。・・・・とにかく、何となくでやりなさい。分かった?」

「は、はい・・・」






「あら綱吉君。帰りましたね、・・・ロープどうぞ」

「え?!あぁ、はい!」

「沢田殿、起こさない様に参りましょう」

「あそっか、母さんは下で寝てるんだっけ・・・・」

「では、どうぞ」

「ま、待って〜〜!!オレ、無理なんだけど〜〜!!」

「では、拙者が下から押しましょうか?」

「ありがと〜バジル君〜!」



ぐぃっ




「よいしょっと・・・・・大丈夫ですか?沢田殿」

「う・・・もう、ちょっと〜〜・・・・」

「手が届きませんね・・・すみません」

「後ちょっとです!沢田殿!!」


「よいしょっと!!・・・・うぅ〜・・・疲れた〜〜・・・・」

「拙者、まだまだ未熟です・・・。もっと体力をつけなければ・・・・」





そう皆で呟きながら、何とか登り切った。


途中、オレは何度も愚痴言ってたな・・・。

でも、二人共愚痴は決して言わなかったよな・・・。

やっぱ立派だな〜〜・・・・・。





「それでは、今夜はお休み下さい。夜遅くまでご苦労様でした。今宵、きちんと寝ておかないと後々寝不足ななりますよ」

「え・・・?な、何で?」

「明日の勝負はどうだとか、勝てるかなとか考えてしまい、眠れない日が続くでしょうから」

「そっか・・・そう言われればそうだ」



そう言うと、ベッドに倒れ込んだ。

バジル君も、せっせと布団を敷いている。



「あ、シナモンはどこですか?今日の結果、早く知りたいと思うんですけど・・・」

「シナモンは今、布団に潜って寝ております。今日の勝負で、気力も体力も限界の様でしたから」

「そうですね・・・きっと、船の揺れも相まって疲労が・・・」


「それより、バジル。・・・・親方様から呼ばれてるわ。下へ行きなさい」

「親方様が!?分かりました、直ぐ参ります!!」





ダダダ・・・・




バジルが大慌てで階段を駆け下りて行く。

あーぁ、階段でスッ転んでも知らないからな、オレは。

ディーノさんも転んだ事のある階段は、結構急だもんな・・・・。




「綱吉君、如何でした?晴の守護者戦は」

「結構ギリギリだったよ。多分、ヴァリアーの人が遊んでなかったら勝負は分からなかったかもしれない。後、京子ちゃんが来なかったらね」

「京子さんが、晴の守護者戦に・・・!?」

「そ、父さんが連れて来たんだよねー」

「親方様が、・・・ですか?」


「でも、勝てたから良かったけど」





Re: 【リボーン!】運命のソーサリー ( No.430 )
日時: 2011/02/04 21:01
名前: 桃香 (ID: 34Ns4Wp.)
参照: http://lonelylion.nobody.jp/odai/odai.html

番外編を、お題サイト様より持って来ました!!
いえ、・・・シナモンの気&晴の守護者戦終わって、ウチの書きたいネタが爆発したので「じゃあ自分のネタは取っといて、お題サイト様のを借りて来よう!」という感じになりました。
アリス的十題です。


退屈な日常に差した非日常 >>431

焦がれてしまったあなたを求めて >>432

落ちる 落ちる 深みに 嵌る >>444

大人になりたい子供に戻りたい

トライアングル・ティータイム

涙の海に沈む心を掬い上げて

全てを見透かす眸の前で

わたしが一体何をした

いけないことほど燃えるでしょ

夢じゃないと信じさせて


の十題です!

次から書いて行きます!!


PS、参照からゴー!

Re: 【リボーン!】運命のソーサリー ( No.431 )
日時: 2011/01/23 11:40
名前: 桃香 (ID: PODBTIS5)

番外編お題1 退屈な日常に差した非日常。






「あーぁ、暇だなー・・・・・」


「アリス、そんな事言わない!!」

「お姉さま・・・すみませーん・・・・」

「もう!今日はお客様が来る日だというのに、・・・・アリスったら・・・・」

「でも、そんなに大事なお客様じゃないんでしょ?だったら何時も通りで・・・・」

「・・・・まぁ、良いわ」

「やったぁ!!」




ピンポーン





「あら、お客様が来たわ。アリスは待ってなさい。私が出て来るわ」

「お願いしまーす。お姉さま」




お姉さま————癒姫が行った。

きっと、今日も、つまらない客なのだろう。

自分の自慢ばっかりする客は、話を聞いてて欠伸しちゃう。



「なーんか面白いコトないかな〜?」





トトトト・・・・・





目の前をウサギが駆け抜けて行った。

ウサギが門の内部に入れる訳ないのに・・・今度門番にはキチンと言っていこうっと。


・・・・でも、ヒマなのを潰す位にはなるかも。


ちょっと追いかけてみようっと。





ピョン・・・ピョン・・・・・


トコトコ・・・・ガサッ



突然、ウサギはピョーンと飛び跳ねて走り出した。

あちゃー、さっきので私がついて来たの、バレちゃったみたい・・・。




「お前、・・・ついて来るのか?」

「へ?」


ウ・・・ウソ・・・・。


ウサギが・・・ウサギがっ!!

