二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- ボカロ曲を自己解釈で小説にしてみた!!【リク大募集!】
- 日時: 2017/06/16 19:51
- 名前: ボーカルロイド (ID: X2arTSSH)
どうも!
ボーカルロイドです!
ボカロと小説が好きなので、自分の自己解釈で小説を書いてみました!
リクや感想などはいつでも受け付けています!!!!
投稿は基本毎日なのでいつでも声をかけてください!
また別のスレではカゲプロ二次創作小説を作っています!
気になる方は是非覗いてください!
では、どうぞよろしくお願いします!!
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- Re: ボカロ曲を自己解釈で小説にしてみた!!【リク大募集!】 ( No.101 )
- 日時: 2017/05/27 07:17
- 名前: ボーカルロイド (ID: X2arTSSH)
「あーー…うぅ〜…」
今は、バントサークルの練習が終わり、帰り道の所。
なんだか最悪な気分。
あの、新しく入ってきた依阿って子、早く弾いてほしい…!!
今回だけは紫に同意する!なにあの子!?!?私とかの前だと、天然装って毒吐き散らすし、なのに紫とか愛菜ちゃんの時は、いい子ちゃん振る。
これだと、気付くのも時間の問題だわ…
はぁ〜…それまで我慢するほかないのね…
アパートの階段を一段一段上がることすら億劫で、一段登ることに一つの重りがズシンッと乗っかって来るようで、どんどん足が重たくなってきた…
そして、廊下に着く頃には、ずりずりと足を引きずるようにして歩いた。
莉太は、今日練習もないし、パートも入ってないので一日中いる筈だ。私は、ドアを開けて、向こうに聞こえるように言った。
「ダーリンただいま〜…」
シーンと静まり返る廊下。
いないのかな?前なら、おかえりハニーとかふざけて言ったのに。でも、今は照れてるのか、おかえりと迎えるぐらいだ。それだけでも嬉しい。
それなのに、今日はいない。
きっと、お菓子か何か。タバコでも買いに行ったんだろう。
最近そればっかりだし。
私は、溜息をついて、部屋に上がった。そして、リビングを目の当たりにして、かたまってしまった。
莉太が、そこにいた。
ゴローンと床に寝っ転がり、雑誌を読んでいた。私に気づき、ちらりとこちらを見たが、何もいなかったかのように、雑誌に目を戻した。
はぁっ!?!?
私は莉太から、雑誌を取り上げた。
「あ!ちょっと!今いい所だったのに…」
「はぁっ!?ちょっとあんたそこに座りなさい!正座でよ!」
「たくっ…分かったよ」
面倒くさそうに、座り出した莉太。私は、座り切る前に思い切り叫んだ。
「ダーリンあなたは、私の気持ちを全然知らないわ!!今日は、最悪な気持ちで帰ってきて、ただいまって言ったらおかえりって言って欲しかったのに、何よ!?今になったら、知らんぷり!?冗談じゃないわ!」
「へ〜…」
気だるそうに返事をしながら、胡座をかいた。
「ていうか、ぶっちゃけそれ胡座かいてるじゃない!私は正座って言ったんですけど!?!?」
「ふーん、俺には好きな座り方でって聞こえたけど〜?」
そうやって笑う莉太。
私はムカムカと怒りが湧いてきて、「もう知らない!」と吐き棄て、自分の部屋に篭った。
何よ!
前までだったら、ごめん。次からは気をつけるって、言って健気にこちらを見つめてきたのに…
最近は言いくるめられて、全然応答してくれない。
あなたのおかげで私のハートはボロボロよ…
私は一層力強く、枕に顔を埋めた。
* * *
- Re: ボカロ曲を自己解釈で小説にしてみた!!【リク大募集!】 ( No.102 )
- 日時: 2017/05/29 20:21
- 名前: ボーカルロイドえ (ID: X2arTSSH)
皆様にお知らせです…
2、3日ほど、こちらのスレから居なくなります…
最近、投稿がまばらになってきているのをお気づきでしょうか?
