複雑・ファジー小説
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- しりとりシリーズの『その後』
- 日時: 2016/05/07 17:13
- 名前: 彩都 (ID: YohzdPX5)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel6/index.cgi?mode=view&no=18457
始めましての方も知っている方も始めまして。
彩都(サイト)と申します、七作目です。
この作品は『しりとりシリーズ』の続編となっております。
URLは前作『しりとりシリーズ』となっております。
感想等は、この作品の終了後か、前作『しりとりシリーズ』のスレッドにて、お書き下さい。
それではどうぞ。
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- Re: しりとりシリーズの『その後』 ( No.9 )
- 日時: 2016/06/04 22:30
- 名前: 彩都 (ID: .YMuudtY)
しりとりシリーズ 『揶揄』の『その後』
裕香と共に、コミケ会場等行ったりして、何とか、二人の仲を元に戻す。
そして学校へ行く様になる。
しりとりシリーズ 『猶予』の『その後』
プリマヴェーラと共に、他の仲間達と『箱庭』を出る戦いになる。
しりとりシリーズ 『夜空』の『その後』
『宇宙神ノヴァ』様になる為に、他の候補を倒して、『宇宙神ノヴァ』様になる。
しりとりシリーズ 『輪を』の『その後』
ナンバーの仲間を殺した奴を殺すべく、シスターマリアの援助を受けて、殺した奴を殺す。
しりとりシリーズ 『乎古止点』の『その後』
少年は東大へは行かず、日本全国を旅する事にする。
しりとりシリーズ 『ん、あぁ』の『その後』
そのまま妄想を続ける。
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- Re: しりとりシリーズの『その後』 ( No.10 )
- 日時: 2016/07/10 06:27
- 名前: 彩都 (ID: VNP3BWQA)
しりとりシリーズ 『愛』の『その後』<br /><br /> さぁさぁ! 始まりました、俺の留年一年目が……まぁ、良いんだけどね、結局、去年の『愛』とか言う課題が無ければ、必要な単位は取れていた筈なのに……! まぁ、その前に後悔してももう遅い、さて、また新しい授業を受けなければ──<br /><br /> もう何日が経っただろう? もう飽きてきた……まぁ、同じ授業の同じ内容だしなぁ──そう思いながら何とか耐え切って、もうすぐ一年が経つ──次の課題は何だろう? ……『人間の愛』……? 何でこんなに変なのが多いの? 不思議なんだけど? 此処の大学、普通の大学なのになぁ……?<br /> まぁ、こんなのは簡単にクリアしてやる、そう思いながら俺は急いで執筆する──こんなの簡単だと思えたらなぁ……<br /> そしてそれを提出する、流石に文章を読むのは恥ずかしいから無くなった、提出して、後は単位が取れるのを待つだけだ──<br /><br /> 何とか、ギリギリの点数で単位は取れた、何とか取れて、俺は嬉しかった、そして後は他の単位を取って、卒業するだけだった。<br /><br /> その後大企業に就職する為に単位を全て取って、卒業予定生になった俺は、その大企業に入社する事になった、そして運命的な出会いをする。<br /> 何とも黒髪が美しい、大和撫子を髣髴させる女性と出会った、そして俺はその人と仲良くなった。<br /> そして告白をすると、何とOKを貰った! そして何とか、婚約も出来たし、結婚する事さえ決まった、だが、新入社員がこんなにテンポ良く事が進んでも良いのだろうか? ええぃ! 今は時に身を任すしかない!<br /> そう思いながら、俺は働いた、何とか、部長、課長等の役職も数年毎に受けたりもした、そして俺と妻の息子、娘も生まれて、俺は安心した、これで俺は仕事を頑張るだけだ──そして俺は中年と言われても可笑しくもない年齢になった、息子も成長して、カッコいい男に、娘も可愛い女になって、俺は嬉しかった。<br /> そして長年の一軒家を購入、そして俺は幸せになった──これが幸せか……そう思いながら、俺は家族と一緒に暮らした……しわしわになっても、俺は幸せだ──<br /><br /> NEXT しりとりシリーズ 『言う』の『その後』
- Re: しりとりシリーズの『その後』 ( No.11 )
- 日時: 2016/06/11 20:33
- 名前: 彩都 (ID: 69bzu.rx)
しりとりシリーズ 『言う』の『その後』
「いやねぇ、お前は面白い子だったよ──」
突然父が口走る、一体なんだろう?
