複雑・ファジー小説
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- マジカルスイーツショップ【完結!】
- 日時: 2014/08/06 15:45
- 名前: モンブラン博士 (ID: EhAHi04g)
- 参照: http://www.kakiko.info/bbs2/index.cgi?mode=view&no=8190
ある都会の一角に小さなお菓子屋さんがありました。
そのお店の主人の名はヘンリー、孫の名はマーラー。
このふたりはどこにでもいるごく普通のおじいちゃんと孫に見えますが、彼らの正体は様々な願いを叶えるお菓子を作る魔法使いだったのです。
☆—☆—☆—☆—☆—☆—☆—☆—☆—☆—☆—☆—☆—☆—☆—☆
今回は明るく楽しいマジカルコメディを書きたいと思います。
駄文だと思いますが、みなさん応援よろしくお願いします。
※この作品はとある有名作品のパロディを多く含みます。
奇想天外プロレス物語の最終シリーズです。
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- Re: マジカルスイーツショップ【完結まであと7話!】 ( No.242 )
- 日時: 2014/07/04 20:56
- 名前: レイR ◆eO3D7qpnAw (ID: ys2KpDjK)
- 参照: http://ge-novel.com/mtsg.cgi?
お待たせしました!最後の一人です。ちなみに設定など変えちゃってもOKです。
名前「シャドウレイ」
性別「♂」
容姿「翼のように広がりつつ逆立った独特の髪形を持ち髪色は茶髪。額から影が差し、不気味に輝く金色の瞳が特徴」
異名「海王星神、英雄の影」
性格「普段は悪役のように振る舞っているが本当はかなり仲間想いで仲間の為なら一つ世界を失おうと構わないほどの決意を持つ。とても責任感が強く、優しさで満ち溢れている。」
必殺技「シャドウラビリンス(無数の自身の幻影を生み出し、敵を翻弄する。)
シャドウグレイヴ(所謂スキルのような物でセラのウィンドミラーとは異なり直接攻撃を受けなくとも技をコピー出来る。しかもコピーする範囲がこの世にいる全ての人と、範囲がとてつもなく広い)
クアドリドブラック(シャドウレイの最高の技。現実にはあり得ないほどの闇を放出し、気がついた時には相手は必ず息の根を止めている……)」
一人称「俺」
二人称「君、お前」
笑い方「フッ……ハッハッハハっ!!」
サンプルボイス
「我はシャドウレイ……影の一部だよ」
「キリスと鳴冠、それにセラがお世話になったみたいだねぇ……?」
「流石、勇者って所でしょうかね」
「君達は下がってて」
「仲間に無茶はさせたくないからね」
「それが俺の責任だから……」
「俺は仲間の為に、この野望を叶えなくてはならない!!」
「君達は果たしてこの世界に選ばれるかな?」
「この世界はどちらに味方するか……興味が湧いてくるだろう?」
「フフッ、壊れろ壊れろォッ!!」
参考「神の中でもリーダー各の少年で現実離れした実力を持つ。キリス、鳴冠、セラは彼の事をかなり尊敬しており、その中でもキリスは彼と幼馴染みである為キリスのみ彼に敬語を使わない
一見すると純粋な悪役だが、それはただの演技で実際は超仲間想い。ある目的の為今回の計画を実行したが、それさえも仲間の為にやっている。責任感が強く抱え込みやすいが同時に信頼感も厚い。
余談であるが彼は『記憶の物語』などに登場するレイの影のような存在で実際額から影が差す所や金色の瞳以外見た目に大した違いはなく、声すらもほぼ同じ」
- Re: マジカルスイーツショップ【完結まであと7話!】 ( No.243 )
- 日時: 2014/07/04 21:15
- 名前: モンブラン博士 (ID: EhAHi04g)
レイRさんへ
これまた魅力あるキャラを投稿してくださってありがとうございます!
がんばって活躍させたいです!
