二次創作小説(新・総合)

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

カラーズライブ 完結
日時: 2024/07/28 19:14
名前: いくちゃん (ID: E8lgSYnB)

こんにちはいくちゃんです!
新ストーリー投稿!
これはナンバーカラーズより古いお話です!
ナンバーカラーズで出てきた経子や友子達がまだ中2だった頃まで遡ります!
簡単に言うと、ラブライブシリーズの話にプリキュア要素を入れた話となります。
テーマは輝きです!
それでは始まり始まり!

輝きってなんだろう?
輝くってなんだろう?
人を喜ばすってなんだろう?
人を引き寄せるってなんだろう?
それを追い求めた私達の夢への物語!

Re: カラーズライブ ( No.47 )
日時: 2023/07/13 19:34
名前: いくちゃん (ID: 1aSbdoxj)

スーパーマックーラ!

チアフル「鬱陶しいわね!」

フェザー「弱点が見えない!」

シャイン「えっ?」

ディフェンダー「危ない!」

シャイン「あっ、ありがとう」

ディフェンダー「俺、いや、私が何とかする!」

ハード「ほー、ディフェンダーの攻撃か!それは少し見物だな」

ディフェンダー「見せ物じゃない!」

スーパーマックーラ!

ムード「おおっ!凄い威力!」

ハード「フッ、中々やるじゃないか・・・」

ディフェンダー(アイツに良いとこ見せるためにも、俺も戦えると言う姿を!)

ハード「だが、隙あり!」

ディフェンダー「嗚呼!」

シャイン「ディフェンダー!」

夢「何やってるのよ!」

チアフルバーナー!

プレアー「夢さん今です!」

夢「ヒューマンライトポット!白!明るい結晶カムバック!」

ポンポン、ビューン、ポッ!

フォームチェンジ!

カラーズフォースルージュワァイヤー!

スーパーマックーラ「キラキラキラキラ・・・」

ハード「チッ!やられたか!しかし・・・」

ディフェンダー「カッコ悪・・・」

ハード「これは使えそう・・・」

第47話・イエローディフェンダーの切っ掛け!護の秘密!

次の日
輝「おはよう!」

楽子「おはよう!」

羽加「おはよう!」

元「2人ともおはよう!」

輝「あっ、護もおはよう!」

護「おおっ!」

純「輝さん、皆さんおはようございます!」

輝「赤城君おはよう!」

護(赤城純、コイツ体育祭の後くらいから輝の事絶対意識してるよな・・・)

ドン!

護「えっ?」

元「何暗い顔してるの?」

護「元姉!そんな顔してねーよ!」

元「嘘付け!好きな人に、恋のライバルが出てきてどうしよう?って顔してたぞ!」

護「誰が輝に好意を持つ相手なんて・・・」

元「誰も輝なんて言ってないけど?」

護「うるせー!黙れ!」

輝「2人とも!遅れるよ!」

元「待って!」

昼休み
護「父さんから受け継いだけど・・・、俺は一体何がしたいんだろうな?」

1年前
護の母「次はいつ帰ってくるの誠さん?」

護の父「それは分からないよ、彩花さん!」

彩花「帰ってくるまで寂しいわ!」

誠「私もだよ!だから出来るだけ早く帰ってくるよ!」

護「おい!子供の前で止めてくれ!」

彩花「なーに?お母さん取られて嫉妬?」

護「違うわ!荷物の整理大丈夫なのか?父さん!」  

誠「おう、そうだな!護、手伝ってくれるか?」

護「分かったよ!」

ガチャン

護「おいおい、散らかってるじゃねーか!」

誠「これでも整理した方だぞ!」

ゴロン!

護「なんか落としたぞ!」←拾おうとする

ピカーン!

誠「護!」

護「父さん!」

ドン←壁に背中をぶつける誠

護「大丈夫?」

誠「ああ」

護「今の・・・、何?」

誠「お前にこれを話す時が来たか・・・」

護「えっ?」

事情を聞き・・・

護「感情の世界?」

誠「ああ」

護「それ、母さんは?」

誠「知ってるよ」

護「マジか・・・」

誠「そのペンには不思議な力が宿っていて、不思議な力が宿っている!」

護「じゃあさっきのは?」

誠「多分お前の思う力が俺と共通してたから反応したんだろ、それが何を意味するのかは分からないが・・・、これはお前に預ける!いいか?護!父さんはとある敵と戦っていた!」

護「とある敵?」

誠「ああ、それがいつ来るかは分からないが、仮に来たらお前はこれを使って皆をこの世界を守ってくれ!」

護「この世界を?一体何が起こるんだ?」

誠「それは父さんにも分からん!だが、この世界に悪しき者が近々来ることに間違いない!その時は頼むぞ!」

護「分かった」

誠「変身する時は『カラーズバラエティー』だぞ!」

護「ああ(何だよその呪文!)」

回想終わり

護「輝が、元姉がアイツらが何で怪物退治を?だが、守ることには変わらない!絶対アイツらを守らないと!」

輝「あっ!こんなところに居た!」

護「えっ?輝?」

輝「一緒に食べようよ!」

護「おっ、おおっ・・・」

輝「皆で!」

元「ヤッホー!」

羽加「早く食べようよ!」

楽子「屋上で食べられるなんて気持ちいい!」

ですよねガク

元「今日は少し違うよ!」

護「えっ?」

純「ど、どうも・・・」

護(よく来れたな?!)←驚いてるだけ

食事中
羽加「しかしビックリしたよね!」

楽子「まさか、赤城君自ら輝ちゃんをご飯に誘うなんて!」

護・ブー!

元「マジで!」

護(コイツ、普段大人しい癖に積極的だな!)

護「何だよ、他に一緒に食べる相手居ねーのかよ?」

純「居ない、僕陰キャでアニメオタクだから・・・」

護「それでよくこんなのに声掛けれたな!?」

輝「こんなのとは何よ!」

護「お前どっからどう見ても陽キャだろ!普通自分と反対の存在に声なんて掛けられねーぞ!」

楽子「確かに、分かる!」

輝「楽ちゃん陰キャなんだ!」

護「バカ!お前陰キャの意味分かってんのか?」

純「輝さんは陽キャの中でも話しやすい人ですよ!どんな相手でも輝さんの方から寄ってくると言うか・・・」

元「まあ、そんな印象よね!実際そうだけど・・・」

護「いや、普通女に声掛ける事の方が勇気あるぞ!」

羽加「でも、護君は輝ちゃんと普通に会話してるよね?」

護「それはただの幼馴染みだからだよ!」

純「何が違うんですか?」

護「幼馴染みなんだから、一緒に居て当たり前と言うか、コイツは家族とか親戚みたいなものだよ!」

元「ふーん、ただの幼馴染みね・・・」

護「何だよ?」

元「輝は家族か親戚みたいなものね!」

護「嘘は言ってないだろ?」

元「だったら、輝が誰かに告白されても良いんだ?」

全員「ええっ?」

元「輝がとある男子に言い寄られたり、告白されたり、それで付き合ったとしても、家族みたいなものだから見守るのね?」

輝「元ちゃん早いよ!」

護「フン、こんな奴に告白する奴なんて居ねーよ!」

輝「そんなの分かんないじゃん!」

元「そうよ!そこの純君とかね?」

純「ええっ!!!!そんな恐れ多い!僕は体育祭の時のお礼を・・・」

元「お礼でお昼を誘う男子って居るかしら?普通はプレゼントとか、2人っきりを狙いに行く筈なのに・・・」

純「ええっと・・・」

護「こんな頭脳筋で、大雑把で適当な女を誰が好きに成るかよ!後先考えねえし、人の苦労も考えないアホに告白する男なんて居ねーよ!」

輝「何ですって!」

護「事実だろ!」

輝「だからって、赤城君の前で言うこと無いじゃない!」

純「柑橘さんの悪口を言うな!」

護「何だよ赤城!俺はコイツの普段の姿を・・・」

純「いくら幼馴染みでも、言って良いことと悪いことがあります!柑橘さんを傷つける言動は止めてください!」

護「本当の事を言って何が悪い!」

輝「護なんか大嫌い!皆、行こう!」

3人「あ~あ!」

護「何だよ!(ああ、やっちまった!つい赤城と居るからカッとなった!)」

ダークside
ハード「よしよし、僕が知らない間に面白いことに成ってる!」

フリーズ「何見てんだ?ハード!」

ハード「イエローディフェンダーの素行調査だ!この水晶で名前を言えば、周辺を観察できる!そしたら人間界は面白いことに成ってて・・・、これは絶好のチャンスだ!」

妄想
純「柑橘さん!僕はあなたが好きです!付き合って下さい!」

輝「うん、良いよ!それで何に付き合うの?」

純「僕の彼女に成って下さい!」

輝「うん、良いよ!それで彼女って?」

純「結婚を前提にお付き合いを・・・」

輝「分かった!結婚前提かあ・・・」

妄想終わり
護「ああ!なんだ!この妄想は!後、アイツ何も考えなさすぎだろ!いや、本当に成りそうだからこんな妄想なんだが・・・、アイツ色気より食い気だからな!告白の意味絶対分からないだろ!」

