二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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ボカロ曲を自己解釈で小説にしてみた!!【リク大募集!】
日時: 2017/06/16 19:51
名前: ボーカルロイド (ID: X2arTSSH)

どうも!
ボーカルロイドです!

ボカロと小説が好きなので、自分の自己解釈で小説を書いてみました!
リクや感想などはいつでも受け付けています!!!!

投稿は基本毎日なのでいつでも声をかけてください!

また別のスレではカゲプロ二次創作小説を作っています!
気になる方は是非覗いてください!

では、どうぞよろしくお願いします!!

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Re: ボカロ曲を自己解釈で小説にしてみた!! ( No.23 )
日時: 2017/03/28 22:08
名前: ボーカルロイド (ID: X2arTSSH)

「君にこの気持ちを抱いたのは…、僕らが小学生低学年の頃…だったかな?」

その時の僕らは…まだ、友達だったね…

ーーー

「あー!それ僕のやつ〜!」
「奪われるのが悪いんだろ!ばぁーか!」
「もー!返して〜!」

僕は、泡沫 恵美(うたかた めぐみ)。今私のものを奪った、憎いあいつは風和 秀太(かざわ しゅうた)。私の幼稚園からの幼馴染なんだけど、小学生になってから生意気になったんだよね…

そういう時はこれに限る!!
僕はその場にしゃがみこんで、顔を両手で覆う。

「酷いよぉ〜!!うえーん!」
「え…っ!ちょっ、嘘だろ?!」

秀太は焦って、近くに寄ってくる。

「泣くなよー」
「うえーん!」
「あー、ほら。返すから」

そう言うと、秀太は目の前に僕のストラップを突きつけた。
よしっ!きたぁ!

「すきありっ!」
「あ、おめーずりーぞ!」
「騙される方が悪いんでしょー!べーだ!」

女の子の必殺技!嘘泣き!!
これで、騙されない男の子はいない!!
やったねー!
いっつも秀太は騙されるから、簡単なんだもーん!

「オラー!返せ〜!」
「これ僕のだから、貸せだよー!」

足には自信のある僕は、ぐんぐんとスピードを上げて、秀太との距離を離して行った。

「待て〜!」
「追いつけるもんなら追いついてみろ〜!」

秀太は一生懸命走っているけど、僕に全然追いつかなくて見ていて面白い!
あーはは、おっかしーい!

ーズリッ
「あ…!」

後ろをずっと見ていて走っていたものだから、足が滑って転んでしまった。
気づいた時には体は前のめりなっていて、膝から着地してしまった。
じゃりじゃりという音が聞こえて、両膝から鋭い痛みが走った。

「うえ…」

座って見てみると、両膝とも血が滲んでいる。
じわりと涙が滲んできた。

「うええぇえぇぇぇえん!!」
「あーあ…」

秀太は近くに寄ってくると、僕の膝を覗いた。
そしてあちゃーと呟くと僕の目の前で、しゃがみ込んだ。

「え…?なに…」
「なにって、おんぶだよ!ほら、お前の家に行くぞ!」
「…分かった」

僕は正直に背中に乗った。
秀太はおも…とか呟きつつも、ヒョイっと軽々持ち上げた。
こういうたまに優しくなるのは、少し苦手だ。違う感じがするから…

ーーー

「この時の僕は、自覚すらなかったなぁ…」

僕は向こうにいる君に話しかけるように言った。
少しだけ、頬が熱いかもしれない。

* * *

ここで切ります!

Re: ボカロ曲を自己解釈で小説にしてみた!! ( No.24 )
日時: 2017/03/28 21:47
名前: もちうま団子 (ID: .H8Y6m32)

(コメント失礼します。)
はじめまして!もちうま団子といいます。アニメ、漫画、ゲーム、そしてボカロが大好きです!
ボーカルロイドさん、文章を書く才能があってすごいです…!私も小説を書いているのですが、なかなか上達できず…。(妖怪ウォッチの二次創作を書いています。)うらやましい限りです。
これから時々お邪魔させていただいてもよろしいですか?応援させてください!
お邪魔しました。

Re: ボカロ曲を自己解釈で小説にしてみた!! ( No.25 )
日時: 2017/03/28 21:55
名前: ボーカルロイド (ID: X2arTSSH)

もちうま団子さんコメント有難うございます!!

文章を書く才能があるなんて…っ!!
こんな駄文駄作を褒めてもらえるなんてもう、嬉しい限りです!

嬉しすぎて、何度もコメントを読んでニヤニヤしている自分がいることに、ちょっと引いてたり←(おいおいw)

時々お邪魔してもいいですよ!というか、お邪魔して欲しいです!!