- Re: マジカルスイーツショップ【完結まであと7話!】 ( No.244 )
- 日時: 2014/07/04 21:49
- 名前: モンブラン博士 (ID: EhAHi04g)
彼女は再びドロップキックを敵に放つ。
それを受けた彼は明らかにわざとオーバーにのけ反り、海王星神とタッチした。
「やっと俺の出番か。待ちくたびれたぜ!」
彼は白装束を吹き飛ばし、姿を現した。
翼のように広がりつつ逆立った独特の茶色の髪を持ち、額から影が差し、不気味に輝く金色の瞳が特徴の海王星神、シャドウレイはその姿を現すと、いきなりラリアートで彼女を強襲した。
「きゃあっ!」
彼女はその威力に思わず尻餅をつく。
「情けねぇ。これでも元同志か。火星神の名が聞いて呆れるぜ」
彼はヘラヘラ笑いながらも、その瞳は底知れぬ残虐性を帯びている。
「前のアシュランとかいう野郎は弱すぎて話にならなかったが、今度は俺たちの元同志が相手だ。遊びがいがあるってもんだぜーッ!」
彼は立ち上がってきた彼女をジャンピング=ネックブリーカーで押し倒すと、そのままエルボーを数発浴びせる。
「ハハハハハ!弱い奴だ。これでも神かよ!」
彼は彼女の体を数回蹴飛ばし、私目がけて彼女を投げつけた。
しかし、これが彼女の狙いだった。
素早く私に片手を伸ばし、タッチすると、放り投げられた勢いを利用して、リング下まで下がると、青コーナーで油断していたセラロの足を掴んで引きずり倒すと、そのまま場外乱闘へと持ち込んだ。
私はそれを確認すると、リングへあがり、敵のお株を奪う先制攻撃を仕掛けた。
「ぐうっ…やるなカイザー、味な真似を覚えたな?」
「声が変わっていないようだが、相変わらず、お前はオーバーボディによる変身は苦手なようだな、シャドウレイ。いや、ネプチューンよ!」
「ばれたらしょうがねえ。おい、セラロ!俺はお前より先に正体を明かしてやるぜ!」
味方の返事も聞かず、彼は内側から豪快にオーバーボディを粉砕した。
「ご名答だぜ、カイザー!俺は神話にも語られし、海王星神ネプチューン様だーッ!」
オーバーボディの中から現れたのは、青い長髪、深い青の瞳、深い青の首飾りにルビーの入った腕輪。190センチのバランスのよい体格に、引き締まった体つきの何千年ぶりかに見た、懐かしい元同志の姿だった。
「俺をこの姿にさせたということは、それなりの覚悟はできているんだろうな?」
「当たり前だ、ネプチューン!今こそ、太陽と海の対決に、決着をつけるときだ!」
「望むところだ、カイザー!」
私たちは同時にタックルで激突した瞬間、その死闘の幕が開かれた。
※今回登場したシャドウレイは、レイRさんのオリキャラを元に創作しました。ご応募ありがとうございました。彼の仲間思いの性格もきっちり書きたいと思います!
