複雑・ファジー小説

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マジカルスイーツショップ【完結!】
日時: 2014/08/06 15:45
名前: モンブラン博士 (ID: EhAHi04g)
参照: http://www.kakiko.info/bbs2/index.cgi?mode=view&no=8190

ある都会の一角に小さなお菓子屋さんがありました。

そのお店の主人の名はヘンリー、孫の名はマーラー。

このふたりはどこにでもいるごく普通のおじいちゃんと孫に見えますが、彼らの正体は様々な願いを叶えるお菓子を作る魔法使いだったのです。

☆—☆—☆—☆—☆—☆—☆—☆—☆—☆—☆—☆—☆—☆—☆—☆

今回は明るく楽しいマジカルコメディを書きたいと思います。

駄文だと思いますが、みなさん応援よろしくお願いします。

※この作品はとある有名作品のパロディを多く含みます。

奇想天外プロレス物語の最終シリーズです。

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Re: マジカルスイーツショップ ( No.167 )
日時: 2014/06/23 22:51
名前: モンブラン博士 (ID: EhAHi04g)

ヒナさんへ
異彩を放っていて個性的です!採用です!
ただ、バルカンの神としての登場になりますが、よろしいでしょうか?

Re: マジカルスイーツショップ ( No.168 )
日時: 2014/06/24 05:40
名前: モンブラン博士 (ID: EhAHi04g)

「「「なにいっ!」」」

不動さんや他のみんなは、僕の発言に驚きを隠せませんでした。

「しかし、ジャドウとお前は普段親しい様子などそぶりも見せていなかったが…会話をしているところさえ見たためしがない」

「彼と僕は、みんながいる前では親しいそぶりを見せなかっただけです」

「なるほど。みんなが寝静まった後や、外出している最中に、ふたりでスパーリングなどをやっていたという訳か…あいつらしい教育方法だな」

「僕はそんな彼を尊敬していました。だから僕は彼の最後の言葉の通り、ウラヌス、あなたを倒して彼を超えて見せます!」

「どうやら、下等生物は死にたがりが多いようだな〜ッ!」

彼はラリアートを放ってきますが、それをかがんで避け、敵の背後に裏拳を浴びせ、すかさずヌンチャクを取り出してそれを使い、彼の頸動脈を締め上げます。

「甘い甘い」

彼はなんと、首の太さを数倍にしてヌンチャクによる首締めをはずし、僕の腰を掴み、ジャーマンで投げ、立ち上がってきたところへ、強烈なビックブーツ=キックを2発食らわせました。

威力の高いキックを受けた僕は口から血が噴き出し、そのまま仰向けに倒れてしまいまいます。

ジャドウさん…彼には僕の使えるすべての技が通用しません。

こんなとき…あなたならどうしますか?

(フフフフ…王李。なんとも哀れなものですなあ)

ジャ、ジャドウさん…どうしてあなたの声が聞こえ、姿が見えるのです。あなたは確かに死んだはずでは…

(これは幻影だ。こんなこともあろうかと思って、お前に最後のメッセージを伝えにきたのだ…あの世からな…フフフフ…)

教えてください、どうすれば、あの敵に勝てますか?

(まず、奴を怨むな…俺は奴のいう通り、勝手に死んだ。俺の敵討ちを忘れろ。そして、次に、お前が今まで見てきたレスラーの技を盗め…俺たちはグレーだ。他人の技を使うなど、当たり前のことだ…悪の美学を貫き通せ…フフフフ…)

彼はそれだけ言うと、僕の前から消えてしまいました。

「悪の美学、ですか…」

「何をゴチャゴチャ言ってやがるーッ!」

ウラヌスは僕に止めを刺そうと接近してきます。

「わかりました、ジャドウさん。みんなの技を使います!『ブランデンブルグの赤い噴水』!」

「ぐあああああっ!」

Re: マジカルスイーツショップ ( No.169 )
日時: 2014/06/24 07:05
名前: ヒナ (ID: VHEhwa99)



いいですよー。思いつきと私の好きなものを詰め込んだだけのキャラなんでモンブランさんが使いづらかったら変えちゃってくれて構いませんよ。

Re: マジカルスイーツショップ ( No.170 )
日時: 2014/06/24 14:05
名前: モンブラン博士 (ID: EhAHi04g)

ヒナさんへ
それはありがとうございます!彼女の登場はもう少し後になりますが、楽しみにしてもらえると嬉しいです。コメントありがとうございました!

Re: マジカルスイーツショップ ( No.171 )
日時: 2014/06/24 15:51
名前: モンブラン博士 (ID: EhAHi04g)

僕はウラヌスの胸板に、フロイさんの得意技で傷をつけます。

「おのれ…王李少年。この俺の体に傷をつけるとは!こうなったら、一撃で仕留めてやる!」

彼は僕を掴み放り投げ、掌から冷凍光線を発射し、氷山を作り上げます。

ですが、この動きは先ほどの試合で既に予測済み。

僕は両手で炎の弾を放ち、氷山を溶かします。

そしてそのまま、猛烈な回転を体にかけ、巨大隕石となって彼に落下していきます。

「『炎烈撃烈隕石制覇拳』!」

この日のためにとっておいた僕の新必殺技を彼に炸裂させます。

「こんな偽の隕石など破壊してくれる!」

「はあああああああああああああああっ!」

僕は回転のスピードをどんどん上げていきます。

すると、彼の手に摩擦で上がった炎が引火し、それに驚いた彼の押し返す力が弱まりました。

その隙をついて、僕は彼の懐に入り込み、彼の体を貫きます。

「…俺が信じられるのは…己の刀のみ…それ以外は、何も信用できぬ〜ッ!」

彼は断末魔と共に倒れ、動かなくなりました。

カンカンカンカンカン!

これで僕たちスター=レスリングジムの2勝目が決まりました。

すると、もはや動けるはずのないはずのウラヌスが立ち上がってきました。

「て…敵ながら天晴だぜ、王李少年。さあ…師匠の敵を討て…」

彼は僕にジャドウさんの剣を僕に渡し、口を開きます。

ですが、僕は剣を受け取り、鞘に納めました。

「『試合が終われば、憎しみも終わる』。これは、僕の師匠の言葉です。僕は殺し合いのためにあなたと闘ったのではなく、あくまで師匠を倒した敵と闘い、それを超えたかった。それだけです。あなたはもう、僕の敵ではない。星へ帰ってください」

すると、彼の姿が元に戻り、穏やかな顔で、僕に笑いかけました。

「…俺は、今まで誰も、自分の仲間でさえも信用できなかった…
だが、あんたの決して試合を諦めず、勝利を信じ闘い続けるその姿に、負けたよ。これからは、あんたら地球の人間たちの可能性を信じてみることにするぜ…」

それだけ言うと、彼は粒子になって、大空へ吸い込まれるように消えていきました。


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