二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- ボカロ曲を自己解釈で小説にしてみた!!【リク大募集!】
- 日時: 2017/06/16 19:51
- 名前: ボーカルロイド (ID: X2arTSSH)
どうも!
ボーカルロイドです!
ボカロと小説が好きなので、自分の自己解釈で小説を書いてみました!
リクや感想などはいつでも受け付けています!!!!
投稿は基本毎日なのでいつでも声をかけてください!
また別のスレではカゲプロ二次創作小説を作っています!
気になる方は是非覗いてください!
では、どうぞよろしくお願いします!!
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- Re: ボカロ曲を自己解釈で小説にしてみた!! ( No.71 )
- 日時: 2017/04/23 21:34
- 名前: フランソワーズ・マツノ ◆XTyQit91CM (ID: z43aEV/5)
- 参照: ちょっと余裕ができたから続けます。すみませんでした
ありがとうございます!
えっと、おねがいダーリンでお願いします!
- Re: ボカロ曲を自己解釈で小説にしてみた!! ( No.72 )
- 日時: 2017/04/24 18:49
- 名前: ボーカルロイド (ID: X2arTSSH)
リクありがとうございます!!
おねがいダーリンですね!分かりました!
この曲は過去に1回か2回しか聴いていないので、記憶に残ってないです…ちょっと聞き直してきます(笑)
Blessingのあとに、製作しますね!!
【お知らせ】
やっとリアルタイムが落ち着いてきて、時間に余裕が出来てきたので、毎日投稿するのが可能になりました!!
…と言っても、平日は1日1〜3回が限界ですけどね。
それでも、ちゃんと毎日いるので、気軽に声をかけて頂けると嬉しいです!!
長文失礼しました!!
- Re: ボカロ曲を自己解釈で小説にしてみた!! ( No.73 )
- 日時: 2017/04/25 05:40
- 名前: ボーカルロイド (ID: X2arTSSH)
「魁斗ったら〜、渋らなくてもいいんじゃないのー?」
「いひひ、それほどでもないさー?」
冥子先輩は、魁斗先輩に便乗してバシバシと背中を叩いてる。
かなり、いい音響いていますけど…
でも、魁斗先輩はそんなことどこ吹く風で、全然気に留めてないよう。というか、のってくれたことに嬉しそうだな〜。
だからなのかな?「いひひ」とか、変な気持ち悪い笑い方したのは…
少しだけ、魁斗先輩と冥子先輩以外の空気が冷めた。
でも、それはすぐに別の温度が出てきた。
魁斗先輩は、今、仕分けした紙をまとめて、破いた。
静かな教室に、ビリビリビリという不穏な音が響いた。
ハッと我に帰った頃には、もう紙は真っ二つに裂け、もう戻すことのできない状態だった。
「ちょ、ちょっと!!魁斗兄!!何してんの!?」
鈴ちゃんは、怒りと悲しみを含めた震えた声で言った。
その気持ちは、私には痛い程分かった。それは、蓮くんも瑠花ちゃんも一緒だろう。
私は、こんな事をしたことに納得がいかなくて、魁斗先輩を睨みつけた。
しかし、そんな視線をするりとかわすような、笑顔でこちらを見ているだけだった。それは、冥子先輩も同じだった。
いつもだったら、鬼みたいに怒るのに…
私の中で不安と恐怖の感情が入り混じり、じわじわと蝕んでいった。
ありえない…こんなことなんて…
魁斗先輩は、余裕の笑みを浮かべながら、口を開いた。
「気持ちが一緒なら、なおさらだろう?」
「どういう事!?全然分かんないよ!!」
無性に腹が立ち、ついにはとげとげしい口調で、魁斗先輩に当たった。
だって、信じられなかったから。
あの魁斗先輩が、みんなの気持ちを踏みにじるなんて…
そんな魁斗先輩を、冥子先輩が許すなんて…
すると、冥子先輩がはあ…とため息をついた。
「まったく、部長のくせに説明下手なんだから」
「うるせぇ」
「ま、いいわ。私が教えたげる」
そう言って、冥子先輩はみんなの思いの手記、その残骸を拾い私らの前に突き出した。
「これはいわゆる、参考ってものよ」
「「「「……は?」」」」
一瞬の間の後、私らは耳を疑った。
* * *
- Re: ボカロ曲を自己解釈で小説にしてみた!! ( No.74 )
- 日時: 2017/04/25 19:33
- 名前: ボーカルロイド (ID: X2arTSSH)
「じゃ、もっと分かりやすくするね」
冥子先輩は、その残骸を一旦机の上に置き、私たちと向き合った。
まず大体、冥子先輩が味方しているのもありえない事だけど、何で2人が笑っている有無が全く分からない。というか分かりたくない。
そんなこんなで、頭がぐちゃぐちゃでフリーズしてしまっていた。
でもそんな私たちを嘲笑うように、冥子先輩は続ける。
「例えば〜…、あなたはテスト勉強をします。でも、1つの内容が分かりません。教科書を見ても、友達に聞いても、思い出そうとしても無理です。その時、どうしますか?」
「ネットで調べる」
蓮くんが真面目な顔で答えた。
それに少し冥子先輩は苦笑いした。
「かなりのおぼっちゃまね…うーんとじゃあ、ネット回線も繋がってないとしたら?」
「参考書…ですか?」
瑠花ちゃんが、おずおずと答えると、冥子先輩はパチンと指を鳴らした。
「そう、それよ!私が待っていたのはそれ!とりあえず、その参考書を見て答えを見出すでしょう?」
「でも、数学とかだと、はっきりだよ〜?」
鈴ちゃんが首を傾げて、不思議そうに言う。
あ…私も思った。
でも、冥子先輩はううんと首を振る。
「理科とか数学とか答えが明確なものじゃないわ。国語とかの曖昧なものよ。それだと、似ても似つかないものになるでしょ?」
確かに…。
答えの採点とかも、ここの部分が取れていたら正解とかそんなもんだしね。
だから、それを参考にするんだ。
「つまりは、これも参考書。今の私たちは、わからない問題に激突しているだけ。これが、ヒントなのよ」
…は、はい?
