複雑・ファジー小説
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- マジカルスイーツショップ【完結!】
- 日時: 2014/08/06 15:45
- 名前: モンブラン博士 (ID: EhAHi04g)
- 参照: http://www.kakiko.info/bbs2/index.cgi?mode=view&no=8190
ある都会の一角に小さなお菓子屋さんがありました。
そのお店の主人の名はヘンリー、孫の名はマーラー。
このふたりはどこにでもいるごく普通のおじいちゃんと孫に見えますが、彼らの正体は様々な願いを叶えるお菓子を作る魔法使いだったのです。
☆—☆—☆—☆—☆—☆—☆—☆—☆—☆—☆—☆—☆—☆—☆—☆
今回は明るく楽しいマジカルコメディを書きたいと思います。
駄文だと思いますが、みなさん応援よろしくお願いします。
※この作品はとある有名作品のパロディを多く含みます。
奇想天外プロレス物語の最終シリーズです。
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- Re: マジカルスイーツショップ ( No.162 )
- 日時: 2014/06/23 17:02
- 名前: モンブラン博士 (ID: EhAHi04g)
「そ、そんな…」
「ホッホッホ。なかなかの実力者でしたが、私の手にかかれば、こんなものです。さて、勝利の祝杯でもあげますか」
彼はどこからともなく、ワイングラスと赤ワインの入ったボトルを出現させ、グラスに並々と注ぎます。
「これは60年代ものの、高級ワインです。こういうものを作ることに関しては、地球人に敬意を表しますよ」
そしてゴクゴクと音を鳴らして飲み干した後、再び口を開きます。
「さて、第2ラウンドでも開始しましょうかね。誰でもかかってきてください。ひねり倒して上げますよ」
ロディさんは救急車へ運び込まれ、病院へ入院させることになりました。
今のところ1勝3敗。かなり厳しい勝利数です。
まだ5試合残っているのですが、果たしてこのまま、他のみんなは勝つことができるのでしょうか。
☆
ジャドウが死に、ディナーが敗れ、急きょ参戦したロディさんも敗北した…
俺はこの現状に強い恐怖感を覚えていた。
目の前に白装束を着て、何も言わずに立っている、俺の対戦相手、銀河太陽系8神のひとり、月神。
月は最も地球と縁がある惑星だと、俺は思う。
月がなければ、人間は生きていけない。
その月の神様が敵対することが、俺には信じられなかった。
「おい、あんた」
「………」
「話す気がないようだが、これだけは言っておくぜ。俺はあんたを倒して、必ず改心させてやる!」
「…無理だな。お前のような下等生物如きに、何ができるというのだ」
奴はそこでバッと勢いよく、装束を脱いだ。
- Re: マジカルスイーツショップ ( No.163 )
- 日時: 2014/06/23 16:18
- 名前: モンブラン博士 (ID: EhAHi04g)
あたしは今、故郷のオーストリアにある、ミラベル宮殿前に来ていますわ。
なぜ、あたしがここに来たかといいますと、『彗星』の神様とプロレス対決をするためなのですわ。
本当なら、もう少し優雅にお茶やお菓子でも用意して、話し合いで解決できれば、それにこしたことはないんでしょうが、あの方たちは、どうも、あたしたちの訴えを無視して、半ば無理やりに地球を緑の惑星に変えてしまうおつもりらしくて…
あたしは混乱してきた頭をさすりながら、考えをまとめます。
「でも、よおく考えてみれば、プロレスもスポーツの一種!あたしたちは仮にもスポーツで平和的に解決しようとしているのですわね。
なんて素敵なことでしょう!」
そう考えると、パッと目の前が明るく開けてきました。
あたしの尊敬する師匠様である、スター様のためにも、この闘い、絶対に勝ってみせますわ。
それに、今のところあたしたちは3敗していますから、このまま負け続けてしまうと、スター様の面目が丸つぶれになってしまいますっ!
それだけは、なんとしても防がないといけないことですわ。
この私、フォルテ=フォン=ロイヤル、誇り高きロイヤル家の名誉にかけて、必ず前にいる白装束さんを倒しますっ!