ハード「フフフ、正義のヒーローが恋の悩みですか?」

護「お前は、ハード!」

ハード「しかもそれが報われなさそうだと・・・」

護「余計なお世話だ!」

ハード「それだけじゃない、今まで自分だけ特別な存在と思っていたら、別の男が現れた!」

護「だからなんだ?」

ハード「その男に嫉妬して、彼女に振られる」

護「振られてねーわ!」

ハード「そんな儚い結果になるのなら、そんな感情捨てとけば良いのに・・・」

護「なんだと!」

ハード「この僕に勝てるとでも?」

護「カラーズバラエティー!」

ハード「隙あり!出てこい!スーパーマックーラ!コイツの心を真っ暗に染めてしまえ!」

護「嗚呼!」←変身前に喰らう

一方
輝「ってことがあったんだよ!」

夢「ねえ?輝って・・・」

元「お察しの通り恋に盲目鈍感です!」

任「逆にその少年が気の毒です!」

心美「酷いにゃ、酷いにゃ!許せないにゃ!」

輝「でしょう!きよちゃん!」

祈留「あの、その人も別に悪気が合って言ったんじゃ・・・」

輝「あんな人の悪口を言って悪気が無い?あり得ない!」

心美「そうにゃ!そうにゃ!」

祈留「ひー!ごめんなさい!」

輝「あれ?皆どうしたの?」

羽加「ねえ、2人とも・・・」

輝「何?」

心美「どうしたにゃ?」

スーパーマックーラ!

輝「ぎゃああああ!」

心美「マックーラにゃ!」

夢「早く変身して倒して!」

輝「分かったよ!皆行くよ!」

カラーズチェンジ!

目指す夢を追い求めて!タンヂェリーンシャイン!

皆を引っ張る元気な心!トゥルグウァイスチアフル!

皆に届ける音楽の力!ブロンズミュージック!

前向きに変えるムードメーカー!スカイフェザー!

皆を沸かす笑顔の風船!ライムムード!

仲間との協力!信頼の祈り!ブライトプレアー!

輝け!6色のカラー!カラーズヒロインズ!

スーパーマックーラ!

シャイン「あれは誰かが素体にされたものだよ!」

ムード「誰かにゃ?」

チアフル「まさか、アイツじゃないわよね・・・」

とう!

フェザー「あっ!護君だ!」

シャイン「なんか助けるの嫌に成った!」

ミュージック「諦めないで!」

シャイン「だって、どうせ助けてもまた悪口言われるだけじゃん!」

プレアー「そんなことありません!」

ムード「そんなことあるよ!私だって散々・・・」

チアフル「前も言ったじゃん、男子は好きな女子に対して振り向いて欲しいから意地悪しちゃうって!」

シャイン「それでも・・・」

ムード「嫌なものは嫌にゃ!」

夢「じゃあ世界はどうなるのよ!あんたらの我が儘1つで私達の人生終わり?冗談じゃないわよ!」

ムード「そんなに文句言うなら変身してみろにゃ!」

夢「出来たらやっとるわ!」

ミュージック「仲間内で喧嘩しないで!」

ハード「今だ!スーパーマックーラ!」

スーパーマックーラ!

フェザー「シャイン危ない!」

シャイン「えっ?」

全員「嗚呼!」

スッ!←止まるスーパーマックーラ

全員「えっ?」

ハード「おい!何やってる!絶好のチャンスだろ!もう1回!」

スーパーマックーラ!

スッ!←寸止め

ハード「なぜだ?!おい!」

チアフル「素体が護だからじゃない?」

シャイン「どう言うこと?」

チアフル「多分、素体にされても意識がある!シャインを輝と認識してるから傷付けたくないんだよ!」

シャイン「護、そうなの?」

スーパーマックーラ!

ハード「うわあ!こっち来るな!」

フェザー「意識あるみたいだね」

チアフル「シャインを傷付寝たくない人が悪口を本気で言うと思う?きっと照れ隠しか何かよ!」

シャイン「そうなの?」

ミュージック「シャインはまず男心を学ばないと・・・」

プレアー「それよりどうする?」

ハード「俺を攻撃するんじゃねー!」

チアフル「不本意だけど・・・」

チアフルバーナー!

スーパーマックーラ!

ハード「ふう、助かった!不本意だがありがとう」

チアフル「そりゃどうも!どういたしまして」

ハード「ってなんで僕が助けられてるんだ!?」

夢「ヒューマンライトポット!黄色!明るい結晶カムバック!」

ポンポン、ビューン、ポッ!

チアフル「シャイン!久しぶりに行くよ!」

シャイン「OK!」

フォームチェンジ!

タンヂェリーンシャイン!タンヂェリーントゥルグウァイスバージョン!

トゥルグウァイスチアフル!トゥルグウァイスタンヂェリーンバージョン!

2つの力を1つの力に!

シャインフルーレ!

チアフルフルーレ!

この一撃に力を込めて!シャインチアフルショット!

シャイン「面!」

チアフル「胴!」

バコーン!

レアマックーラ「キラキラキラキラ・・・」

護「わあ!」

輝「あっ!起きた!大丈夫?」

護「ああ、お前こそ大丈夫か?」

輝「大丈夫だけど、何かあった?」

護「何もねーよ!お前が無事で良かったよ!」

輝「心配してくれてありがとう!」

護「あのさ、お前赤城のことどう思ってる?」

輝「えっ?赤城君?クラスメートの1人でしょ!」

護「そっか!」

物陰
元「これは純君も不純だな・・・」

楽子「でもどっちが結ばれるかそれはそれで楽しみ!」

羽加「親じゃないんだから!」

次回予告!
次回はクリスマス回!
群鮮家でクリスマスパーティー!
ツリーに料理に装飾に皆で準備をするなか、ツリーの頂上てっぺんに星を飾る為だけに輝と心美が喧嘩する!
その結果大惨事となり飛び火にとなってメンバーの間に溝が出来る事に!
そこにあの男がとある作戦としてダーク達を使ってカラーズに襲いかかる!
次回カラーズライブ!
シグマ崩壊?恐怖のクリスマス(前編)

Re: カラーズライブ ( No.48 )
日時: 2023/07/26 23:38
名前: いくちゃん (ID: Od3Uhdie)

今日はクリスマスイブ

群鮮家
任「まさか、誰かを招いてクリスマスパーティーをする日が来るとは!」

繋「お姉ちゃん、それまで友達と言う友達居なかったもんね!」←クリスマスは友達の家に招待されてた人

任「うるさいですわ!」

夢「しかし、流石金持ち!料理が豪華ね!」

心美「チキンが大きいにゃ!」

輝「うちの家でもこんなでないよ!」

羽加「クリスマスツリーも大きい!」

元「飾り付けし放題だね!」

楽子「本当に華やかに成ってきたわ!」

祈留「後はてっぺんの星だけだね!」

輝「ハイハイ!私が飾る!」

心美「ええっ!きよも飾りたい!」

祈留「でも、星は1つしかないし・・・」

輝「私が!」

心美「きよが!」

夢「あんたらいくつよ!」

楽子「喧嘩はダメよ!」

元「じゃんけんしなさい!」

輝・心美「ヤダ!」

夢「何でよ!」

グラグラ・・・

輝「私が飾るの!」

心美「きよだよ!」

任「やめなさい!みっともない!」

夢「ほい!喧嘩するなら私が預かる!」←2人から星を奪う

輝「ああ!」

心美「夢ちゃん自分が飾りたいからって・・・」

夢「違うわよ!」

輝・心美「星返せ!」

ドン!