そして何気に閲覧100超えてるっ!!
こんなもの見てくださりありがとうございます!!
これからも温かい目で見て頂ければ嬉しいです!!
本当にうれしい…っっ!!!

Re: ボカロ曲を自己解釈で小説にしてみた!! ( No.26 )
日時: 2017/03/28 22:04
名前: ボーカルロイド (ID: X2arTSSH)

No.23に書くの忘れてたからここに書くわ。

主人公の泡沫 恵美(うたかた めぐみ)ちゃん。
こんな風に名付けたのは、歌っているのがGUMIちゃんだから、曲のどこかに「ぐみ」って入れたかっただけなんだよねー。(単純思考)
そして歌を歌うロボット(?)だから、「うた」ってフレーズも入れたかった。
で、出来たんだけど…かなりのネーミングセンスのなさ…!!
因みにボクっ娘なのは、歌詞で僕って言ってるから。以上!

そして、主人公のパートナー的なやつ。風和 秀太(かざわ しゅうた)君。
正直これはテキトーです。
なんか、ふわって浮かんだやつを繋げただけ。こだわったやつは、男の子っぽい名前にする事ってことぐらい。←

設定はまだあやふやだけど、主人公が芽生えさせていったこの恋心を、死んでしまった好きな人に、伝える。

みたいなのが大まかな設定。
ここからいろいろ付け加えていくけどね〜…

ケッペキショウみたいにならないように気をつけようっと…
長々とすみませんでした(土下座)!!!

Re: ボカロ曲を自己解釈で小説にしてみた!! ( No.27 )
日時: 2017/03/29 06:54
名前: ボーカルロイド (ID: X2arTSSH)

「あの時からかな?僕が気持ちに自覚し始めたのはさ…」

確かあれは、僕の12歳の誕生日だったかな…

ーーー

「るんるーん♪」

今日は僕の誕生日!
あ〜、楽しみだなぁ!プレゼント!もちろんケーキもだけど、プレゼントの方が楽しみ!!どれだけ金目のものか…うへへ

「おー、変な面してんなーめぐ」
「うるさいなぁ、黙っててしゅう!」
「へいへい」

秀太くん、恵美ちゃんと言っていた頃と変わり、しゅうとめぐと愛称で呼ぶようになった。正直、僕はあんまり気に入ってないけどね…
ま、しょうだからいいんだけどね。
あと、友達の子達だけ!

僕は頭の中で、今日のプレゼントの額を予想していた。
高いものほど、いい気分になるからねぇ〜…うふふ
確か前は、6千円…だったっけ?

「今回は6千円以上かなぁ〜?あ!もしかしたら、1万円以上かもぉ〜ぐふふ」
「え!?なになに?!お金?マネー!?」
「うるさい!黙れ!」
「なんだよー、ちぇ〜」

しょうは口を尖らせ、そっぽをむいた。
だけど、途中である一点を見つめたまま、固まってしまった。
なによ…?
気になって、しゅうの見ている先を見てみた。

そこには、長い緑の髪の毛をツインテールにしている、可愛らしい女の子がいた。
僕とは真逆のタイプだな…

しゅうはかおを赤らめたまま、あの子に近寄り話しかけると、その子も頬を赤らめ嬉しそうに笑った。
なんだか仲良いな…

僕はなんだか、しゅうとあの子が仲良くしているのが、気に入らなかった。
しゅうはあんな子が好きなのか。
だったら、僕なんか見てくれないよな…

「…あれ?」

僕ってこんなこと考えてたっけ?
あれ?あれれ?

「じゃーねー!」
「うん、ばいばい」

しゅうが、あの子から離れ僕の元に帰ってきた。
僕はあの子が気になって、しゅうに聞いてみることにした。

「ねえ、あの子ってなんていう名前?」
「あれ?めぐは知らないの?あの子、めぐと同じクラスの未玖(みく)って子だよ。知らないの?」
「うん…、ていうか早く学校行こ?」
「?…うん」

僕はそう言いながら、しゅうを見ないように歩いた。
しゅうを見ていると、あの子と仲良くしているのが目に浮かぶから…
そんなの思い出すと心がきゅって閉まるんだ。苦しいんだ。

なんだろう…この気持ち…
なんか、変だな。いつもの自分じゃないみたい…


ーーー

「あの時の僕は、頑固だったよなー」

少しだけ可笑しくて、あははと声を出し笑った。
でも、風は冷たいままだった。

* * *

ここできります!




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