二次創作小説(新・総合)
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- カラーズライブ 完結
- 日時: 2024/07/28 19:14
- 名前: いくちゃん (ID: E8lgSYnB)
こんにちはいくちゃんです!
新ストーリー投稿!
これはナンバーカラーズより古いお話です!
ナンバーカラーズで出てきた経子や友子達がまだ中2だった頃まで遡ります!
簡単に言うと、ラブライブシリーズの話にプリキュア要素を入れた話となります。
テーマは輝きです!
それでは始まり始まり!
輝きってなんだろう?
輝くってなんだろう?
人を喜ばすってなんだろう?
人を引き寄せるってなんだろう?
それを追い求めた私達の夢への物語!
- Re: カラーズライブ ( No.42 )
- 日時: 2023/04/21 07:29
- 名前: いくちゃん (ID: 1aSbdoxj)
愛「あーう、あーう・・・」
輝「いないいないばあ!」
愛「アーイ!あい!」
輝「いないいないばあ!」
愛「アーイ!あい!あい!」
ぷわーん!
元「えっ?」
輝「どうしたの?」
元「そこの人形浮いてない?」
輝「本当だ!愛ちゃん凄いね!」
元「そこ褒めるとこかな?」
輝「凄いじゃん!」
元「凄いけど、こんな怪奇現象誰が信じるのよ!ましてや大騒ぎよ!」
輝「そっか!」
陽「輝ちゃん、元ちゃん!手伝って!」
元「は~い」
輝「ええっ!」
陽「終わったらご褒美あげるから!」
輝「分かった!」
第42話・愛ちゃんが迷子!?町中大騒ぎ!
美空「全く、その赤ん坊の親は何してるんだろうね?」
陽「まあまあ」
元「ライトに頼めないの?」
輝「家がポットだから、後夢ちゃんが嫌がった!」
元「小さい子3人も要るなら4人なんて変わらないでしょ!」
輝「『見てられるか!』だって・・・、後お母さんに誤魔化すのが難しいって、ライト1人に振り回されてる分嫌だって!」
元「まったく・・・、しかもライトは結局夢の家」
愛「アーイ!あい!」←輝の背中
ご飯運び中
陽「ごゆっくりおくつろぎ下さい!」
美空「お食事の準備が出来ました!」
元「ええっと、そちらの部屋はこっちになります」
女の子「お母さん、赤ちゃんだよ」
輝「赤ちゃん、可愛い?」
女の子「うん!いないいないばあ!」
愛「アーイ!あい!あい!」
輝「喜んでるね!」
ガシャン!
陽「どうかされました?」
男性客A「茶碗がいきなりひっくり返ったんだよ!どうなってんだ!」
陽「すみません、新しいの持ってきますね!」
男性客B「おーい!布団が暴れてるぞ!」
美空「えっ?何これ!」
元「すみません、一旦部屋を出てもらって良いですか?」
数分後
美空「何とか修まったけど・・・」
陽「一体何だったのかしら?」
一方
元「もう!」
輝「私に言われても・・・」
元「どうするのよ?」
輝「私に言われたって・・・」
愛「アーイ!あい!あい!」
お風呂
男性客D「タオルが飛んでる!」
女性客A「ドライヤーが勝手に動く!」
女性客B「水道が勝手に出てる!」
女性客C「子供達が怯えてるじゃない!」
陽「すみません!」
美空「もう!どうなってるのよ!」
元「愛ちゃんの力が・・・」
美空「なんだって?」
元「いえ、何にも言ってないよ!」
美空「その赤ん坊が原因なんじゃないの?」
輝「美空姉、何言ってるのさ!そんな訳ないでしょ!」
陽「でも、可能性を考えるとその子が何かしたと考えるしか無いわ」
輝「だとしてもどうしろと?」
美空「あんたがちゃんと見てないのが悪い!」
輝「何で私のせいなのさ!」
美空「あんたが保護責任者でしょ!何が原因か知らないけど、あんたが躾してないのが悪い!」
輝「意味分かんないよ!」
陽「それはその通りね!」
輝「陽姉まで酷いよ!」
陽「兎に角、輝ちゃんは赤ちゃんのお世話に専念して!」
輝の部屋
輝「もう!愛ちゃんのせいで私が怒られたじゃん!」
愛「あい?」
輝「しかも、お客さんにも迷惑掛けて!なんてことしてくれたのよ!」
愛「あっ、アーン!アーン!」
輝「泣いたら良いって訳じゃないんだからね!」
元「輝!」
輝「何?元ちゃん、全部愛ちゃんが悪いんだから!」
元「赤ちゃんに文句言ったって何にもならないよ!」
輝「じゃあ、どうすれば良かったのさ?」
元「最初からベッドに寝かせた方が良かったかもね!」
輝「でも、ベッドに寝かせたって突然泣いたりしたら・・・」
元「それはそれで陽姉達も分かってくれるよ!」
輝「どこか行ったりしたら?」
元「そうか、愛ちゃん飛べるもんね!ん?」
輝・元「嗚呼!」
一方の町
心美「祈るん、あれ見て!」
祈留「あっ、ピエロだ!」
心美「ジャグリングしてるよ!」
男児「ママ!あそこに宙に浮かぶ人形が飛んでるよ!」
心美・祈留「宙に浮かぶ人形?あっ!」
心美「祈るん、あれどこかで見たかもしれない人形だね!」
祈留「そうだね、私も見たことあるな・・・」
愛「アーイ!あい!あい!」
ピエロ「えっ?」
観客「うおお!」
ピエロ「(ヒエー!何で浮いてるんだ!そうだ!)ハンドパワー!(なんつって!)」
パタン!←全て落ちる
ピエロ「ありゃ!」
子供達「アハハハハ!もう一回やって!」
ピエロ「ええ?どうしようかな?」
一方
楽子「ええっ!!!!」
羽加「愛ちゃんが町に飛んでった!?」
輝「お願い一緒に探して!」
2人「うん!」
茂み
楽子「居ない!」
木箱の裏
羽加「居ないなあ」
ゴミ箱の中
輝「居ない!」
元「そこに居たらそれはそれで嫌よ!」
任「何をやってるのですか?」
元「あっ、任!愛ちゃん見なかった?」
任「愛ちゃんは見てませんが、さっき繋がピエロの凄いジャグリングを見たと言ってましたね!」
元「それだ!」
任「でも、パフォーマンスはもう終わってますよ!」
元「だったらその周辺を探せば良いのよ!どっちの方?」
任「あっちの方ですわ!」
ギャー!ギャー!←いかにも大騒ぎな悲鳴
元「絶対何かあった感じじゃん!」
ダークside
ハード「はあ、参ったぜ!」
フリーズ「ハードの奴どうしたんだ?」
ダーク「動物に負けたんですって!」
フリーズ「パアッ、ダッセー!」
ハード「そんなに言うならお前は勝てるのか?」
フリーズ「ああ、行ってやるよ!絶対カラーズをぼこぼこにしてやるんだからな!」
一方その頃
夢「何なのよ一体!」
妹A「お姉ちゃん凄いね!野菜がダンスしてるよ!」
妹B「夢姉、あっちでお魚が空を泳いでるよ!」
夢「普通そんなことあり得ないからね!」
心美「わあ、ここは夢の世界かな?」
祈留「ああ、そっか私達夢を見てるんだ!」
パン!
元「夢じゃないから!」
楽子「2人とも目を覚まして!」
羽加「現実逃避しないで!」
輝「どうやって止めれば良いの?」
フリーズ「なんだ面白そうなことに成ってるな!よし、今回は人も多いし、こっちだな!」
出てこい!スーパーマックーラ!この世を真っ暗にしてしまえ!
スーパーマックーラ!←モデル水飴
輝「こんなときに・・・」
夢「あんた達逃げるわよ!」←妹2人を抱えてビルの陰へ
カラーズチェンジ!
目指す夢を追い求めて!タンヂェリーンシャイン!
皆を引っ張る元気な心!トゥルグウァイスチアフル!
皆に届ける音楽の力!ブロンズミュージック!
前向きに変えるムードメーカー!スカイフェザー!
皆を沸かす笑顔の風船!ライムムード!
仲間との協力!信頼の祈り!ブライトプレアー!
輝け!6色のカラー!カラーズヒロインズ!
スーパーマックーラ!