全員「えっ?」

バタン!

ドーン!

ガチャーン!

全員「ああ!」

第48話・シグマ崩壊?恐怖のクリスマス(前編)

ダークside
?「皆さん!私にカラーズを仕留めれる物が完成致しました!」

フリーズ「マジで!」

ハード「今に成ってかよ!」

?「少し手こずりましてね、ですが皆さんに少しばかり手伝って欲しいのです!」

ハード「はあ?何をだよ?」

ダーク「カラーズを追い詰めて欲しいか、フォゲット?」

フォゲット「流石我が娘!分かってらっしゃる!」

ダーク「よし、今日がカラーズ達の最後だ!お前ら行くぞ!」

フリーズ「お前が音頭取るのかよ!」

ハード「まあ、カラーズを倒す目的だけは変わんねーからな!」

一方
料理の残骸

繋「折角用意したのに・・・」

心美「きよは悪くないよ!」

輝「勿論、私も!悪いのは夢ちゃんだよ!」

夢「はあ?全部あんたらのせいでしょ!」

羽加「いや、夢ちゃんもあんな取り方は良くないんじゃない?」

夢「はあ?あんた輝を庇うつもり?」

羽加「そう言う訳では無いけど・・・」

元「夢の判断は適切だったでしょう!」

羽加「えっ?それが止めを刺したんだよ!」

元「この2人が突っ込まなかったら良かったのよ!」

夢「羽加!あんた輝を庇いすぎよ!」

元「そうだよ!何でもかんでも許せば良いって訳じゃないんだから!」

羽加「幼馴染みならそこは庇うべきでしょ!『そこまで強く言う必要無いとか』さあ!」

元「今のは明らかに輝と心美が悪いでしょ!」

心美「悪くないもん!」

祈留「きよちゃんにも原因あるよ!」

心美「祈るんはどっちの味方にゃ?!」

祈留「ええっと・・・」

夢「そうよ!今の言い方じゃ私まで悪いみたいな言い方じゃない!」

祈留「別に、そう言う訳では・・・」

元「幼馴染みだろうと友達だろうと、悪いところはハッキリ言わないと!」

祈留「ううっ・・・」

夢「後そこでずっと黙ってみてる楽子!」

楽子「えっ?」

夢「あんたも何か言いなさいよ!」

楽子「ええっと・・・、元さんの言い分も分かりますが、羽加ちゃんが言うように、そこまで怒らなくても・・・」

元「ツリーだけでなく料理まで無駄にしたのに?優柔不断!」

楽子「えっ?」

輝「ちょっと、楽子ちゃんは関係無いじゃん!」

元・夢「元は誰のせいよ?!」

バタン!

全員「えっ?」

任「もう今日はお開きです!全員帰って下さい!」

全員「ええっ!」

任「こんな状況で一体何が出来るのですか?」

群鮮家の門
全員「ハー!」

輝「任さんメチャクチャ怒ってたね?」

羽加「私角が見えた」

心美「輝ちゃんのせいにゃ!」

輝「はあ?きよちゃんでしょ!」

心美「輝ちゃんが星を取ろうとするから!」

輝「きよちゃんが譲らないから!」

夢「喧嘩両成敗よ!どっちも悪い!」

輝・心美「元はと言えば夢ちゃんが悪い!」

夢「なあんで私なのよ!」

元「うるさい!任がまた怒るよ!兎に角解散!」

輝「何で私が悪いのさ!ツリー倒したの夢ちゃんだよ!」

元「どう考えたって、あんたときよの喧嘩が原因じゃない!夢は悪くない!」

輝「元ちゃんのバカ!もう、知らない!」←逃げる

羽加「輝ちゃん!」

元「行かなくて良い!」

羽加「えっ?」

楽子「追い掛けなくて良いんですか?」

元「こんなことはいつもの事よ!しばらくしたら忘れてるわよ!」

夢「いや、忘れたらダメでしょ!」

祈留「私達はこっちですので・・・」

心美「ブー!」

一方の輝は・・・
輝「ただいま」

陽「あら?今日は群鮮さんところでクリスマスパーティーじゃなかった?」

輝「中止に成った」

護「なんだ?大方何かやらかして『自分は悪くない』とか言って逃げてきたんじゃないのか?」

輝「ううっ・・・、護見てたの!?」

護「図星かよ!適当に言っただけなのに!」

事情を聞き

輝「夢ちゃんが取らなければ・・・」

護「たく、星1つで喧嘩ってお前何歳だよ!?」

陽「そうね、少なくとも杏田さんには謝りなさいよ!」

輝「何で?」

護「小学生としょうもない喧嘩するからだよ!」

陽「そんなこと言って、護君だって、小学校1年生の時に輝と同じ喧嘩してたじゃない!」

護「あ、あれは小1の時だろ!」

陽「その時の被害者は元ちゃんだったかな!2人を止めるために星を奪ったら、2人が体当たりしてツリーが倒れてケーキが台無しに!」

護「それで外に出された挙げ句、擦り付け合いしてたな、ってかお前はあの時から変わってねーじゃねーか!」

輝「思い出した!あの時元ちゃんに・・・」

回想
元「輝!護!」

輝「何?」

護「こっち来て良いのか?」

元「ほら!」

2つの脚立

元「喧嘩するくらいなら2人同時に置けば良いじゃん!一緒に持ってね!」

回想終わり
護「今思えば、2人同時の方が置くの難しいよ!」

陽「そうだったわね」

護「星の事は今どうでも良い!今1番にする事は杏田先輩に謝ることだ!」

輝「分かった・・・」

護「俺も一緒に行ってやるから!」

一方
元「楽子ちゃん、さっきは『優柔不断』って言ってごめん・・・」

楽子「いえ、私もただ黙って見てるだけでしたから・・・」

羽加「私には?」

元「謝ることなんて無いわ!むしろ説教がしたいくらいよ!」

羽加「はあ?友達を庇って何が悪いのよ!」

元「その庇う状況が間違ってるのよ!明らかに輝と心美が悪いのは目に見えてたでしょ!大体あなたは輝と心美達とふざけすぎなのよ!あの時だって!」

羽加「昔の事持ち出さないでよ!」

元「1ヶ月前の出来事ですが?」

楽子「2人が喧嘩してどうするのよ?」

ハード「フッ、仲間割れか?面白い!」

羽加「あんたはハード!」

元「何しに来たの?」

楽子「相手ならいくらでもしますよ!」

カラーズチェンジ!

皆を引っ張る元気な心!トゥルグウァイスチアフル!

皆に届ける音楽の力!ブロンズミュージック!

前向きに変えるムードメーカー!スカイフェザー!

ハード「よし、今日はこのままの姿で相手してやろう!」

チアフル「なんですって!?」

フェザー「つまりチャンスってことね!」

アップフェザー!

ハード「来たな!それっ!」パッと!

チアフル「フェザー!?」

ミュージック「どうしたの?」

ハード「人の心配してて良いのか?」

チアフル「ミュージック!気を付けて!あっ!」パッと!

ミュージック「チアフル!」

ハード「後はお前だけか!」

ギャザーミュージック!

ハード「簡単だな!エイ!」←投げる

ミュージック(これを填められたら終わり!)

たあ!←避けるミュージック

ハード「残念!」パッと!

