二次創作小説(新・総合)
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- カラーズライブ 完結
- 日時: 2024/07/28 19:14
- 名前: いくちゃん (ID: E8lgSYnB)
こんにちはいくちゃんです!
新ストーリー投稿!
これはナンバーカラーズより古いお話です!
ナンバーカラーズで出てきた経子や友子達がまだ中2だった頃まで遡ります!
簡単に言うと、ラブライブシリーズの話にプリキュア要素を入れた話となります。
テーマは輝きです!
それでは始まり始まり!
輝きってなんだろう?
輝くってなんだろう?
人を喜ばすってなんだろう?
人を引き寄せるってなんだろう?
それを追い求めた私達の夢への物語!
- Re: カラーズライブ ( No.82 )
- 日時: 2024/04/18 23:31
- 名前: いくちゃん (ID: SZdn/z4g)
夢「さあ、いよいよ1次予選に向けて、フォーメーションとかも確認して行くけど、どうする?」
元「やっぱり、リーダーの輝になるのかな?」
忠加「在り来たりな感じはするけど、確実に行くなら輝よね!」
任「あの、私から良いですか?」
輝「何ですか?任さん!」
任「私は繋を推薦しますわ!」
繋「えっ?」
全員「ええっ!!!!」
第81話・センターは繋!任が信じる見えない繋ぎ!
繋「わ、わ、私がセンター?」
任「今のあなたなら出来ると思いますわ!」
夢「それって、妹贔屓じゃないの?」
任「そう言われるかもしれませんが、この曲が完成出来たのは繋のお陰でもあるのです!」
祈留「ああ!」
元「確かに!」
心美「言われてみれば・・・」
夢「仕方無いわね、良いわよ!」
繋「無理だよ!」←逃げた
任「繋!」
羽加「私が追い掛ける」
楽子「私も手伝う!」
繋が逃げた後
元「流石に、いきなりセンターは早いんじゃない?ましてや、予選突破と聞いたら責任重大だし!」
任「それでも私は繋が良いです!」
夢「本人が『やりたくない』って言ってるんだから、やめさせたら?」
任「いいえ、これは繋にとっての試練です!」
輝「どういう事ですか?」
任「忠加さんには話したことがありますが、繋って飽きっぽい性格なんです」
忠加「ああ、頭悪い上に要領が悪いんだったな」
任「私が習い事をいくつかやってるように、繋も私に憧れて真似をするように習い事をやってきました。
ですが、私が物覚え良いのに対し、繋は物覚えが悪く、私と比べられる事に嫌気がさし、全ての習い事を辞めました!」
輝「そりゃ、辞めたくなるよ!私だって、お風呂掃除の時、陽姉とか美空姉と比べて『まだまだ』とか『全然』なんて何百回言われたか!もうお手伝いが嫌に成ったよ!」
任「でも、私は繋だって、長く続けていれば出来るものはあると今も思っています!」
忠加「思ったからって、アイツが行動に移さない限り・・・」
任「ええっ、その中で自ら率先してやってたのが、スクールアイドルだったのです!」
夢「でも、あんたは反対してなかった?」
任「ええっ、頑固なお父様に言われて否定されてきましたから!」
元「また、あの頑固親父か!あの、親父子育て向いてないんじゃない?」
輝「元ちゃん!いくらなんでも人の親の悪口を言うのは?」
任「多分そうでしょうね!あの人は昭和タイプの人で、仕事ばっかりで私達姉妹に構うことなど少なかったですから!」
夢「あっ、良いのね」
一方その頃
羽加「繋ちゃん待って!」
楽子「意外と足早い・・・」
繋「来ないで下さい!私には無理です!」
女子A「何でよ!」
男子A「ここは俺達が使うんだよ!」
男子B「お前らは邪魔だ!邪魔だ!」
男子C「チビッ子達は遊具で遊んでろ!」
羽加「コラ!弱いものいじめをするな!」
男子A「なんだ?うるさいおばさん!」
羽加「だ、誰がおばさんだ!」
楽子「どうしたの?」
女子B「ここでバスケして遊んでたのに・・・」
女子A「この人達が『出ていけ!』って!」
楽子「それは酷い!」
男子A「だったら、俺達に勝ったら変わってやるよ!」
羽加「3on3の一本勝負だね?」
男子A「ああ!」
羽加「二言はないね?」
男子A「勿論!」
楽子「羽加ちゃん!私球技苦手!」
男子A「フン、俺達の相手にも成らなそうだな!」
男子B「女子3人なんて赤子の手をひねるみたいなものさ!」
繋「楽子さん!」
楽子「繋ちゃん?」
繋「やりましょう!」
楽子「ええっ?」
男子A「よし、パス!」
羽加「こんなの!」
コテッ
羽加「あっ!」
男子B「はあ、ダッセー!」
羽加「あんた足引っ掻けたでしょ!」
男子B「それがどうした!」
男子C「チャンスだ!」
楽子「ああ!『早くて取れない!』」
コン!←シュートをカットする
楽子「えっ?」
繋「羽加さん!」
羽加「OK!」
男子B「させるか!」
羽加「楽子ちゃん!」
楽子「えっ?無理だよ!」←キャッチする
繋「楽子さん!私に!」←後ろを走る
楽子「あっ!どうぞ!」
男子A「そうはさせるか!」
繋「えいっ!」
スポッ!←リングに入れる
男子B「畜生!」
男子A「お前らズルしただろう!」
羽加「それはそっちでしょ!」
男子C「俺達がお前らなんか負ける筈がない!」
女子A「お巡りさん!」
女子B「あの人達がしつこくて・・・」
警察官「コラ!何を揉めてるんだ!」
男子A「ヤベ!」
男子B「逃げるぞ!」
男子C「置いていかないで!」
羽加「ほら、空いたよ!」
女子A「お姉ちゃん達ありがとう!」
女子B「ゴール格好よかった!」
繋「大したことじゃないよ!遊べて良かったね!」
帰り道
楽子「繋ちゃん、バスケット上手いんだね!」
繋「スクールアイドルの練習を独自にやっていたら1人で練習がつまらなく成って、体力付ける為だけに色んなスポーツをやっては出て、やっては出てを繰り返したら、ある程度は・・・」
羽加「スクールアイドルに憧れてたのに、何でセンターが嫌なの?」
楽子「確かに、いきなりは怖いかもしれないけど・・・」
繋「それだけじゃないんです!」
2人「えっ?」
繋「私、お姉ちゃんに憧れて色んな習い事をやってたのですが、どれも一週間で辞めました!」
羽加「早!」
繋「華道、茶道、習字、日舞、絵画など、私は飽きっぽい性格なんです!そんな私がセンターなんておこがましいでしょ?」
楽子「どこが?」
繋「きっと私がセンターに成っても、周りから叱られ、非難され、そして負けて、皆の足を引っ張る、そして辞めるんです!そんな未来しか見えません!」
羽加「そんな悲観しなくても!」
楽子「そうだよ!もっと嬉しい結果に成ると思って・・・」
繋「それで成れなかったら?残せなかったら?」
羽加「ううっ・・・」
楽子「・・・」
繋「先輩達は優しいから何も言わないと思います。でも、学校の生徒やお父さんお母さんは何て言うでしょう!
私がセンターじゃなきゃ良かったとか、私にセンターは早かった、きっとそう言うに決まってます!それにお姉ちゃん達としては中3最後のライブなんですよ!」
羽加「まだ高校へ行っても出来るよ!」
繋「その時、私はお姉ちゃんと同じグループでしょうか?」
楽子「あっ・・・」
繋「お姉ちゃんの足なんか引っ張りたくありません!だったら最初からセンターなんてやりたくありません!」
楽子「繋ちゃん・・・」
繋はそのまま帰路に着いた
ダークside
ハード「本当昨日はチャンスだったのにな!」
フォゲット「本当にあなたはいつ汚名返上するのでしょう?」
フリーズ「うるせー!そんな行ってないくせに!」
ハード「カラーズ増やす奴に言われてもな!」
フリーズ「本当それだけだよな?!」
フォゲット「増やしてるのはあなただけなんですから!」
フリーズ「分かったよ!減らせば良いんだろ!」
次の日
任「そうですか、お二人とも済みませんね」
楽子「いいえ!」
羽加「まさか繋ちゃんが意外とスポーツを出来てたなんて!」
任「あの子は兎に角負けるのが怖いんです!いつも私に負けていた為、どの習い事も部活もたった一度負けただけで辞めたんです!負けたらなんの意味も持たないから!っと!
まあ、これ、父の口癖なんですよ!」
楽子「絶対お父さんが原因ですね!」
任「負けたら、なぜ負けたのかを分析して再度挑戦すれば良いのに、あの子はまったくそれすらしなかったんです!