シャイン「たあ!」
チアフル「とう!」
ミュージック「やあ!」
フェザー「エイ!」
ムード「ニャー!」
プレアー「ううっ!」
スーパーマックーラ!
シャイン「嘘!」
フェザー「効いてない!」
チアフル「水飴だから柔らかいのよ!」
プレアー「どうするにゃ?」
プレアー「ああっ!」
ミュージック「ヤバい!」
シャイン「しまった!」
フェザー「捕まった!」
ムード「ううん!抜けないにゃ!」
チアフル「飴だからベトベトしてるしな・・・」
フリーズ「やったー!これでカラーズを一網打尽に出来るぞ!」
愛「あい?」
フリーズ「ん?なんだ、あの赤ん坊?」
シャイン「愛ちゃん逃げて!」
ミュージック「こっち来ちゃダメ!」
チアフル「危ないわよ!」
愛「アーイ、あい!あい!」
魚屋の氷がスーパーマックーラの元に!
フリーズ「なんだ?」
スーパーマックーラ!
全員拘束解除
フェザー「オオッ!」
ムード「愛ちゃんありがとうにゃ!」
愛「アーイ!」
ミュージック「兎に角、プレアー愛ちゃん頼むよ!」
プレアー「はい!」
フリーズ「あっ、畜生!」
チアフル「夢今よ!」
夢「OK!ヒューマンライトポット!水!明るい結晶!カムバック!」
ポンポン、ビューン、ポッ!
フリーズ「こうなったら・・・、スーパーマックーラ!」
スーパーマックーラ!←分裂する
シャイン「何体になっても同じだよ!皆!」
3人「うん!」
フォームチェンジ!
タンヂェリーンシャイン!タンヂェリーントゥルグウァイスブロンズスカイバージョン!
トゥルグウァイスチアフル!トゥルグウァイスタンジェリーンブロンズスカイバージョン!
ブロンズミュージック!ブロンズタンジェリーントゥルグウァイススカイバージョン!
スカイフェザー!スカイタンヂェリーントゥルグウァイスブロンズバージョン!
4つの力を1つの力に!
シャインルージュ!
チアフルルージュ!
ブロンズルージュ!
スカイルージュ!
4人の力を合わせて!
カラーズフォースルージュファイヤー!
スーパーマックーラ「キラキラキラキラ」
ハード「何でだよ!」ビュン!
輝「イヤー、今日は愛ちゃんに助けてもらったよ!」
元「ありがとうね!」
愛「あい!」
輝「あっ、ダメだよ!超能力つかうのは!」
心美「超能力だったんだ!」
祈留「凄かったね!」
楽子「どうやってたの?」
羽加「私も見たい!」
夢「また、混乱起こさせる気?」
その後、手袋を着けることで抑制することがライトによって分かった
次回予告!
ハードの発明で輝とライトの魂が入れ替わる!
大きな体で喜ぶライトと小さな体に苦労する輝!
だが、ライトも人間界の勉強に付いていけず、大混乱!
果たして元に戻れるのか?
次回カラーズライブ!
ハードの発明品!輝とライトが入れ代わ~る!
- Re: カラーズライブ ( No.43 )
- 日時: 2023/05/11 22:11
- 名前: いくちゃん (ID: 1aSbdoxj)
ジリジリジリジリ・・・、ポチっ!
輝「ん?ギャアアア!遅刻だ!」
ライト「何よ!うるさいわね」
輝「もう8時なんだよ!完全に遅刻って、なんでライトがここに?」
ライト「夢にしばらく追い出されたのよ!」
輝「もう、また冷蔵庫の中の物をつまみ食いしたの?」
ライト「つまみ食いじゃないわよ!こっそり頂いたのよ!」
輝「余計に酷いよ!」
ライト「言っとくけど、食べたのは残り物だから!」
輝「関係無いよ!」
ライト「後、口動かすくらいなら手動かした方が良いんじゃない?」
輝「ああ、もう遅刻だよ!」
ライト「あら?この指輪何かしら?」←はめる
輝「ええっと・・・」←同じく慌て指輪をはめる
ビューン!
輝「えっ?キャアアア!」
第43話・ハードの発明品!輝とライトが入れ代わ~る!
美空「輝、うるさいよ!」
ライト(輝)「これは違うの!突然なんか・・・」
美空「ああ、陽姉が頼んでるアルバイトの小人じゃない!何慌ててるの?」
ライト(輝)「えっ?」
美空「早くしないと遅刻するわよ!」
ガタン!
輝「これが人間の姿?」
輝・ライト「え~っ!私達入れ替わった?」
ライト(輝)「そんなことより学校!」
輝「あの、私が今輝の体なんだよね?」
ライト(輝)(あっ、そうだった!)
輝「どうするの?」
ライト(輝)「私も一緒に連れてって!」
ダークside
ガサゴソガサゴソ・・・
フリーズ「おっ、ハード何やってるんだ?」
ハード「フリーズ!指輪を見なかったか?」
フリーズ「指輪?ああ、なんか糸で繋がってる輪っかみたいな奴か?」
ハード「おおっ!それだ、それだ!」
フリーズ「どんな奴なんだ?」
ハード「それを指にはめるた動物(人間含む)を入れ換えて混乱を起こするんだよ!面白~だろ!」
フリーズ「面白れーな!これで人間界は大混乱だ!」
ハード「その試作品をここに置いてたんだが、どこにやった?」
フリーズ「あっ、さっき指で飛ばして遊んでたら飛んでってどっか行った!」
ハード「お前、また!」
フリーズ「良いじゃ~かよ!今頃誰かが拾って入れ替わっただけでも大混乱だぞ!」
ハード「人気の無い場所だったらどうするんだよ!」
ダーク「海とか川に落ちるよりはマシでしょ!」
ハード「そう言うことじゃない!兎に角行ってくる!」
学校
輝「はあはあはあはあ・・・」
ライト(輝)「何とか間に合った」
楽子「お、おはよう・・・」
羽加「遅かったね、それに随分息荒いけど・・・」
輝「輝が寝坊したのよ!」
羽加「えっ?」
輝「何?なんかおかしい?」
楽子「輝ちゃんって、一人称自分の名前だったっけ?」
輝「えっ?」
ライト(輝)(ライトのバカ!)
羽加「あっ、ライトも居るんだ!」
ライト(輝)「羽加ちゃん!」
羽加「あれ?ライトって私達の事呼び捨てだったっけ?」
ガラガラ
楽子「先生来たよ!兎に角話は休み時間に!」
先生「今日は小テストの日よ!」
ライト(輝)(なんでこんな時に?)
輝「テストか、まあ感情の世界でもテストくらいあるし、私にかかれば楽勝よ!」
先生「柑橘さん、補習常連客のあなたがヤル気満々ですね!これはどんな点数か期待だわ!」
輝(フフフ、やってやるわよ!)
いざやってみるが・・・
輝「何これ?なんて、書けば良いの!」
先生「柑橘さん!テスト中は静かに!」
輝「だってこんなの分かるわけ・・・」
先生「先週授業でやったばかりですよ!」
輝「やったっけ?」
羽加(私と輝ちゃんはよく授業中寝てるからな・・・)
先生「全く、授業中に寝てるから分からないのです!兎に角何でも良いから書きなさい!他の皆も分からなくても答え埋めるのよ!」
全員「ハーイ!」
そして結果
先生「柑橘さん!何ですか、これは!」
輝「先生が分からなかったら『何でも良いから』書きなさいって言ったから!」
楽子「どこの引っ掛けクイズよ!」
羽加(ある意味正解かも!)
1時間目・国語
国語教師「ここを柑橘、読んでくれ!」
輝「はい!122,333,444,455,555」←何言ってるのか誰にも分からない
羽加「ねぇ、それ何語?」
輝「感情の世界での言葉だけど?」
羽加「分かるか!」
楽子(あの、羽加ちゃんがツッコんでる)
国語教師「あの、柑橘!外国語を話すのは凄いが今は国語、日本語を学んでいるんだ!日本語で読んでくれないか?」
輝「日本語?」
楽子「先生!私が代わりに読みます!」
2時間目・社会
社会教師「柑橘さん?この答えは?」
輝「たしか、その年位にこんなことがあって、あの年にこれがあって、この年に私のお祖母ちゃんが生まれたのかな?それで今の女神様に変わって・・・」
楽子(隠す気あるの?)
羽加(自分の故郷の歴史を赤裸々に書いてるよ!)
