複雑・ファジー小説

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

しりとりシリーズの『その後』
日時: 2016/05/07 17:13
名前: 彩都 (ID: YohzdPX5)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel6/index.cgi?mode=view&no=18457

始めましての方も知っている方も始めまして。

彩都(サイト)と申します、七作目です。

この作品は『しりとりシリーズ』の続編となっております。

URLは前作『しりとりシリーズ』となっております。

感想等は、この作品の終了後か、前作『しりとりシリーズ』のスレッドにて、お書き下さい。

それではどうぞ。

 NEXT 『愛』、『言う』、『上』、『笑顔』、『謳歌』

Re: しりとりシリーズの『その後』 ( No.69 )
日時: 2016/12/31 21:24
名前: 彩都 (ID: ???)  

 しりとりシリーズ 『村雨』の『その後』 不生の戦い 9 不萌の一日

 朝五時、少し紺色の空の時間、不萌は起床する、そしてパジャマから、忍装束に着替えて、朝の運動を開始する、肩には角さんを乗せて散歩がてらのマラソンをする。
 朝六時、一時間で軽く5キロメートルを走る、次に家に帰って、風呂に入る、くの一たる者、毎日を綺麗に過ごさなければならない。
 朝七時、軽く一時間、シャワーと湯船を堪能した後、朝ご飯を食べる、ご飯は大盛りで食べ応えがある玄米を使用。
 朝八時、七時半にご飯を食べ終わった不萌は三十分間の座禅で胃の中の物を消化しておく、そして自分が食べた物のお茶碗やお皿を洗って、洗い流す。
 朝九時、不生を探す、そして見つけて、買い物の荷物持ちを手伝わせる、そして三十分後、私服に着替えた不生と共に東京に向かう。
 朝十時、電車の中で不生と共に協力プレイのゲームを攻略、そして何とか協力プレイで敵を倒して、おおはしゃぎ。
 朝十一時、他のクエストに協力プレイで不生とプレイ、不生が何度かヘマをしたが、何とか敵を倒して、一安心、そして東京の渋谷に辿り着く。
 昼十二時、何とか自分の欲しい物を購入出来て嬉々となる、だが、敵の忍者二人が不生の『村雨』を奪いに来て、危機になる。
 昼十三時、敵の忍者二人を何とか倒す、そして休憩がてら、ハンバーガーのお店に向かい、昼ご飯を摂取する、不生の『東京に来たらまずはハンバーガー』という言葉に頷いて行く事に。
 昼十四時、不生と一緒にゲーセンで遊ぶ、カーレースで不生が三位、不萌が五位という結果になり、キレた不萌が不生とアイスホッケー勝負をする、アイスホッケーでは不萌が圧勝。
 昼十五時、おやつを探しにケーキショップでケーキを食べる、不生はチーズケーキ(スフレタイプ)を注文、不萌はショートケーキを注文して、現代の甘味を堪能する。
 昼十六時、遅くなると親が煩いので、帰宅する事に、電車に乗って、不生と協力プレイのゲームをする、だが、スマホのゲームなので、タッチ操作が下手糞な不萌の所為で敗北する。
 夕方十七時、他のゲームで協力プレイをする事に、何気に不生がそのゲームでの上位ランカーと知る、マジかよ、と思う、不萌だが、本当に上手くて、協力プレイの意味がなかった。
 夕方十八時、里に戻って、不生の親に色々と報告、『もう、奪う奴が現れたか』と一言言って、不萌の前から離れる。
 夜十九時、夜ご飯、今日の夜ご飯は白身魚の煮付けだった、とても美味しく頂いた。
 夜二十時、明日の修行の事を考える、もう少しアレンジが欲しいと考える、必死に悩んでも、頭の中にはアイデアの一つも思い付かないので、寝室に行く事にする。
 夜二十一時、汗を掻いたので、風呂に入る事に、シャンプーが切れたので、明日買いに行く事を考える。
 夜二十二時、お風呂から上がって、パジャマに着替えて、ベッドの中に入る、だが、あまりにも熱いので、布団は蹴って飛ばしてしまう。
 そして翌日。
 朝五時、少し青色が濃い色をしている空、そんな空の色をしている時間に不萌は起床する。
 朝六時……と、不萌の一日の行動表を見る不生、不生は不思議そうに言う。
「不萌ぇ、お前、本当、早起きだなぁ……何気に事細かに書かれてらぁ……」
「そりゃそうよ、だって一日の行動表なんだから」
「お前、こんなの毎日書いているの?」
 不生がそう言うと、不萌はうん、と頷く、そんな不萌を見て、不生は大きな溜息を吐く。
「几帳面と言うのか、生真面目、というのか……これ見てると何か自分を縛っている感覚がするなぁ、自分はこういうの、書きたくないなぁ……」
 不生がそう言って、一日の行動表を不萌に投げる。
「まぁ、好きな人がやれば良いのよ、どうせ暇人のやる事でしょ?」
「確かにそうかもしれないね、だけど自分達は暇人かな? 違う、忍者だから、毎日が忙しいだろう?」
「何それ? 私より年下の癖にいちゃもんでもつける気?」
 不萌がそう言うと、ハァ、と溜息を吐いて不生は言う。
「あー、簡単に言えば、いちゃもん、というより、呆然とした感情かな? 実際不萌の方が自分より強いんだ、だから自分より活躍して欲しいね、『村雨』より、自分より……」
 不生の言葉に、不萌は笑った、いきなり笑われて不思議がる不生。
「な、何だよ……不萌?」
「いやぁ、今日の不生が可笑しくてね……フフフっ!」
「……そ、そうかなぁ? おかしい所なんか無い筈だけどなぁ?」
 不生はそう言って、頭を掻いた──

