二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 【リボーン!】運命のソーサリー
- 日時: 2011/01/09 11:04
- 名前: 美菜 (ID: D1ySZU7X)
こんにちわ、または初めまして。
美菜です。
二次小説を書くのは初めてですが、よろしくおねがいします。
−オリキャラ紹介−
名前:黒沢 アリス
コードネーム:シナモン
年齢:不明。でも、14〜15歳くらい。
性格:いつもニコニコしている。頭いい。
何でも信じてしまう。
容姿:黒の髪が、腰まであって、いつも、オレガノ
が色々な髪型にしてくれる。一番多いのは、
ツインテール。いつも、黒っぽい服を着て
いる。
ボイス:「こんにちわー、シナモンです」
「へー日本って、洗濯は川でするんだ」
−注意−
・美菜のことが嫌いな人
・黒かスレなツナありえない!って人
・リボーン嫌いって人
・いきなりタメじゃ嫌って人
・荒らしきたら無視できないって人
・もちろん、荒らしに来た人
は、戻って下さい。
では、スタート!
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- Re: 【リボーン!】運命のソーサリー ( No.444 )
- 日時: 2011/02/04 20:59
- 名前: 桃香 (ID: 34Ns4Wp.)
- 参照: ディーノ誕生日おめでとう!!!
番外編お題3 落ちる、落ちる、深みに嵌る。
本当はね、分かってた筈なのに。
自分が、仮なんだって事も、ね。
でも、実際に言われるのとじゃ全然違うなぁ・・・。
私、本当に要らなかったんだ。ヴァリアーに。
でも、後悔なんかしないもの。
だって、アリスに協力したいと思ったのは、私自身だから。
でもね、でもね、一つだけ後悔するとしたら・・・・・、そう。
自分自身の覚悟の無さ。
面と向かって言われないと気付かないなんて。
予想は、してた筈なのに。
・・・どうして?
傷付くのが、嫌だったから。
そう、それだけ。
任務に感情なんか混ぜちゃいけないって、分かってた筈なのにさ。
感情を、混ぜたのは私だから。
そう、全部、私がいけないの。
XANXUSにもう気の波動を有する者は居ないと勝手に判断したのも、私。
アリスが記憶を失った事を知って、とても情が篭ってしまったのも、私。
そう、全部————————。
落ちて落ちて、そのまま地獄へ・・・・・落ちれば楽なのかもね。
今ここに居る世界が、私にとっては地獄以上の物以外何者でも無い。
ヴァリアーにも、ボンゴレにも、・・・裏社会からも否定されて。
でも、今更表社会等に戻れる訳もなくて。
居場所を失くした少女の、小さな小さな背中は。
とてもとても儚くて。
今すぐにでも消えてしまいそうな程。
「助けて。・・・何て、私に言う資格は無いもんね」
何度も、少女は「助けて」と叫ぶ人の声を無視して任務を遂行して来た。
今更「助けて」なんて言っても、誰も助けてくれないだろう。
・・・過去の仲間でさえも。
もう少しで、泥の中に埋まってしまう。
「助けて」と言ったって、結局は誰も助けてくれない。
そのまま。・・・自分なんていっそ埋まってしまえば良いのだ。
そう、少女は考えた。
でも、僅かな期待を込めながら—————。
「アリス・・・お願い・・・・・」
そっと、小さな声で呟いた。
「助けて、アリス・・・」
「どうしたの?」
そっと、カーテンをシャァッと開けてくれたシナモン。
居たのも、気付かなくて。
でも、そっと、見守ってくれていたと思うと、嬉しくて。
「ありがとう」
「え?!私、ただカーテン開けただけだけど?!ど、どうしたの?!今日なんか変だよ!?」
優しさを無意識でやれるアリスを、ちょっぴり羨ましく思いながら。
「おはよう!!」
「おはよう・・・」
「ど、どうしたの?!目の下、真っ赤だよ!?」
・・・・何時の間にか、泣いてしまっていたらしい。
でも、でもね。
今日だけは、泣かせて。
心の闇を取り払ってくれたのは、同じく少女の笑顔でした・・・。
心の中で感謝しながら、・・・やっぱり気の守護者だな、と思った。
気の守護者の使命・・・・『空間を操り、敵と味方を混ぜてしまう混沌の気』・・・正にその通り。
作った人に褒めてあげる。今日だけはね。
泥の底から、やっと這い上がって来た少女は、同じ位の年の少女に救われた。
- Re: 【リボーン!】運命のソーサリー ( No.446 )
- 日時: 2011/02/21 16:53
- 名前: 桃香 (ID: kXe4flYM)
第八十話 人は何故作られて、何の為に彷徨うか。
「やべぇな、シナモン、避けろ!!」
「無理ですヨ。雪蓮は何をやっても負けた事なんてありませんカラ」
ドンッ
早ッ・・・・。
無理無理、避けらんない・・・・ッ・・!!
