二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- ボカロ曲を自己解釈で小説にしてみた!!【リク大募集!】
- 日時: 2017/06/16 19:51
- 名前: ボーカルロイド (ID: X2arTSSH)
どうも!
ボーカルロイドです!
ボカロと小説が好きなので、自分の自己解釈で小説を書いてみました!
リクや感想などはいつでも受け付けています!!!!
投稿は基本毎日なのでいつでも声をかけてください!
また別のスレではカゲプロ二次創作小説を作っています!
気になる方は是非覗いてください!
では、どうぞよろしくお願いします!!
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- Re: ボカロ曲を自己解釈で小説にしてみた!! ( No.13 )
- 日時: 2017/03/27 06:47
- 名前: ボーカルロイド (ID: X2arTSSH)
シリアス飽きた…
誰か明るい曲ください。
続き↓
* * *
僕の本能はその時から汚れてしまっていたのか…?
いや、違うもっと前からだ。
もっと前から汚れていたんだ。
なんだか…、心が…
全然響かないというか…
なんだろう…この感じ…
表わすんだったら、そうだ、石のようだった…
あの時も、この時も僕の心には全く響かなかった…
感動する映画や劇
自分の好きな物
楽しいみんなとの遊び
悲しい誰かとの別れ
どれ1つ僕の心は、揺さぶられなかった…
その間、ずっと無表情だったこともあって
人がどんどん離れていった…
自業自得だけど、特に気になりもしなかった。
あの時こうしてれば…
あの時そうしてれば…
なんて考えたって無駄だし。
僕は僕の道を進むだけ。
みんなの多数決や表の多い方で決まるこの世界、この人類が汚く思えて…
この国のリーダーだって多数決
国の法律だって多数決
1番を決める時だって多数決
人は誰だって、求めあいの惨状が必要なのだ。
自分が求められることによって、安心できて高嶺の花なんてふざけたことも言ってのける。
そんな人間なんて…
そんな人類なんて…
「もう、汚い…触らないで…」
僕は怯えた子みたいに、自分の体を手で抱え、1人何かに怯えていた。
それが何かも分からずに…
* * *
短いけど、ここで切る!
やっと曲の1番が終わって一段落しました。
次は2番か…
- Re: ボカロ曲を自己解釈で小説にしてみた!! ( No.14 )
- 日時: 2017/03/27 12:47
- 名前: ボーカルロイド (ID: X2arTSSH)
腹減った…←
続き↓
* * *
今日も朝がきて、人がうじゃうじゃといる、学校に行く。
特に憂鬱でも、嫌いでも無かったが、なんとなく気が乗らなかった。
遅く行こう…
とかぼんやり頭で考えている割には、体の方はテキパキと動き出す。
そして、気がつく頃には、校門の前に立っていることが多かった。
教室に入り、人を押しのけて自分の席に荷物を置く。
「なーなー、ちょっと聞いてくれよ〜」
「…なに?」
彼は、学校でムードメーカー的存在で、誰とでも分け隔てなく接するから、先生やクラスメートまで好かれている。
別に僕は、話のわかるやつなんていないと思ってないから、いつもこいつらに合わせてやってるんだけどな。
「実はなぁ、ちょっと悲しいことがおきてさぁ〜」
「一体なにがあったの?」
「いやさ、うちの犬が轢かれて死んだわけよ」
「へー…」
そんなことをヘラヘラと言うと、「うちの犬もバカだよなー!」と、他のグループにつるんで行った。
別に悲しむそぶりを見せず、明るい感じがするが、僕には分かっている。
みんなの為に装っているのだ。
そんな事しないで、最初から素直になればいいのに…
「そんなこと言っちゃダメでしょ!犬ちゃんがかわいそうだよ!」
茶化している声を一気に静まり返す、怒声が聞こえた。
ちょっと気になったので、チラリと見てみる。
あの男子を叱ったのは、藍那をあそこまで追い込んだ、紗凪だった。
両手を腰に当てて、怒っている。
それを見て、あんなに茶化していた人達も「そーだよな…」「かわいそう…」などのどよめきが広がっていった。
紗凪はくるりと後ろを振り返ると、僕に近寄ってきた。
「ね?そう思うよね!斗真くん!」
「…そうだね」
藍那を退かしたのは、僕を狙っていたからなのは最近分かったこと。
紗凪は、ほらでしょ〜?とまたみんなの方を向いた。
最近は、僕から了承を得ることがなんとも楽しそうだ。
どこが楽しいのか、さっぱりだけど。
* * *
ここで切る!