「ふぅ、今日も色々あったなぁ、今日は総理大臣の不動さんを倒したんだっけ? 結構豪華な家だったなぁ、相当儲けているよ、私も不動さんみたいにお金持ちになりたいなぁ……」
 不萌はそう呟きながら、深呼吸する、今日の不生はカッコよかったなぁ、そう思いながらベッドの中へ移動して、寝ようとする、今日の自分は頑張った、明日の自分も頑張って欲しいな、昨日の私との約束だぞ、そう意気込んで、目を閉じた──昨日の自分は昨日の自分、今日の自分は今日の自分、明日の自分は未知の自分、心の中でそう呟きながら寝息を立てる──

 NEXT  しりとりシリーズ 『村雨』の『その後』 10 

Re: しりとりシリーズの『その後』 ( No.70 )
日時: 2017/01/01 20:08
名前: 彩都 (ID: ???)  

 しりとりシリーズ 『村雨』の『その後』 不生の戦い 10 全部全部終わったんだ

 最初は二人組みの忍者だった、次に自分の刀、『村雨』を奪いに来た忍者だった、そして最後は総理大臣の不動だ──そんな出来事を思い出しながら、自分、不生は大きな欠伸をする。
 どうせ特訓しても空き時間が出来たら暇になってしまう、そんな空き時間でさえも、特訓したくなるのが今の自分だ、もしも外国の人間から、『村雨』を渡せ、とか言われても、奪われたらお終いなのだ、なので、もっと強くなって、自分は『村雨』を守らなければならない。
 そう思いながら、膝に手を置いて、息を切らす、流石に動かし過ぎたか? だが、まだまだ体を動かさないと、奪われたら意味も無い──そう思っていると、茂みの中から不萌が現れる、そして不生の背に手を置いて、背中を摩る。
「もう、アンタったら……まだ特訓しているの!? もう夕飯の時間よ!?」
 不萌が不生に向かって怒鳴る、確かに今の時間は夜の七時なのだ、晩御飯をこの時間に摂る家族も多いだろう。
「うーん、もう少し体を動かしてからだな……」
 そう言って、不生が体を動かした、するとそのまま前に倒れて、右手を顔に当てて呟く。
「あーあ、もう体が動かないかぁ、流石に動かした様だ、ごめん、不萌、家迄運んでくれないかな?」
「そんなになる迄動かした自分が悪いのよ……」
 不萌は大きな溜息を吐いた後、不生を肩に担いで、不生の家迄不生を運んだ──

