二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- ボカロ曲を自己解釈で小説にしてみた!!【リク大募集!】
- 日時: 2017/06/16 19:51
- 名前: ボーカルロイド (ID: X2arTSSH)
どうも!
ボーカルロイドです!
ボカロと小説が好きなので、自分の自己解釈で小説を書いてみました!
リクや感想などはいつでも受け付けています!!!!
投稿は基本毎日なのでいつでも声をかけてください!
また別のスレではカゲプロ二次創作小説を作っています!
気になる方は是非覗いてください!
では、どうぞよろしくお願いします!!
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- Re: ボカロ曲を自己解釈で小説にしてみた!! ( No.86 )
- 日時: 2017/05/05 22:38
- 名前: ボーカルロイド (ID: X2arTSSH)
『ロックでいったらこんな風』
「Like this! like this! yeah!!」
冥子先輩と魁斗先輩の歌った、曲調に合わせて私はベースを歌いながら弾いた。
当然ながら、わあっと歓声が上がった。
『アカペラでいったらこんな風』
「Like this! like this! yeah!!」
瑠花ちゃんは、エフェクトとか合成で作った、自分のコーラスの声と重ねて、歌った。オート演奏もここで止まり、瑠花ちゃんの声だけが舞台に響いた。
『ゲームでいったらこんな風』
「Like this! like this! yeah!!」
蓮くんが歌うと、某有名なゲームのピコピコ音が合わせて鳴った。この演出が、特に男子にうけたらしく、男子の方からわあっと歓声が上がった。
『ダンスでいったらこんな風』
「Da! da! da! da! da!」
鈴ちゃんは力強く歌いながら、大きくステップを踏み、見事な踊りを見せた。
華奢な体から生まれる、その動きに誰もが感心し、拍手が沸き起こった。
その次にみんなで横一列に並ぶ。
「よく食べて」
「よく眠って」
「よく遊んで」
「よく学んで」
「よく喋って」
「よく喧嘩して」
みんな一人一人、自分の歌う番になると、一歩ずつ前に出る。
『ごく普通な毎日を』
そして、みんなで歌いながら二歩ほど下がる。
「泣けなくても」
「笑えなくても」
「歌えなくても」
「何もなくても」
「愛せなくても」
「愛されなくても」
一人一人自分の歌うパートを歌いながら、くるりと後ろを向き俯きがちになる。
「それでも生きて欲しい」
瑠花ちゃん以外は後ろを向いたまましゃがみ、瑠花ちゃんだけが前を向いて手を向こうへと伸ばす。
そして、みんなで手を取り合って、立ち上がった。
『Blessing for your birthday blessing for your everyday』
「たとえ明日世界が滅んでも」
『Blessing for your birthday blessing for your everyday』
「最後の1秒まで前を向け」
最初の私、瑠花ちゃんと変わり、ここは冥子先輩と鈴ちゃんのソロだ。
そして、ここでみんなバラバラに散る。
- Re: ボカロ曲を自己解釈で小説にしてみた!! ( No.87 )
- 日時: 2017/05/06 10:15
- 名前: ボーカルロイド (ID: X2arTSSH)
『If you're alive』
ここで決まった3人組で固まる。
「あの子が振り向くかも」
私は前に出て、手を前に出し横にはけた。
『lf you're alive』
「宝くじ当たるかも」
また決まった3人で固まり、鈴ちゃんが前に出て、両手を前にパッと出した。そのあとに、横にはけた。
『If you're alive』
「再び始まるかも」
決まった3人で固まり、次は魁斗先輩が前に出て、上に手を突き上げた。
「生き抜くためなら」
冥子先輩が前出て、魁斗先輩を先頭にして一列に並んだ。
「棒に振れ」
「水を差せ」
「煙撒け」
「油を売れ」
「現を抜かせ」
自分のパートごとに、横にへと行き思い思いのポーズをとった。そしてその場には、冥子先輩だけが残った。
「そして 来週も」
「来月も」
「来年も」
「来世も」
冥子先輩が前へと進むごとに、みんなが中央を向いた。
「一緒に歌おう」
瑠花ちゃんを中央にして、みんなで横一列にもう一度並ぶ。
『Blessing for your birthday blessing for your everyday』
「たとえ綺麗ごとだって構わない」