ドサッ
あ・・・れ・・・。
視界が、ボヤけてく・・・。
そっか、私、撃たれたんだ・・・、きっと。
「・・い・・・大・・夫・・・・モン・・・」
リボーンさん・・・大丈夫、です。
「この・・・・から・・・・」
えっと、さっき言ってたしぇれんって子だ。
漢字が分かんないよ・・・中国語かな?
あ・・・声も聞こえなくなっちゃった・・・・。
ここまでかも、今日は。
皆、ゴメン。
「シナモン殿・・・?」
「どうしたの?バジル君」
「いえ・・・ただ、シナモン殿はどうしたんでしょうかと思っただけです」
「そっか。多分シナモンなら大丈夫だよ」
「どうしてですか?」
「シナモンはさ、リボーン相手でもきっと上手くやれる。そう思うからさ・・・」
「沢田殿・・・・・・そうですよね!シナモン殿ならやれますよね!!」
「うん!!そうだよ!!」
「雪蓮、始末してくれないか?」
「了解しまシタ。二人とも、外へと追い出せば良いですカ?」
「ううん。吐くまで脅迫さ。・・・あぁ、その憎たらしいアルコバレーノは追い出しちゃって良いよ?」
「分かりまシタ。具体的にはどんな脅迫を?」
「う〜ん、やっぱ一番苦しむ方法って言ったら締め付けだよねぇ?」
「ハイ。私にはそう思いまス」
「よし、じゃあそれで」
「分かりマシタ。やって来まス」
タタタ、と、足音を荒げながら部屋を出て行く。
「さてと・・・俺の下僕はどこまでやってくれるかねぇ・・・?」
「貴女に、今持っている情報の全てを教えて貰いまス。拒否権は与えませんヨ・・・?」
「私は・・・絶対に言わない!!」
「そんなコト言ってられるのも、今の内でスヨ?」
「そんな事無い!!絶対に口を割らない!」
そう言うと、雪蓮はシュルッと剣を取り出した。
何故か、霧の炎に包まれている剣だ。
「貴女には傷を付けるなとの命令デスガ・・・仕方ないですモノ」
そう呟くと、シナモンの首元に剣を当てた。
冷たくて、ヒンヤリとした剣を。
・・・シナモンは後で知ったが、repierという剣だった。
「さぁ・・・言わなきゃ、アッという間にザクリと行きますヨ?」
「それでも、言わない・・・!!」
「偉いデスネ。でも、これからですヨ?本当は、幻覚だけで脅して終わりで良いと思ったんデスヨ?でも、貴女が言わなかったからでス」
「何を・・・?!」
そう言うが早いか、シナモンを鎖で繋ぎとめる。
その後、霧の炎を鎖に纏わせ、鎖を持つ。
「・・・霧の炎が、他の属性より優れてるコト、それは・・・」
刹那、ガンッ、とシナモンの身体の衝撃が掛かり、後ろの壁に頭をぶつけてしまう。
「幻術強化、でス」
幻術で出来た鎖が、シナモンの身体を幾重にも縛って行く。
蛇がうねる様に、カシャカシャと音を立てて。
「これは全て幻術・・・でしょ?」
シュゥゥ・・・と霧が晴れて行く。
やっぱり、鎖は全て幻術だったんだ!
「良く見破りマシタネ。そうですヨ?」
「だって、貴女最初に言ってたじゃない。『傷を付けるなとの命令ですが・・・』って」
「そうデス。でも、幻覚が効かないのならば、話は別デス」
タンッ、と、地面を蹴る軽快な音が聞こえる。
だが、先程の霧が晴れていなくて、お互いの姿は確認出来ずに居た。
「何処に行った・・・?!」
雪蓮が探している声があるから逃げれるものの、全く見えない。
ぶつかったら絶対に終わりだ・・・・。
ガシッ
腕を、掴まれた・・・?!
不味い、きっと、雪蓮だ・・・。
見付かった・・・。
「見つけましたヨ?早く言ってくれませンカ?」
「言わないもの!!絶対、絶対、絶対に!!」
「そうですカ・・・じゃあ、フルパワーで行きますネ?」
ガッ
後ろから、突然の回し蹴りが来た。
油断・・・しちゃった・・・。
「まだまだ行けるデショ?だったら、立って下さいナ」
「うぅ・・・」
バァァン
「誰でス?」
「シナモン、遅れて悪かったな」
「リボーンさん?!」
「アルコバレーノでスカ?追い出しましたヨネ?」
「生憎、シナモンを返して貰わなきゃ帰れねーんだ。返して貰うぞ」
ドガァァァン
「う・・・・・ッ・・・・」
「帰るぞ、シナモン。今日のアホ牛の結果も聞いてねーからな」
「え?!あ・・あの・・・・」
バタン・・・・
「許さない、デス。アルコバレーノと、シナモンと呼ばれてた女。絶対に忘れまセン・・・カラ」
- Re: 【リボーン!】運命のソーサリー ( No.447 )
- 日時: 2011/02/05 20:44
- 名前: 花子 (ID: 1qIY/8jn)
こんばんわ!!そして、蔵空さんお久です。勉強お〜疲れです!!