 そして不生はその日を布団で過ごした、次の日、起き上がると、妙に体が軽かった、成程、何とか回復したようだな、と思う。
 不生はそのまま外に出て、外の空気を吸った、うん、里の空気は美味いなぁ、と思いながら、不生は今日の特訓を辞退して、休憩を取る事にした。
 昨日は体を動かし過ぎた、確かに不萌の言う通りかもしれない、そう感じ、不生は休憩を取る事にしたのだ。
 不生は自分の里の領域を歩く、呑気に歩きながら考える、『自分はもう『村雨』を守れなくなってしまったらどうしよう?』と考えてしまう、だが逆に考えて、まだ『守れている』のだ、まだまだ守れるのでは無いか? と考える、そう考えると前向きに感じる。

 不生は自宅に帰って、自分の刀、『村雨』を鞘から抜き取って、畳の上に置いた、何とも綺麗な刀身で少し惚れ惚れしてしまう、そして不生は『村雨』を鞘に戻して、大きく深呼吸した、ちゃんとこの刀を守れるか、少し心配だが、出来る限りこの刀を守りたい、だから『村雨』、お前も自分の前から離れるなよ……と心の声で言って、不生は寝る事にした──

 そして不生は目覚める、何時の間にか朝になっていた様だ、今日も『村雨』の特訓をしないとなぁ、そう思いながら不生は『村雨』を肩に担いで外に出る。
「行ってきます」
 不生はそう言って、一歩一歩を強く踏みしめた、この刀、『村雨』は自分が守らなくてはならない、そう思いながら、不生は前を見る、自分の見ている道は獣道の様に荒い、だけど人生だって荒い道筋なのだ、その道をゆっくりでも良いから進む──少年の歩む道はどんな道なのか、少年にはまだ分からない──

 しりとりシリーズ 『村雨』の『その後』 不生の戦い 10 全部全部終わったんだ

 終・わ・り……

 NEXT しりとりシリーズ 『メモ』の『その後』

Re: しりとりシリーズの『その後』 ( No.71 )
日時: 2017/01/07 21:31
名前: 彩都 (ID: ???)  

 しりとりシリーズ 『メモ』の『その後』 蘭万屋録 CASE 1 妖怪に取り付かれた人間

「すいませぇん」
「はいはい、今行きますよ」
 そう言って、自分は玄関に向かう、自分の名前は蘭(あららぎ)、蘭万屋の店長、もしくは社長である、そんな自分だが、色々な物に巻き込まれる体質だ、前は前で殺人事件のトリックを解く事になったりと色々と忙しい存在だ。
「はい、何でしょう、蘭万屋の蘭と申します、ご用件は何でしょう?」
 自分はドアを開けて自分の自己紹介をした、すると目の前にいたのは一人の幼女だった、はぁ、全く俺の仕事は色々やる事が多いなぁ、と思いながらネコ耳の幼女に対し、声を発す。
「どうしたの? 何かおじさんに用かい?」
 うぅっ、自分で言って傷付きそうだ、そう思いながらネコ耳少女の話を聞く。
「私は猫神だ、ネコの神様だ」
「そうか、だったら何の用だ、妖怪が」
 自分はそう言うと、猫神の幼女は言う。
「貴様、人間も妖怪も助けているんじゃろう? だったらとある人物を救って欲しいのじゃよ」
「『とある人物』? 一体どんな人なんだ?」
 自分がそう言うと、猫神は一枚の写真を俺に渡して確認させる、この人はどっかで見た事があるが……?
「その人物はお前の友人だ」
「いや、知ってるけど……コイツがどうかしたのか?」
「実は『妖怪』に取り付かれている、だから救って欲しい、だが私の力だけじゃ救えないのじゃ、だから助けてくれ」
 猫神がそう言うと、自分は大きな溜息を吐いて、写真を返す。
「無理だ、俺にそんな力はない、俺は退治なら出来るけど、剥がすとかは無理だ、ああいうのは精密な動きが必要、俺にはそんな動きは出来ない、だから帰ってくれ」
 そう言って自分は戸を閉じた、仕方無い、出来ない事だって有るのだ、許せ、友人よ、そう思いながら自分は寝る事にした。