ちょっとご飯食べてくる!
- Re: ボカロ曲を自己解釈で小説にしてみた!! ( No.15 )
- 日時: 2017/03/27 17:46
- 名前: ボーカルロイド (ID: X2arTSSH)
その後、なにがあったのか知らないけど、昼休み落ち込んだ顔つきで彼が話しかけてきた。
「なぁ、飯一緒にいいか?」
「いいけど…」
僕と彼は裏庭に回って、隅っこの方で目立たないようにして座った。
そういえば、なんで僕がクラスメートなのに彼って言ってるかわかる?
答えは興味ないから。
紗凪は覚えたくなくても、頭に埋め込まれちゃったからしょうがないんだよね。
しばらくの沈黙の間、あっちから声をかけてきた。
「なぁ、朝のこと…どう思ってる?」
「…朝のこと?」
「俺の犬」
「ああ、それね」
どう思うと聞かれても、特に思いつきもしないし、興味もない。
というか、考えもしなかったな…
「いや…別に何にも?」
「そっか…」
また訪れる沈黙。
でも僕はこの時間は、嫌いではない。
元から、騒がしいのは嫌いなのだ。
にしつも、何で今更こんなこと聞くんだろう?
しかも、僕なんかに…
少し、興味あるな…
「何でこんな話なの?なんで僕?」
「いやなんかさ、お前の反応が気になったもんだから、なんであんな反応したんだろ〜なーってさ?」
「いや、聞かれましても…」
「だよな」
そう言うと、あははと1人で楽しそうに笑った。
なにが面白いんだろう。
「いやさ、いつも無表情なのに、あの時だけなんか違う気がしてさ。なに考えてたか気になったんだよね」
そう言うと、彼の顔に暗い影が入った。
「あの女のせいで、俺、みんなにスッゲー目で見られるんだよ…」
どうやら紗凪のせいで、落ちてしまった人物がまたふえたらしい。
あの子はどんだけ落とすつもりなのだろう。
彼の目が潤んできた。
「俺さ、キャラ的に泣くのに合わないだろ?だから、明るく振舞ってたのにさ…」
彼の目からぼろぼろと涙が落ちた。
唇を噛んで、我慢しようとするのが見受けられるが、どうしてもできないらしい。
ついに、袖口で溢れる涙をぬぐい、ははっと笑った。
「ごめんな、ダッセーよな…泣くなんて」
「別にダサくないよ。泣かない方がダサいって僕は思うけど?はい、タオル」
「グスッ…ありがとう」
彼は素直にタオルを受け取ると、それで顔を覆い声を押し殺して泣いた。
暫くしてから、昼休み終了を告げるチャイムが鳴った。
彼は、鼻を啜り目を赤く腫らしていた。
これじゃあ、暫くは戻れないかもな…
「早く顔洗った方がいいよ。先生に遅れるの伝えるから、先帰るね」
「ま、待って!」
腰を上げ、教室に戻ろうとすると、彼に手を掴まれた。
タオルかな…?
「タオルのこと?別に今返さなくていいよ」
「いや、お前の名前なんつーの?俺知らなかったわ。」
ああ、そういえばこいつも僕のこと知らないのか。
ま…、名前ぐらい教えても大丈夫だろう。
「小魄斗真だよ、君は?」
「俺は、白澤大雅(しらさわ たいが)。よろしくな!斗真!」
「いきなり呼び捨て…」
ま、でも悪い気はしないけどね。
「よろしくね、大雅」
* * *
ここで切る!