でも、アイドルだけは、もう一度と振り付け頑張っていましたわ!」
楽子「そうなんだ・・・」
一方その頃
黒井「繋お嬢様!」
繋「黒井?どうしたの!」
黒井「私からもお願いです!ライブのセンターやる気はないですか?任お嬢様も期待してますよ!」
繋「その期待で、私は何度お父さんも、お母さんも、お姉ちゃんも、そしてあなたを裏切ってきたか!」
黒井「旦那様も考え方を改めました!アイドルは繋様が本気で続けてきた事ですよね?だったら夢のセンターで・・・」
繋「もういい!私で負けたらどうするのさ!負けたら取り返しが付かないのよ!ほっといて!」
黒井「繋お嬢様!」
フリーズ「これは、面白い!出てこい!スーパーマックーラ!アイツの心を真っ黒に染めてしまえ!」
黒井「嗚呼!」
繋「黒井!」
スーパーマックーラ!
任「何ですって!黒井が?」
元「素体にされた!すぐ来て!」
輝「繋ちゃん!」
夢「あんたは変身出来ないんだから下がって!」
任「皆さん!」
輝「行くよ!」
カラーズチェンジ!
目指す夢を追い求めて!タンヂェリーンシャイン!
皆を引っ張る元気な心!トゥルグウァイスチアフル!
皆に届ける音楽の力!ブロンズミュージック!
前向きに変えるムードメーカー!スカイフェザー!
皆を沸かす笑顔の風船!ライムムード!
仲間との協力!信頼の祈り!ブライトプレアー!
誰もが持つ夢の輝き!アクリクトドリーム!
チームを纏める司令塔!ウルトラマリンリンポスィブル!
輝け!8色のカラー!カラーズヒロインズ!
スーパーマックーラ!
プレアーウィング!
ギャザーミュージック!
スーパーマックーラ!
ミュージック・プレアー「嗚呼!」
シャイン「ミュージック!プレアー!」
スーパーマックーラ!
繋「黒井さん!私のせいだ・・・」
リンポスィブル「繋・・・」
チアフルバーナー!
ムードパンチング!
スーパーマックーラ!
ドリーム「ムード!」
フェザー「チアフル!」
フリーズ「おやおや?いつもの威勢はどこだい?」
繋『黒井さんが、私のせいで・・・、私のせいで・・・』
リンポスィブル「繋!」
繋「お姉ちゃん?」
リンポスィブル「失敗は誰にだってあります!人は失敗から学ぶものです!」
繋「えっ?」
リンポスィブル「輝さんはライブで大きな屈辱、更には羽加さんや私達と大喧嘩する失態を起こしています!」
繋「お姉ちゃん?」
リンポスィブル「それでも、今度は失敗したくないとライブを拒否する選択もしたくらいですが、心の奥底ではライブをしたかったんです!」
繋「それって?」
リンポスィブル「たった1回失敗しても、彼女は何度も挑戦することを決めました!それを聞いて、元さんや羽加さん、夢さんと皆付いてきたんです!あなたはたった1回だけの失敗で終わりすぎじゃありませんか?」
繋「たった1回の失敗?」
リンポスィブル「1回失敗してもやり直せることはいくらでもあります!あなたはそこから進まなかったから、習い事を楽しめなかったのです!」
繋「楽しめなかった?」
リンポスィブル「今こそ、黒井を助けるために、私達の絆を繋いで行きましょう!」
繋「お姉ちゃん!分かった!」
キラーん!
フリーズ「あれは!」
シャイン「何色?黄色?」
ライト「あれはトパーズよ!」
ムード「トパーズ?何色にゃ?」
プレアー「トパーズはトパーズだよ!」
チアフル「鮮やかな黄色って言ったら分かるかも!」
リンポスィブル「さあ、あなたの気持ちを込めれば、きっとカラーズに成れます!繋!私達と共に戦いましょう!」
繋「うん!『私はやるよ!私がやるんだ!お姉ちゃんとも、皆との絆を繋いで・・・』」
シュッ!
パッ!
全員「えっ?」
繋「嘘!」
全員「ええっ!!!!」
シャイン「指輪が・・・」
チアフル「消えた!」
ミュージック「嘘でしょ!」
繋「選ばれなかった・・・、カラーズに成れなかった・・・、私にカラーズなんて無理なんだ!」
プレアー「指輪が消えることってあるの?」
ムード「知らなかった!初めて見たにゃ!」
フェザー「あれ?でも、たしか・・・」
フリーズ「チャンスだ!行け!スーパーマックーラ!」
スーパーマックーラ!
フッ!
繋「お姉ちゃん!」
リンポスィブル「家の妹には指一本触れさせませんわよ!」
シューティングドリーム!
スーパーマックーラ!
ドリーム「ヒューマンライトポット!黄色!明るい結晶カムバック!」
ポンポン、ビューン、ポッ!
リンポスィブル「私が行きますわ!」
あなたの道を信じなさい!リンポスィブルアロー!
スーパーマックーラ「キラキラキラキラ・・・」
フリーズ「ふう、何とか阻止は出来たな!危ない、危ない!」ビュン!
黒井「お嬢様!」
任「黒井、本当にすみませんね」
黒井「繋お嬢様?」
繋「私なんてなんの役にも立たないんだ!ああーん!ああーん!」
黒井「繋お嬢様!」
輝「繋ちゃん!」
夢「ダメよ!」
輝「夢ちゃん?」
元「今は、そっとしておいた方が良いわ!」
輝「そんな・・・」
任『繋・・・』
次回予告!
遂に3人目の変身失敗者と成ってしまった繋!
自分はなんの役にも立たないとふて腐れてしまう!
そんな彼女のもとにフリーズがあの仮面を持って来る!
昨日の今日の追い討ちで、仮面をはめられた繋は絶望し、
おまけにスーパーマックーラも召喚してしまう!
果たしてカラーズは繋を救えるのか?
次回カラーズライブ!
皆が繋げる想い!トパーズリンク誕生!
- Re: カラーズライブ ( No.83 )
- 日時: 2024/04/25 20:48
- 名前: いくちゃん (ID: SZdn/z4g)
回想
ピピー!
審判「ゲームセット」
群鮮家
父親「なんだ!あのていたらくは!お前はこんなことの為に、ソフトをやっているのか?」
母親「あなた、まだ初試合ですよ!」
父親「バカもん!群鮮家の者である以上敗北など1つも許さん!」
回想終わり
繋「はっ!」
チュンチュン・・・
繋「また、あの夢・・・」
第82話・皆が繋げる想い!トパーズリンク誕生!