「どうしたの、お父さん?」
「いやなぁ、お前が赤ちゃんの時、とても面白かったよ、始めて口走った言葉が『ママ』だったからなぁ、お父さんは危うく丼を落としてしまったよ──」
「へぇ、それは初知りだよ」
「そりゃそうだろう? これは初めて話したんだからな──そしてその日の夜は赤飯になったんだ──」
「へぇ、それはめでたいねぇ」
「まぁな、まぁ、小さい頃のお前はとても可愛かったのに、何で思春期でこんなにお父さんを罵倒する様になったんだか……」
それを言うと、私は顔を赤くして部屋の中に閉じこもった。
そんなの、今言わなくても良いじゃない……!
「あぁ、怒らせてしまったか……やっぱり女の感情とは掴めないなぁ──」
その後私は父が寝静まった夜、ご飯を買いに行って、ご飯を取った。
何れはお父さんとも仲良くなれるかな……?
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- Re: しりとりシリーズの『その後』 ( No.12 )
- 日時: 2016/06/12 18:25
- 名前: 彩都 (ID: 7hcYnd26)
しりとりシリーズ 『上』の『その後』
──あれから何年が経っただろう?──自分も年老いてしまった──自分は日本でも有名な宇宙飛行士になった、そして宇宙にも何十回も行った。
そして自分は国民栄誉賞とか言う物を手に入れた、別に国民に対して栄誉されることはしていないと思うのだが──
だが、もう分かっているのだ、自分の肉体はもう使えないと、だから私は宇宙飛行士を辞めた、もう疲れたのだ、宇宙に──だが、老いて自分は何をすれば良い? 寿命はまだあるのに、やる事が無い、そして自分は面白い記事を新聞で見つけた。
『日本人快挙! ノーベル賞全員受賞!』と──ノーベル賞か──差し詰め興味が無い訳ではなかったが、逆に考えて、自分が取れる年齢の人が取っているのだ、自分だって取れる筈だ、そう思いながら自分は適当に理系の勉強を始めた。
それから何年が経っただろう? ノーベル賞を取った理系の問題はある程度把握した、そして自分は新たな問題を発見してそれに対する事を考えた、その内容とは、『放射能を打ち消す』という内容だ、基本、放射能は危険と言われているが、逆に『悪い放射能を綺麗な放射能』 に変える事は出来るだろう? そう考えると、自分の研究はより一層頑張れた。
そして十五年が経った、何とか私の研究は完成し、今年のノーベル賞に紹介してみた、すると全世界から絶賛の嵐だった、そこ迄自分は凄い研究をした、とは思えないが……
その後、自分はノーベル賞受賞を果たして、全世界にこの機械を売った──そしてそのお金を日本の災害地に募金した。
これで自分の死に向き合える、お金等あったら家族が喧嘩するからな──そして自分は自分の寿命と向き合った、どうせあまりない命だ、少しは面白く生きたかったな──そう思いながら自分は家族に看取られて死んだ。
残ったお金は遺言に書いておいた、『地震被害地や災害地に募金しろ』と──
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- Re: しりとりシリーズの『その後』 ( No.13 )
- 日時: 2016/07/03 13:16
- 名前: 彩都 (ID: clpFUwrj)
しりとりシリーズ 『笑顔』の『その後』
さぁ、その後どうなったか説明をしようか。
私は呑気に余生を過ごしていた、だが私にも病気を貰ってしまうのは知らなかった、私は妻と同じ病気──大まかに書けば癌だ──になってしまった。
まぁ、どうせ死ぬなら妻と同じ病気で瑠璃の家で死ぬ方が良い、という考えを持って、自宅療法を選択した。
だがそんな事をしても、寿命が延びる訳でもなく、私は相当弱っていった──そして私は最後の力を振り絞って、瑠璃に『介護をしてくれて有難う』、といって、頭を撫でた、そして瑠璃の夫にも言った、『瑠璃と結婚してくれて有難う』、と──二人は泣いていた、何でだ? 邪魔な存在が消えて、二人は幸せに暮らせるだろう? あれっ? 何で私は目から涙が……?
そんなのは分からない、だが段々と、自分の肉体が離れている感覚を覚える、そして私はゆっくり目を閉じた、そして無情にも『ピー! ピー!』と音が鳴る、私の心臓の鼓動はゆっくりと止まる──妻の所に行けるのは嬉しい限りだった、私は死んでもお前達を見守るからな──そう思いながら私は天へと昇った──
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