ウサギが喋った〜〜!!!



「へっ・・・ど、して?ウ、ウサギが、・・・喋るなんて・・・・」


そう呟くと、素早くウサギを持ち上げた。


「電池どこっ!?電池!!それかスイッチは?!止めるボタンがどっかにある筈ッ!!」


しばらくはウサギもされるがままにされていたが、ついに我慢出来なくなったのか、大声で言い放った。


「俺には電池だのスイッチだのは無い!!というか、そんな物を付けた仲間も見た事ないぞ!!」

「え・・・?・・・・電池もない、スイッチもない、仲間も居る・・・・って、な、何者〜〜!!?」

「俺は不思議の国からやって来た王子ってトコか?・・・丁度良い、お前も一緒に来い」

「へ・・・えぇぇ!?」



不思議の国!?

王子?!ウサギの王子〜!?

・・・・ちょっと待って、これ夢なんじゃ・・・?

全部全部、夢なんじゃ・・・?




でも、夢だったら大丈夫だよね?

安心、安全の、私ヒーロー!!

だから、乗ってみようかな。



「分かった、一緒に行ってあげる」

「良かった。じゃあ行くぞ」



そう言ってウサギが飛び込んだのは、・・・穴。

地面に開いた穴。


どーして!?



まぁ良いや。

夢なんだし。

勇気を出して、飛び込まなきゃ!!






落ちる、落ちる、落ちる。

え?!もう軽く一分位経ったよね!?


どうして底が見えないの〜〜!?

どれだけ長い穴なの?!


・・・・もう、ダメ・・・・。

Re: 【リボーン!】運命のソーサリー ( No.432 )
日時: 2011/01/24 18:31
名前: 桃香 (ID: 0y/6MWPS)
参照: アリス的10お題を、シリーズ化するのは無理だと知った。

番外編2 焦がれてしまったあなたを求めて。






「ねぇ、貴女は好きな人とか居ないの?」

「へ?・・・好きなヒト?」


私の事を貴女と呼ぶ彼女は、偶然町で出会っただけの子だった。

・・・ツナが前に家に連れて来てた記憶があるんだけど、・・・それは、どーなんだろう?


なのに、ちょっと話しただけで、もう好きな人の話とは。

・・・まぁ、ちょっとと言ってももう1時間は経っているんじゃないか。

公園に来たランボとイーピンの子守中に、偶然通りかかっただけの子なのに。

・・・・・知り合いにも、程があるだろう。


でも、チャンスかもなー。とも思っていた。

ツナは、どうやらその子の事が好きらしい。

しかも、好きな人の話題を自ら持ちかけて来た。

・・・・聞いてみようかな、ツナの事が好きなのか。


「わ・・・私は、特には・・・」

「え?意外だな〜!私、あのバジルって子の事が好きなんだとばっかり思ってた〜!」



え・・・・?

バジル・・・を?


それは、・・・・ちょっとある。

だって、確かに私は、マーモンとの一回目の勝負の時に言ったよ?

『バジルが大好き』だって、『幸せになりたい』って・・・・。


・・・・ッ・・・な、・・・・何でこんなに恥ずかしいコト・・・を・・ッ・・・・。

・・・・も、もう過ぎた事は忘れる!!

そして、・・・・・今、私、・・・・バジルの事どう思ってるんだろう・・・・?



・・・・まさか、もしかして?






「あのね、私ね、・・・・・が好きなの」


え・・・?!

「あ、・・・この事、内緒だよ?お願いだからね!」

「うん、大丈夫」

「そっか〜!良かった」



・・・言える訳ない。

まさか、まさか、まさか。


彼女が好きなのは—————————だなんて。

言える、訳・・・・。




そう言って、彼女は去って行った。

行って気付いた。

・・・私、あの子の名前聞いてなかった・・・!!


そ、それは置いておいて・・・っと。


私って、本当は・・・・・・?




Re: 【リボーン!】運命のソーサリー ( No.433 )
日時: 2011/01/25 22:47
名前: 涙水 (ID: 34sKezYR)

お久しぶりです(*^^)v

やっと36話まで読み終わりました!
新しいキャラクターが出てきたところでますます展開が気になります!!
なんだか雲雀さんはいろいろ知っているみたいですねっ。
ツナだけが話の展開についていけてないみたいで、ちょっと笑いました(笑
みんなの過去とかも早く知りたいです!

番外編も相変わらず面白かったです!
本編がシリアスな分、ギャップがあって良いですね(*^^)v

更新頑張ってください!
本編も番外編も楽しみにしています!


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