複雑・ファジー小説
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- マジカルスイーツショップ【完結!】
- 日時: 2014/08/06 15:45
- 名前: モンブラン博士 (ID: EhAHi04g)
- 参照: http://www.kakiko.info/bbs2/index.cgi?mode=view&no=8190
ある都会の一角に小さなお菓子屋さんがありました。
そのお店の主人の名はヘンリー、孫の名はマーラー。
このふたりはどこにでもいるごく普通のおじいちゃんと孫に見えますが、彼らの正体は様々な願いを叶えるお菓子を作る魔法使いだったのです。
☆—☆—☆—☆—☆—☆—☆—☆—☆—☆—☆—☆—☆—☆—☆—☆
今回は明るく楽しいマジカルコメディを書きたいと思います。
駄文だと思いますが、みなさん応援よろしくお願いします。
※この作品はとある有名作品のパロディを多く含みます。
奇想天外プロレス物語の最終シリーズです。
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- Re: マジカルスイーツショップ【オリキャラ7人募集中!】 ( No.127 )
- 日時: 2014/06/20 21:33
- 名前: カレル (ID: 4qS6O2ST)
名前/ウラヌス
性別/男
容姿/薄い青色の髪を腰辺りまで伸ばしていて、瞳は薄い赤色で若干ツリ目。白い軍服を着ており所々にシンプルなものの豪華な宝飾が施されている。また、赤みを帯びたカタナを鞘に入れ持ち歩いている。一見女性の様な見た目だがれっきとした男。身長は高く、183cm。
異名/天王星神
性格/排他的な性格でカタナや8神達以外には心を閉ざしている。(それでも、ウラヌスは8神よりカタナの方を信用している)そこまでカタナに心を入れ込む理由はカタナに精霊が宿っていると思っており、唯一カタナ、つまり無機物だけが裏切らないと信じているから。
必殺技/キュクロプス・ヘカトンケイル
一人称/俺
二人称/あんた
笑い方/…ははっ
サンプルボイス
「用件なら早く言え」
「あんたには関係無い」
「ふざけた事を言うな。此処は戦場だぞ」
「あんたの様な人間が悪魔、と呼ぶに相応しいんだろうな」
「黙れ」
「知るか、神にでも祈れ」
「さあな。俺も今のところは何も言えない」
「興味無いな。其方の方で進めておいてくれ」
「人間は愚かだ。…だが、その醜さを美しいと言う随分変わった奴を俺は見た事がある」
「こんな時、優秀なあんたならどうすれば良いのか分かるだろう?」
参考/8神の中でも変わった奴で、地球侵略など重大な会議以外はほとんど出席しない。非効率的な物を嫌い、一度自分の星の大庭園を「資源を無駄に消費するだけの存在は嫌い」という理由で破壊した事があり、暫く神の座を奪われた。(その他は優秀な事もあり何とか復帰できたが)
はじめまして、以前からこの小説を拝見させて頂いていた者です!不採用でしたらお申し付けくださいませ
- Re: マジカルスイーツショップ【オリキャラ7人募集中!】 ( No.128 )
- 日時: 2014/06/21 05:42
- 名前: モンブラン博士 (ID: EhAHi04g)
カレルさん
これはまた魅力的なキャラをありがとうございます。戦闘シーンまで鮮明に浮かんできます。採用です!登場を楽しみにしてもらえると嬉しいです。
- Re: マジカルスイーツショップ【オリキャラ6人募集中!】 ( No.129 )
- 日時: 2014/06/21 06:37
- 名前: モンブラン博士 (ID: EhAHi04g)
俺たちはなんとか滝に打たれる修行を終わらせ(不動さんがこの修行は断念したから)、朝飯を食べた後、スパーリングへ突入した。
相手は星野やメープルなど、選ばれなかった奴らだった。
最初こそ、とてもじゃないけど、俺が倒せるような相手ではなかったが、毎日スパーリングを繰り返すうちに、相手の癖や戦法を知り、そこを突くことによって、勝てるようになっていった。
俺自身信じられないほど、プロレスの腕が上がったことで、改めて彼らのすごさがわかった気がした。
☆
そして、運命の当日。ついに奴らが来襲してきた。
指定された場所は東京ドーム。世紀の一戦を見ようと、プロレス好きの観客で超満員だった。
開かれたドームの上、つまり、上空から奴らは現れた。
8人揃って、頭まで白装束を被り、正体を隠している。
前々から思っていたんだが、宇宙人は白装束が好きなのか?