ミュージック・パタリ

ハード「フッ、簡単だったな!よし、後はフォゲットが何とかしてくれるだろ!」

異空間で3人を連れていくハード

フェザーの空間
羽加「えっ?ここは?」

とある少女が通りすぎる

羽加「輝ちゃん?待って!」

輝「あなた誰?」

羽加「えっ?私だよ!空知羽加だよ!」

元「輝!」

輝「あっ!元ちゃん!ねえ、この子知ってる?」

元「知らない、それより一緒に遊ぼう!」

輝「いいね、何して遊ぶ?」

羽加「待ってよ!輝ちゃん!何で?何で元ちゃんは知ってて私は知らないの?ねえ?ねえ?輝ちゃん!」

チアフルの空間
元「えっ?ここはどこ?」

輝が崖から飛び降りようとする

元「あっ!輝!危ない!」

ダン!←何とか助ける元

輝「ねえ?何で助けるの?」

元「あなたが必要だから?」

輝「嘘つき!」

元「えっ?そんなことは・・・」

輝「私に振り回されて、本当は邪魔の筈!」

元「何言ってるの?」

輝「だったら私は元ちゃんの前から消えた方が良いよね?」

元「輝!待って!行かないで!」

輝「さよなら元ちゃん!」←飛び降りる

元「輝!」

ミュージックの空間
楽子「ここは?」

マックーラと相対するメンバー

楽子「皆戦ってる!私も!」

シャイン「楽子ちゃんは来なくて良いよ!」

楽子「えっ?」

チアフル「居ても居なくても同じだし!」

楽子「待って!私もカラーズもといシグマの一員だよ!」

フェザー「転校生なのに?」

ムード「むしろ、後ろで構えて指示だけするのは止めてもらえません?」

プレアー「あなたはただ綺麗事だけ言って何もしない役立たずです!」

楽子「そんなこと無い!私は皆のために・・・」

シャイン「じゃあ、何で自分の意見が言えないの?」

フェザー「もっと強く主張して欲しいな・・・」

楽子「イヤー!止めて!私は皆を嫌いに成りたくない!」

次回予告!
ハードがフォゲットの発明によってチアフル・ミュージック・フェザーの精神を崩壊させた!
残るは3人!
そんなことを知らない心美と祈留に、ダークが近付き2人をフォゲットの発明品で捕まえてしまう。
5人を人質に輝の前に現れたフォゲット!
彼の口から出された衝撃の交換条件!
輝は5人を救えるのか?
次回カラーズライブ!
シグマ崩壊?恐怖のクリスマス(中編)

Re: カラーズライブ ( No.49 )
日時: 2023/07/27 23:10
名前: いくちゃん (ID: cb2HLYEu)

あらすじ
クリスマスイブ、クリスマスパーティーをするために群鮮家に集まったシグマのメンバー!パーティーの飾りつけの途中輝と心美がツリーの星をどちらが飾るかで喧嘩!それを止めようとした夢に飛び掛かった2人のせいで、ツリーが倒れ料理が台無し!
主犯の2人を巡ってシグマで言い争いが発生!
結局、任の怒りで解散!
そんな状況にハードが漬け込み、フォゲットの発明品で3人を眠らせ本部へ連れていく。

第49話・シグマ崩壊?恐怖のクリスマス(中編)

祈留「きっちゃん!」

心美「何?」

祈留「先輩達にあの態度はないよ!」

心美「何?なんなの!きよのどこが悪いのさ!どう考えても、譲らない輝ちゃんとツリー倒した夢ちゃんのせいじゃん!祈るんは私が悪いって言うにゃ?」

祈留「そうじゃなくて、きっちゃんにも悪いところあるよ!」

心美「本当、今日の祈るんは嫌いにゃ!」

祈留「認めなよ!きっちゃんと輝ちゃんが喧嘩して、パーティーが中止になったって!それに誰が見てもきっちゃんと輝ちゃんが悪いよ!どうして認めないの?」

心美「だから、きよは悪くないにゃ!」

ダーク「フフフ、仲間割れか?」

祈留「ダーク!」

心美「何しに来たにゃ?」

ダーク「フッ!」

バーン!

ドン!

祈留「いきなり何するんですか?」

ダーク「来なさそうだから、先に仕掛けた!」

心美「祈るん行くよ!」

カラーズチェンジ!

皆を沸かす笑顔の風船!ライムムード!

仲間との協力!信頼の祈り!ブライトプレアー!

ダーク「さあ!来い!私は逃げも隠れもしないぞ!」

ムード「たあ!」

プレアー「ムード、敵の挑発に乗ったら・・・」

ダーク「フッ!バカだな!」

ゴン!ドン!

ムード「嗚呼!」

ダーク「お前の力はそんなものか?」

プレアー「たあ!」

ダーク「おっと!」

プレアー「ムードから離れて!」

ダーク「なんだ?お前から行こうか?」

ムードパンチング!

ダーク「おおっと!危ない!」

ムード「避けられた!」

プレアー(良い作戦だと思ってたのに・・・)

ダーク「喧嘩してる割には、意外と良いコンビネーションだな!」

プレアー「私達の絆はそこまで脆くない!」

ムード「そうにゃ!そうにゃ!」

ダーク「だったら、その絆を壊すべき・・・」

プレアー(どういうつもり?)

ダーク「さあ!向かってこい!私は無防備だぞ!」

ムード「プレアー!チャンスにゃ!」

プレアー「えっ?待って!これは・・・」

ムード「早くするにゃ!」

プレアー「ええっ!(罠なのに・・・)」

2人で同時に向かう

ダーク・シュン!←ギリギリで瞬動

プレアー(あっ!ヤバい!)

ドン!

ムード「うわあ!どういうことにゃ?」

プレアー「ムード、ごめん!」

ダーク「フッ!何も考えずに来るからだ!」

ムード「キー!ってかプレアーも上手く避けてよ!」

プレアー「ギリギリなんだよ!避けれ無いよ!ってか、当たったんだから謝ってよ!」

ムード「いやいや、私悪くない!悪いのはダークだよ!」

プレアー「いやいや、敵だって当たられたくないから逃げるくらいするよ!」

ムード「何?アイツを庇うの?」

プレアー「どう考えても罠だったじゃん!」

ダーク「ハハハ!愉快!愉快!後はこれで・・・」

ムード「罠なら罠って言ってよ!」

プレアー「言う前にムード構えるんだもん!」

ムード「だったら止めれば良いじゃん!」

プレアー「どっちにしてもムード怒るじゃん!」

パッと!パッと!←仮面を被せる

ムード・プレアー・パタリ

ダーク「フッ!簡単だったな!」

2人を異空間に連れていくダーク

ムードの空間
心美「あれ?ココどこにゃ?」

祈留「きっちゃん?」

心美「祈るん?」

祈留「きっちゃんにとって私なんてお荷物だよね?」

心美「何を言ってるにゃ?」

祈留「だって、私はきっちゃんに付いていくだけで、自分の意見は言わない!いつもきっちゃんに合わせてるだけ!きっちゃんにとって私は子分みたいなものでしょ!きっちゃんは私に味方になって欲しい!
いつも同調して欲しいんだよね?」

