二次創作小説(映像)※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- ボカロ曲を自己解釈で小説にしてみた!!【リク大募集!】
- 日時: 2017/06/16 19:51
- 名前: ボーカルロイド (ID: X2arTSSH)
どうも!
ボーカルロイドです!
ボカロと小説が好きなので、自分の自己解釈で小説を書いてみました!
リクや感想などはいつでも受け付けています!!!!
投稿は基本毎日なのでいつでも声をかけてください!
また別のスレではカゲプロ二次創作小説を作っています!
気になる方は是非覗いてください!
では、どうぞよろしくお願いします!!
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23
- Re: ボカロ曲を自己解釈で小説にしてみた!! ( No.66 )
- 日時: 2017/04/22 07:09
- 名前: ボーカルロイド (ID: X2arTSSH)
「まあ、ついでというのもなんだけど…フレーズが思いつかなかったら、曲のイメージだけでも書いてあるからさ…それ見て、全員で歌える曲作ろうと思ったんだ」
魁斗先輩の言うとおりだった。
その他という書きたいことがあれば、自由に書けるところでは、みんながみんな「全員で歌って!」や「全員の声が一気に聞ける、そんな曲が聞きたい!」などの言葉が多く並んでいた。
その言葉を見ると、物凄く嬉しかった。
「で、曲のイメージはどうするつもり?」
冥子先輩が、魁斗先輩に素朴な質問をした。
確かに、それは私も気になっていた。
魁斗先輩は優しく微笑みかけた。
「まあ、こんな俺らを支えて、しかも応援してくれる子達がたくさんいるからさ。まあ、応援メッセージみたいな曲を作りたいんだよ。みんなのそばに寄れるようなね…」
それに賛成というように、鈴ちゃんはうんうんと頷いた。
蓮くんも嬉しそうな表情をしている。
「だから、アンケートをとったんだ。俺らの気持ちをみんなに届かせるために」
いいな。
と、思った。ただ、いいなと…
それでも、それは上辺だけじゃなくて、本当の…心からのもので。
なんというか、言葉では言い表せないような、物凄い合うような感じ。
なんだろうな…コレは…
しかし、私の思考はパンパンという、乾いた音によって掻き消された。
その音の方には、冥子先輩が居て、手と手が重なっていた。つまりは、手を叩いたのだ。
「もう、しんみりするのはやめましょう。ほら!曲を作るわよー!!」
「「「「「おーーーー!!!!」」」」
その一声で、私たちは動き出した。
* * *
- Re: ボカロ曲を自己解釈で小説にしてみた!! ( No.67 )
- 日時: 2017/04/22 08:37
- 名前: フランソワーズ・マツノ ◆XTyQit91CM (ID: z43aEV/5)
- 参照: ちょっと余裕ができたから続けます。すみませんでした
初めまして!ボカロ好きなので読み入ってしまいましたw
あ、リクエスト大丈夫ですか?
- Re: ボカロ曲を自己解釈で小説にしてみた!! ( No.68 )
- 日時: 2017/04/22 12:52
- 名前: ボーカルロイド (ID: X2arTSSH)
フランソワーズ・マツノさん!コメありがとうございます!!
リクならOKです!
今、製作中のBlessingの後になるので、かなり後になりますが…
それでもいいのであればいいですよ!
知らない曲であろうと、しっかりと小説にしますので!
下手は下手なりに頑張ります…!!
- Re: ボカロ曲を自己解釈で小説にしてみた!! ( No.69 )
- 日時: 2017/04/23 14:27
- 名前: ボーカルロイド (ID: X2arTSSH)
「未来、これはバラード系に」
「はーい」
「未来ちゃん、これはポップのところにお願い」
「はーい」
「あ、未来姉!これロックんとこに置いて!!」
「はーい」
今は、みんなが書いてくれた、歌詞のフレーズを見て、どの曲のイメージに合うかを選別している。
瑠花ちゃんと魁斗先輩と鈴ちゃんの3人で、選別をして私がその選別したのを、決められた場所に置く作業をしていた。
………あれ?
「未来もみんなもよく働くわね〜」
「未来姉〜、ファイト〜」
「働け!!」
「えー」と不満げにこちらを見る、冥子先輩と蓮くん。
いや、えーじゃないでしょ!えーじゃ!こっちはガンガン働いてるのに、まあ呑気に座ってさあ…
もう、やになっちゃうよ…
私がどんなに肩を落とそうとも、後ろからまたバラードだとかロックだとか指示が飛んでくる。そのたんびに、私はちょこまかと動いていた。
でも、一向に2人は動こうとしない。うぅ〜!!