部室
夢「あんたは本当に分かってないわね!」
元「何よ!夢だって!」
繋『えっ?先輩達が喧嘩?』
羽加「ああ、繋ちゃん助けてよ!」
繋「何があったの?」
楽子「1次予選の衣装を考えてたんだけど・・・」
輝「夢ちゃんは印象強くしたいからって、可愛い服にしたいって言ってるんだけど、元ちゃんはフリルとか苦手で、後動きをよくするなら、薄着の衣装が良いって!言うの!」
夢「女の子は誰だって可愛い服着て踊りたいの!」
元「布重すぎて、動きづらく成ったらどうするの?ライブは歌とダンスが第一よ!衣装なんて二の次よ!」
夢「なんですって?」
繋「両方やれば良いんじゃないかな?」
シグマ「えっ?」
繋「確かに、可愛い服は着たいけど、予算もあるし、動きにくいのもあれだし・・・」
元「だよね!」
繋「かといって地味で印象の悪い奴にはしたくないじゃん?」
元「えっ?」
繋「衣装はまず最初に見てもらうものだから、それだけで注目する人は多い筈だよ!地味だったり、変なのだったらお客さんの顔見た瞬間恥ずかしくなるよ!それでも良いの?」
元「成る程・・・、そうなんだ・・・」
繋「だから、私だったら・・・」
下書きをする
繋「こんな感じかな?」
羽加「おおっ!デザインはいいね!」
輝「後はどんな生地を使うかだね!」
数分後
繋「出来た!」
羽加「おおっ!完璧!」
輝「取り敢えずまずは元ちゃんに!」
元「私が?」
夢「機能性で文句言ったの誰よ?」
踊った後
元「ああ、動きやすい!しかもプライベートゾーンも気にならない!」
繋「やっぱり女の子ですから、そこを重視していきませんと!」
任「ほら、あなたには衣装作りと言う役に立つ仕事があるじゃないですか!」
繋「お姉ちゃん?まさか?」
輝「励まそうと思って・・・」
繋「何それ!私を騙したの?」
ダークside
ハード「おいおい、また未遂か?」
フリーズ「増やしてないよな?」
ハード「でも、他2人も未遂からの結局カラーズじゃん!」
フリーズ「それでもしばらくはないって!」
ハード「なんでそう言える?」
フリーズ「アイツ等が覚醒した時、共に未遂から半年は経ってるんだぞ!まさか今日増えることは・・・」
フォゲット「増えてることは事実ですよね?」
フリーズ「はい・・・」
フォゲット「増やしたのは?」
フリーズ「俺です!」
フォゲット「ならば、より一層警戒してください!」
ハード「だったら、今日は僕が行こうか?お前だと増やす運命に成るぞ!」
フリーズ「いや、俺が行く!今度こそ増やさない!そうだ!フォゲット!あれを貸してくれないか?これ以上カラーズを増やさないためにも!」
フォゲット「あれとは?」
フリーズ「ほら、仮面だよ!黒い・・・」
フォゲット「ああ、『ブラック仮面』ですね!良いでしょう!並大抵の一般人には効きませんから!」
フリーズ「サンキュー!これで大丈夫、三度目の正直だ!」
ハード「二度あることは三度あるだけはやめろよ!」
フリーズ「縁起でもないこと言うな!」
ところ変わって
繋「見たじゃん、私にカラーズなんて出来ないんだよ!」
輝「そんなこと無いよ!」
羽加「そうだよ!1回や2回の失敗なんて誰だってあるよ!それに指輪が出たなら成れる可能性があるってことだよ!気長に待とう!」
繋「成れるっていつ?何年?何月?何日?何時?何分?何秒?地球が何回回った時?」
夢「本当、あんたら姉妹ね!」
羽加「夢ちゃんも同じこと言ってたよ!」
楽子「そもそも、夢ちゃんと任さんも1回失敗してますしね!」
繋「えっ?お姉ちゃんも?」
夢「しかも、私ら失敗して結構後だったよね?」
任「少なくとも年は跨ぎました!」
繋「じゃあ、私も来年?」
ライト「そうとは限らないわ!あなたの気持ちが指輪と一致した時、指輪が助けてくれるわ!」
繋「じゃあ、私もカラーズに?」
ライト「それはあなたの気持ち次第!」
楽子「それより2人共演技上手いね!」
羽加「私も本気にしちゃった!」
元「ああ、あれは半ば本気!」
シグマ「えっ?」
夢「演技したかったんだけど、元が『衣装なんて二の次よ』何て言うから腹立ってきて・・・」
元「私、本気で思ったことしか言ってない!だからあれは全部本心!」
輝「そうだったの?」
元「だって、私可愛いの苦手だし・・・」
祈留「本心だったんだ!」
心美「きよ以外にも苦手な人が!」
ヨチヨチ
繋「?、愛ちゃん?」
愛「けーい、たいてーぷ?」
任「愛ちゃんもあなたを励ましてるようですね!」
愛「よちよち」
繋「愛ちゃん、励ましてくれてありがとう」
帰路
輝「じゃあね!」
心美「また明日にゃ!」
繋「バイバイ!」
任「それで、センターをやる気には成れましたか?」
繋「わ、私がセンター?」
任「はい・・・」
繋「それって、お姉ちゃんが私を目立たせたい願望でしょ!私はお姉ちゃんが言う程可愛くないよ!」
任「そんなことは・・・」
繋「そんなこと・・・」
フリーズ「見付けたよ!群鮮繋さん!」
繋「あなたは?」
任「何しに来たのですか?私の妹に何かすると言うのであれば、指1本触れさせませんよ!」←パクトを構える
フリーズ「ふっ、そんなこと出来るのかな?」
繋「何?」
任「繋!」
繋「体が言うことを聞かない!」
任「あなた、私の妹に何をする気ですか?」
フリーズ「こうするのさ!行け!ブラック仮面!」
任「あれは!」
繋「あっ!」←抵抗する
任「止めなさい!繋!兎に角強い心を持つのです!そうすれば、夢さんのように無効に・・・」
フリーズ「昨日、執事の人をマックーラにしたのはどこの誰だったっけな?」
繋「く、黒井さん・・・、嗚呼!」
任「繋!」
繋「・・・」
フリーズ「最後に仕上げだ!出てこい!スーパーマックーラ!こいつの心を真っ暗に染めてしまえ!」
スーパーマックーラ!
任「繋!」
輝「任さん!」
元「何事?」
祈留「あれは!」
羽加「繋ちゃん?」
夢「しかもあれ、ブラック仮面じゃない!」
任「兎に角皆さん!変身です!」
シグマ「OK!」カラーズチェンジ!
目指す夢を追い求めて!タンヂェリーンシャイン!
皆を引っ張る元気な心!トゥルグウァイスチアフル!
皆に届ける音楽の力!ブロンズミュージック!
前向きに変えるムードメーカー!スカイフェザー!
皆を沸かす笑顔の風船!ライムムード!
仲間との協力!信頼の祈り!ブライトプレアー!
誰もが持つ夢の輝き!アクリクトドリーム!
チームを纏める司令塔!ウルトラマリンリスポンスィブル!
輝け!8色のカラー!カラーズヒロインズ!
スーパーマックーラ!
リスポンスィブル「繋を、私の妹を返しなさい!」
フリーズ「返せと言われて返す奴がどこに居る!?」
繋『私は足手まとい、何も出来ない役立たず、どうせ皆心の奥では邪魔な人って思ってるんだ!』
シャイン「繋ちゃん!」
フェザー「誰もそんなこと一度たりとも思ってないよ!」
ミュージック「もっと自分に自信を持って!」
繋『気を遣わないでよ!本当の事を言って!私なんて人間本当は要らないんだよ!』
スーパーマックーラ!
ドシーン!
繋『ウワーン、ああーん!ああっ!』
チアフル「怒りよりよ悲しみの方が強いわね!」
ムード「マックーラの気持ちが繋ちゃんにそのまま行ってる感じがするにゃ!」
フェザー「マックーラから涙出てるもの!」
ミュージック「しかも、地面叩き付けてるし・・・」
ドリーム「『こうなったら・・・』リスポンスィブル!」
リスポンスィブル「なんですか?ドリーム!」
ドリーム「私があの仮面を壊す!」
シャイン「そんなこと出来るの?」
ドリーム「やったことあるもの!」
チアフル「そうじゃなくて、外側から!ドリームがやったのは内側!あっちの世界の方でじゃん!」
ドリーム「分からない!でも、私の手を添えれば少しは伝わるんじゃいかって!後姉であるリスポンスィブルの声も届いたら繋は目を覚めるかなって!」
ミュージック「兎に角、それに掛けましょう!」
チアフル「OK!ムード!一緒にドリームとリスポンスィブルを繋の場所まで飛ばすよ!」
リスポンスィブル「宜しくお願いします」
ムード「分かったにゃ!」
チアフル「行くよ!」
フリーズ「何する気だ?」
チアフル・・・
ドリーム「ほい!」
ムード・・・
リスポンスィブル「それっ!」
バーナー!
パンチング!
ドリーム「おっと!危ない!ヤバいって!」
リスポンスィブル「嗚呼!誰か私を支え・・・」
ポジティブ「どうぞ!」
リスポンスィブル「ポジティブ!」
ドリーム「あんた空飛べたの?」
ポジティブ「はい!」
リスポンスィブル「それより、ドリーム早く繋を!」
ドリーム「分かったけど、SASUKEやってる気分だわ!」
一方下では
スーパーマックーラ
シャイン「わあ!暴れてる!」
ミュージック「来ないで!」
フッ!ドン!
シャイン「えっ?」
ディフェンダー「久し振りだな!」
6人「イエローディフェンダー!」
一方上では
ドリーム『繋!早く戻りなさいよ!私よ!夢よ!まったく・・・』
リスポンスィブル「繋!私ですよ!お姉ちゃんですよ!私を忘れたのですか?ねえ!繋!繋!起きなさい!気持ちを強く持つのです!繋!」
フリーズ「どれだけ声を掛けても無駄さ!並大抵の人間は戻って来れないんだからな!」
ドリーム「だったら、私はどうなるのよ?」
フリーズ「並大抵じゃないってことだろ!」
ドリーム「その言葉褒め言葉として受け取っておくわ!繋!聞いてる?」
繋『ここは?』
リスポンスィブル「人は皆、失敗から学ぶ生き物なのです!」
繋『お姉ちゃん、ドリーム!』
ドリーム「たった1回で負けたから辞めた?それは本当にあんたが楽しいと思ってやったことなの?」
リスポンスィブル「ドリーム?」
繋『何言ってるのドリーム?』
ドリーム「本当は面白いって感じなかったんじゃないの?本当にやりたいと思うなら、負けても何言われても食らい付いてやるのよ!」
繋『ドリームどう言うこと?』
ドリーム「あんたが辞めた理由は頑固親父のせいなんかじゃない!
あんた自身が、スポーツを好きに成れなかった!」
繋『えっ?違うよ!』
ドリーム「そしてずっとアイドルが好きだった!
そう言うことじゃないの?あんたはずっとアイドルをやりたかったんでしょ!