社会教師「どこの国かは知りませんが、今やっているのは日本の歴史です!」
その後も
4時間目・理科
輝「これとこれを入れて・・・」
羽加・楽子「ああっ!それを入れちゃ・・・」
バコーン!
5時間目・家庭科
輝「うおおお!面白い!どんどん出来る!」
楽子「ストップ!そんなに要らないから!」
羽加「マフラーでも作るの?(ってか無駄に上手い)」
6時間目・体育
輝「やっぱ、人間の体は身軽で動きやすいわね!」
ライト(輝)「私が物凄い技披露してる!」
輝「よし、このままゴール入れてやれ!そ~れ!」
パリん!←窓ガラスが割れる
羽加「ちょっと!」
楽子「ボールが空の彼方に!」
輝「おっかしいな!そ~れ!」
パリん!
羽加「これじゃ、ボールと窓ガラスと学校の信頼が失くなるよ!」
結局、ライトはボールと窓ガラスを全部無駄にした挙げ句、外の生徒をボールの数だけ病院送りにした。
放課後
輝「イヤー、楽しかった!」
羽加「どこがよ!おかげで何台救急車呼んだか?」
楽子「救急車どころの話じゃないよ!」
元「やあ、輝、じゃないね!」
輝「何言ってるのよ!私は輝よ!」
元「何年幼馴染みやってると思ってるの!輝、ここに居るんじゃないの?」
鞄を開ける元
ライト(輝)「なんで分かったの?」
元「大方、入れ替わったんじゃないの?」
楽子「なぜ、そこまで?」
羽加「いつから気付いてたの?」
元「校門入って行くところ見た辺りから!」
3人「何で?」
担任「柑橘さん!兎に角職員室へ!」
輝「は~い!」
元「これは預かっておくね!」
輝「うん、行ってくる!」
部室
夢「へー、入れ替りね!」
任「にわかには信じがたい話ですが・・・」
ライト(輝)「本当に入れ替わったの!」
夢「何で元は分かるの?」
元「口調と性格!」
ガラガラ
輝「輝!なんか先生から沢山貰ったんだけど・・・」
ライト(輝)「それは補習のプリント!」
輝「後、これ親に渡しなさいって!」
ライト(輝)「それ窓ガラスの請求書!」
輝「後、これ書いてきなさいって!」
ライト(輝)「それは反省文書く原稿用紙!
もう、嫌だ!皆から変な子だって思われる!」
夢「いや、元から変な子でしょ!それに元の姿でも補習は決まってるだろうし!」
ライト(輝)「今日は自信合ったんだよ!」
楽子「じゃあやってみる?」←今日の小テストを小さいプリントにして出す
結果
任「全問不正解じゃないですか!」
羽加「ってことは、ライトと入れ替わってなくても一緒だったね!」
夢「ほら、言った通り!」
楽子「そう言えば、輝ちゃんの投げたボール無駄に早くて取れないんだよね!」
元「漢字もフリガナ付けないと読めないし!」
羽加「理科でも失敗ばかり!」
輝「結局、変わらなくたって同じだったじゃない!」
ライト(輝)「ライト程、酷く無いよ!」
羽加「それより、運動場のボール取りに行かないと!」
楽子「しかも、何球か外に出たそうよ!」
任「そう言えば、そのボールのせいで、自転車に乗ってた方が事故を起こしたと先生が言ってました!」
元「世界はいつ平和になるのやら?」
一方その頃
ハード「探知機によるとここにあることは分かってるんだが・・・」
任「さあ、ボールを籠に入れて下さいね!」
羽加「何で20球以上も外に・・・」
元「どんな威力よ!」
夢「何で私達まで!」
祈留「あっ、先輩達だ!」
心美「何してるにゃ?おっとっと!」←バスケットボールでリフティング
夢「それはこっちの台詞よ!」
羽加「きよちゃんリフティング上手いね!」
元「ってかそのボールうちの学校のじゃない?」
心美「なんか転がってたのを拾ったの!」
元「絶対うちのだ!」
ハード「こんなところにあるとはな!」
元「ハード!」
ハード「さあ、僕の発明した入れ替り指輪を返して貰おうか?」
任「何ですって!」
羽加「入れ替り指輪?」
元「輝!」
輝「そんなに返してほしいの?」
ハード「勿論だ!」
輝「はい!取って!」
ライト(輝)「私も!」
ハード「やけに素直だな、ありがとう!それ!」
キラーん!
輝「あっ!」
ライト「おっ!」
ハード「これで良いんだ!さあ、帰ろう!」
輝・ライト「元に戻った!やったー!ハードありがとう!」
ハード「ああ、どういたしまして、ってええっ!?お前ら入れ替わってたのか?」
夢「今頃気付いたの?」
元「だっさ!」
任「ただの間抜けですわね!」
ハード「畜生!こうなったら・・・」
出てこい!スーパーマックーラ!この世を真っ暗に染めてしまえ!
スーパーマックーラ!←モデル・バスケットボール
羽加「ねぇ、これ多くない?」
輝「そんなの関係無いよ!皆行くよ!」
カラーズチェンジ!
目指す夢を追い求めて!タンヂェリーンシャイン!
皆を引っ張る元気な心!トゥルグウァイスチアフル!
皆に届ける音楽の力!ブロンズミュージック!
前向きに変えるムードメーカー!スカイフェザー!
皆を沸かす笑顔の風船!ライムムード!
仲間との協力!信頼の祈り!ブライトプレアー!
輝け!6色のカラー!カラーズヒロインズ!
スーパーマックーラ!×30
チアフル「多いなあ!」
ミュージック「1個1個、倒さないといけないの?」
ムード「にゃにゃ!」
夢「よし、一体ずつでも取り戻しておくわよ!」
ヒューマンライトポット!
夢「あれ?無い!」
ハード「ハハハ!そんなこともあろうかと、1球にしか入れてない!」
チアフル「だったら!」
チアフルバーナー!
チアフル「消えない!」
ハード「30球全て一気に倒さないと意味ないぞ!まあ、明るい結晶が有る限り弱体化は無理だけどな!」
フェザー「これじゃ倒せないよ!」
夢「そもそも1/30なんて無茶よ!」
プレアー「しかも動いてるかつ、全て同じボールなので見分け付きません!」
ミュージック「嗚呼!」
ムード「そうこうしてるうちに、ボール達に身動き取られちゃうにゃ!」
チアフル「えいっ!1球の力はそれ程でも、何球もかかってこられたらキリがないわ!」
シャイン「どうすればいいの?」
とう!
シャイン「ライト!」
ライト「夢!コイツが明るい結晶を持ってる!」
夢「それ、本当?」
シャイン「ライトを信じよう!」
ライト「あっ!」
夢「ちょっと!また混ざって分からなく成ったじゃない!」
ライト「大丈夫よ!分かるように目印付けてきたから!」
ムード「でも・・・」
プレアー「何の目印なのか分からない!」
フェザー「パッと見皆同じだけど・・・」
チアフル「コイツね!」
チアフルバーナー!
スーパーマックーラ!
チアフル「夢!お願い!」
夢「OK!ヒューマンライトポット!蜜柑!戻れ明るい結晶!」
ポンポン、ビューン、ポッ!
ハード「何!」
シャイン「なんで分かったの?」
チアフル「線に傷が付いてたのよ!皆行くわよ!」
3人「OK!」
フォームチェンジ!
タンヂェリーンシャイン!タンヂェリーントゥルグウァイスブロンズスカイバージョン!
トゥルグウァイスチアフル!トゥルグウァイスタンジェリーンブロンズスカイバージョン!
ブロンズミュージック!ブロンズタンジェリーントゥルグウァイススカイバージョン!
スカイフェザー!スカイタンヂェリーントゥルグウァイスブロンズバージョン!
4つの力を1つの力に!
シャインルージュ!
チアフルルージュ!
ブロンズルージュ!
スカイルージュ!
4人の力を合わせて!
カラーズフォースルージュファイヤー!
スーパーマックーラ「キラキラキラキラ」
ハード「畜生!」ビュン!