心美「それはそうなんだけど・・・」

祈留「私は嫌だ!」

心美「なんてこと言うにゃ!」

祈留「きっちゃんだって分かってるでしょ!自分のわがままが私に迷惑をかけてるんじゃないかって?」

心美「なんでそんなこと言うの!」

祈留「だって、本当にうんざりだから!私だってずっと一緒に居られない!1人で何かしたい!味方出来ないなら私なんて要らないよね?」

心美「祈るん!」

プレアーの空間
祈留「ここは?控え室!」

プレアー「フフフ」

祈留「えっ?あなたは鏡の中の私?」

プレアー「そうよ!アイドルを目指していた!しかし、自信がないどころか、男子達からバカにされた!それで辞めたのよね?」

祈留「違う!今は休止中で・・・」

プレアー「シグマに集中するって言ってなかった?」

祈留「それはそうだけど・・・」

プレアー「それに、男子から救ってくれたのがきっちゃんだったよね?」

祈留「そうだけど・・・」

プレアー「あなたはいつもそう!きっちゃんに合わせ、きっちゃんに付いていき、きっちゃんの好きなことを一緒にやる」

祈留「そりゃ、幼馴染みであり大親友だもん!」

プレアー「そんな親友だからこそ、強く否定できない!そうじゃない?」

祈留「ううっ・・・」

プレアー「あなたにとって、きっちゃん大切な友達!そして唯一無二の存在!彼女失くせばあなたはまた一人ぼっち!それを恐れて彼女を強く叱れない!」

祈留「ううっ・・・」

プレアー「さあ、こっちの世界に来なさい!楽に成れるわよ!」

祈留「嗚呼!」

一方その頃
群鮮家
輝「この度は私のせいでパーティーをぶち壊してしまい本当に申し訳ございませんでした!」

護「すみませんでした!この通りです!」←土下座

任「なぜ?あなたまで謝るのですか?関係無いでしょ!それに、本当に謝るべきなのは夢さんじゃありませんか?」

輝「あっ!はい・・・」

夢「呼んだ?」

輝「夢ちゃん!今日は本当にごめんなさい!」

夢「良いわよ!うちでもこう言うことは日常茶飯事だし・・・」

護「俺からも謝らせて貰います、本当にすみませんでした!」

夢「何?あんた!保護者か何か?」

繋「ねえ?他のみんなはどこかな?連絡が付かないんだけど・・・」

フォゲット「あなたのお仲間なら私共のアジトですよ!」

輝「えっ?」

夢「あんた誰?」

フォゲット「私はフォゲット!」

輝「元ちゃん達を拐ったの?」

フォゲット「はい!返して欲しければ、ヒューマンライトポットを寄越すのです!」

夢「はあ?これは大切なものよ!渡すものですか!」

フォゲット「それではお仲間全員は返せませんね!」

輝「分かった!ヒューマンライトポットはあなたに渡す!」

任「輝さん!」

夢「あんた正気!ライトが許すと思ってるの?」

護「これは罠だ!渡したら駄目だ!」

輝「その代わり、私の友達を傷付けたら、私はこのポットを壊すから!」

3人「ええっ!!」

繋「輝ちゃん!」

夢「ライト!あんたもなんか言いなさいよ!」

ライト「別に良いわ!」

任「えっ?」

ライト「女王様もカラーズの命を大事にする筈!カラーズの命と引き換えなら、コイツらに渡すより遥かにマシよ!ましてや、コイツらが約束を破棄してカラーズを傷付けると言うなら、壊した方が大分マシ!後、私達も連れていきなさい!」

フォゲット「ほー、度胸がおありですね!」

ライト「証人としてね!それに皆が心配だもの!」

フォゲット「分かりました!では行きましょう!ディファレント様の屋敷へ!」

ビュン!

ライト「ここがディファレントのアジト・・・」

任「ライトさんも初めてですか?」

夢「不気味すぎるわ!」

繋「お姉ちゃん怖いよ!」

フォゲット「さあ、あなたのお友達が居る部屋はこちらですぞ!」

フリーズ「ブー!なんでここにカラーズが!しかも関係無いのも居るし・・・」

フォゲット「付いていくと聞かないので・・・」

モニターにディファレントが映る

ディファレント「貴様がカラーズか!さあ、ヒューマンライトポットを渡すのだ!」

輝「それよりも私の友達はどこ?先に皆を返して!ってか会わせて!」

フォゲット「それではお望み通り!」

パッ!←照明が付く

輝「えっ?」

夢「嘘でしょ!」

任「皆さん・・・」

輝「何この仮面?皆!何やってるの?聞こえる?ねえ!元ちゃん!羽加ちゃん!」

夢「手で剥がすとか出来ないの?」

輝「えいっ!えいっ!」←強引に引っ張る

フォゲット「無駄ですよ!」

輝「皆に何したの?」

フォゲット「フフフ、私が発明したブラック仮面によって、彼女達の感情はブラック!話し掛けても聞きもしませんよ!それに絶対剥がすことは不可能です!」

任「そんな・・・」

輝「酷い!皆をこんな姿にするなんて絶対許さない!」

カラーズチェンジ!

目指す夢を追い求めて!タンヂェリーンシャイン!

ドリームアタック!

シャイン「いった?」

びくともしない

シャイン「そんな!」

フォゲット「だから言ったじゃないですか!この仮面は剥がせないってね!さあシャインを引っ捕らえなさい!」

シャイン「えっ?」←仮面を嵌められたメンバーに取り押さえられる

任「輝さん!」

シャイン「待って!皆離して!」

フォゲット「さあ、後はあなただけです!」

シャイン「止めて!止めて!」

繋「止めて!」

護「シャイン!こらえろ!」

パッ!←嵌められた

護「嘘だろ!」

夢「シャイン!」

フォゲット「さあ、カラーズ共よ!奈落の底へ落ちると良い!」

パカッ!←奈落の穴が開く

護「駄目だ!全員行くな!」

ピョン!←自ら落ちる

護「シャイン!皆!」←自らも奈落の穴へ飛び込もうとする

ガチャン!

フリーズ「あらら、あの男、自分から奈落の穴へ落ちたよ!」

フォゲット「面白いじゃないですか!ココから抜けた者は一人足りとも居ませんから!」

奈落の穴
護「畜生!どこだ?」

カラーズバラエティー!

ディフェンダーに変身

ディフェンダー「シャイン!どこだ?」

一方
フォゲット「さあ、後は高みの見物でもしますか!」

夢「どう言うこと?」

フォゲット「先程見たブラック仮面には彼女達を別の世界に連れて閉じ込めてるんですよ!そしてその空間をこのモニターで見ることが出来るのです!折角ですのであなた方お三方も一緒にどうぞ!どうせ、何も出来ませんからね!」

夢(何も出来ないですって!)

次回予告!
奈落の穴でカラーズを探すディフェンダー!
しかし、話し掛けるも反応がないうえ、策もない!
一方フォゲットのモニターを一緒に見ていた夢は、
とある決心をする!
その言葉に群鮮姉妹はおろかフォゲットもビックリ!
果たして、全員元の世界へ戻れるのか?
次回カラーズライブ!
シグマ崩壊?恐怖のクリスマスパーティー(後編)

Re: カラーズライブ ( No.50 )
日時: 2023/08/23 23:33
名前: いくちゃん (ID: BdV4ihXT)

奈落の穴
ディフェンダー「シャイン!皆!」

シャインを見つける

ディフェンダー「シャイン!起きろ!シャイン!」

トントントン!

第50話・シグマ崩壊?恐怖のクリスマスパーティー!(後編)

ブラック仮面の世界
教室
輝「あれ?ここは!」

羽加「もう、いつまで寝てるの?」

輝「羽加ちゃん?」

楽子「早く、遊園地へ行こう!」

輝「えっ?遊園地?部活は?羽加ちゃん高飛び込みの練習は?」

羽加「少しくらい休んだってバチなんて当たらないよ!」

元「3人とも!迎えに来たよ!」

羽加・楽子「元ちゃん!」

輝「元ちゃん?」

元「ん?輝どうしたの?浮かない顔して?」

輝「えっ?遊園地って?」

元「あっ!知らないか!なんか新しくこの近くに出来てね」

輝「何処に?」

元「すぐそこ!」

輝「えっ?隣?!」

心美「おーい!」

祈留「こっちです!」

楽子「ほら、小学生達も呼んでるよ!」

羽加「早く行こう!」

輝「えっ?ええっ!!(ちょっと待って!)」

画面のメンバー
フォゲット「これがあの者達の見てる世界!楽しい物しかない世界!良いですね!こんな夢の世界に過ごせたら誰も抜けたくないでしょう!」

繋「確かに、こんな世界だったらって思うけど・・・」

任「そんなのダメですわ!」

夢「そうよ!苦しいこと、嫌なことを乗り越えた先に、幸せを感じれる事が快感でもあり、やってよかったって思えるのよ!」

フォゲット「でも、この人達はどうなんでしょうね?」

ブラック仮面の世界
羽加「ねえ見て見て!」

元「ほら、ここのお菓子食べ放題だよ!」

心美「うーん!菓子パン旨い!」

祈留「ここにはおにぎりもあります!美味しい!」

楽子「何でも好きなだけ食べられるんだよ!輝ちゃんも一緒に食べよう!」

輝「うん!」

画面外
夢「ダメよ!食べちゃダメ!」

任「それこそ敵の思うツボです!」

繋「食べちゃダメ!」

ブラック仮面の世界

パクっ!