素直に成れ!繋!」
繋『ああ、ドリームの言いたい気持ちが分かった!私は、どの部活動の中でも、ずっとアイドルをやりたいって、アイドルの方が楽しいって思ってたんだ!』
ドリーム「あんたの夢を諦めるな!」
繋『私も諦めたくないよ!』
ピキピキ、バン!
リスポンスィブル「繋!」
繋「お姉ちゃん!ドリーム!あっ、嗚呼!」←空中浮遊の術が解けた
ドリーム「嗚呼!」←繋に捕まってたので一緒に
シャイン「あっ!2人が危ない!」
チアフル「任せて!よっと!」
ポッ!
チアフル「繋ちゃん大丈夫?」
ドリーム「誰と間違ってるのよ!」
チアフル「あれ?」
リスポンスィブル「何とか間に合いましたわ!」
繋「お姉ちゃん・・・」
ポジティブ『追い付いて良かった』
ドリーム「何とかキャッチ出来たようね?」
繋「夢ちゃん!」
ドリーム「繋、私達があなたにセンターを任せたのは、バラバラで何一つ進まない中で、あんたが1つにしてくれた!あなたならチームとチームの橋渡しと成ってくれる。繋げてくれると信じて、あなた自身が私達の絆を繋いでくれることを信じて、そんなことを表現するために、あなたが良いって皆思ったの!」
繋「私が皆を繋げる?」
リスポンスィブル「そうです!決して、贔屓とか情けとかではございません!」
フリーズ「俺の存在を忘れるんじゃねー!」
ドリーム「フリーズ!」
フリーズ「お前、どうやって抜けた!」
繋「ドリームが念じてくれた!私がアイドルを心からやりたい気持ち、お姉ちゃんや皆が信じた私が繋ぐ存在!」
フリーズ「そんなのまやかしだ!存在するものか!」
繋「まやかしでもなんでも良い!私はお姉ちゃんや他の皆、いやシグマと、お客さんとの絆を繋げられる存在に成りたい!その繋ぎこそ、私が出来る衣装担当の仕事だから!それが私の繋ぎの役目なんだから!」
キラーン!
フリーズ「ウワー、こ、こ、この光は・・・」
ライト「再びトパーズよ!指を入れて!」
繋「うん!『私が成る!私が皆との絆をお客さんとの絆を繋げる存在にする!』」
シュッ!ピカーン!
繋「残った!」
ライト「カラーズチェンジよ!」
繋「はい!」
カラーズチェンジ!
仲を良くする橋渡し!トパーズリンク!
たあっ!
スーパーマックーラ!
フェザー「弱!」
ミュージック「素体が繋ちゃんだったからじゃない?」
リスポンスィブル「ドリーム今です!」
ドリーム「OK!ヒューマンライトポット!エメラルド!明るい結晶カムバック!」
ポンポン、ビューン、ポッ!
ドリーム「リンク決めちゃって!」
リンク「分かった!」
手と手を繋いで仲直り!リンクチェーン!
スーパーマックーラ「キラキラキラキラ・・・」
フリーズ「なんでこうなるんだよ!」ビュン!
任「ほら成れたじゃないですか?」
夢「しかも、私達より短いしね!」
任「繋、あなたがセンターで負けても私達はあなたを責めません!」
夢「むしろ、自分を悔やむわよ!」
繋「えっ?」
輝「私は審査員恨む!」
元「こういうのばっかだから、そんな重く考えなくて良いよ!」
その後繋がセンターを務めた1次予選は余裕で突破するシグマだった。
次回予告!
芸能人の祈留にステージのオファーが緊急でやってくる!
しかし、人形担当が急病となり中止が囁かれるなか、輝が代役を買って出る。
しかし慣れない動きに失敗ばかり!
挙げ句の果てにステージ本番中にフリーズが!
沢山のお客さんの前でシグマは変身してしまうのか?
次回カラーズライブ!
祈留のステージ!リアルショー開幕!
- Re: カラーズライブ ( No.84 )
- 日時: 2024/05/02 11:09
- 名前: いくちゃん (ID: SZdn/z4g)
繋「フフフフーン!」
心美「繋ちゃん上機嫌だね!」
祈留「そりゃ、憧れのカラーズに成れたらね!しかもお姉さんと一緒に!」
マネージャー「祈留ちゃん!」
心美「えっ?誰?祈るんのお父さんじゃないし・・・」
繋「ストーカー?もしくは変質者?」
祈留「あっ!マネージャーさん!」
2人「マネージャー?」
第83話・祈留のステージ!リアルショー開幕!
祈留「もう、2人とも失礼だよ!この人は私のマネージャーさんの鷹山さん!」
鷹山「どうも!祈留ちゃんのマネージャーを担当している鷹山です!驚かせちゃったね!」
心美・繋「失礼しました!」
忠加「ふーん、マネージャーが居るなんてまるで芸能人みたいね!」
3人「芸能人だよ!」
祈留「ってか、忠ちゃんは鷹山さんに何回か会ってるよね?」
忠加「そうだったかしら?覚えてないわ!」
祈留「それで、今日はどうされたんですか?」
鷹山「実は、今度の土曜日近所の遊園地のステージでアニマルショーをやるんだけど、司会担当の子が不祥事を起こしてね、代わりには成るんだけど、その役目に君が選ばれたんだよ!君にとっては顔を売るチャンスじゃないかなって思って・・・、やってみない?勿論無理なら断っても良いんだよ!」
祈留「遊園地のステージ1度やってみたかったんです!お願いします!」
ダークside
フォゲット「フリーズ!遂にやってくれましたね!」
ハード「♪やーちゃった、やちゃった、ディファレント様に言ったろ!」
フリーズ「お前はいくつだ?」
フォゲット「こうやってカラーズ増やすのはあなただけなんですよ!何人目だと思ってるんですか?」
フリーズ「8人目?」
フォゲット「9人目です!」
フリーズ「シャインはダークだろう!」
フォゲット「レッドポジティブは?」
フリーズ「ううっ・・・」
フリーズ「10人目だろ!イエローディフェンダーだって居たし!」
フリーズ「あれは俺関係無い!」
フォゲット「お前が行った時に出てきた癖に!」
フリーズ「増やしたかどうかは違うだろ!」
土曜日
輝「ほー!ここのステージ懐かしいな!」
羽加「いつも、ヒーローショー見てたもんね!」
輝「うんうん!何回見に来たか」
元「うんうん!1度だけ敵に拐われて大泣きした挙げ句悪役の人の顔殴ったり蹴ったりして、頭取れたり、大事な所蹴ってステージが一時中断になるアクシデント起こしたよね?」
羽加「何その話!そんなこと合ったっけ?」
輝「ううっ、あの時はまだ3歳の時だよ!」
羽加・ガーン!←輝と会ったのは年中時代
夢「いや、3歳でそんな暴れるって力強すぎでしょ!中の人も大変ね!」
任「いいえ、スタッフと司会者のフォローの方が大変ですわ!」
忠加「夢!なんで私がこんなことしなければ?」
夢「仕方無いじゃない、全員あんたに懐いたんだから!ああ、悲しいったらありゃしない!」
光太郎・ぷにぷに
ひかる「おおっ、柔らかい!」
愛「アーイ、あい!」
心美「忠加ちゃん小さい子にモテモテだね!」
忠加「嬉しくない!」
リハーサルを終え
鷹山「な、なんだって!監督!それは無いですよ!」
監督「だが、このショーの花形が居なきゃ、意味ないだろ!」
鷹山「そんな・・・」
祈留「どうされたんですか?」
鷹山「実は、アニマルショーに出て来る動物の1人である兎担当の方が風邪を引いて欠席したんだよ!」
監督「兎はこのショーの主人公だから、必ず出てもらわないと困るんだよ!だからと言って今すぐ代役を任せると言っても覚えることが沢山あるし、今から練習させてもなあ・・・」
祈留「兎さんが出れなかったら?」
監督「残念だけどショーを中止せざる負えないな・・・」
祈留「そんな!」
輝「ちょっと待った!」
祈留「輝ちゃん?」
輝「話は聞かせてもらいました!兎が出ないとショーが成り立たないんですね?」
監督「ああ、そうだよ!兎は主人公だからね!」
輝「だったらその役、私にやらせてください!」
全員「ええっ!」
任「輝さん!自分が何言ってるか分かって言ってます?」
夢「あんたみたいなド素人がぶっつけ本番で出きる程ショーは甘くないのよ!」
元「そうだよ!あんた小学校の時の『ロミオとジュリエット』のこと覚えてる?」
輝「えっ?」
元「あんたが1番大事な名シーンの台詞を度忘れした結果、悲劇のお話があんたの変なアドリブで喜劇になったことを!」
忠加「悲劇が喜劇って新喜劇かよ!」
夢「上手いこと言ったつもりか!」