全てのボールを拾い集め
輝「ライト、ごめんね!私ライトの事ただ指示を出すだけの役立たずだと思ってた!」
ライト「どういう事よ!」
夢「それは私も思ってた!」
楽子「私も!」
元「まさか、ライトにあんな事が出来るなんて!」
ライト「感情の世界から来たんだから、明るい結晶が分かるなんて当然よ!」
心美「それもそっか!」
ライト「まあ、私は輝みたいな体に成って楽しかったわ!どうせならまた入れ替わりたいわね!」
輝「次は別の人で!」
楽子「それよりこの補習大変そうだね・・・」
元「今回ばかりは手伝ってやろうか!」
輝「ありがとう!」
ところが
輝「ただいま!」
陽「輝ちゃん?」
美空「学校から物凄い額の請求書が来てるけどどういう事だ?」
輝「ええっと・・・」←ライトを見る
ライト←知らんぷり
輝「ライトのバカ!」
その後高額請求は恩返しも兼ねて群鮮家が全額立て替えてくれたが、輝は群鮮家で一週間のタダ働きをすることに成った!
次回予告!
輝、群鮮家で群鮮姉妹のメイド!
さすがに可哀想なので、元や羽加達も一緒にお手伝い!
しかし、失敗したり、途中で遊んだりと、任から雷を落とされてばかり!
大丈夫か?
更には群鮮姉妹も知らない秘密の部屋が!
果たしてその秘密の部屋にあるものとは?!
次回カラーズライブ!
メイド見習い輝!群鮮家でのお手伝い!
- Re: カラーズライブ ( No.44 )
- 日時: 2023/05/25 09:40
- 名前: いくちゃん (ID: 1aSbdoxj)
群鮮「ようこそいらっしゃいました!」
輝「なんでこんなことに?」
夢「あんたが体育館の窓ガラス割ったり、他クラスの生徒の頭にボールぶつけるからでしょ!」
輝「私じゃないよ!ライトだよ!」
群鮮「それでも、あなたへの恩の金額と、学校関係者に対する謝礼金の採算が合わないのです!ですので、2日間だけですが、輝さんには私達のお手伝いさん、いわゆるメイドとして働いて貰います!」
輝「意味分かんない!」
第44話・メイドの見習い輝!群鮮家でのお手伝い!
楽子「それにしてもなんで私達まで?」
羽加「良いじゃん、良いじゃん!この服可愛いよ!」
元「いや、恥ずかしいよ!絶対外に出て歩きたくないわ!」
群鮮「すみません、実は今日は住み込みの黒井以外なんだかんだで休んでおりまして・・・」
夢「なんだかんだって何よ?」
群鮮「有給・育休や冠婚葬祭にシフトと体調不良とかですが?」
夢「すみません」
群鮮「と言うわけで、輝さん1人だと可哀想ですので、皆さんお願いしますね?」
元「仕方ないなあ、任には世話に成ってるし、日頃の感謝と義妹の尻拭いのために人肌脱ぎましょうか!」
輝「どういう意味よ!」
群鮮「それではまず、掃除からお願いしますね!」
元・楽子「ハーイ!」
輝・羽加「ええっ!」
任「文句言うなら明日の平日も来て貰いますよ!」
輝・羽加「結構です!」
庭
元「まずは庭の掃除か!」
楽子「玄関は家の顔とも言いますしね!」
輝「ああ、面倒臭い!」
羽加「いつもお手伝いでやってないの?」
輝「大体陽姉がやってるかな?」
元「少しは手伝ったらどうなのよ!」
輝「だって、終わりが見えないんだもん!」
羽加「ああ、その気持ち分かる!」
数分後
楽子「このくらいやれば良いですか?」
元「そうだね、だいぶ綺麗に成ったしね!」
ゴン!←箒があたる
輝「ちょっと、羽加ちゃん何するのさ!」
羽加「別に何もしてないよ!」
輝「さっき私に箒当てたじゃん!」
羽加「当てたんじゃなくて、当たっちゃったんだよ!」
輝「同じじゃん!」←箒を振り回す
羽加「何よ!」←同じく
楽子「ちょっと、2人共!」
元「箒でチャンバラごっこするな!」
輝「だって羽加ちゃんが!」
羽加「輝ちゃんが!」
任「まったく何ですか騒がしい!」
ゴン!
輝・羽加「あっ!」
任「まったく、お二人はいったいいくつですか!小学生みたいな喧嘩は止めなさい!」
輝・羽加「ごめんなさい!」
家の廊下
任「次は、床の雑巾掛けをお願いしますね!」
元「いや、長いなあ、流石金持ち!」
任「文句ありますか?」
元「いえ」
楽子「この部屋廊下に囲まれてるんだ!」
輝「羽加ちゃん、勝負だよ!」
羽加「いいよ!」
元「?なんかやな予感・・・」
輝「よーい、ドン!」
タタタタ、タタタタ、タタタタ・・・
任「ちょっと、なんですの?」
輝「ああ、退いて退いて!」
羽加「止まれない!」
ドーン!←任と接触
じゃらじゃら←石ころの庭に3人とも落ちる
元「あ~あ!」
任「まったく、何をやってるのですか!」
輝「床を綺麗しようと・・・」
羽加「勿論、素早く・・・」
任「人のいる場所で雑巾掛けの競争をしないで下さい!」
楽子「人が居なければ良いんですか?」
仏壇の部屋
楽子「この写真の人は?」
任「私のひいお婆様ですわ!」
元「どこか任に似てる!」
任「当たり前ですわ!先祖なんですから!仏壇周りを綺麗にしておけば、ひいお婆様も安心して見守れますわ!」
楽子「そうですね!」
ギュルルル!
元「何今の音?」
輝「ごめん、ちょっとトイレ!」
羽加「私も!」
楽子「大丈夫かな?」
任「ああっ!」
元「どうしたの?」
任「あの2人!お供えの饅頭をつまみ食いしましたわ!」
楽子「なんて罰当たりな・・・」
元「いや、そのバチが当たったのよ!」
ダークside
ダーク・フリーズ「ハハハハハハハ!」
ハード「笑うな!」
ダーク「笑わない奴が居ないわよ!」
フリーズ「入れ替わってたチャンスだったのに、自分で指輪取って、元に戻すって・・・、だっさ!」
ダーク「バッカじゃないの!」
ハード「キーッ!(こうなったら・・・)」
ハードはまた出ていった
昼休憩
輝「はあ、疲れた・・・」
羽加「やっとお昼だよ!」
任「むしろあなた方は足を引っ張ってばかりでしたけどね!更にお金を要求したいですわ!」
輝・羽加「そんな!」
元「自業自得よ!」
黒井「お嬢様、あの部屋についてはどうしますか?」
任「あっ!それは言っておくべきでしたね!」
輝「あの部屋って?」
羽加「何?」
元「秘密の部屋とかあるの?」
任「はい、私達は行ったことは無いのですが、お父様が『危ないから決して絶対入ってはいけない』と何度も口酸っぱく言う納屋があるのです!」
元「何それ?」
輝「怖い!」
楽子「どうなってるんですか?」
任「詳しくは分かりませんが、納屋の中にあるものが封印されているようで、入っただけでは何も起きませんが、納屋にある、あるものを手にすると災いが起きると言われているのです!」
一方
ハード「タクッ、なんだこれは?しかも鍵が開いてる!入ってみようか!
ほうほう、色んな物があるんだなあ」
とあるお札付きの壺を発見!
ハード「何々『絶対開けるな』?そう言われると開けたくなるんだよな!」
パカッ!
ビューン!
ハード「なんだ?!」
一方
黒井「それを無闇に触ると世界が終わります!」
羽加「危ないね!」
楽子「万が一開けてしまった場合は?」
黒井「こちらのお札がありますので、頭に貼れば封印しやすく成ります!まあその呪文を唱えられるのは群鮮家の成人と仕えるSPのメンバーのみですが!」
元「ってことは・・・」
輝「黒井さんも?」
黒井「呪文知ってますよ!」
スーパーマックーラ!
全員「えっ?」
任「黒井、あれは?」
黒井「群鮮家が封印していた魔物が何者かによって、封印が解かれたのでしょう!」
元「いや、マックーラにされてるよ!」
ハード「ハッハッハ!スーパーマックーラ!やってしまえ!」
輝「ハード!」
ハード「またお前らか!昨日の落とし前付けさせて貰うぞ!」
輝「皆!」
カラーズチェンジ!
目指す夢を追い求めて!タンヂェリーンシャイン!
皆を引っ張る元気な心!トゥルグウァイスチアフル!
皆に届ける音楽の力!ブロンズミュージック!