輝「あれ?私何でここに来たんだっけ?」

画面外
夢「バカ!」

任「あなたのメンタルはそこまで弱いのですか?!」

フォゲット「フフフ、勝負あったな!これでカラーズのメンバーはずっとこの世界から抜け出すことは出来ない!」

繋「お姉ちゃん、どうすれば良いの?」

任「どうするも何も、望みの輝さんがああなってしまったら、なす術なしですわ!」

繋「そんな、この世界はどうなるの?」

夢「あんた!」

フォゲット「私の事ですか?」

夢「さっきの仮面私に渡しなさい!」

群鮮姉妹「えっ?」

フォゲット「それを渡してどうする気ですか?」

夢「私が皆を助ける!」

任「無茶ですわ!」

繋「夢さんが終わっちゃうよ!」

夢「私達の誰かが行かないと、あの子達は終わるのよ!それにどうせ帰れないなら、世界が滅ぶならあそこを天国とでも呼べば良い!」

任「なぜ、引っ掛かる前提?」

フォゲット「良いでしょう!自ら望むのでしたら私は文句は言いません!むしろ、あの中で楽しく暮らしてくるのですね!」

ポイっ!

夢「フッ、私は1度絶望してる者なんでね!任!私が戻ってこないと判断したらあんたらだけでも逃げなさい!」

任「そんなこと・・・」

夢「あとこれもお願い!」

任「えっ?」←ポットを受け取る

夢「取られちゃダメよ」

夢←仮面を付ける

パタリ

任「夢さん!」

繋「取られたらダメって・・・」

フォゲット「フフフハハハ!自ら飛び込んでいった!なんてお間抜けな!」

任「夢さん・・・」

繋「お姉ちゃん!あそこ!」

任「えっ?」←画面を見る

ブラック仮面の世界
夢「ふっ、ここがさっき輝達のいる世界ね!」

輝「美味しい!美味しい!これいくらでも行けるね!」

元「しかもどれだけ食べてもお腹一杯に成らない!」

祈留「ダイエットもしなくて良いんだ!」

夢「あんたら、何やってるのよ!」

元「あれ?夢!」

羽加「何で夢ちゃんが?」

輝「夢ちゃん!夢ちゃんも一緒に食べよう!美味しいよ!」

ポッ!

輝「えっ?」

夢「あんたはそれで良いの?」

輝「何が?」

夢「あんたの夢は、お菓子やパンなど食べ物や飲み物を好きなだけ食べて、遊園地で遊ぶ、それが夢なの?」

輝「何言ってるの?皆楽しければそれで良いじゃん!」

パチン!

画面外

任「夢さん・・・」

ブラック仮面の世界
輝「何するの?」

夢「この食べ物も、遊園地の乗り物もお金が掛かってるわよね?」

輝「でも、ここは全部ただで・・・」

夢「ただより高いものはないのよ!食べ物も乗り物も無限かつ安全に全部揃ってない!だから、作る人や管理する人、そして直す人が居るんでしょ!」

輝「よく分かんない!」

夢「世の中自分の思い通りに行く世界なんて面白くない!挫折や失敗を経験して達成した時、勝った時の感動が物凄くよく感じるのよ!」

輝「意味分かんない」

夢「あんたは、1回審査員に認められずに挫折したじゃない!それも忘れたの?」

輝「審査員?」

パチン!パチン!・・・←往復ビンタ

夢「目を覚ましなさいよ!人間衝撃的なもの程覚えてるものよ!忘れたとは言わせないわ!あのライブでの敗退を!」

輝「ライブでの敗退・・・」

夢「一度の負けでくよくよしない、もう一度このメンバーで勝ちに行こうって、決めたじゃない!それを忘れたなんて言わせない!」

輝「もう一度、このメンバーで・・・」

夢「思い出せ!私は、輝!あんたに掛けてスクールアイドルをまたやろうって決めたのよ!」

輝「スクールアイドル・・・、ああ!そうだった!皆を助けるんだった!」

夢「思い出した?」

輝「えっ?何で夢ちゃんがここに?」

夢「そんなことより、ここから脱出するわよ!」

輝「で、でもどうやって抜けたら?」

夢「あんたと違って伊達に、絶望してないのよ!希望を持てば、こんなの抜けられるのよ!だから、ここから抜けられる希望を持ちなさい!」

輝「分かった!」

画面外
フォゲット「希望を持つだと、そんなこと出来る筈が・・・」

メキメキ・・・

フォゲット「ん?」

パーン!

夢「ふー!誰が出来ないって?」

フォゲット「貴様!ブラック仮面を・・・!」

夢「意外と簡単だったわ!(輝、あとは頼むわよ!)」

ブラック仮面の世界
輝「夢ちゃんは希望を持てって言ってたけど・・・、そうか!」

ディフェンダー『おい!シャイン起きろ!』

輝「この声は、イエローディフェンダー?」

ディフェンダー『元に戻ってくれ!』

輝「あっ!私のせいで皆と喧嘩しちゃったんだ・・・、じゃあ私のやることは・・・」

画面外
夢「輝!頑張れ!」

ブラック仮面の世界
輝「皆!ごめんなさい!私のせいで、こんなことに巻き込んで・・・」

元「何言ってるの?」

心美「何かあったかな?」

輝「私ののせいで、私がツリーを倒したからパーティーが台無しに成って・・・」

羽加「そんなこと良いじゃない!」

楽子「うんうん!どうでも良い、どうでも良い!」

輝「どうでも良くないよ!悪いことしたり、人を困らせたら謝る!基本だよ!皆性格バラバラだし、同じことをやりたい気持ちもあったりする!
でも、譲れないものがあるから喧嘩してしまうこともある!」

祈留「だから何ですか?」

輝「喧嘩したらお互いに謝って仲直り!それがルールだよ!」

元「何言ってるの?」

輝「元ちゃんが私達に教えてくれたことじゃん!世の中楽しいだけじゃ、面白くない!挫折や失敗を乗り越えた先に幸せと言う感動がある!私達はそれをずっとやってきたじゃん!一緒に帰ろう!」

ピキピキ、パーン!

シャイン「あっ!」

ディフェンダー「シャイン!」

シャイン「ディフェンダー!」

ディフェンダー「元に戻れたんだな?」

シャイン「うん、夢ちゃんのお陰!」

ディフェンダー「それじゃ、残りのメンバーも!」

シャイン「うん、助けよう!」

画面外
夢「輝、ナイスファイト!」

任「輝さん!」

フォゲット「なぜ?なぜ、仮面を砕けたのだ?!」

奈落の穴
輝『皆、今助けるよ!』

ブラック仮面の世界
シャイン「皆!助けに来たよ!」

羽加「助ける?」

楽子「どう言うこと?」

シャイン「ここに居たって、私達の為に成らない!皆で元の世界に戻ろう!」

祈留「嫌だ・・・」

シャイン「えっ?」

心美「怖いにゃ・・・」

シャイン「大丈夫!私達は1人じゃない!6人一緒なら!」

全員で手を繋ぐ

シャイン「6人でもないけどね!」

元「そうだね!夢も任も居るし!」

祈留「繋ちゃんだって一員だし!」

心美「あっ!皆、ごめんなさい!きよのせいで・・・」

元「私も大人気無かったかな?」

羽加「私は輝ちゃんを庇いすぎた」

楽子「私はあたふたしてた・・・」

シャイン「皆、それぞれ理由があるけど、本当にごめんなさい!」

全員「ごめんなさい!」

パーン!

ビューン!

シュタン!

任「皆さん!」

繋「良かった!」

夢「戻れたのね!」

シャイン「フォゲット!」

チアフル「私達は夢のお陰で戻れた!」

ミュージック「私達の絆を壊させるようなことは・・・」

フェザー「絶対させないんだから!」

ムード「私達の絆を・・・」

プレアー「壊させようとするなんて・・・」

6人「絶対許さない!」

フォゲット「フッ、想定外でしたが、万が一の物を用意して正解でした!」

スーパーマックーラ!

フッ!

ムードパンチング!

ムード「あれ?」

フォゲット「おバカですね!」

スーパーマックーラ!