羽加「あの時は恥ずかしかったな!あの後何回も男子にからかわれたし!」
末輝「へー、そんなこと合ったんだ!」
輝「でも、ショーが中止に成る方が嫌だよ!だって子供達は今日と言う日を楽しみにしてたんだよ!」
ひかり「お姉様、ショーは中止なんですか?」
夢「そうね、この子達の為にも強行でも良いからやっていくしかないわね!」
楽子「でも、どうしますか?」
元「私と羽加でフォローする!私達なら輝の性格を1番理解してるからね!」
羽加「うん、やるよ!」
輝「元ちゃんありがとう!」
祈留「何か合ったら私がアドリブで出来るだけフォロー入れるので!」
輝「お願いね、祈留ちゃん!」
祈留「はい!」
リハーサル
光太郎「ロボット?」
ひかる「ウサギさんの歩き方がロボットのようです!」
夢「輝!あんた緊張しまくって、右手足、左手足が一緒に出てるわよ!」
輝「えっ?普通じゃない?」
任「バカなんですか?それだと歩きにくいでしょ!右足を出したら左手が出て、左足が出たら右手が出るのが普通です!」
元「輝!これがカンペだからこのスケッチブックに書いてある通りに読んでね!」
輝「ええっと、『今日は!』」
元「今日わだよ!」
輝「どう見てもきょうじゃん!」
元「『今日』は『こんにち』とも読むの!」
輝「知らないよ!」
羽加「何でこんにちわを漢字で書いたのさ!」
その後も漢字の読み間違いがあったので、全部平仮名表記にすることに成った。
本番10分前
夢「ねえ?これ行けるの?」
任「仕方無いでしょ!このまま来てくれた子供達を泣かせるつもりですか?」
夢「どちらにしろ泣かせるわよ!」
輝「ああ、あたし大丈夫かな?」
祈留「大丈夫ですよ!むしろ輝さんのお陰でショーが開催されるんですから!駄目で元々です!」
輝「祈留ちゃん!」
祈留「それに輝さんもライブ前に言ってたじゃないですか!」
輝「えっ?」
祈留「今日は楽しみましょう!」
輝「ありがとう!」
忠加「祈留の足引っ張るんじゃないわよ!」
輝「勿論だよ!引っ張るわけないじゃん!」
忠加「2つの意味で!」
輝「どう言うこと?」
舞台下
元「あの子大丈夫かな?」
羽加「私達が信じず、誰が信じるんですか?」
ひかる「ひかり姉、もうすぐ始まるね!」
ひかり「はい!未輝お兄さんすみません!」
未輝「いやいや、保護者として君達を見張る役目があるからね!」
その上
純「おっ!間に合った!」
本番
祈留「皆!こんにちわ!」
観客「こんにちわ!」
祈留「これから森の動物ショーが始まるよ!今日は皆で楽しく、あ~そぼうねー!」
観客「イェーイ!」
忠加『上手いな!私には出来んわ!』
祈留「それじゃ、皆で動物さん達を呼んでみようか?
おーい!」
動物達「わー!」
輝「わー!」コケッ!
観客「ハハハ・・・!」
輝『ううっ、恥ずかしい!いきなり失敗しちゃった!』
フリーズ「なんだ?この意味のないステージは?」
監督「アイツは誰だ?」
祈留「『フリーズ!でもここは・・・』どちらさんですか?ここは関係者以外立入禁止ですので、見るなら見るで、自分の席に戻って下さい!」
フリーズ「俺の事を知らない筈じゃないよな?お前ら毎このステージ壊してやる!俺は今ムシャクシャしてるんだ!」
輝「何ですって?」
フリーズ「出てこい!スーパーマックーラ!この世を真っ暗に染めてしまえ!」
スーパーマックーラ!←モデル・木
元「ちょっとちょっと!」
羽加「こんな沢山居る場で変身出来ないよ!」
繋「お姉ちゃん!どうする?」
観客A「何々?」
観客B「CGか何かか?」
夢「ステージが壊れかけてるわ!」
ピコン!
祈留「皆!森にお化けが出てきちゃった!上を向いて!」
忠加『何する気だ?』
任「そういう事ね!」
繋「お姉ちゃん?」
任「照明さん!明かりを全開に付けてください!」
照明担当「えっ?」
任「早く!」
照明担当「はっ、はい!」
パッ!
観客「眩しい!」
任「皆さん!上がって!」
全員「うん!」
カラーズチェンジ!
目指す夢を追い求めて!タンヂェリーンシャイン!
皆を引っ張る元気な心!トゥルグウァイスチアフル!
皆に届ける音楽の力!ブロンズミュージック!
前向きに変えるムードメーカー!スカイフェザー!
皆を沸かす笑顔の風船!ライムムード!
仲間との協力!信頼の祈り!ブライトプレアー!
誰もが持つ夢の輝き!アクリクトドリーム!
チームを纏める司令塔!ウルトラマリンリスポンスィブル!
仲を良くする橋渡し!トパーズリンク!
輝け!9色のカラー!カラーズヒロインズ!
全員「あっ!」
ミュージック「やっちゃった!」
チアフル「遂にこんなところで・・・」
シャイン「やあ!皆!」
チアフル「手を振るな!」
ムード「わあ!ステージでしか見たことないアクションショーをまさか自分がやるなんて!嬉しいにゃ!」
ドリーム「喜ぶな!」
リスポンスィブル「そう言いながらもほくそ笑んでますよ!」
フリーズ「いつまでお喋りしてるつもりだ!こっちからいくぞ!行け!スーパーマックーラ!」
スーパーマックーラ!
ひかる「いいぞ!やれやれ!」
観客「わー!わー!」
シャイン「あんた達のせいで、祈留ちゃんのステージが台無しよ!」
ドリーム『あんたの演技で台無しってことは黙ってよ!』
リスポンスィブル『子供達が元気に応援してるので、むしろこれはこれで盛り上がってるから良いと言うことは黙っていましょう』
フリーズ「お前達のちっぽけなステージなんてどうでも良い!」
ムードパンチング!
フリーズ「おっと!」
ムード「ちっぽけなんかじゃない!祈るんにとっては大事なステージだったんだよ!」
プレアー『今アクションヒーローやってて楽しいって気持ちは黙ってよう』
フリーズ「だったら、アイツらに聞いてみるか?凄く痛いぞ!」←客席を指差す!
ミュージック『マズイ、これはCGとかじゃないのに!』
チアフル『アイツ乗り良いなあ、普通のショーならお客さん巻き込む芝居だよ!』
フリーズ「行け!スーパーマックーラ!」
スーパーマックーラ!
未輝「皆!伏せて!」
ひかる・ひかり・光太郎「えっ?」
アップフェザー!
プレアーウィング!
観客「おおっ!」
女児A「お姉ちゃん格好いい!」
女児B「ありがとう!」
男児A「どうやったの?」
男児B「俺にも教えて!」
プレアー「ハハハ・・・」
フェザー「ごめんね、お姉さん達にしか出来ないの!『教えられるか!』」
鷹山「祈留ちゃんどこ?」
男児A「おじさん前見えない!」
女児A「邪魔!」
鷹山「ごめんよ・・・」
ドリーム「本当、どいつもこいつも子供の夢を壊して!恥を知りなさい!」
リスポンスィブル『壊れてはないと思います!』
シューティングドリーム!
スーパーマックーラ!
パシッ!
ドリーム「あっ!しまった!」
シャイン・ムード「ドリーム!」
パシッ!
ミュージック「シャイン!ムード!」
パシッ!
チアフル「しまった!」
ミュージック「捕まった!」
プレアー「誰か助けて!」
フェザー「私も身動きが取れない!」
リスポンスィブル「全員捕まってしまいましたわ!」
シャイン「そんな!このステージはどうなるの?」
フリーズ「ハハハ!無様な姿だな!愉快!愉快!」
子供達「頑張れカラーズ!負けるな!」
フリーズ「うるさいガキども!黙れ!」
チアフル『これが本当のショーなら、何かしら力が芽生えて大逆転なんだけどね!』
子供達「頑張れカラーズ!」
フリーズ「黙らないとお前らからやるぞ!」
ミュージック『ううっ、早く抜けないと・・・』
フェザー「皆が・・・」
スパッ!スパッ!スパッ!スパッ!スパッ!スパッ!・・・
フリーズ「だ、誰だ?」
希望を指す!前向きな励まし!レッドポジティブ!
シャイン「ポジティブ!」
母親A「何々?」
父親A「なんだ?なんだ?」
母親B「新しい戦士か?」
父親B「追加戦士?」
母親C「あれは男の子!」
父親C「ほー、今時の変身ヒーローは男も変身出来るように成ったのか!時代だな!」
ポジティブ「皆さんを助けに来ました!」
ドリーム「あんた居たの?」
ポジティブ「ショーが好きなので!」
スーパーマックーラ!