1番上に毎日投稿するとか書いてますけどね…ま、一応いる事はいるんです。
でも、今制作中の「お願いダーリン」ですが、歌詞をメモに書いて、チラチラ見ながらいつも製作しているのですが、覚えてないこともあって、途中で手が止まってしまうことがあるのです…
それが、投稿がまばらになっていた理由です。本当にすみません…
それで一旦歌詞を暗記する事にして、全て覚えてから投稿する事にします!
そうしないと、色々とやばいので…
この曲をリクエストしてくださった、フランソワーズ・マツノさんと、小説を楽しみにしてくれている皆様には本当に申し訳有りません。
大体、6月が始まったあたりか、それより前の月に復活します…
本当にすみませんでした…
【追記】
名前の方が「ボーカルロイドえ」となっていますが、ただの誤字です。
混乱させてしまっていたのなら、すみません…
ちゃんと、ボーカルロイドですので、ご安心を…
- Re: ボカロ曲を自己解釈で小説にしてみた!!【リク大募集!】 ( No.103 )
- 日時: 2017/06/10 16:16
- 名前: ボーカルロイド (ID: X2arTSSH)
えー…あの、本当にすみません…
言い訳させてください。
親に1週間も携帯を隠されていて…その、それで…放置状態になってしまっていました…リクエスト途中なのになにやってんだ…ですよね。
リクしてくれた方、本当にすみません!!
今すぐ書くので、少々お待ちを…
これを閲覧してくださった方々にも多大なるご迷惑をおかけしました…本当に…本当に…すみませんでしたあああああっ!!!!!
- Re: ボカロ曲を自己解釈で小説にしてみた!!【リク大募集!】 ( No.104 )
- 日時: 2017/06/12 05:58
- 名前: ボーカルロイド (ID: X2arTSSH)
>>101
莉太はほんと最悪。
いつも、つれない時はつれないから、こっちがいっつもいっつも舵取りで。
正直、疲れるのよ。
その、あえて言わない姿勢?的なの。察して、動いて違って無視されるこっちの気にもなりなさいよ。もしも、私が、莉太みたいで。莉太が、私みたいだったら。一体どうなっていたんだろう。まあ、今みたいな現状に陥っているわけだ。どっちにしろ、救えなさそう。
…っていうか、なんか馬鹿みたいじゃん。
私だけがこうも悩んで、彼奴だけもがこうも悩まないというのは…。
なんか腹立つし、理にかなわなくない?
「あー!もうっ!!」
なんだか、イライラが募ってボスンッ!と大きな音をたてて、枕を殴った。
これで幾らかは紛れたが、大部分は晴れないままだった。
というか。莉太は、あんなことしてて楽しいのだろうか?私が鬼みたいに怒って、自分は正座を強いられ、そしておちょくる。
…笑ってるってことは、楽しいってことよね?←
あー、もう生意気ぃ〜!!
もういい!莉太に直接言ってやる!
これは、私にとって一世一代の…ではないけど。とりあえず、大きな賭け事とか勝ち敗けとかになりそうだ。
ドアを開け、そこに居るであろうダーリンの姿を探す。しかし、リビングすらおろか、何処にも見当たらないのだ。
一体なにやってんのよ!?