前向きに変えるムードメーカー!スカイフェザー!
皆を沸かす笑顔の風船!ライムムード!
仲間との協力!信頼の祈り!ブライトプレアー!
輝け!6色のカラー!カラーズヒロインズ!
スーパーマックーラ!
シャイン「って、なんでムード達が!いつの間に?」
ムード「通りすがりにゃ!」
スーパーマックーラ!
ミュージック「キャー!」
チアフル「群鮮家の怪物と同化してるからかなり手強い!」
夢「何か良い方法は無いの?」
任「お札を貼れば封印しやすく成るのですが・・・」
黒井「この状況だと、私でも貼れません!」
任「無理しないで下さい!今あなたが居なくなると私達が困ります!」
ビューン!
カラーズ「ああっ!」
任「皆さん!」
夢「ヤバイ、全員捕まった!」
繫「どうすれば良いの?」
黒井「やはり、この封印の札を貼らなければ・・・」
任「ですが、私達みたいな生身の人間が行けば、命を落とすに決まってます!やるからには何か対策を立てないと・・・」
ハード「ヨッシャ!カラーズ全員捕まえたぞ!よし、スーパーマックーラ!やってしまえ!」
スーパーマックーラ!
カラーズ「嗚呼!」
夢「今の状況で明るい結晶も取り返せないし・・・」
任「そうだわ!夢さん、このポット借りますね!」
夢「えっ?ちょっと!」
任「繫、協力してください!」
繫「分かったよ!」
任「スーパーマックーラさん!」←ヒューマンライトポットを見せつける
スーパーマックーラ!←追い掛ける
任「繫!」←寸でのところで繫に投げる
繫「うん!キャッチ!」
スーパーマックーラ!←繫を追い掛ける
繫「お姉ちゃん!」←姉に投げる
任「はい!」
ハード「コラ!なんで取れない!さっさと取っちまえよ!」
6順目
繫「あっ!」←キャッチ失敗
ハード「よし、スーパーマックーラ!今だ!」
夢「あっ!ポットが!」
スーパーマックーラ?
黒井「ふう!封印」←頭にお札を貼り呪文を唱えた
スーパーマックーラ!←力が抜ける!
ハード「なんだ!お前は!」
黒井「お嬢様達を守る護衛です!これでこの怪物は意味を成さないでしょう!カラーズの皆さん止めを刺すなら今です!」
シャイン「黒井さん!ありがとうございます!」
夢「その前に!ヒューマンライトポット!黒!明るい結晶カムバック!」
ポンポン、ビューン!ポッ!
フォームチェンジ!
タンヂェリーンシャイン!タンヂェリーントゥルグウァイスブロンズスカイバージョン!
トゥルグウァイスチアフル!トゥルグウァイスタンジェリーンブロンズスカイバージョン!
ブロンズミュージック!ブロンズタンジェリーントゥルグウァイススカイバージョン!
スカイフェザー!スカイタンヂェリーントゥルグウァイスブロンズバージョン!
4つの力を1つの力に!
シャインルージュ!
チアフルルージュ!
ブロンズルージュ!
スカイルージュ!
4人の力を合わせて!
カラーズフォースルージュファイヤー!
スーパーマックーラ「キラキラキラキラ」
ハード「なんだ!あいつ!」ビュン!
輝「黒井さんありがとうございます!」
黒井「いえ、皆さんが無事で良かったです!お嬢様達やそのご友人をお守りするのが私の役目ですから!」
元「私達の名サポーターだね!」
羽加「頼りに成る!」
楽子「惚れちゃう!」
黒井「ハハハ、これでも私既婚者です!」
カラーズ「そうなの?」
群鮮「さあ、皆さん掃除の続きですよ!ちゃんとやるまで帰しませんからね!」
カラーズ「は~い!」
その後は何もなく終わった。
次回予告
祈留の前にライバル登場!?
祈留の衝撃の姿が発覚!?
果たしてその正体とは?
次回カラーズライブ!
女優・山吹祈留!オーディションを突破せよ!
- Re: カラーズライブ ( No.45 )
- 日時: 2023/06/15 18:56
- 名前: いくちゃん (ID: 1aSbdoxj)
登校中
心美「昨日のテレビ面白かったね!」
祈留「そうだね」
繋「家はテレビ厳しいからな・・・」
祈留「そうなの?」
繋「教育番組しか見せてくれない」
心美「へー、可哀想・・・」
?「山吹祈留!」
3人「?!」
祈留「ええっと、どちらさん?」
第45話・女優・山吹祈留!オーディションを突破せよ!
?「この渡しを知らないの?同業者の癖に!」
祈留「ええっと、思い出せない!」
?「三星美咲よ!」
祈留「三星美咲ちゃん?」
心美「誰?」
美咲「あんたと一緒に教育番組出てた子役よ!」
繋「教育番組出てたの?」
心美「えっ?祈るんって子役だったの?」
美咲「どっちに驚いてるのよ!」
心美「あっ、サイン・・・、色紙無いし、ノートは置いておけないし・・・、こうなったら心の顔に!」
祈留「書けるわけ無いよ!」
繋「どこに頼んでるの?!」
美咲「何よこの茶番!」
繋「私小さい頃から見てるけど、祈留ちゃんは見たことある記憶があるけど、あなたは見たこと無いわね・・・」
美咲「ほら、ここに居るでしょ!」←動画を見せる
祈留「あっ、本当だ!」
心美「画面から切れてるよ!」
美咲「悪かったわね!あんたに主役取られて、悔しかった、悲しかった、だからいつかギャフンと言わせるために・・・」
繋「きっちゃん、あれが逆恨みってやつだよ!」
心美「最低にゃ!祈るんが何したって言うにゃ!」
美咲「部外者は黙ってなさい!この子の母親がどんな人か知ってる?」
心美「確か、女優さんだにゃ!」
繋「クラスで聞いたことはあるわね」
美咲「この子は山吹真理亜の娘なのよ!」
心美「それがどうしたにゃ?!」
繋「うんうん、祈留ちゃん関係無い!」
美咲「分からないの?とんだおバカさん達ね!」
心美「なんでにゃ!」
繋「どう言うこと!?」
美咲「この子は大女優の後ろ楯で注目されていたから、主役を何本も貰っていた!」
繋「確か、『人魚姫』でも主役だったよね?」
心美「きよと皆の期待にゃ!」
美咲「本当にずるいわ!私はそんな後ろ楯はなく、地道に訳を貰ってきたと言うのに・・・」
祈留「『人魚姫』はきっちゃんの押し付けじゃん!私断ったよ!」
美咲「でもやったのでしょ?」
祈留「そりゃ、選ばれたからには・・・」
美咲「そう言えば、近々舞台のオーディションがありますわよね?」
祈留「話しはお母さんから聞いてるけど、私学校の事もあって現在休業中なんだけど・・・、それに私は女優は目指してはいるけど、アイドル志望だし・・・」
心美「アイドルも女優も同じだよ!」
美咲「おバカさんね!全然違うわよ!」
祈留「確かに、アイドルがその後俳優や女優など役者に成ったりするけど、仕事内容全然違うから!」
心美「こんな可愛い祈るんが選ばれないわけ無い!その勝負受けて立つ!」
祈留「きっちゃん?」
美咲「オーホッホッホッホッ!せいぜい首洗って待っておきなさい!」
繋「『オーホッホッホッホッ!』って笑う人本当に居るんだ!」
山吹家
祈留「ただいま」
祈留の父「お帰り、ご飯はお母さんがキッチンに作り置きしてるからそれを食べなさい」
祈留「動物達の診察大変だね」
祈留の父「ハハハ、目の前で苦しんでる動物を見たら見て見ぬふりなんて出来ないからね!ん?それは?」
祈留「ええっと、舞台のオーディション、友達が受けるから一緒に受けないか?って」
祈留の父「祈留、父さんと母さんはお前の人生はお前の人生と割り切っているが、これだけは忘れるな!