ムード「来たにゃ!」
パッ!
ディフェンダー「今はまだ戦闘中!よそ見をするな!」
シャイン「ディフェンダー!」
ポジティブ「すみません!」
シャイン「一気に行こう!」
ドリームシャイン!
チアフルバーナー!
ギャザーミュージック!
リンポスィブルアロー!
リンクチェーン!
スーパーマックーラ!
ドリーム「よし!行くわよ!ヒューマンライトポット!虹!明るい結晶!カムバック!」
ポンポン、ビューン、ポッ!
シャイン「皆!」
5人「うん!」
タンジェリーンシャイン!
トゥルグウァイスチアフル!
ブロンズミュージック!
スカイフェザー!
ライムムード!
ブライトプレアー!
6色の想いをペンに込めて!
カラーズヒロインズ!ヘキサゴンスタイル!
絶対に切れない絆を持って!カラーズネームヘキサゴン!
スーパーマックーラ・キラキラキラキラ
観客「わー!キャー!キャー!」
フリーズ「こんなところに居れるか!」ビュン!
リンク「どうする?」
リスポンスィブル「ここは取り敢えず・・・」
シャイン「みんなの応援で悪は滅びました!今日は本当に来てくださりありがとうございました!」
11人「ありがとうございました!」
シャイン「じゃあね!」ビュン
監督「あれ?どこ行った?」
鷹山「祈留ちゃん!」
夕方
未輝「イヤー、凄かったね!」
羽加「凄くないよ!」
楽子「明日学校行きたくない!」
任「あんなヒラヒラな格好を公然の前で・・・」
ライト「何よ!衣裳に何の文句があるのよ!」
元「こりゃ来週はカラーズの話題で持ち越すわ!」
輝「私がカラーズって言おうかな?」
ライト「だからダメだって!周りの人に迷惑よ!」
ひかり「お姉様、ステージにカラーズが出てきましたよ!」
ひかる「まさかカラーズのショーが見れるなんて本当ラッキーだったよ!」
夢「そうね、あんた達運が良かったわね」
ひかる「ムードパンチング!」
ひかり「ギャザーミュージック!」
夢『私のは?!』
光太郎「ヒューマーアイトホット!」
夢「えっ?光太郎?」
ひかり「あっ!『ヒューマンライトポット』と言ってますね!」
光太郎「ヤキパパカンハック!」
夢「光太郎!そっくりよ!」
ひかる「いや、パパ焼くなよ!」
しばらく学校でカラーズが有名に成るとは言うまでもない。
次回予告!
鷹山マネージャーの誘いで、9人で協力するバラエティーゲームがあるのを教えてもらったシグマ一同!
ただ、最後のコイントスを巡って、任が拒否、代わりに忠加がやることに!
しかし、当日忠加があがり症で体調を崩し、純も事情があって来れず泣く泣く任が結局出ることに!
ところが、いざやってみると、そこは全く別のスタジオ!
なんとフォゲットの罠だった!果たしてカラーズは異次元空間から出られるのか?
次回カラーズライブ!
危ない9でファイト!(前編)
- Re: カラーズライブ ( No.85 )
- 日時: 2024/05/02 17:16
- 名前: いくちゃん (ID: SZdn/z4g)
鷹山「祈留ちゃん!祈留ちゃん!」
祈留「はい!」
鷹山「先週は凄かったね!僕も何回かヒーローショー見たことあるけど、あんなリアリティー満載なショーは初めてだよ!」
祈留「あっ、ハハハ・・・、そうですね・・・」
鷹山「アニマルショーはダメだったけど、ヒーローショーのお陰で監督も遊園地のスタッフも大喜びでさあ!しばらくは変身ヒロインスの聖地として大人の方が集まってるんだよ!」
祈留「そうなんですが、良かったですね」
鷹山「ああ、あの人達また出てくれないかな?サービスいっぱいしてくれて、子供達が『カラーズ居ないの?』ってうるさくてね!でも、プライバシーとか肖像権の問題でグッズが作れないんだよな!もし知り合いなら呼んできてくれないかな?」
祈留「あっ、会えたら声掛けときます!」
鷹山「本当に?頼んだよ!」
祈留『そんなの無理だよ!』
鷹山「あっ、そうだ!先週手伝ってくれたお礼と言ったらなんなんだけど、この番組出てみない?」
祈留「『9でファイト』ですか・・・」
鷹山「この企画、参加者は中学生以上からだから大丈夫だよね?」
祈留「はい!」
鷹山「9人で1人ずつゲームに挑戦してもらう企画なんだけど、まあ、緊張しないように腕試し感覚でやってみて!」
祈留「分かりました!」
第84話・危ない9でファイト!(前編)
祈留「と言うわけで、皆さんどうですか?」
輝「『9でファイト』か!」
元「9つのゲームに挑戦して高得点のチームが賞金を掛けた最後の挑戦をするのね!」
夢「もしかしてテレビに出れるの?」
心美「やってみたいにゃ!」
楽子「わあ、音楽テストに水泳しながらクイズと、頭だけでなく体も張るのね!」
輝「水泳でクイズって?」
祈留「それはクイズを出されたら、プールを泳いで25m先のボタンを押すんです!チーム戦になるので早押しです!」
元「つまり、泳いでる間に問題内容忘れたら骨折り損のくたびれ儲けって訳ね!」
祈留「ただ、この番組の難しいところがありまして・・・」
心美「何にゃ?」
祈留「最後の挑戦がコイントスなんです!」
羽加「何それ?」
祈留「トスをして表か裏どちらが出るかを予想するんです!上げるのは優勝チームの代表者1人です!」
夢「それをトスして当てれば良いのね?」
祈留「ただし、
・予想は上げる前に行う
・自分の頭の高さ以上上げること
・手の上にちゃんと乗せること!
・キャッチ失敗のやり直しは3回までです!」
夢「予想は1回までなのね!」
繋「細かすぎて予想処じゃないね」
輝「優勝したら何か貰えるの?」
祈留「賞金100万円と副賞でお菓子詰め合わせ1年分、あとトロフィーも貰えます!」
輝「絶対やろうよ!お菓子詰め合わせ1年分!」
夢「ええっ!やるわよ!賞金100万円!」
元「コラ!お菓子と賞金で決めるな!」
忠加「完全に目が眩んでるわね」
任「まあ、しばらくは2次予選まで時間がありますし、出てみましょうか!」
輝「やったー!」
任「ですが、私はパスで!」
繋「えっ?」
輝「ええっ!!!!任さんも出ましょうよ!」
任「私はこういった周りから来るプレッシャーに弱いんです!」
繋「じゃあ、忠加ちゃんやる?」
忠加「私?」
羽加「任さんが出ないなら、忠加ちゃんしかあと居ないじゃん!」
忠加「他にも居るだろ!」
輝「いや、忠加ちゃんに出て貰おう!」
祈留「あの・・・」
忠加「おおっ、祈留もなんか言ってやれ!」
祈留「何かあった時のお助け要因として10人まで登録は出来ますので!」
忠加「なんだそれ?」
祈留「あっ、それまでは見学ですよ!なお最後の権利さへ残っていればコイントス挑戦に使うのもありです!」
元「じゃあ、取り敢えず任も来なよ!この中で1番頭良いんだし!」
任「あのですね、皆さん!」
本番前日
ポーン!
任「表!」
パッ
任「裏ですわ!」
繋「お姉ちゃん?」
任「コイントスの練習ですわ!さっきから10回も外しています!これでは賞金も商品も貰えません!」
繋「本番で出来れば・・・」
任「そう上手くいく話ではないんですよ!」
ダークside
ハード「昨日お前は一体何しに行ったんだか?」
フリーズ「あんなアウェーで勝てるかよ!」
ハード「観客諸とも壊せば良いことを・・・」
フリーズ「阻止されたんだよ!」
フォゲット「あなた方が負けたのは、カラーズが複数居たからでしょう!」
フリーズ「アイツらいつも固まって行動してるんだから当たり前だろ!」
フォゲット「でしたら、逆に1人ずつにすれば良いのです!」
ハード「そんなこと出来るのか?」
フォゲット「私がやってみましょう!楽しみですね!」
当日
忠加「ううっ・・・」
楽子「忠加ちゃん大丈夫?」
夢「どんだけ上がり症なのよ!」
元「代役立てられる?」
輝「ダメ!純君や朝子ちゃん達はお出掛けしてて無理!」
祈留「ルール上お助け要因は居ても居なくても大丈夫なので・・・」
ライト「私は無理よ!」
任「仕方ありませんね!私が行きましょう!」
繋「お姉ちゃん!」
スタッフ?「『9でファイト』出演の方はこちらへ!」
輝「絶対優勝して、賞金も賞品もゲットするよ!シグマ!」
シグマ「Let's to the future!」
ガチャン
ライト「愛?皆は優勝出来る?」
愛「あい、あい!」
未輝「あれ?もう行っちゃったか!」
忠加「あんたは?」
未輝「羽加の幼馴染みの未輝だよ!ライトだったね?愛ちゃん重いでしょ!抱っこしてあげる」
愛「あい、アーイ!」
スタッフ「『9でファイト』の出演の方はこちらへ!」
ライト・忠加「えっ?」
未輝「どうしたの?」
忠加「あっちが『9でファイト』ならアイツらはどこに連れてかれたんだ?」
一方のシグマ一同
輝「ここに座るのかな?」
祈留『何か違う気が・・・』
シュッ!