そんな事にイライラしつつも、どうしてもパァにしたくなくて、往復しながら探す。
すると、何回目かは数えてないから分からないけど、結構多くの回数だったと思う。その頃に、リビングへ訪れると普通にそこに莉太がいた。
少しだけニヤニヤとこちらを見ている事に腹がたつ…。
「あんたさっき何処にいたのよ!?いるんだったら言いなさいよ!」
すると、悪気なんて到底なさそうな、そんな笑顔で手をひらひらと振りながら言った。
「いや、お前が俺を探しているなぁ〜って思ったから、気づかれないようにこっちに戻ったの。結構ヒヤヒヤしたぜ」
そうやって、あははと声をあげて笑う。私は我慢が出来ず、目の前の机をバンッと叩く。
「あんたほんと幼稚!私を使って遊ぶなー!!」
「いや、面白いし。無理」
そうやって即座に否定する事に、またムカムカと怒りが湧いてくる。
やっぱり楽しんでいたし!!もっと、不満をぶちまけてやろうと、前に屈むと、ずいっと目の前に何かを突き出された。
「悪い悪い。これ買ってきたから、機嫌直して?」
それは、コンビニのレジ袋。中には僕の大好きな、プリンアラモードフルーツ特大盛があった。
これですぐに機嫌が直ってしまい…私の完敗。
いや、最早ルール違反だから、駆け引きや勝敗として成り立ってないじゃん!!こいつ、早く終わらせやがった!!ていうか、そういうこと言っとけば、こんな私が回るようなめんどくさい事にならなく済んだじゃん!!そんなにもてあそんだ割には、値引くって…。
あんた、ほんと策士ね。
プリンの甘さを舌で感じながら、横で寝転がる莉太をじとっと見つめていた。
* * *
- Re: ボカロ曲を自己解釈で小説にしてみた!!【リク大募集!】 ( No.105 )
- 日時: 2017/06/12 20:54
- 名前: ボーカルロイド (ID: X2arTSSH)
ほんっと、寡黙なダーリンだなぁ。
こーんなにも、君の愛しのハニーが………気持ち悪っ。やめよ。
君の愛しの愛しの……雨樹ちゃんが嘆き悲しんでるというのに!…嘆いてはいないか。
まあ、とにもかくにもだ。
悲しんでいる事には事実だ。君のそんなつれない態度…正直、心痛いわよ。プリンアラモードを食べ切ってしまい、空っぽになる容器。それと同じように、何か空洞が空いたような気がする心。何かが…足りない。
でも、何が足りないのか分からない。
なんとも言えず、切なくなってくる。喉元まで何かがこみ上げてくるが、結局分からないまま鎮まった。
「あー…う〜…」
「なんだよ…」
結局、変な声を出しながら、莉太のお腹の上に寝転ぶ形で覆い被さった。
なんだか分からないけど、こうすると落ち着くのだ。莉太も溜息をつきつつ、何時ものようにほっとく。
このお腹に乗ると、安心するってのはこう…上下するから。
寝ているおかげで、腹式呼吸となり、呼吸をする度にお腹が膨らんだり萎んだりする。その度に、私に心地の良い安らぎを与えてくれる。
この、規則正しい動きについ、うとうととしてしまい、カクンッと首が落ちる度に瞼が衝動で開き、ゴシゴシと擦る。しかし、段々とその抵抗もなくなり、夢の世界へー…
「おい、寝るな」
「いたっ…!」
莉太が私の頭にチョップを食らわす。
コンっと鈍い音が聞こえ、じんわりと痛みを増していった。おかげで目が覚めたが、その代わり口を開けていたせいで舌を軽く噛んでしまった。
叩かれたところを、手でさすりながら莉太を睨みつけた。
何よ…、そのまま寝かせたっていいじゃない!
そして、寝てしまった妻を仕方なさそうに笑い、お姫様抱っこで部屋へ連れて行くー…。
いいシチュエーションじゃない!!
なんでぶち壊すかな〜?
少し不満げながらも、バンドサークルでの不満は、大体は紛れていって、どうでも良くなってきた。私は「よしっ」と立ち上がると、莉太を見た。
莉太は、急な私の行動に驚き、目を見開いている。
「莉太。私決めた」
「…何を?」
少し引きつった顔で、こちらを見る莉太。
私は、それとほぼ真逆な満面の笑みで返す。
「ダーリン呼び、再開する!」
「やめてください」
そうやって、嫌そうに否定する割には、結構笑いが含まれている。
「えー、いいじゃーん」といい、またお腹に覆い被さった。
* * *
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