「彗星の神様、あなたはこのあたしが、(たとえどんなに酷く汚い手を使ったとしても)必ず倒して、スター様に勝利を捧げますわ!」
「小娘…やれるものならやってみるがいい」
- Re: マジカルスイーツショップ ( No.164 )
- 日時: 2014/06/23 20:02
- 名前: モンブラン博士 (ID: EhAHi04g)
どうやら、両国国技館前のリングと、ミラベル宮殿前のリングでは、試合が始まったようです。
すると、既に試合が終わったはずのムスカウ公園リングで、突如、ウラヌスの新しい対戦相手が現れたようです。
コーナーポストの最上段に立っている相手。
オレンジ色の三つ編みに同じ色の瞳、赤の中国服を着た美少年。
彼は—
「なんだ、貴様は!」
「僕は王李。不動さんには悪いですが、あなただけは、僕が倒します」
☆
「と、その前に、あなたは誰ですか?」
僕は、彼を見た瞬間から気になっていた事を質問します。
「俺は銀河太陽系8神、天王星神ことウラヌスだ」
「いや…違いますよね…明らかに先ほどと、声も、顔も、体つきも、話し方も」
彼は、ジャドウさんと闘っていた人物とは別人にしか見えないほど、姿が変わっていました。
身長が2メートル以上になり、目はサファイアよりも真っ赤、さらに服がはちきれんばかりに膨張した筋肉、腰まである青い髪もさらに量が増した感じがします。
すると彼は息を大きく吸い込んで、
「俺は変身能力など持ってはいなーい!!」
「大きい声ですね。もう少しボリュームをさげてください。
…じゃあ、どう説明してくれるんですか、この変わりようは?」
「それぐらいもわからないのか、王李少年。
まあ、せっかくの機会だから、教えてやろう。
先ほどまでの姿…あれはオーバーボディだ!!」
オーバーボディ。それはレスラーなどが、正体を隠すために着こむ偽の体。
「暑くなってオーバーボディを脱いだのだ。ここは暑いからな。
どうだ、これで謎が解けたか」
「あなたはつまり、今まで自分の力をセーブしていたというわけですか?」
「実は私以外にもごく一部の連中はオーバーボディを着用し、力をセーブしている。なぜなら、そうでもしないかぎり、お前達が弱すぎて闘えなくなるからだ」
「そうですか、よくわかりました。ニュー=ウラヌスさん」
「貴様、俺の真の姿を侮辱するつもりか!」
「それが僕なんです。許してくださいね。それより、早くはじめましょうよ、僕たちの試合を」
「いいだろう、王李少年。俺が貴様をあの世に送ってやる!」
- Re: マジカルスイーツショップ ( No.165 )
- 日時: 2014/06/23 20:47
- 名前: モンブラン博士 (ID: EhAHi04g)
僕は試合開始のゴングが鳴った瞬間、彼に足を狙った蹴りの連打を放ちますが、彼はビクともしません。
「ぬるいわ!」
彼は僕を片手で掴み、コーナーポストへやり投げのように投げつけます。
ですが、僕はターンバックルを蹴って舞い戻ると、人間魚雷で応戦します。
「こんなものーッ!」
彼は振り返り、僕を受け止めると、マットへこれでもかとばかりに叩き付けます。
今までのパワーだけで判断しても、彼は先ほどの10倍以上のパワーアップを遂げたと見ていいでしょう。
「今頃気づいたか。オーバーボディは全身スーツのため、呼吸も動きもかなり制限される。それがなくなった今、俺を邪魔するものは何もない!!」
「うわっ!」
彼のタックルを開脚で避け、飛び蹴りを見舞いますが、筋肉を膨張させて、簡単に弾かれてしまいます。
「お前の自慢は、どうやら蹴りだけのようだな」
「甘いですね、僕は拳技もできます!」
僕はスピードを生かした速攻で敵を攻め立てますが、敵はその巨大な掌でガードし、一撃もヒットを許しません。
「打撃がダメなら、寝技や関節技に持ち込むしかありません」
素早く相手の背後に回り、延髄蹴りでダウンさせると、その隙に僕の大必殺技のひとつ、キャメルクラッチを炸裂させます。
「早くギブアップしないと、骨が折れますよ!」
「それは、お前が闘ってきた雑魚に通じる言葉だ。俺には通用せん!」
なんと彼は、その驚異的な腕力で、自分の体重と僕の体重を倒立して支え、そのまま振り落してしまいます。
こ、これは…間違いなく、僕が今まで闘ってきた中で、間違いなく最強の敵です。
「王李少年、お前はどうしてこの俺をそこまで倒したい?」
「それは、ジャドウさんを殺したからです」
「バカなことを。奴は俺にこの剣を託して爆薬入りのカプセルを飲み込み、勝手に自害した。それだけの、つまらん奴だ」
「その剣を僕に渡してください…!」
僕が言いますと、映像が映し出されているオーロラビジョンから、不動さんの声が聞こえてきました。
「ガキ、なんでお前は奴の親友である俺を差し置いてまで、そんなにジャドウの敵を討とうと必死になっているんだ。仲間だからか?それとも他に別の理由でもあるのか?」
不動さんの顔を見つめ、僕は今まで誰にも明かさなかった、ジャドウさんと僕の、ふたりだけの秘密を打ち明ける決心をしました。
「それは、僕がジャドウさんの、唯一無二の弟子だからです!」
- Re: マジカルスイーツショップ ( No.166 )
- 日時: 2014/06/23 22:38
- 名前: ヒナ (ID: VHEhwa99)
こんばんはーまだ募集してますよ、ね?
不採用の場合はまた考えるので行ってください。
これから新シリーズ『銀河8神編』を書きたいと思います。
それにともないオリキャラを応募します。
名前 カイン・ノア
性別 女
容姿 女子高生のような見た目。でも1000歳を上回っている。レースのついたパーカーに深い蒼のノースリーブワンピース。紺色の髪の毛を腰下まで伸ばし、前髪はぱっつん。
異名 海王星神
性格 クール。何事にも冷めていてラルスやウラヌスと似ているとこもある。マールスとは意見の食い違いで犬猿の仲。普段地球のゲーセンで過ごすため8神とあまり仲がよくない。
必殺技 ネジバナ スクラップ
一人称 私
二人称 あんた、名前呼び捨て
笑い方 っふ、あはははっ!
サンプルボイス
「私はカイン・ノア。ノアって呼んで」
「はあ? 誰があんたなんかと遊ばなきゃいけないわけ?」
「おいマールス!!喧嘩をとめるなと何回言ったらわかるんだ!」
「はあ…全く。お節介なやつだ(笑って)」
「人間だって悪くはない。だってゲーセンを作ったから」
「大体、私のケーキを勝手にたべるのが悪いんだろう!」
「おい、そこのオカマ!少しは働け!」
「ふむ。◯◯、お前はどうおもう?」
参考 性格にクールと書いてありますが、短気です。あと8神の中で一番地球によく行き人間を観察しています。あとゲーセンだいすき。UFOキャッチャーやらせたら並ぶ人は居ないほど。見た目のせいか、ナンパされることがある。だが、わりと嫌じゃないらしい。
お願いしますm(__)m
また書き加えるかもです。
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