プレアー「危ない!」

フォゲット「また、お友達に振り回されますよ!」

プレアー「それでも、楽しいことを教えてくれるきっちゃんが大好きだから!」

フォゲット「あなたは良いのですか?ただ自分に付いてくるだけの子が・・・」

ムード「どんな祈るんでも私は好きだから!祈るんが笑顔に成るなら私はそれで良い!」

ギャザーミュージック!

スーパーマックーラ!

ミュージック「避けられた!」

フォゲット「ただの足手まといで良いのですか?」

フェザー「ミュージックは足手まといなんかじゃない!」

チアフル「頼りになる後輩よ!」

アップフェザー!

スーパーマックーラ!

フォゲット「親友を年上幼馴染みに取られて良いのですか?」

フェザー「取られてなんかいない!それにクラスが同じなら過ごす時間が大体同じと思えば良いし、電話やメールだってある!もっと頼られる存在に成れば良い!」

チアフルバーナー!

スーパーマックーラ!

フォゲット「後輩に常に振り回されることに成って良いのですか?」

チアフル「元から妹みたいな存在だもの!気にしない!私の生き甲斐は輝の存在だから!」

ドン!

スーパーマックーラ!

カラーズ「私達の絆はそこまで簡単に折れたりなんかしない!」

キラーん!

フォゲット「眩しい!」

繋「夢ちゃん!ポットが!」

夢「ごめん、貸して!」←手に取る

ライト「これは、皆!各々のペンを用意して!」

カラーズ「OK!」

夢「その前に、ヒューマンライトポット!緑!戻れ!明るい結晶!」

ポンポン、ビューン!ポッ!

夢「あとは頼んだわよ!」

シャイン「OK!行くよ!」

タンジェリーンシャイン!

トゥルグウァイスチアフル!

ブロンズミュージック!

スカイフェザー!

ライムムード!

ブライトプレアー!

6色の想いをペンに込めて!

カラーズヒロインズ!ヘキサゴンスタイル!

絶対に切れない絆を持って!カラーズネームヘキサゴン!

スーパーマックーラ・キラキラキラキラ

フォゲット「畜生!」

群鮮家
任「何とかやり直せましたね!」

繋「クリスマス当日にパーティーできて良かった!」

夢「それでてっぺんの星どうする?」

輝「じゃん拳で勝った人ね!」

元「負けないわよ!」

夢「それで料理の取り合いとかに入れないでよ!」

全員「ハハハ!」

こうして、シグマは楽しいクリスマスパーティーを開催することが出来たのだった。
次回予告!
フォゲットにとらわれてから数日、
新年を迎え、新たな年へ、更なる高みを目指すシグマ!
そんな、ある日1人の少女がシグマに近付く!
果たして彼女は何者なのか?
次回カラーズライブ!
更なる高みを目指して!謎の少女との触れ合い!

Re: カラーズライブ ( No.51 )
日時: 2023/08/24 23:12
名前: いくちゃん (ID: BdV4ihXT)

年明けての新学期
心美「今日から新学期だね!」

繋「後もう少しでお姉さんと同じ学校か」

祈留「卒業まで後約3ヶ月!頑張ろう!」

心美・繋「オー!」

ガラガラ

誰もいない机

心美「この席の人全然来てないよね?ってか誰だったかすら覚えてないよ!」

祈留「う~ん・・・」

第51話・更なる高みを目指して!謎の少女との触れ合い!

約1年前
5年5組の教室

先生「今日からこのクラスに新しいお友達が来ました!」

?「藤井忠加、クローン人間よ!」

全員「ざわざわ・・・」

校舎裏
男子A「おい、化け物!そのゼリー寄越せ!」

忠加「やだ!」

男子B「これはお前みたいな化け物が食う食べ物じゃないんだよ!」

がしゃん!

忠加「ああっ!」

ひそひそ・・・←誰も助けようとしない

回想終わり
忠加「何にも変わってないな・・・、行く理由なんてない!やめるか!アイツどうしてるんだろうな?ちょっと行ってみる?」

一方
輝「ハー、怒涛の冬休みだったよ!」

羽加「年末年始は旅館忙しいものね!」

夢「誰かさん達のせいで、命さ迷ってたからね!」

輝「本当にごめんなさい!」

任「それにしても夢さん、よく抜けれましたね?」

楽子「あの仮面、どうやっても外すことすら出来なかったって聞きましたよ!」

夢「私は1回、最悪な絶望を味わってるからね!あんたらくらいの仲間割れなんて私からしたら可愛いものよ!よくある喧嘩じゃない!」

元「どちらにしろ、全部夢のお陰だね!」

羽加「ええっ!!!!私達助けたの輝ちゃんだよ!」

夢「その輝は入って3分で絶望!その後私が3分で叩き起こしてやったんだから!」

任「そうです!私もモニター越しに見てました!」

楽子「モニター合ったの?」

任「兎に角、夢さんが行ってなかったらカラーズ全滅でしたからね!」

輝「はい、すみませんでした」←土下座

一方その頃
校門
心美「結局、今日も来なかったね!謎の人物!」

祈留「その言い方はどうかと思うよ!」

心美「だって、名前すら分からないんだから!それより早く練習行こう!」

祈留「待って!」

繋「置いてかないでよ!」

忠加「あれは!付いていくわ!」

エブリデイ学園
心美「こんにちわにゃ!」

祈留「今日もよろしくお願いします!」

繋「お姉ちゃん!」

任「フフフ、習い事は全部辞めたあの繋が・・・」

元「涙腺弱!」

夢「シスコン!」

任「うるさいですわ!」

輝「取り敢えず、屋上に行こう!」

忠加(ヤバい!隠れないと!)

ぞろぞろ・・・←屋上へ向かう一同

祈留「ん?」←シニヨンに気付く

全員が行った後

トントン

忠加「えっ?」

祈留「バアッ!」

忠加「祈留!何するのよ!」

祈留「それはこっちが言いたいよ!こんなところで何してるの忠加ちゃん?」

忠加「別に!あんたらが中学校に入ってたのを見たから付いてきたわけじゃないんだから!」

祈留「付いてきたんだね、それより学校は?」

忠加「あんなこと合って行けると思う?」

祈留「だよね・・・」

忠加「あの後、クラスは?」

祈留「まあ、あの男子達は別クラスだよ!心配しないで!」

忠加「同じ学校ですが?いじめっこの学校に行けって拷問か地獄を受けるのと同じなんだから!」

祈留「ごめん、ごめん!落ち着いて!やっぱり怖いんだ!」

忠加「当たり前よ!私がされた仕打ちなんてあんたには分からないんだから!」

祈留「分かるよ!私だってあの時を後悔してるよ!」

忠加「なんか、別の友達出来てるくせに?」

祈留「きっちゃんから寄ってきたんだよ!きっちゃんは小学生に入ってから友達に成ったんだよ!」

忠加「フーンだ!祈留はその心美と一緒に居ればいいんだ!」

祈留「拗ねないでよ!」

忠加「明日、学校に行っても大丈夫?」

祈留「必要なら私が取り持つよ!」

心美「祈るん!何やってるの?」

祈留「ごめんね!すぐ行く!じゃあまた明日学校で!」

次の日
ひそひそひそひそ・・・

忠加(皆からメチャクチャ注目されてるんですけど!)

祈留「あっ!おはよう忠ちゃん!」

心美「にゃ!?」

繋「忠ちゃん?」

教室
先生「藤井忠加さん!やっと来てくれたのね!先生は嬉しいわ!」

忠加「いじめ止めてくれなかった癖に!」

祈留「まあまあ・・・」

心美「祈るん、この子誰にゃ?」

繋「私も知らない」

祈留「えっ?クローン人間の藤井忠加ちゃんだよ!」

全員「クローン人間?」

忠加「バカ!いきなりバラすな!」

祈留「皆に分かってもらおうと・・・」

忠加「それで私がなんて扱い受けたか!」←逃げる

祈留「あっ!忠ちゃん!」

先生「あっ!藤井さん!」

放課後
忠加「ハー、私ってバカ!かといってどうすれば良いのか?」

ピコン!