『Blessing for your birthday blessing for your everyday』
「ここに集えた奇跡にありがとう」
全員で歌う時は、手をつないで歌う。
そして、1人のソロの時は、そのほかのみんなはしゃがみ込み、目立つようにしてくれた。
『Hip hip HOORAY!! これから先も Hiphip HOORAY!! 君に幸あれ Hip hip HOORAY!! これから先も Hiphip HOORAY!! 君に幸あれ』
ここでみんながみんな歌いながら、特定の場所へと戻った。
鈴ちゃんはキーボード、私はベース、蓮くんはギター、瑠花ちゃんはドラム、冥子先輩と魁斗先輩はボーカルのところへ。
ここからは生演奏だ。
みんなが楽器を手に取り、弾き始めた。
『Hip hip HOORAY!!』
最後は、みんな楽器を弾いている最中のような、ポーズを作りそのまま静止した。
一瞬の間を置いてから、わっと大きな拍手が湧き上がった。
中にはすすり泣きの声も聞こえるようだ。
やりきったという達成感と、みんなを喜ばすことができたという幸福感で、私はたまらなく嬉しい気持ちになった。
鈴ちゃんと蓮くんと瑠花ちゃんにハイタッチをしに行き、最後に冥子先輩と魁斗先輩にも。と思い、近づくと2人の目元がキラリと光った。
2人とも笑顔で、私にハイタッチしてくれたけど、ぼそりと私たちに聞こえるように言ったのは…
「やっぱり…、寂しいわね…」
「もう、おしまいか…」
今の歓喜の声が上がる、この舞台にはにつかわない、悲しげな雰囲気が漂い始めていた。
- Re: ボカロ曲を自己解釈で小説にしてみた!! ( No.88 )
- 日時: 2017/05/06 12:07
- 名前: ボーカルロイド (ID: X2arTSSH)
そして、このメンバーで出来る、このライブは今日で終わった。
終わった後、みんなは「とてもよかった」などと、感想を口にしながら、体育館から出て行った。
冥子先輩と魁斗先輩から、クラスに戻るよう指示され、私は背中を向けた。
涙を流さないように気をつけ、クラスの出し物である、猫耳カフェに戻ろうと、廊下へ出た。
すると、誰かにトントンと肩を叩かれた。
後ろをゆっくりと振り向くと、そこには少しだけ表情の曇った蓮くん。
どうしたの?と聞いてみたら、少しだけ言うのをためらったのちに、言ってくれた。
「冥子姉と魁斗兄からバンド部へ集合だって…なんか、大事な話らしいから。早く来てね…」
蓮くんは静かに言うと、私の横をすり抜けてかけて行った。
大事な話…ってなんだろう?
もしかして…廃部…とか?
そんなことが頭をよぎったが、ブンブンと首を振って、消した。
そんなことがあるわけ無い…
でも、消そうとすればするほど、だんだんと濃くなる一方だった。
早く行きたいのに、その現実を突きつけられたくなくて、歩く速さはゆっくりとなっていく。
でも、止まっていたわけでは無いから、いつの間にかその教室の扉の前に…
ドキドキと高鳴る鼓動を隠して、私はとろりと手をかけた。
『やったーーーーー!!!!!』
急に大声が上がり、鈴ちゃんと蓮くんと瑠花ちゃんの喜ぶ声がした。
何事かと私は、勢いよく扉を開けた。
そこには、涙目で微笑む冥子先輩と魁斗先輩。そして、抱き合って喜んでいる鈴ちゃんと蓮くんと瑠花ちゃん。
何が起きていたのか、全く判断できない…
冥子先輩は、私に気づき、私に近づいてきた。
驚く私を横目で見ながら、顔を耳元へと近寄せた。
「バンド部……じゃなくて、バンドグループになるって…だから、まだまだ現役で活動できるわよ…」
つまりは、まだこのメンバーで活動が出来るというわけだ。
私は嬉しすぎて、飛び跳ねながら喜んだ。
そして、さっきのみんなみたいに、抱き合って喜びを分かち合った。
このバンドグループは、学校のマスコット的なものとして、活動させるらしい。つまりは、ここを卒業したって、ここに居られるのだ。
支援も全て学校で、手立てを取り、PTAでもちゃんと決めた事らしい。
こんな嬉しい日は祝福しなきゃね!!!!
冥子先輩と魁斗先輩は顔見合わせ、そして私らの方を見て言った。
「「Blessing for your birthday」」
私と鈴ちゃんと蓮くんと瑠花ちゃんは笑顔で返した。
『Blessing for your everyday!!』
あははと私らは声をあげて笑った。
blessing end
- Re: ボカロ曲を自己解釈で小説にしてみた!! ( No.89 )
- 日時: 2017/05/06 20:33
- 名前: ボーカルロイド (ID: X2arTSSH)
【作者解説】
はい、無事に完結しました。もちうま団子さん、いかがだったでしょうか?