また、新キャラ作っちゃった…
白澤大雅(しらさわ たいが)って子。
もう増やさないようにしよう…
長くなりそうだし…
- Re: ボカロ曲を自己解釈で小説にしてみた!! ( No.16 )
- 日時: 2017/03/27 20:47
- 名前: ボーカルロイド (ID: X2arTSSH)
「な〜!斗真〜!」
「あ、大雅!」
僕と大雅は肩を組むと、昨日あったバラエティ番組について話し出した。
あの一件があってから、僕と大雅は仲良くなった。
元々、僕は他のみんなには変な目で見られていたこともあって、大雅は前までの友達はいなくなってしまった。
本当に人間は単純でしかない。
でも、大雅は後悔してないという。
なぜかと聞いても、なんとなくとあどけなく笑う。
なんだよ〜って僕も笑うけど、別になくてもいいような気がする。
だって、今が楽しいから。
しばらく話していると、見たことのあるシルエットが見えてきた。
その子は僕を見ると、タタタッと小走りでやってきた。
「斗真くーん!!おはよー!」
「…はよー」
紗凪だ。
彼女は、隣の人物を見ると、うげっと顔を歪めた。
「うわぁ、命粗末男!!」
「なんだよ、それ」
だって犬のことバカっていったじゃーん!と、弄り倒している。
大雅は特に気にすることもなく、笑って答えている。
でも、僕にはなんだか許せなかった。
「ねぇ?斗真くんだってそう思うよね!」
「…そう思わないよ。僕の友達を悪く言わないで…」
「…へ?」
紗凪はぱちくりと、瞬きした。
目を見開いて、僕をじーっと見ている。
「そぉなんだぁ…」
「うん。だから、ちょっと2人きりなりたいから、あっちに行ってくれる?」
「うん、わかったぁ」
紗凪にしては珍しく、素直に離れていった。
僕は気分が悪いので、ずっと彼女の背中を睨み続けていなくなってから、大雅の方を向いた。
「ごめんな…悪いこと言っちゃって」
「いやいいよ。にしても、友達ってなんか照れるな!」
大雅は照れたように頭をかきながら、うれしそうに笑っている。
そんな顔を見ていると、僕も嬉しくなって、笑った。
「そうだね、なんか照れるね!」
この時の僕は、これから起こることなんて気づきもしなかった。
* * *
ここで切ります!
- Re: ボカロ曲を自己解釈で小説にしてみた!! ( No.17 )
- 日時: 2017/03/28 08:01
- 名前: ボーカルロイド (ID: X2arTSSH)
ーガララッ
僕と大雅が入ってくると、今まで廊下に聞こえるくらい騒がしかった声がピタッとやんだ。
そして、僕たちが自分の席に向かっていくと、ざわざわと話の波が広がっていった。
最初、僕も大雅も何事かと首を傾げたが、それは自分の席に行けば明確に分かった。
僕と大雅の席がなくなっている。僕と大雅の席があったところだけ、ぽっかりと空白が出来ている。
いったい誰が出したのであろう。
僕らが、何もできずに突っ立っていると、紗凪がわあっ!と驚きの声を発して、タタタッと寄ってきた。
「酷〜い!誰がこんな事したのぉ?!斗真くんのと白澤くんの席どこにあるの?!」
紗凪は、くるりと周りを見渡し怒鳴り声をあげた。
紗凪が怒鳴り声をあげると、みんな申し訳なさそうに目を伏せた。
すると、1人の男子生徒が窓の外を指さした。
「だ、誰か知らないけど…僕が来た時は…この下に…」
怯えているのか、声が震えている。
僕と大雅と紗凪は急いで窓辺によると、下を覗き込んだ。
「!!なんだこれ!」
そこに広がっていたのは、信じられない光景だった。
いつも、僕が世話をしている花壇に突っ込まれている、僕と大雅の机。花は、無様に押しつぶされていることだろう。
逆さまになって突き刺さっているため、押しつぶされた面積もかなり広い。
僕はさっきの男子生徒の、近くに寄った。
「おい!お前何分に気づいた!?答えろ!?」
「…ひっ!……さっ、30分くらい前…です…」
「30分…!?」
30分って…、かなりやばいじゃないか!!
これじゃあ花たちが…、ヤバイっ!!
僕はいてもたってもいられなくなって、花壇の場所へ走った。
大雅と紗凪も後ろから追いかけてくる音が聞こえる。
僕は靴を履き替える時間も惜しくて、上履きのまま花壇の場所へ走った。
僕の机が壊れてもいい、なくなってもいい…でも、でも、花だけはっ!!
必死の思いで走り続けた。
花壇についた。
僕は荒い呼吸を整えながら、ゆっくりと近寄った。
鼓動は高鳴り、最悪の事態を考えないように、ゆっくりと…
大丈夫…きっと大丈夫。
そう思っていたら、すぐに着いてしまった。
僕は机の間から見える花を見つけ、状態を見てみることにしてみる。
「…あ」
花は力なく倒れ、綺麗に咲いていたであろう花弁は、茶色くしおれていた。
これはかなりの時間ほっとかれたのだろう…
ひどい…最悪だ…
「斗真っ!」
「斗真くん!」
僕は寄ってきた2人に、泣きついた。
2人は驚きつつも、優しく背中をさすってくれた。
* * *
ここで切ります!
なんか紗凪ちゃんいい子になってきてない?
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