彼らは備え付けられた特設リングへ着地すると、中央にいる奴らのリーダー格と思しき奴が口を開いた。
「お前たちのために、我らはそれぞれ、この地球の地で、特設リングを用意した。勇気があるならそこで戦おうではないか」
「ああ、いいぜ!やってやる!」
「いい度胸だ。では、リングで待っているぞ!」
奴らが瞬間移動のように消えると、8つのゲートが俺たちの前に出現した。
それぞれ、『月』『火星』『木星』『天王星』『海王星』『冥王星』『金星』『彗星』と書かれている。
さて、どの扉に入ったほうがいいだろうか。
「ぼくが一番に入るー♪」
ディナーがまっさきに『火星』の扉の中に入っていった。残り7つだ。
「あたしも行きますわ」
フォルテは『彗星』の扉へ入り、
「フフフフフフ……この扉が俺を呼んでいるようだ」
ジャドウは『天王星』の扉へ入った。
続くアシュランとマルコも『海王星』『金星』の扉に突入し、ラグは
『木星』に入っていく。
カイザーさんは何も言わず、『冥王星』の扉に入っていった。
残るは『月』しかない。なんだかしょぼい気がするが、しょうがない。
俺は『月』の扉へと入っていった。
- Re: マジカルスイーツショップ【オリキャラ6人募集中!】 ( No.130 )
- 日時: 2014/06/21 08:28
- 名前: モンブラン博士 (ID: EhAHi04g)
※ここから、それぞれの視点に切り替わります。
天王星の扉をくぐりぬけた俺の目の前に現れた光景、それは俺の出身地であるポーランドの観光名所にして、世界遺産、ムスカウ公園だった。
公園というが、どちらかというとイギリス式庭園に近い。
実際はドイツとポーランド、両方の世界遺産として指定されているこの地にまたがるナイセ川の真ん中に、プロレスのリングが備え付けられてあり、そこに白い装束を被った人物が立っていた。
なるほど、世界遺産にリングを作るとは、彼らもなかなか洒落ている。
俺はさっそく一飛びで、リングに着地した。
「お前がこの俺と戦う銀河太陽系8神か?」
「いかにも、俺は銀河太陽系8神のひとり、天王星神こと、ウラヌス」
バサッと勢いよく奴が装束を脱ぐと、薄い青色の髪を腰辺りまで伸ばしていて、瞳は薄い赤色で若干ツリ目の男が現れた。
白い軍服を着ており所々にシンプルなものの豪華な宝飾が施されている。
奴を見て、俺は口を開く。
「お前と俺は、どうやら似すぎているようだな。気に入らん」
「ははっ。さあな。今のところは何も言えない」
そこで俺はふと、奴の携帯している刀が気になった。なかなか磨き上げられ、光沢を放っている。
「ウラヌスよ。俺がお前に勝利した暁には、命とその刀をいただこう」
「では、俺が勝った場合は?」
「俺の命と同様に大切なこの剣をお前にプレゼントし、その場で自害してやる」
「そうか。だが、お前の剣など俺は興味無いな。其方の方で進めておいてくれ」
「フフフフフフ……俺の剣を侮辱したお前には、誰も味わったことがないほどの残虐血の海地獄を見せてやろう」
「それは楽しみだ。見せてくれよ、あんたの言う地獄って奴をな!」
カーン!
試合開始を告げるゴングが鳴り響いた。
※今回登場のウラヌスはカレルさんのオリキャラのアイディアを元に創作しました。ご応募ありがとうございます。
- Re: マジカルスイーツショップ【オリキャラ6人募集中!】 ( No.131 )
- 日時: 2014/06/21 14:50
- 名前: モンブラン博士 (ID: EhAHi04g)
「行くぞ、ウラヌスよ」
俺は試合開始早々奴をローキックで攻め立てる。
だが、それを奴は脛でカットし、ローリングソパットを放ってきた。
俺は素早くそれを掴み、アンクルホールドを仕掛ける。
「さて、このまま足をヘシ折らせてもらおう」
「ハハッ、俺は仮にも銀河太陽系8神。そう簡単に足が折れると思っているのか!」
奴は力任せにアンクルホールドを外し、素早く立ち上がると、タックルを炸裂させた。
「グムッ」
なかなかのスピードと威力を誇るそれを食らった俺は、ロープへ飛ばされ、反動で跳ね返ってきたところを、俺の得意技であるベシュラムバックブリーカーで痛めつけられる。
「何が『死神』ジャドウ=グレイだ。名前が聞いてあきれる」
「試合開始わすかで敵の実力を測ろうとするとは、嘆かわしいな」
俺は奴を反転させ、腕ひしぎ十字固めに捕える。
ミシミシとウラヌスの関節が悲鳴をあげるが、奴は表情を崩さない。
「こんな技、こうしてくれる」
奴の取った行動に、俺は少なからず驚きを覚えた。
奴はあろうことか、この俺をそのままの体勢のままで持ち上げ、放り投げたのだ。
今まで俺が闘ってきた怪力のレスラーというのは、大抵190越えのレスラーがほとんど。
183センチというレスラーにしては小柄な体格で、198センチの俺を持ち上げるとは…
なるほど、銀河太陽系8神の文字は、どうやら伊達ではないようだ。
カイザーの元同志であったというのも、この実力ならば頷ける。
俺はマットに激突する寸前に、倒立し、激突を防ぐと両足で奴の頭を挟み込み、そのまま足の力だけで放り投げた。
この技は超難易度技で人間で使いこなすことができる奴は、俺の知る限りひとりしかいない。
人間離れした相手を持ち上げる足の力が重要になるのだが、それを養うのには宇宙人の俺でさえ3年かかった。
俺の自慢技のひとつであったが、奴は受け身をとり、ダメージを軽減させると、俺にカンガルーキックをお見舞いする。
俺は足を掴み、ジャイアントスィングで投げた。
だが、奴は身を翻し、コーナーポストへの激突を防ぐ。
「フフフフフフ……なかなかやるではないか、ウラヌスよ」
「あんたもな。だが、俺たちのレベルからしたら、まだまだ未熟だ」
「フフフ……言ってくれるな。それではそろそろ本気を出すとするか」
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