『失敗を恐れず挑戦せよ!』選ばれなくても良いから、逃げることだけは止めなさい!分かったね?」
祈留「ありがとうパパ!」
群鮮家
輝「ええっ!祈留ちゃんが元子役?」
楽子「今もまだ現役の子役よ!」
羽加「知らなかったな」
任「それよりも、勝手に勝負を挑ませるのはどうかと思いますけどね・・・」
心美「だって、腹立っちゃったから・・・」
元「まだ、正式には部員に成ってないから役者に専念するのは大丈夫だけど・・・」
羽加「いつかは、決めるときが来るよね」
心美「祈るんなら両方出来るよ!」
任「黄緑さんが言っても意味ないですわ!」
とある池
祈留「『ここはどこ・・・?私は誰・・・?分からない!暗くて何も見えません!それでも、私の道は私が開かなくては・・・』」
輝「おお!」
祈留「み、皆さん・・・」
輝「今の何?」
羽加「なんか祈留ちゃんの背中に白い羽が見えた!」
元「こんな上手いの?さすが女優の娘!」
楽子「役に入りきってる感じだった!」
任「私も日舞の演技の参考にしたいですわ!」
祈留「そうかな?自分でもよく分からなくて・・・」
輝「ねえ、もう1回やって!」
羽加「ワンモアプリーズ!」
祈留「ええっと『ここはどこ?私は誰?分からない!暗くて何も見えません!』」←棒読み
繋「一気に下手に成った!」
元「さっきまで上手に出来てたじゃん!」
祈留「私が上がり症ってこと忘れました?」
楽子「そう言えば言ってたね・・・」
羽加「でも、さっきまで出来てたよね?」
祈留「人前だから・・・」
輝「この前の学芸会は?」
祈留「不本意だけど、ハードが人魚姫にさせてくれて、人魚姫の気持ちに入り込みやすかったから・・・」
心美「アイツも時には役に立つね!」
羽加「声取られたけどね!」
任「その他にも理由がありそうですね?」
祈留「はい、なんで分かったんですか?」
任「顔に書いてありますもの!」
心美「どこに見えないよ!」
繋「お姉ちゃん、祈留ちゃんの顔にある文字が読めるの?」
元「比喩表現、表情の変化から、こんな気持ちではないかって予想出来るの!」
祈留「アイドルが私の夢なんですが、私の母は元々アイドル志望だったんです」
全員「へー!」
祈留「ですが、曲は全く売れず、女優一本に専念することに・・・」
羽加「それって、アイドルを目指すのはお母さんの為でもあるの?」
祈留「自分の夢半分、お母さんの夢半分ですかね・・・」
任「つまり、アイドルか女優かで迷っていると?」
祈留「はい、そうなります」
元「まあ、まだ正式に部員には成ってないし、女優に成るにも、アイドルになるにも、祈留ちゃんの好きなようにやれば良いよ!」
輝「うんうん、片方に絞るもよし、両方やるも良し!」
羽加「決めるのは祈留ちゃんの自由だよ!」
楽子「経験が無駄に成ることなんて無いわ!」
心美「チャレンジ、チャレンジだよ!」
祈留「皆さん、ありがとうございます!」
ダークside
ヘックション!
ダーク「汚いわね!こっち飛ばさないでよ!」
ハード「誰かが、この僕の噂をしてるらしい」
フリーズ「それは迷信だよ!」
ハード「なんだ?この僕に嫉妬かい?」
フリーズ「うぜー!」
ダーク(さっさと離れよ!)←そのまま人間界へ
次の日
オーディション会場
羽加「祈留ちゃん、はい」
祈留「これは?」
羽加「お守りのミサンガ、昨日作ったんだ!」
心美「可愛い!」
羽加「オーディション頑張ってね!」
祈留「はい!」
廊下
心美「ああ、緊張する」
楽子「きよちゃんが緊張してどうするの?」
元「ああ、マジで心配!こうなったら滝にでも打たれて・・・」
楽子「どこ行く気ですか?」
羽加「ねえ、輝ちゃん!心配じゃない?」
輝「そうだね、祈留ちゃんなら合格出来ると思ってるけど・・・」
夢「本当に、大人しく出来ないのあんたらは?」
輝「そうだ!夢ちゃん、ポッと貸して!」
夢「良いけど、10回以上使わないでよね!」
輝「大丈夫、大丈夫!」
オーディションの部屋
審査員「次の方!」
バン!
輝「アテンションプリーズ!」
全員「えっ?」
輝「大変、大変!お医者様の中でお客様は居られませんか?」
羽加「ちょっと、逆!逆!『お客様の中でお医者様は居ませんか?』だよ!」
心美「はい!私獣医の娘です!」
輝「獣医かい!」
羽加「しかも、その娘かい!」
輝・羽加「何の意味もない!何の意味もない!」
審査員「なんだね?君達は?」
バン!←ドアを開ける
ゴン!ゴン!
元「失礼しました!」
楽子「祈留ちゃん!本当に頑張ってね!」
心美「応援してるからね」←涙目
祈留「はい!(緊張ほぐれた)」
美咲(何なのあの人達?これから披露するって時に、お邪魔虫ね!せっかくオーディションが・・・)
ダーク「今日はこっちの方が良さそうだな!出てこいスーパーマックーラ!この世を真っ暗に染めてしまえ!」
美咲「私、何のためにオーディションを・・・」
審査員「俺達、何の為にオーディションしてたんだ?」
祈留「皆!」
一方
夢「ポット貸してやったら、録な事に使わないわ、何やってるのよ!」
輝「しゅみましぇん・・・」
羽加「緊張解そうと・・・」
元「これで祈留ちゃん落ちたらどうするつもり?」
祈留「皆さん!スーパーマックーラが!」
楽子「皆、行くよ!」
全員「うん!」
カラーズチェンジ!
目指す夢を追い求めて!タンヂェリーンシャイン!
皆を引っ張る元気な心!トゥルグウァイスチアフル!
皆に届ける音楽の力!ブロンズミュージック!
前向きに変えるムードメーカー!スカイフェザー!
皆を沸かす笑顔の風船!ライムムード!
仲間との協力!信頼の祈り!ブライトプレアー!
輝け!6色のカラー!カラーズヒロインズ!
スーパーマックーラ!
ドーン!
フッ!
スーパーマックーラ!
シャイン「嗚呼!」
フェザー「シャイン!」
チアフルバーナー!
スーパーマックーラ!
ドン!
チアフル「嗚呼」
ミュージック「チアフル!」
ムード「今日はプレアーの大事なオーディションだって言うのに・・・」
ダーク「オーディション?下らないわね!」
ミュージック「下らなくなんか無い!人生を左右するために頑張らなければいけない大事な試練なのよ!」
ダーク「コイツらの気持ち聞いても、オーディションなんて良いものとは思わないけどね」
美咲『私の方が上手い、私の方が上手い・・・』
女子1『負けたくない、負けたくない・・・』
女子2『私が絶対物にしてやるんだから!』
女子3『あの子よりは上手い!』
女子4『あの子だけには負けない!』
女子5『どんな手を使ってでも・・・』
ダーク「オーディションなんてただの潰しあいでしょ!むしろ気持ちが病むわ!」
プレアー「そ、そんなこと・・・」
フェザー「そんなこと無い!」
ダーク「はあ?」
フェザー「オーディションだけでなく、スポーツだって自分の演技を披露して競い遭う!」
プレアー「フェザー」
ダーク「それの何が良いって言うのよ!」
フェザー「オーディションは何も、ここで披露するだけが大事なんじゃない!他の人の演技を見て、良いものを取り入れ、悪いところを気を付けて改善の余地を考える!落ちるかどうかを気にするのではなく、自分はどうかな?ちゃんと演技出来てるか?全て自分の戦いなのよ!」
プレアー「フェザー!ありがとう!」
フェザー「だから、落ちるかどうかじゃない!挑戦すること、周りを見て勉強することに意味があるの!」
キラーん!
フェザー「これは・・・」
プレアー「フェザー!」
ムード「よ~し、私も負けてられない!」
ムードパンチング!
スーパーマックーラ!
ムード「夢ちゃん!」
夢「はいはい、ヒューマンライトポット!山吹!明るい結晶カムバック!」
ポンポン、ビューン、ポッ!
フォームチェンジ!
スカイフェザー!スカイブライトバージョン!
ブライトプレアー!ブライトスカイバージョン!
2つの力を1つの力に!
フェザー「未知に溢れる水分を・・・」
プレアー「優しい心で包んで・・・」
フェザープレアー!ウォーターシャワー!
スーパーマックーラ「キラキラキラキラ・・・」
その後
楽子「オーディション残念だったね!」
元「どっかの3人のせいで・・・」
輝「私達のせいなの?」
祈留「良いんですよ」
心美「えっ?」
祈留「だって、スクールアイドルに専念出来るし、またあるから!羽加さんありがとうございました!」
羽加「どういたしまして!」
次回予告!