「未来頑張れ!1人で頑張ったら、なんでも奢ってあげる!」
「え!?」
なら私頑張る!! ←
そう思って、張り切っていこうとすると 待って と蓮くんから、声がかかった。
「絶対嘘だよ。未来姉を動かして楽したいだけだから」
うぐっ…!!
そう言われるとそんな気がしてくる〜…!!
結局どっちを信じればいいのさ!?
あー…!!もうー…!!
2人の顔をチラリと見てみた。私が見ているのに気づいていないらしく、こっちをニヤニヤと見ていた。
…はい?
あ、もしかして!!
私はビッと指を2人に向けて指した。
「ねぇ、もしかして…2人とm(((「未来〜、ロックの方で〜」……は〜い…」
2人に言う前に、魁斗先輩から指示があったので、言うとおりに動く。
その後にまた2人の前に戻った。そして、また指を指した。
「2人とも私で、賭け事してるでしょ!!」
あんまり暇がないと思ったので、そのまま言いたいことを言った。
すると、2人ともあちゃーという顔をした。どうやら、痛いところをつかれたようだ。
やったね!
この2人が隣同士でいると、大抵私で何か賭け事を始めるのは、意外とおきまりのパターンだ。だから、すぐに分かってしまったのだ。
私は得意げになって、胸を反らした。
「で?2人の賭けの内容は何?」
「未来が、賭けしてるのに気づくかどうかよ」
「ふーん、でどっちの負け?」
「私よ、今回は行けると持ったのに〜!!」
冥子先輩は、悔しそうに体を反らした。
蓮くんは「残念でしたね」と、嫌らしく笑って馬鹿にしている。
全くそろそろやめてほしいところだ…
「未来ちゃん?そろそろ選別に移って?これはロック、これはポップ、これはバラードにいれて」
「はぁーい」
別にこれがわかったからといえど、この仕事が終わるわけではないので、私はイヤイヤながら、すぐに作業の方を再開した。
* * *
- Re: ボカロ曲を自己解釈で小説にしてみた!! ( No.70 )
- 日時: 2017/04/23 19:42
- 名前: ボーカルロイド (ID: X2arTSSH)
「よし、これで最後だな。未来、これバラードに入れといて」
「は、はい…」
私はおぼつかない足をなんとかして運んで、魁斗先輩の持っている紙をバラードに置いた。
お、おわった…!!
私は嬉しさから、膝から倒れ座り込んだ。
だって、この作業を3時間やってたんだよ!!その間、あの2人は動かないし…
あ、昼休み+放課後合わせて3時間って意味。流石に、部活動といえど、授業はサボることは出来ないもんね…
はぁ〜…
このまま、意識が飛んで眠って仕舞えばいいのに…
まあ現実はそこまで甘くなく、すぐに瑠花ちゃんと鈴ちゃんによって、無理やり体を起こされた。
みんな所定の位置の席に座り、指示がくるのを待った。さすがの2人も、魁斗先輩が見ていると、真剣な表情をしていた。まぁた、2人のフェイクだよ…
でも魁斗先輩は、1つの紙の束を持って、ペラペラとめくっている。
どうしたんだろう…
でも、私にはそれを言う気力もないから、魁斗先輩が話すまで待つことにした。
一通り紙に目を通すと、ふー…と息を吐いた。
「何?なんかあった?」
冥子先輩が何かに感づいたのか、疑り深そうな目で魁斗先輩を見ている。
しかし、その視線を気にせず至って普通に答えた。
「いや、なんかさ…これ見てると、今日の朝のことみたいだなってさ。ほら、こことかさ…」
そう言って、私たちの前に紙を数枚出した。
私たちはその紙を見ようと、ぐいっと前に体を傾けた。
その紙には「剥がしても増えてくタグ」とか「0から1を生むのは容易くない」とか「灯火を消すな」とか…
魁斗先輩の言った通り、今日の朝の出来事と似ている節がある。
これも奇跡というものなのだろうか…?
驚きとともに、少しだけ怖くなってきた。
しかし、その中で魁斗先輩はかなり嬉しそうだ。一体どうしたんだろう?
精神でもまいって、もうヤバいとこまできた感じ?←
魁斗先輩は、堪えきれてない笑を隠さずに、そのまま口を開いた。
「すごいよね、みんな…俺らと同じ気持ちとはね?」
ああ…なるほど。
つまりは言いたいのはこれだ。
気持ちがほぼ確実にみんなに伝わる方法が、いま見つかった。
多分そう言いたいんだろう。みんなも、分かったのか魁斗先輩と同じように、どんどんとにやけ顏になっていた。
* * *
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23
この掲示板は過去ログ化されています。