忠加「何?『中学校に来て!紹介したい人が居る?』行ってみますか!」

エブリデイ学園
輝「へー、この子がクローン人間の!」

忠加「藤井忠加よ!」

輝「それでクローン人間って何?」

ズコン!

元「クローンはある遺伝子から無性生殖によって誕生した人間ね!」

羽加「無性生殖って?」

任「生物が自分自身だけで子孫を作り出す方法のことですわ!」

楽子「あれ?たしかそれは法律で禁止されてるのでは?」

忠加「それは後で知った、だけどそれで私は生まれた!誰のクローンかは知らんが、それでもお父さんは私を愛してくれた」

心美「祈るんは何で藤井さんの事を知ってるの?」

祈留「幼稚園が同じだったの!その時はまだクローンってことは知らなかった!まあ知った時には忠ちゃん別の幼稚園行ってたし・・・」

忠加「お父さんが私がクローン人間であることを話してたからな、私はそれを口走って周りから避けられた、それが転園の理由だ!」

祈留「そうだったんだ!」

輝「でも、いくらクローンはクローンでも、中身は人間なんでしょ?」

忠加「あなた達と生殖機能は違うわよ!」

輝「それでも、見た目は同じ人間じゃん!」

夢「そうよね、人間皆所々違うところくらいあるわよ!」

元「それを元にいじめや仲間外れにする方がおかしいよね?」

任「それが忠加さんの個性ですね!」

忠加「個性?」

輝「忠加ちゃんも一緒にスクールアイドルをやってみない?」

回想
男子A「お前は化け物だ!」

男子B「お前の家族は犯罪者だ!」

回想終わり

忠加「『今まで、私は生きることすら否定されてきたのに・・・』良いの?」

全員「勿論!」

忠加「いや、私には無理よ!」

祈留「待って!」

忠加「えっ?」

祈留「まずは、体験だけでもしていって!」

曲作り
楽子「今回はこんな感じにしてみたんだけど・・・」

羽加「楽しい感じだね!」

忠加「私はもっとしんみりして暗い方が好きだけど」

作詞
輝「途中だけど、こんな感じかな?」

元「明るくて、体が軽くなる感じ!」

忠加「私は、重くて現実的な方が良い!」

衣装
繋「天使の衣装!」

羽加「やっぱり白くて優しい感じが良いかなって!」

忠加「私は黒くてクールな堕天使の衣装の方が好き!」

夢「何よ!あまのじゃく!」

祈留「夢ちゃん落ち着いて!」

忠加「私は自分の好みを言っただけだけど!」

夢「そんなダークでしんみりして、怖い衣装なんてどこのビジュアル系バンドよ!」

元「それはそれでビジュアル系に失礼な!」

輝「私はそれでも良いと思うけど?」

夢「あんたは楽観的過ぎるわよ!」

輝「でもさ、同じ事よりも新しい事に挑戦しない限り、新たな物は生み出されないって言うよね?」

元「まあ、そうだよね!常識という固定概念を捨てることで新たな発見があるもの!」

任「ですが、いきなり大きく変えると古参が離れるとも言います!」

輝「ライブ1つ作るのにも奥が深いんだね」

忠加「あのさ、別に無理に合わせてくれなくても良いわよ!」

輝「えっ?」

祈留「あっ!忠ちゃんは、自分の提案が採用されてないので、自信失くしてるんです!」

楽子「その気持ち私も分かるな!」

忠加「えっ?」

羽加「一応、忠加ちゃん提案の服作ってみたよ!」

全員試着

楽子「ねえ、スカート短すぎない?これじゃ見えちゃうよ!」

輝「下に短パン履いてれば大丈夫だよ!ほら!」

楽子「見せなくて良い!」

任「はしたないですわ!」

夢「客観的に見てふざけてるわよ!こんなの批判殺到よ!」

一方
フリーズ「本当、フォゲット何やってんだ?何が『絶対剥がせない仮面だよ』壊れてるじゃねーか!」

男児『なんで僕の意見に賛成してくれないんだよ!意味わかんねー!』

フリーズ「ニヤリ、出てこい!スーパーマックーラ!アイツの心を真っ黒に染めてしまえ!」

男児「嗚呼!」

心美「なんか男の子の叫び声がしたにゃ!」

夢「耳が良いって猫か!」

羽加「『ニャーニャー』言うからある意味猫だけどね!」

祈留「でも、一番嫌いな食べ物は魚です!」

夢「なんで、そこは猫じゃないのよ!?」

元「皆、あっちの方で、マックーラが暴れてる!」

繋「忠加ちゃんは私達と一緒に待とう!」

忠加「えっ?」

任「皆さん、お願いします!」

輝「OK!」

夢「任せたわよ!」

心美「戦わないのに!」

夢「サポートしてるじゃない!」

校門
夢「近くまで来てるわよ!」

輝「皆行くよ!」

カラーズチェンジ!

目指す夢を追い求めて!タンヂェリーンシャイン!

皆を引っ張る元気な心!トゥルグウァイスチアフル!

皆に届ける音楽の力!ブロンズミュージック!

前向きに変えるムードメーカー!スカイフェザー!

皆を沸かす笑顔の風船!ライムムード!

仲間との協力!信頼の祈り!ブライトプレアー!

輝け!6色のカラー!カラーズヒロインズ!

スーパーマックーラ!

たあ!

スーパーマックーラ!

ムード「倒しにくいにゃ!」

男児『なんで僕の意見は無視されるんだ!』

ドーン!

カラーズ「わあ!」

男児『僕の何が悪いんだ!』

ドーン!

カラーズ『あーれー!』

フェザー「怒りが尋常じゃないね?」

ミュージック「相当貯まってるのね・・・」

プレアー「まずは、落ち着いて考えてください!」

フリーズ「はあ?なんだ?」

ムード「プレアー?」

プレアー「客観的に、自分が相手の立場となった時、その考えを肯定出来ますか?」

フリーズ「はあ?バカなこと言ってんじゃねー!誰だって自分の意見が良いに決まってるだろ!」

プレアー「それは誰のためですか?皆の為ですか?それとも自分のただのしご満足ですか?」

シャイン「プレアー?」

夢「そうよ!討論ってのはね、自分の欲で言ったってなんの意味もないのよ!自己満足は誰のためにも成らないのよ!あんたは自分の意見が採用されない事を悩むのではなく、どうしたら採用されるのかを考えなさい!」

男児『そんなの分かるか!』

パッと!

プレアー「だったら黙ってなさい!自分の望みだけで意見を言う人に付いていく人なんで居ません!黙ってて下さい!!」

ドン!

夢「プレアー!ありがとう!」

ピカーン!

プレアー「杏色のアナザーカラーペン!」

夢「よし、行くわよ!フィーリングポット!ピンク!明るい結晶カムバック!」

ポンポン、ビューン、ポッ!

プレアー「行きます!」

フォームチェンジ!

ブライトプレアー!ブライトアクリクトモード!

ブライトスティック!プレアーフルート!

ヒーリングカラーズプレアーフレッシュ!

スーパーマックーラ「キラキラキラキラ・・・」

その後
祈留「忠ちゃん、忠ちゃんは忠ちゃんらしく生きれば良いんだよ!」

忠加「私らしく?」

輝「そうだよ!たとえクローンだろうと、私達と少し違っても、それは忠加ちゃんの個性!」

楽子「誰もとやかく言わないわ!」

羽加「もし、悪口言う奴が居たら・・・」

元「私が遠くのお山にぶっ飛ばしてやるんだから!」

任「暴力は反対です!後、本当にしそうなので止めてください!」

元「冗談だよ!」

夢「あんたが言うと冗談に聞こえないのよ!」

祈留「だから、一緒にやろう?」

忠加「ありがとう!」

しかし、カラーズが忠加の本当の姿を知るのは当分先である。そしてその正体も今は不明のままだ。

次回予告!
居候の元は、実は大家族だった!
カラーズは休日に元の本当の家に遊びに行くことに!
しかし、やんちゃ盛りの弟妹達にたじたじ!
遂には手を出して怒られる始末!大丈夫か?
次回ナンバーカラーズ!
こんちにちは!元の本当の兄弟姉妹!


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 7000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。