季節外れの運動会!
ひょんな事から輝達はリレーに挑むことになる!
しかし、楽子は足が遅いため拒否しようとする!
それでも、羽加は勝ち負けだけじゃないと諭す。
果たして結果は?
次回カラーズライブ
繋げバトン!6人で繋ぐリレー!
- Re: カラーズライブ ( No.46 )
- 日時: 2023/06/29 09:18
- 名前: いくちゃん (ID: 1aSbdoxj)
朝子「は~い、運動会の種目決め後は男女混合リレーだけだけど、誰が行く6人?」
男子A「お前行けよ!」
男子B「そう言うお前が行けよ!」
女子A「私には無理!」
女子B「足遅いもん!」
女子C「怪我してるからな・・・」
羽加「はい!私行きます!」
末輝「羽加が出るなら僕も出よう!」
輝「はい!私も行きます!」
護「だったら俺も!」
先生「後男女1人ずつだけど・・・」
輝「よっちゃん行かない?」
楽子「えっ?」
羽加「そうだよ、行こうよ!」
楽子「待って!私走るの苦手だし・・・」
末輝「リレーは足の早さより、バトン渡しのコンビネーションの方が大事じゃないかな?」
護「確かに、そうだよな!」
朝子「ちなみに順番は男子から交互よ!」
輝「じゃあ、羽加ちゃんがアンカーだね!」
羽加「頑張るよ!」
楽子「ええっ!」
朝子「でも、後1人男子どうする?」
全員「う~ん」
純「はい!」
全員「えっ?」
純「僕が走ります!」
男子A「赤城、正気か?」
男子B「お前このクラスで1番足遅いくせに!」
女子A「このクラスの女子にも勝ったこと無いくせに!」
男子C「赤城が出るくらいなら俺が・・・」
輝「先生!」
先生「はい、柑橘さん!」
輝「赤城君でいいと思います!」
全員「ええっ!!!!!」
羽加「正気?」
末輝「流石の僕でも賛成出来ないよ」
輝「皆、人任せにするなか彼は勇気を持って挑戦する意思を示しました!だったらその意思を尊重すべきと私は思います!」
一部「おお!」パチパチパチパチ
輝「赤城君!一緒に頑張ろう!」
純「はい!」
第46話・繋げバトン!6人で繋ぐリレー!
部室
夢「まったく、なんでこんな寒い時期に運動会なんてするのよ!せめて6月でしょう!」
任「仕方ないじゃないですか!その時にマックーラが現れて運動会どころじゃなかったんですから!」
夢「マジ、アイツら空気読まない連中ね!」
元「悪者に取っちゃ知ったこっちゃない話だしね」
任「そう言えば1年生達は?」
元「リレーの練習だって!皆で出るのよ!」
夢「へー、もしかして楽子も?」
元「そうだよ」
夢「あの、体力無さそうなのがね」
元「恐らく渋々」
グラウンド
ピッ!
朝子「羽加早すぎ!」
羽加「そう?」
輝「十分、早い、私追い付けない!」
末輝「僕が負けるくらいだぞ!まさに男子顔負けとはこの事だ!」
護「順番どうする?」
末輝「どうするもなにも、護君はこの中で1番早いからトップバッターだろう!」
輝「そのバトンを私が受け取って赤城君に渡す!それを楽子ちゃんが受け取って・・・」
羽加「楽子ちゃんから末輝、そしてアンカーは私!まあ、最初の2人でどれだけのリードを取って、最後私達がどれだけフォロー出来るかだね」
護「とはいっても・・・」
楽子「はあはあ・・・」←50m10秒台
純「フーフー・・・」←50m13秒台
護「ここまで遅いとは思ってなかった」
輝「そんなきつく言わないであげて!」
羽加「言いたくもなるよ!なんで推薦したのさ?」
輝「よっちゃんは羽加ちゃんもじゃん!」
羽加「それはコンビネーションの問題で、赤城はほぼ赤の他人でしょ!」
輝「赤城君!」
純「柑橘さん・・・」
輝「次はバトン渡しの練習しよう!これが出来ないといくら早く走っても意味ないから!」
純「分かりました!」
輝「よっちゃん!」
楽子「うん!」
バトン渡しの練習
輝「はい!」←左手渡し
純「はい!」←右手で取る
数m小走りして
純「はい!」←左手渡し
楽子「はい!」←右手で取る
純「あっ!」
ポトリ
純「すみません」
楽子「ごめんなさい、私も早く行きすぎたわ」
輝「ドンマイ、ドンマイ!その為の練習なんだから!」
護「なんか輝の奴、別の意味で燃えてるな」
羽加「まるで赤城に好意を持ってるって思わせる感じに!」
護「それはないわ!アイツは色気より食い気だ!」
末輝「それは分からないんじゃないかな?人間誰を好きになるかまでは分からないんだから!」
護「けどよ、あの3人が頑張ってるなら俺らもやんねーとな!」
羽加「そうだね、急成長とまでは行かないにしても、2人が良いタイミングでバトン回してくる可能性もあるし!」
末輝「1mでも差を広げないためにもやりましょうか!おい!僕らもバトン渡しの練習参加させて!」
輝「そうだね!じゃあ走る順番に並んで!」
ダークside
ダーク「はあー・・・」
フリーズ「どうした?ため息なんて吐いて・・・」
ダーク「人間気持ちが分からんわ」
ハード「何の話だ?」
ダーク「意味の無い対決を行うことよ!お互いを罵り合い、蹴落として勝ちに行く、勝ったからそれで?意味分からないでしょ!」
ハード「まあ、確かにそうだな!」
フリーズ「そんな勝負心なんて捨てて、自由に生きてればもっと楽なのによ!」
ダーク「だよね?私達のやってること間違ってないよね?」
ハード「だな!勝負心なんて感情あるから世界は平和になら無いんだよ!」
ダーク「じゃあ、行ってくるわ!なんか行けそう!」
ハード「ああ、やられて帰ってこいよ!」
ダーク「なんですって!」
次の日
ピッ!