元「何これ?」
羽加「これじゃ身動き取れないじゃん!」
パッ!パッ!パッ!パッ!
楽子「何?」
フォゲット「ようこそ我がゲーム世界『カラーズ!9でファイト』へ!」
輝「どう言うこと?」
夢「まさかあんた騙したのね!」
フォゲット「まあまあ、あなた方に良いニュースと悪いニュースをお伝えしましょう!」
輝「じゃあ、良いニュースから!」
フォゲット「今の時間軸は止まっています!つまり、私の作ったゲームで成功すれば、本物の『9でファイト』にも間に合いますよ!」
元「じゃあ、悪いニュースは?」
フォゲット「まあ、このゲームを成功出来なかった場合、一生この中ですけどね!」
心美「そんなの嫌にゃ!お家に帰して!」
フォゲット「ルールは簡単!1人でも出されたお題に成功したらあなた方の勝ちです!」
夢「あら?意外と簡単ね!」
楽子「中身が難しいってこともありますよ!」
フォゲット「それでは早速参りましょう!最初の挑戦者はこの人だ!」
ポチっ!
パラパラパラパラパラパラパラパラ・・・
パッ、パッ、パッ、パッ、パッ、ピー!
元「えっ?嗚呼!」
スタジアムセット
元「ここどこ?ってかこれ何?ユニフォーム!」
フォゲット「さあ、最初の挑戦者は青緑元さんです!
彼女に挑戦してもらうのはキックターゲット(得点バージョン)!5球蹴って100点以上取ればチャレンジ成功です!」
夢「ねえ?元って剣道部じゃ?」
輝「サッカーは兄弟達とやってたって言ってた!」
夢「あっそう!(何で剣道に?)」
元『私にかかればこんなの朝飯前よ!まずは出来るだけ余裕を持たすために・・・』
ボン!
シュン!
元「はあ!?」
シグマ「ええっ!!!!」
元「何でゴールが動くのよ!おかしいじゃない!」
夢「あんたゴールが動くって何なのよ!」
フォゲット「誰も『ゴールが動かない』なんて一言も言ってませんよ!」
夢「普通動くか!」
任『やっぱり裏がありましたか!どうりで、1人成功で終わると言う理由が分かりましたわ!』
ボン!
ボン!
ボン!
元「もう何なのよ!動くゴールなんて聞いたことないよ!」
チビマックーラ「うるせー!文句言うな!」
元「なんだと!」
フォゲット「さあ、後1球となりました!青緑元は決められるのか?」
元『もう、ど真ん中しかないのよ!こうなったらダメで元々!行け!』
ボン!
パッ!
元「何で手が出るのよ!」
フォゲット「残念!失敗!罰ゲームです!」
シグマ「罰ゲーム?」
元「何?わあ!何か来た!」
カラーズチェンジ!皆を引っ張る元気な心!トゥルグウァイスチアフル!
チアフル「何がキックターゲットよ!ゴールは動くし、手は出てくるし!スポーツを汚すなんて絶対許さない!」
チアフルバーナー!
カキーン!
チアフル「バットはサッカー関係無いじゃん!」
パッ!ゴン!
チアフル「えっ?」
ゴンゴン
チアフル『コラ!出せ!出しやがれ!』←外には聞こえない
祈留「もしかして?」
輝「私達も負けたら?」
心美「ああなるってこと!?」
フォゲット「さあ、どんどん行きましょう!」
シグマ『嫌だけど、やらないと元の世界に戻れない!』
フォゲット「続いての挑戦者はこの人だ!」
ポチっ!
パラパラパラパラパラパラパラパラ・・・
パッ、パッ、パッ、パッ、パッ、ピー!
楽子「えっ?嗚呼!」
閑静な庭園
楽子「ここは?」
フォゲット「はい!銅山楽子さんに挑戦してもらうのはことわざ・慣用句問題!私が読み上げることわざ・慣用句の空いてる場所だけ答えて下さい!
分かったら、そこのボタンを押してください!制限時間は1問に付き1分とします!
チャンスは3回!1問でも正解すればクリアです!」
楽子『えっ?引っ掛けクイズでも出るの?兎に角落ち着いて・・・』
フォゲット「それでは第1問!」
楽子『どんな問題でも答えるわ!』
フォゲット「犬も歩けば・・・何?」
輝「電柱に当たる?」
心美「丸太だよ!」
夢『この2人が行かなくて良かった』
楽子『簡単過ぎじゃない!はい!』
スコン!
楽子「あれ?」
トコトコトコトコ・・・
楽子「待って!」
輝「こんなのないよ!」
夢「動くボタンなんてあり?」
フォゲット「どこかの番組でラジコンに乗せたボタンがありますが?」
祈留「それルールが違う!」
任「そもそも先に言うことでしょ!」
フォゲット「最初に言ったら面白くないじゃないですか!」
夢「そんなバラエティーのお約束要らないのよ!」
一分経過
フォゲット「1問目時間切れでしたので2問目!
どんぐりの?」
輝「木!」
心美「実!」
夢「ことわざって言ってるでしょ!」
楽子「ちょっと待って!待っててば!」
一分経過
フォゲット「2問目もアウトで3問目
2階から・・・」
輝「飛び降り!」
心美「飛び込み!」
夢「目薬よ!何飛んでんのよ!」
楽子「『答えは分かってるのに!』これじゃ答えられない!『あっ!今だ!』」
パッ!←2つに分かれる
楽子「なんで!何でなのよ!」
ブッブー!
フォゲット「はい!時間切れ!」
楽子「そんな・・・、酷い!」
フォゲット「と言う訳で罰ゲーム!」
楽子「ええっ!何?何が来るの?」
パッ!パッ!パッ!パッ!・・・
楽子「何かボタンが増えてる!」
カラーズチェンジ!
皆に届ける音楽の力!ブロンズミュージック!
ギャザーミュージック!
ミュージック「全然効かない!嗚呼!」
パッ!ゴン!
ミュージック「はっ!」
シグマ「ミュージック!」
ミュージック『出して!ここから出して!』←外には聞こえない
フォゲット「さあ続いての挑戦者は?」
輝「私が行く!」
任「輝さん!」
夢「バカ!あんたも見たでしょ!あんな理不尽なゲームにバカ正直なあんたが出たって終わりよ!」
輝「それでも、いつかは行かなきゃいけないんだよ!
1人でも成功して終わるんなら、私がこれを止める!」
フォゲット「良いでしょ!あなたにこの負の連鎖を止められると言うのなら止めてみなさい!」
シュン!
ポン!
輝「ここは?オモチャが一杯!」
テレビが付く
輝「えっ?」
フォゲット「どうも!フォゲット君です!」
マックーラ「マックーラ君です!」
フォゲット「今回柑橘輝さんに挑戦してもらうのは影絵!影絵のシルエットが何かを当てて下さい!3問中1問正解でクリアです!」
輝『どんな感じに来るんだ?』
フォゲット「さあ、早速第1問!」
影←鼻の長い動物?
輝「『えっこんな簡単なの?』」
任『何か足の部分が怪しいですが・・・』
輝「象!」
ブッブー!
輝「なんでよ!」
フォゲット「正解は『象の格好をしたマックーラ君』でした!」
輝「何それ!分かるか!」
フォゲット「続いて第2問!」
影←ヤカンみたいだけど小さい?
輝「ヤカンと見せかけて急須!」
ブッブー!
輝「なんでよ!」
フォゲット「正解は『急須の格好をしたマックーラ君』でした!」
輝「腹立つ!」
夢『その前にヤカンに引っ掛かるな!』
フォゲット「第3問!」
影←空は飛べない泳ぐのが得意な鳥?
輝「もう騙されない!ペンギンの格好をしたマックーラ君!」
ブッブー!
輝「何でよ!」
フォゲット「正解は『ペンギン』でした!」
マックーラ「たく、最後はチャンス問題だったのによ!」
フォゲット「と言う訳で罰ゲーム!」
輝「えっ?何か来た!」
カラーズチェンジ!
目指す夢を追い求めて!タンヂェリーンシャイン!