愚痴を言いたい気持ちはよくわかります。
大丈夫です。私なんか堂々と愚痴ってますから!まぁ私は、それしか言う事ないんですけどね・・・。私もすいません。
- Re: 【リボーン!】運命のソーサリー ( No.448 )
- 日時: 2011/02/06 17:06
- 名前: 桃香 (ID: 42vEC8Xu)
花子〜!
てか来れたんだ!!
そうだよね、花子は愚痴しか言ってないもんね。www
超堂々とね。ww
言う事が無いって…。まぁそうなんだろうけども。
でわっ♪
- Re: 【リボーン!】運命のソーサリー ( No.449 )
- 日時: 2011/02/08 17:05
- 名前: 桃香 (ID: DHfHPQAg)
第八十一話 貴方の為に、この言葉を送るわ。
「シナモン、大丈夫だったか?」
「はい・・・・大丈夫です」
「だったら戻るぞ。さっさと戻らねーとバジルや家光がうるせーからな」
「そう言えば、バジルに何も言わないで来ちゃった・・・」
「・・・よし、戻るぞ」
敵アジトであるビルの物陰に隠れ、こっそりと交わされる言葉。
しかし、その会話も盗聴されていた。
・・・恨んでいた彼女は、歯軋りしながらも気配を消しながら聴く。
「バジル、とは、シナモンと呼ばれていた女の大切な方のようデスネ。ちょっと使っても良いでスヨネ?」
『あぁ・・・構わない』
無線は今にも切れそうな中で、しっかりと自分の上司に報告する。
雪蓮は不敵に笑って、こう言った。
「Io divenni felice.・・・Di me Un padrone」
私は幸せです。・・・私のマスター。
貴方の敵を、排除出来る事が。
「なぁ・・・幾らなんでも、おせーんじゃねーのか?」
「確かに、シナモン殿もリボーン殿も遅いですね・・・」
「そうだよなー。だってもう、丸2日経ってんだぜ?」
「オレのはもう終わったし・・・次はこいつの・・・雨の争奪戦なのによ」
「・・・もしかして・・・・・・」
「ぜってーリボーンさんは無敵なんだよ」
「え・・・?」
「リボーンさんは負けねー。まぁ、シナモンを人質に取られたんなら話は別だけどな」
「シナモン殿が・・・人質に・・・」
「・・・んな手使わねー敵を選んだんだろーが、人間、いざとなった時は分かんねーもんな・・・」
「だろーな。多分、壊滅がかかった奴らは何でもするぜ」
「だとしらら、本当に・・・?!」
「やってるかもな、人質」
「逆ですヨ?」
「誰だ?!」
「私は、雪蓮。でも、名前何か聞いたって意味ない、そうデショ?」
「雪蓮・・・?聞いた事ねー名だな・・・」
「獄寺殿!逃げましょう!!今並盛町でトラブルを起こすのは危険です!!」
「・・・トラブル?それって、喧嘩か?」
「いいえ、・・・人質に利用させて貰いマス。貴方を・・ネ?」
「っつー事は、シナモンはまだ捕まってねーって事だろ?勿論、リボーンさんもな」
「はい!拙者達を脅迫に使うのならば、まだどちらも捕まっていないという事ですね!!」
「だったら、何も未練はねーよな!」
「あぁ・・・全力でテメェを倒す」
「拙者も、シナモン殿を困らせるのは御免です!!」
「小僧達の助けに、少しでもなんならやるのな!」
「・・・まぁ良いでス。3人相手にしても、勝てますかラ」
ジャキッ
そう言うと、雪蓮は幻覚の手裏剣を取り出して投げた。
一気に3人に50個位の手裏剣が襲い掛かる。
途端に、獄寺が思い出した様に目を見開いた。
「確か・・・雪蓮って、天山雪蓮花の事だっただろ?・・・寒い中で、自分は綿の中に包まってる、な」
「・・・ッ・・・」
「周りの敵から守って貰って、自分も幻覚で守って。お前、セコい奴だな」
「・・・・ッ・・何を、そんなコト・・・・」
「お前単体では、何も出来ねーんだろ?」
ビクンッと絶望した目で動きを止める雪蓮。
震えながら、でも事実を言われた事にショックを受けながら。
「お、おい!大丈夫か?!」
「いけません山本殿!そいつは敵ですよ?!」
「でも・・こいつ・・・」
「マスターの命令は絶対、デス。何が何でも、例え私が死のうとも、絶対に貴方達を倒しまス」
「・・・こいつ・・・」
「お・・おい、大丈夫か?」
「すごい執念です!しかも、忠誠もすごいです!」
「私は・・・私は・・・ッ・・単体でも戦えマス。でも、戦っちゃ駄目だと、マスターが・・・・・・」
「マスター?ったく、誰なんだ、マスターってのは」
「でも、マスターって言い方・・・よっぽど凄い方なのでしょうか?」
「ま、誰でもブッ倒そうぜ!協力してな!!」
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