- Re: マジカルスイーツショップ【完結まであと6話!】 ( No.245 )
- 日時: 2014/07/05 05:51
- 名前: モンブラン博士 (ID: EhAHi04g)
「フン!」
「グム…ッ!」
私たちは拳の打ち合いを続けている。
肉体と肉体の激しいぶつかり合い。
私は奴のみぞおちにパンチを入れるが、奴も負けじと私のレバーに拳を打ち込む。
拳での攻防が続いたところで、マールスが私にタッチを要求した。
「カイザーさんは、セラロをお願いします。彼は私が引き受けますので!」
「ああ…わかった」
私は彼女と交代し、リングを降りた。すると、セラロが口を開いた。
「カイザー、今は場外乱闘をするよりも、お互いのコーナーで試合を観戦したほうがいいんじゃないかな?『闘うなら、正々堂々リングの上で』これは確かきみの口癖だったよね」
「ふうむ…よかろう」
私は彼の意見も一理あると思い、自軍のコーナーでマールスとセラロの試合を観戦することにした。
☆
わたくしは、カイザーさんと交代して、リングに上がりました。
「フッ……ハッハッハハッ!」
敵は高らかに笑うと、拳を振ってきました。
わたくしはそれに合わせて裏拳を放ち、敵を怯ませ、その隙をついて裏拳と正拳を交互に打ち込みます。
「フッ……ハッハッハハっ!さすがは銀河太陽系8神の中でも、かなりの実力者だったマールスだけのことはあるようだな。この様子を見ると、さっきのは様子見だったってことだな?」
「ご想像にお任せします」
私は低空タックルで敵を押し倒し、すぐさまキーロックをかけますが、持ち上げられてしまいます。
それにしても、どうして銀河太陽系8神のメンバーのほとんどが、怪力を自慢したがるのでしょうか。
持ち上げられた体勢から、キーロックをはずして、敵の背中へ回り込み、今度はパロスペシャルで敵の腕を攻めていきます。
「ギブアップしないと、全身の関節を折ってしまいますよ」
「お前にそれができるというのか?俺から言わせたら、土台無理な話に聞こえるぜ!」
彼はあたしの極めている両手を掴み、そのまま怪力で強引にパロスペシャルをはずしました。
「生憎、俺は怪力だけではない。技もできる!」
わたくしをオクラホマスタンピートで叩き付け、続いてベアハッグで締め上げます。
そしてネッグハンギングツリーで吊り上げます。
首を絞めているわけはないのですが、頸動脈が圧迫されて、とても息苦しいです。
「俺はこんな芸当もできるんだぜーッ!」
彼はそのままの体勢のまま、ジャーマンを炸裂させました。
「お前は愚かな奴だ。他の奴らならともかく、よりによって、銀河太陽系8神で最強のふたりに逆らうというのだからな!」
「何を言われても構いません!たとえ、どんなに無謀だ、勝てないと言われても、闘う覚悟があるかぎり…わたくしは決して負けません!」
「いいだろう。ならば、その思いごと、まとめて葬り去ってやる!」
- Re: マジカルスイーツショップ【完結まであと5話!】 ( No.246 )
- 日時: 2014/07/05 06:40
- 名前: モンブラン博士 (ID: EhAHi04g)
「食らえ!『シャドウラビリンス』!」
彼は無数の影を作り出し、彼女を翻弄する。
彼女は影の幻影に騙され、攻撃を当てることができずに、苦戦している。
「落ち着け、マールス!」
私が彼女に呼びかけると、彼女は深呼吸をして、冷静に影が本物であるかどうかを確認し、的確に本体を捉える。
必殺技を発動し、敵はかなり疲労困憊している様子だが、まだ闘うつもりらしい。
「俺は仲間のセラロの為に、命を懸けてでも、この野望を叶えなくてはならない!」
「どうやら、きみはアレをするようだね」
何かに気付いたのか、セラロが興味深い口ぶりで言う。
「ああ…お前と別れるのは残念だが、それが疲労困憊した俺自身に対する責任だ……俺はただでは死なない…マールス、死ぬときは一緒だぜ!禁断の超必殺技『クアドリドブラック』!」
彼は自身のパワー全てを闇に変えて放出すると、そのまま黒の粒子になって昇華した。
闇はマールスを包み込み、徐々に彼女の体を足先からピンクの粒子に変えていく。
「カイザーさん、ここでお別れ見たいです…必ずセラロに勝ってください…」
彼女の粒子化が胴体にまで及び始める。
私はリングに上がり、彼女に駆け寄り、その消えかかる体を抱きしめた。
「ありがとう…よく闘ってくれた…」
「最後に…フロイさんに伝えてください…『わたくしの友達になってくれて、ありがとう』って…」
「ああ、約束しよう!」
「ありがとう…」
彼女はその瞬間、ピンクの粒子となり、空へ舞い上がりながら、星へと帰って行った。
「故郷の星で見ていてくれ、マールス。
私はきみに必ず勝利を届けて見せる!
セラロ、もう躊躇はない!『太陽神』は今宵『闘神』となる!」
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