輝「おお!純君、前よりタイム早く成ってるよ!」
純「本当ですか?」
輝「でも、無理しないでね」
純「えっ?」
輝「気持ち早く、だけど怪我はしないように!早く走ることを考えすぎて途中で転けたりしたら苦労が水の泡だから!」
純「はい!ありがとうございます!」
輝「そんな敬語じゃなくても、同じクラスなんだから!」
楽子「赤城君凄いなあ、私も遅いし足引っ張らないかな?」
羽加「よしちゃんはよしちゃんのペースだよ!」
楽子「えっ?」
羽加「よしちゃんは確かに足は遅いけど、バトンパスは誰よりも上手い!」
楽子「そんなに?!」
羽加「自分に自信を持って!それにたとえ最下位だとしても後には末輝に私が居るじゃない!」
楽子「羽加ちゃん」
羽加「後、輝ちゃんならこう言うだろうな」
楽子「えっ?」
羽加「全力で楽しもう!って!」
楽子「そうね、楽しませてもらうわ!」
男子A「あんな遅いのに勝てるのか?」
男子B「あんなの足手まといだろ!」
男子C「ああ、リレー終わったな!」
輝「ちょっと!何よその言い方!酷くない!」
男子A「俺らは事実を言ってるんだが!」
輝「言って良いことと悪いことの区別もつかないの!?」
男子B「遅い奴を遅いって言って何が悪い!それに元々お前が・・・」
輝「赤城君に謝って!」
純「柑橘さん!良いんです!僕が遅いのは事実ですから・・・、それに弱いですし・・・」
輝「赤城君が?赤城君は強いよ!」
赤城「えっ?」
輝「だって、みんなが自信無くて戸惑うなか勇気を持って挑戦してるんだよ!むしろ自分が避けて負けた言い訳を人のせいにする方が弱いよ!」
赤城「柑橘さん・・・」
男子C「帰ろうぜ!」
輝「ちょっと!待ちなさい!」
元「何やってるの輝!」
任「女の子が取っ組み合いなんて怪我したらどうするのですか!」
輝「だってこの男子達が・・・」
任「まあ、なんて失礼なんでしょう!」←話聞いた
元「それでも仲間なの?」←同じく
その後この男子達は任と元から数時間説教を喰らった
部室
朝子「輝?」
輝「何?」
夕「やっぱり赤城は代えるべきじゃないかな?」
輝「なんで?」
月「私も思う!今からでも遅くないよ!」
護「俺も本気で勝ちに行くなら別の男子に!」
輝「皆は何が目的なの?勝つことなの?優勝目指すために1人の努力を、やりたいことを奪っちゃうの?」
朝子「負けたら意味ないんだよ!」
夕「完敗してそこに何が残るの?」
月「輝ちゃんはなんで赤城君をリレーの選手にしたの?」
輝「だって、赤城君やりたそうにしてたから!」
全員「えっ?」
輝「足が遅くても走ってみたいって顔に書いてたから!それに、皆断った中で1人だけ勇気を出して立候補したんだよ!そんな人見たら私は『一緒に頑張ろう!』って言葉しか掛けられないよ」
羽加「輝ちゃん・・・」
護「輝・・・」
輝「それに赤城君、影で頑張ってる!元ちゃんとの練習の時に見た!赤城君が朝から自主連をしてた所!そんな光景を見て、ここまで来て、代役入れるなんて皆最低だよ!」
楽子「輝ちゃん・・・」
護「輝・・・」
羽加「輝ちゃん・・・」
末輝「輝ちゃん・・・」
輝「私は最初から勝ちなんて求めてない!赤城君も含め皆がやりきって楽しんで、最後に笑えれば!それを求めてるの!私は皆が楽しんで笑って終われることを望んでる!」
物陰
赤城「柑橘さん・・・、そんなに僕の事を・・・」
飛び出す
純「柑橘さん!」
全員「えっ?」
純「リレーの結果はどうなるかは分かりません!ですが、僕は全力で走ってあなたのバトンを繋ぎます!たとえ途中で転けようが、最下位に成ろうが、絶対バトンだけは繋ぎます!」
輝「うん!勿論!明日は頼んだよ!」
グータッチをしに行く輝
純「はい!」
運動会当日
競技は割愛
リレー2つ前
召集担当「リレーの選手は入場門前に集まって下さい!」
末輝「緊張する!」
楽子「私も!心臓口から出ちゃいそう!」
純「僕で良いんですよね?」
輝「うん!兎に角勝つことは考えず、追い付くこと、差を広げさせないことを考えて楽しもう!」
純「はい!」
ダーク「フッ!下らないわね!」
輝「えっ?」
羽加「ダーク!」
ダーク「こんな意味の無い勝負やったって無意味よ!出てこい!スーパーマックーラ!この世を真っ暗に染めてしまえ!」
スーパーマックーラ!←モデル・運動会の競技
男子A「やる気でねえ」
男子B「俺ら何のために運動会やってんだ?」
男子C「初めから休んどきゃ良かった!」
純「僕みたいなのろまがリレーなんて・・・」
祈留「皆さん!」
心美「なんだこりゃ?」
輝「赤城君・・・、今助けるからね!」
カラーズチェンジ!
目指す夢を追い求めて!タンヂェリーンシャイン!
皆を引っ張る元気な心!トゥルグウァイスチアフル!
皆に届ける音楽の力!ブロンズミュージック!
前向きに変えるムードメーカー!スカイフェザー!
皆を沸かす笑顔の風船!ライムムード!
仲間との協力!信頼の祈り!ブライトプレアー!
輝け!6色のカラー!カラーズヒロインズ!
スーパーマックーラ!
ドン!ドン!ドン!ドン!
チアフル「玉入れの玉じゃん!」
フェザー「でもこれ爆弾感覚だよ!」
シャイン「確かに!」
プレアー「どうすれば良いですか?」
スーパーマックーラ!
ムード「痛いにゃ~!」←綱が当たった
ミュージック「おっと!皆綱を掴んで!」
チアフル「何綱引きでもするの?」
ミュージック「ええっ!その通りよ!」
ダーク「ハハハ、お前らごときがスーパーマックーラに力で勝てると思うなよ」
シャイン「全員持った?」
カラーズ「OK!」
シャイン「1人の力だと無理だけど・・・、みんなの力を合わせれば・・・、オーエス!」
カラーズ「オーエス!オーエス!オーエス!」
ズルズル
フェザー「ダメだ!引きずられる!」
ダーク「だから無駄だと言ったのに!」
ミュージック「皆、楽しもう!」
全員「えっ?」
ミュージック「勝ちに行くじゃなくて、敢えて言い感じまで持っていけば楽しいでしょ!」
チアフル「いま、そんなこと言ってる場合!?」
フェザー「いや、ミュージックの言う通り!勝とうと思ってるから力む!だったら勝ちに繋がる、綱引きを少しでも長くやりたいという気持ちで引けば・・・、オーエス!」
ミュージック「オーエス!」
ダーク「なぜだ?おい!スーパーマックーラ!しっかりしろ!」
フェザー「絶対負けない!」
ミュージック「絶対諦めない!」
ミュージック・フェザー「この綱は勝つまで離さない!綱引きを楽しむために!オーーーーーーエス!」
ピカーン!
ミュージック・フェザー「えっ?」
スタン!
カラーズ「えっ?」
ディフェンダー「助太刀する!」
シャイン「ディフェンダー!」
ディフェンダー「オーエス!!!!!」
スーパーマックーラ!
チアフル「夢!今よ!」
夢「フィーリングポット!茶!明るい結晶カムバック!」
ポンポン、ビューン、ポッ!
フェザー「ミュージック!」
ミュージック「行こうフェザー!」
フォームチェンジ!
ブロンズミュージック!ブロンズスカイバージョン!
スカイフェザー!スカイブロンズバージョン!
2つの力を1つの力に!
ブロンズキーボード!
空に奏でる音楽をフェザーに込めて!
流れる音楽を波に乗せて!
フェザーミュージックドルフィンアタック!
スーパーマックーラ「キラキラキラキラ!」
ダーク「フッ!下らない!」
リレー本番
スターター「よーい!」
パン!
輝「護!良いスタートダッシュ!」
一周して・・・
護「輝!頼んだぞ!」←2位との差は2秒
パシッ!
輝「OK!」
陽「輝ちゃん!がんばれ!」
美空「負けるな!転けるな!突っ走れ!」
輝「赤城君!」←2位と半周差を付けた
純「はい!」
パシッ!
輝「自分を信じて!思う存分楽しんで!」
純「ウオオオオ!」←無我夢中
護「おいおい、このままだと追い付かれるぞ全員に!」
輝「バトンパスまで耐えればなんとか成るよ!」
楽子「赤城君!がんばれ!」
純(この順位を維持・・・、あっ!抜かされる!)
パシッ!
純「銅山さん、お願いします!」←混戦ながらも3位でパス
楽子「分かった!」
輝「よしちゃん頑張れ!」
羽加「その位置キープ、キープ!」
第4コーナー
楽子「あっ!」
輝達「あっ!」
パタン!
タッタッタッタッ←他のチームが走り去る
楽子(そんな!)
純「諦めないで!」
楽子「えっ?」
末輝「そうだ!僕にバトンを!」
楽子「うん!」←立ち上がる
パシッ!
末輝「行くぞ!」
護「はええなあ!」
輝「追い付けるかな?」
羽加「追い付けるかな?じゃない!追い付きそして抜かすのよ!」
輝「羽加ちゃん?」
末輝「羽加!後は頼んだ!」←最下位ながらも5位に近付きバトンタッチ
羽加「ヨッシャー!行くよ!」
輝「はやーい!」
バタン!
護「最終コーナーで先頭3人が転けた!」
羽加「おっと!」←先頭集団が転けて団子状態の所を避ける
そして
羽加「ゴール!」
楽子「羽加ちゃん!」
末輝「やったな!」
輝「凄い!」
羽加「皆が信じて回してくれたからだよ!皆、本当に頑張った!ありがとう!」
勝負は時の運!何が起こるのか分からないと感じるシグマのメンバーだった。
次回予告!
前回の戦闘で、純のために頑張る姿を見た輝の幼馴染み護!
彼は輝に好意を持っている為、純の為に頑張ろうとした輝に嫉妬する!
その結果カラーズの戦闘でも足を引っ張ってしまう!
彼はなぜ輝を守る存在となったのか?
そんな中、護にハードが詰め寄り彼を素体にしてしまう!
果たしてどうなる?
次回カラーズライブ!
イエローディフェンダーの切っ掛け!護の秘密!
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21