分からなくて首を傾げる。
しかし、蓮くんだけはポンッと手を打って、納得したように頷いた。
「未来姉、瑠花姉、鈴。簡単に言うと、あれはこういうものですよ〜とか、こうすればいいですよ〜って、教えてあげるものなんだよ。それが、このアンケート結果てわけ」
あ!そういうことか!!
うー…
後輩より理解が遅い先輩なんて…は、恥ずい…
まあまあと冥子先輩は笑った。
「ま、この参考書を使って、私たちの思いを曲にするところからよ」
そう言って、ウィンクをした。
うっ…、やっぱり〜…?
私が嫌そうな顔をしていたのか、冥子先輩が面白そうに笑って近づいた。
「こーらっ!」
「あいて!」
バシッと、軽く紙の束で叩かれる。
それでも、重みがあるからズシンッと圧力がかかる。
「そんな顔していても始まんないわよ〜?さあ、作業開始!」
《ピンポンパンポーン》
《部活終了時刻となりました。校舎内に残っている部活動生は、片付けをし完全下校前には、校舎を出るようにしましょう。繰り返しますー…》
「あら?もう終わっちゃった。じゃ、片付け開始ー!また明日ね!」
「「「「「はーい」」」」」
下校の放送が鳴ると、活動は終わりだ。
今日は少し、歌詞について考えてみようっと。
赤と紺のグラデーションの中で、キラキラと星が明るく夜空を照らしていた。
* * *
- Re: ボカロ曲を自己解釈で小説にしてみた!! ( No.75 )
- 日時: 2017/04/26 19:32
- 名前: ボーカルロイド (ID: X2arTSSH)
「っはー!宿題終わりー!」
手に持っていたシャーペンを投げ出し、背凭れに凭れかかってぐーっと伸びをした。
そして、引き出しから1つのノートを取り出した。
これは私がバンド部に入部してから作った、歌詞帳である。でも、あんまり書くことないから、ほぼほぼ埋まってないけどね〜…
もう一度シャーペンを握り、カチカチと芯を出す。空いているページを開いて、書こうとシャーペンを近づけた。
…がしかし、すぐにパッと浮かぶ天才でもないから、ピタッと動きが止まってしまう。
うーん…歌詞…いい歌詞…って、ないのかな〜…
体を一度起こし、腕を組んで考える。
でも、浮かんだフレーズはどことなく前の曲に似ていて、頭の中ですぐに消した。
「あーあ〜…全然だ〜…」
ベターっと体を机に投げ出し、ふーっと諦めの息を吐き出す。
勢いはいいけど、いざとなると全然思いつかなくなる。
これじゃあ、私の思いだけが作れなくなっちゃうよー!!それだけは嫌だー!
もう一度体を起こし、真っ白なページに向かう。
でも、そんな時に限って思いつかなくて、段々と焦りが出てきた。
が、また投げ出した。
「あー!!どうすればいいのーー!!!」
ーチャラン♪
その時、机に置いてあった携帯から、メールの着信を告げる音がなった。
通知を見てみると、鈴ちゃんからだった。
ま、鈴ちゃんの事だからなんか勉強のことなんだろうな〜…
そんな軽い気持ちで開いた。
リン
ーーーーーーーーーーーーーー
未来姉!
今日の朝に言ってた、ブから始
まって、バースデーで終わった
やつってなんていうの?
ーーーーーーーーーーーーーー
珍しく、今回は勉強のことではない。
蓮くん頭いいから、蓮くんでいいと思うのに、聞きにくいらしい。双子なんだよね?私なら、聞きやすいっていつもメールしてくるけど、なんだ…
「blessing for your birthdayか…。ん?」
dlessing for your birthday…?この響き…いいかも…!!
私は鈴ちゃんにてきとうに返信し、すぐに机に向かった。
今の自分ならできる!!
いろんなフレーズがどんどん浮かんだ。
それを1つ1つ文として、思いとして歌詞帳に記した。
気付いたら、5行分の歌詞が出来ていた。
「blessing for your birthday blessing for your evryday たとえ綺麗ごとだって構わない。blessing for your birthday blessing for your evrydayこの世に集えた奇跡にありがとう。これから先も君に幸あれ」
曲のフレーズが気に入って、小さく呟く。
うん…、うん…!物凄くいい…!!
「ふわぁ…」
集中力が切れたせいなのか、急に眠くなった。
ベットに入るとすぐに目を閉じた。でも、いい歌詞が出来た興奮は冷めず、みんなに伝えたくて、わくわくしてた。
* * *
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