 そしてその友人は死んだ、原因不明の死だそうだ、それから自分の所には猫神は来なかった、まぁ、ただの友人だし、そこ迄思い入れは無いが、何故あのネコは猫神、と名乗ったのだろう? まさか名前が猫神か? 流石にそれは無い、その知り合いは別段猫が好きでは無いし、猫神という名前をつける意味もないだろう、では本当に神様だったのか、と言われると実際違うのだ、では一体なんだったのだろう? そして一つだけ思い付いた事がある、あの猫は喋っていた、それは普通の猫ではありえないと言う事、つまりあの猫は『もう死んでいる』、そして神様から人間の姿になって自分の所に来て願った、と言う事だ、だけど本当に神様なんかいるのだろうか? そう思いながら自分は深呼吸して、欠伸をする。
「今日も繁盛します様に……」
 そう呟いて、自分はデスクに向かう──

 NEXT しりとりシリーズ 『メモ』の『その後』 2

Re: しりとりシリーズの『その後』 ( No.72 )
日時: 2017/01/08 20:18
名前: 彩都 (ID: ???)  

 しりとりシリーズ 『メモ』の『その後』 蘭万屋録 CASE 2 殺人事件と万屋 前編

 此処は蘭万屋、そんな万屋に一件の事件が舞い込んだ。
「すいません、貴方が蘭さん?」
 事務所にすぅっと一人の高身長の女性が自分の前に現れる、自分はコクリ、と無言で頷くと、女性は写真を取り出して自分に見せ付けた、その写真は女性が死んでいる遺体の写真だった。
「この事件のトリックを教えて欲しいんです、一応来てくれますか?」
「? どういう事だ? お前が犯人扱いされているのか?」
 自分がそう言うと彼女は首を横に振って簡潔に答えた。
「違います、『家族の九割が容疑者』です」
「は、はい……?」

 そう言って、自分は黒い車に入れられて、一つの巨大な家の前に立たされる、この家って相当豪華な家じゃないか、そんな家に対し、自分が探偵として登場する等思ってもいなかった、そう思いながら、自分は領主の男性に声を掛けられた。
「貴方が蘭さんですか? 私はこの家の領主です、本日は有難う御座います」
「いえいえ、ですが、奥さんが死んでいるなんてとんでもなく可哀想に……」
 自分がそう言うと、領主は不思議そうに自分を見る、えっ? どういう事だ?
「何を言っているんですか? 彼女は私のメイドですが……?」
「えっ? メイド!?」
 自分は驚いた、まさかあの写真はメイドだったとは、私服だったから気付かなかったぜ、そう思いながら自分は色々な人から話を聞いた。

 彼女はメイドだったそうだ、だが皆からとろくて虐められていた、だが領主の人は知らなかったそうだ、領主の人だけが彼女の事を知らなかった、という──ん? 少し不思議な所に気が付いた、だって虐められていたのなら、色々な人から話を聞いている筈だ、だが何故『領主様は知らなかった』んだ……? 可笑しい、まさか何かこの事件、何か裏があるな? そう思いながら自分はとある一室でベッドに座りながら考える、それにしてもこの部屋、死んだメイドが使ってた部屋何だよなぁ、そう思いながら自分は寝る事にした、明日、事件の内容を披露しよう、そう思いながら……

 NEXT しりとりシリーズ 『メモ』の『その後』 3

Re: しりとりシリーズの『その後』 ( No.73 )
日時: 2017/01/14 21:23
名前: 彩都 (ID: ???)  