読み返してみると、所々誤字があって、申し訳ない限りです…
正直な話、なんかものすごく申し訳ないです。
「blessing」という曲なのに、いろんな曲を会話中に登場させ、しまいには別の曲の自分での自己解釈をしたのを、書くという…なんとも言えないです…
本当にすみませんでした!
ま、なぜこんな風にしたかというと、本当に売っているボカロ小説のパクリみたいなものです。「トリノコシティ」を知っているでしょうか?40mPさんの。その小説を持っているのですが、その小説は曲をそのまま小説に用いてるので、そのやり方をそのまま使った次第です…
ま、そんな話はよして。
この話の登場人物はあえて、全てボカロのキャラクターです。
とくに恋曲って訳でもなかったので。正直な話、誰を主人公にしようか迷いましたよ…。でも、ミクちゃんにしましたね。なんか、しっくりきたので。
性格も、個人的にこうだろうという検討でした次第です。
ミクちゃんは、ちょっと大人しめだけど、ツッコミ担当みたいな。
リンちゃんは、少し天然でテンション高め的な。
レンくんは、賢くてミステリアスだけど本当は照れ隠し。
ルカちゃんは、礼儀正しくて大人しいけどめっちゃ構ってちゃん。
カイトは、何事にも一生懸命でだけど謎キャラみたいな。
メイコは、さっぱりしてて元気いっぱいみたいな。
まあ、バンド部に所属しているという設定は、全て後付けです。
ほぼほぼ前の回を見て、こんな感じかな?と即興的に付けているので、繋がらないとこ多々あり…
ま、色々と謝りたくなるものでした。
満足できていないかと思います。
本当にすみませんでしたあああああ!!!!
次回は、フランソワーズ・マツノさんリクエストの「おねがいダーリン」を制作します。
- Re: ボカロ曲を自己解釈で小説にしてみた!! ( No.90 )
- 日時: 2017/05/11 18:06
- 名前: ボーカルロイド (ID: X2arTSSH)
【おねがいダーリン】
「ふわぁ…」
私は眠気からあくびをした。
今歩いている道は、真っ暗で街灯が道を照らしている感じだった。
時刻は午後8時。今日は、夕方の4時からバイトで、今の今まで働いてたわけ。
なんでバイトかって?
…それは、私の仕事が不安定だから、補えないっていうか?
私の本業は、ミュージシャンだ。私の他にメンバーが2人いて、3人で活動している。ま、全然いい時とかなくて、ライブしたと言っても、路地でね…
いいことないけど、好きだから続けている。
人通りの多い、ビル街を抜け途中から、狭い道へと入っていく。
そこをしばらく道なりに行くと、マンション街が見えてきて、そのちょうど4つ目のとこが私の家だ。
ま、家賃がかなり安いけどね。でも、だからと言ってかなりボロいわけではない。どちらかというと、新しいとボロいの中間ぐらい。ま、居心地はいいけどね…
外階段から上がり、3階へと登る。その間、バックの中身をゴソゴソと漁り、鍵を取り出した。
しかし、扉の前着てみると、台所の窓から光が漏れている。
どうやら帰っていたみたいだ…
私の顔が自然と綻ぶのが分かる。ああ、そうだったなあ〜…と改めて実感する。
扉をガチャリと開けてみると、なるほど。男物の靴が1つある。
私はウキウキしながら、リビングへと向かった。
「ただいまダーリン♪」
そう、私のダーリンに!!
最近籍を入れたばかりで、まだまだラブラブな新婚夫婦…
「って!ちょっとお!」
「ん〜…?」
「ん?じゃないわよ!!やめてって言ったでしょ!?」
「だったけ〜?」
「そうよ!!」
……のハズだった。
私は、大学2年生の小峰 雨樹(こみね うた)。私の愛しのダーリン(笑)は、同じく大学2年生の浅上 莉太(あさがみ りた)。
彼も私と同じく、収入はあんましいいとは言えない。
がっぽり入る時は入るし、すっからかんの時は入ってこない。
なのにどうして!?
毎日タバコ二箱お酒7缶をやめないの!?
部屋臭くなるし、病気になって死んだりでもしたらどうすんの!?
私怒るからね!?
私は腕を組み、ダーリンを見下ろした。
「ダーリン、ちょっとそこにちゃんと座って」
「え〜…メンド…」
「座って?」
「……分かったよ」
私の怒りの大きさが伝わったのか、少しだけ冷や汗をかきながら体を起き上がらせた。そして、面倒くさそうに足を組み、猫背でこちらを睨むように見た。
ま、座り方はどうであれ、座ったことには変わりない。
私はすぅっと思い切り息を吸った。
* * *
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