 しりとりシリーズ 『メモ』の『その後』 蘭万屋録 CASE 3 殺人事件と万屋 中編

「……ん? もう朝か?」
 自分はそう言って、ベッドから起き上がる、そして顔面を少し叩いて、強制的に目を覚ます、これで目が覚めた筈だ、そう考えて、自分はベッドに座って、体を柔軟させて寝転がって腹筋を開始する、少しでも体を動かさないと体が鈍ってしまう、そう考えて毎朝柔軟体操をしているのだ、と言っても、体に何か変化はあるか? と言われれば無いのだが……そして自分は柔軟を終わらせて、部屋を出た、すると出会い頭に幼女とぶつかってしまい、幼女が倒れてしまった、自分は幼女に手を差し伸べて謝る。
「君、大丈夫かい?」
 自分がそう言うと、幼女は少しの間を置いて、自分の手を使い、起き上がって頭を下げる。
「此方こそすみませんでした……って、おじさんだぁれ?」
「おっ、おじさん!?」
 まさか幼女に、というか、小さい子にそんな言葉を使われる時が来るとは、そもそも考えた事がなかった、まだ『お兄さん』と呼ばれる年だとは思っていたが……もう『おじさん』って言われる見た目なんだなぁ、と実感する自分、すると幼女は不思議そうに自分を見つめる。
「?」
「あ、あぁ、大丈夫だよ、おじさんはこの家のメイドさんが死んだから、此処を見に来た探偵だよ?」
 まぁ、探偵では無いが、と心の中で呟く自分、すると幼女は嬉々とした目で自分の事を見つめてくる。
「えっ! 探偵さんなの!? だったら『シャーロック・ホームズ』と戦った事があるの!? で、どっちが勝ったの!?」
「…………」
 えっ? シャーロック・ホームズ? あの小説で有名なシャーロック・ホームズか? おいおい、それは空想や妄想の世界の人物だ、現実には存在しない、それを言おうとしたが、こんなに綺麗な幼女の瞳を汚すのは良くないと思い、自分は幼女に対し言葉を、発した。
「え、えーと……お兄さんはまだホームズとは戦った事が無いなぁ、だって有名人だしね? お兄さんみたいな無名な探偵とは戦ってくれないよ」
 さり気なく、『お兄さん』と入れてみたが、ちゃんと『お兄さん』と言い換えてくれるだろうか? そう思いながら幼女の言葉を待つ。
「ふーん…じゃあおじさんはまだまだ無名でそもそも推理をあまりした事が無いんだね?」
 お、おじさん!? さり気なく作戦も失敗したが、言い方がもっと他にあるだろう、と思う……そう思っていると昨日自分を誘拐したメイドが現れて、頭を下げる。
「蘭様、お早う御座います、早い起床ですね」
「えっ? あぁ、お早う御座います、えっと名前は……?」
 自分がそう言うと、メイドは簡単に答える。
「私ですか? 私の名前は浅井(あざい)です、以後お見知り置きを」
 と言っても、今日中に終わる可能性があるのになぁ、と思う自分、すると浅井さんは自分の目の前にいる幼女に対し、手を差し伸べて説明する。
「お嬢様は、ご主人様の一人娘で御座います、名前は梨花様です」
「へぇ、梨花、ねぇ……それじゃあお兄さんはホームズと対決出来るレベル迄レベルアップしてくるね、それじゃあ!」
 自分はそう言って走って、とある場所に迄進む、そして幼女こと梨花ちゃんは自分に対し、『ホームズに勝ってねぇ!』と叫ぶ、そんな二人に対し、浅井は『ホームズ……? 何の事かしら?』と考える──

NEXT しりとりシリーズ 『メモ』の『その後』 4


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 7000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。