ドリームシャイン!
マックーラ!
ペンギン・トコトコトコトコ・・・
シャイン「あっ!大丈夫?」
ペンギン「マックーラ!」
シャイン「結局コイツもマックーラじゃん!」
パッ!ゴン!
夢「あ~あ!」
祈留「大人って嘘つきです!」
心美「理不尽過ぎるにゃ!」
フォゲット「さあ、前半戦終了!ここから中盤戦!次なる生け贄は誰かな?」
6人「そんなの成るか!」
続く!
次回予告!
理不尽に行われる『9でファイト』!
元、楽子、輝を失ったシグマ!残りの6人で理不尽なルールに耐えながら、
覚悟を決めて挑むことを決める!
果たして、シグマは、フォゲットの理不尽ゲームに勝ち、
無事元の世界に帰れるのか?
次回カラーズライブ!
危ない9でファイト!(中編)
- Re: カラーズライブ ( No.86 )
- 日時: 2024/05/02 20:05
- 名前: いくちゃん (ID: SZdn/z4g)
あらすじ
鷹山マネージャーに渡された『9でファイト』と言う企画に出るためにテレビ局にやって来たシグマ一同!
しかし、スタッフと思っていた人物はフォゲット!
フォゲットによるカラーズ1人1人捕獲作戦と言う名の
フォゲット主催の『9でファイト』が行われる!
しかし、フォゲットのゲームが簡単な訳でもなく、
理不尽なルールに元、楽子、輝が苦しめられ、捕まってしまう!残るメンバーは羽加、心美、祈留、夢、任、系の6人!果たして理不尽ルールを乗り越えカラーズは元の世界に帰れるのか?
第85話・危ない9でファイト!(中編)
フォゲット「さあ、続いての挑戦者は?」
ポチっ!
パラパラパラパラパラパラパラパラ・・・
パッ、パッ、パッ、パッ、パッ、ピー!
心美「えっ?にゃ~!」
ストン!
心美「ここはどこにゃ?にゃ~!机や椅子!教科書とか参考書があるにゃ!」
フォゲット「黄緑心美さんに挑戦してもらうのは、『義務教育サバイバル!』」
心美「ええっ!!!!何それ?」
フォゲット「今から五教科の教材から1問ずつ出題します!1問でも答えられたらクリア!制限時間は1分!なお周りにある参考書を読んでも構いませんよ!」
夢「絶対それが罠じゃん!」
心美「カンニング出来るならきよでもいけるにゃ!頑張るにゃ!」
任「自分で考えなさい!」
フォゲット「まずは英語の問題です!」
繋「何で英語から?」
フォゲット「英語で自己紹介してください!」
5人「超簡単!」
心美「ええっと、わたーしは、きーみどり、きよーみ!」
ブッブー!
心美「ええっ?違うの!」
夢「それでよく正解だと思ったわね!」
フォゲット「続いては社会からの問題です!」
心美「次は頑張るにゃ!」
フォゲット「東京ネズミーリゾートがある場所は?」
※著作家上の都合上
5人「よくある引っ掛け!」
心美「そんなの簡単にゃ!東京って言ってるんだから東京にゃ!」
ブッブー!
心美「なんでにゃ!」
フォゲット「正解は千葉県でした!」
心美「おかしいにゃ!だったら『千葉ネズミーリゾート』にゃ!」
夢「こんなの有名中の有名よ!」
フォゲット「続いて理科からの問題です!」
心美「これは得意にゃ!」
フォゲット「20℃の水に、50℃のお湯を入れたペットボトルを入れると浮かびます!
では、5℃の水を入れたペットボトルを入れるとどうなる?」
心美「浮かぶ!」
ブッブー!
任「どこが得意なんですか!」
夢「少しでも期待したこの気持ちを返せ!」
フォゲット「正解は沈むでした!」
心美「嘘にゃ!1℃の水は浮いたにゃ!」
4人「えっ?」
心美「1℃が浮いたら5℃でも浮くにゃ!」
夢「祈留?」
祈留「私達の実験では浮きました!理由は分かりませんが・・・」
フォゲット「続いては数学の問題です!」
心美「苦手教科にゃ!」
フォゲット「1+2+3+4=?」
5人「超簡単!」
心美「分からないにゃ!」
夢「アイツどんだけバカなの?こんな問題年少でも分かるわ!」
心美「そうだ!調べれば良いんだ!」
夢「バカ!それは罠だって!」
心美「合ったにゃ!答えはボウリングにゃ!」
ブッブー!
心美「なんでにゃ!」
羽加「ある意味合ってるけど・・・」
フォゲット「最後は国語からの問題です!」
祈留「絶対、調べるにゃ!」
夢「だから罠だって!」
フォゲット「『かんぺき』を漢字で書いてください!」
心美「辞書で調べるにゃ!」
任『あっ!それは!』
心美「合ったにゃ!」
フォゲット「書けたらボタンを押してください!」
ポチっ!
心美「書けたにゃ!」
フォゲット「解答オープン」
心美の答え・完壁
夢『やった!』
羽加『これで・・・』
繋『帰れる!』
ブッブー!
4人「ええっ!!!」
心美「どこが間違ってるにゃ?!」
フォゲット「正解はこちら!」
答え・完璧
心美「一緒にゃ!合ってるにゃ!」
任「土ではなく玉なんです!」
3人「そうなんだ!」
フォゲット「と言うわけで、罰ゲーム!」
心美「こんなの無いにゃ!」
夢「今回ばかりは正当よ!あんたがただ、バカなだけよ!」
任「ごもっともです!」
祈留『問題捻りなしで簡単だもん!』
教科書のマックーラが襲ってくる
カラーズチェンジ!
皆を沸かす笑顔の風船!ライムムード!
ムードパンチング!
マックーラ!
ムード「えっ?キャアアア!」
ドシン!
ゴン!
ムード『いたたた・・・、出して!ここから出すにゃ!』←外には聞こえない
夢「なんだろう心美は自業自得ね!」
祈留「たまに真面目なの合った!」
羽加「チャンスだったのに!」
フォゲット「さあ、続いての挑戦者は?」
ポチっ!
パラパラパラパラパラパラパラパラ・・・
パッ、パッ、パッ、パッ、パッ、ピー!
羽加「えっ?嗚呼!」
バシャン!
羽加「何々?プール?」
フォゲット「空知羽加さんに挑戦してもらうのは、スイミング謎々!ルールは、謎々を出しますので分かったらプールの端から端まで泳いで、反対側のプールサイドのボタンを押せば解答出来ます!泳ぎ方は自由です!制限時間は3分!なお、3分経つとプールの詮を抜いて排水溝に吸い込まれますので、ご注意下さい!水が無くなるまでなら泳いでボタンを押せさへすれば解答権は貰えます!良いですか?」
羽加「分かった!行くよ!」
任「ダメです!羽加さん!」
繋「何で?」
任「完全に相手の術中に嵌まってます!」
夢「えっ?」
羽加「よ~し『面被りクロールで早めに行くぞ!』」
フォゲット「問題です!『パンはパンでも食べられないパンを5つ答えなさい!』スタート!」
クロール中
羽加『パンはパンでも食べられないパンなんて簡単だよ!何回輝ちゃんとやったか!フライパンでしょ!パンダでしょ!あとパンツとジーパン!あと1つはパンジー!』
2分後
羽加『それにしてもあとどれだけ泳げば良いんだろ?もう50mは泳いでる筈なんだけど・・・』
フォゲット「さあ、あと1分です!間に合うのでしょうか?」
羽加『ヤバい、早く行かないと!』
3分後
ブー!
フォゲット「ここでプールの詮を抜かせて貰います!さあ、空知羽加は間に合うのか?」
羽加『無理、疲れたよ!何m泳げば反対側のプールサイドなの?』
任「泳ぐ前に、長さを聞かないのが悪いんです!そんなの後で相手は『私は何m設定のつもりでした』って言われるのがオチなんですよ!」
3人『成る程!』
プールの水無くなる
フォゲット「はい!水が無くなりましたのでアウト!」
羽加「ちょっと!このプール何mあるのよ?!」
フォゲット「1000mですが?」
羽加「1000m3分で泳げるか!」
フォゲット「私は最初から1000m設定でしたよ!あなたが聞かなかっただけですよね?」
3人『本当だ!』
フォゲット「と言うわけで罰ゲーム!」
羽加「何々?ビート板とか浮き輪が来た!」
カラーズチェンジ!
前向きに変えるムードメーカー!スカイフェザー!
アップフェザー!
フェザー「よし!」
チョンチョン
フェザー「えっ?わあ!水の怪物だあ!」
ザブーン←飲み込まれる
ゴン!
フェザー『疲れた・・・』←外には聞こえない
夢「あれ、怒る気力すらないわね」
フォゲット「さあ、続いての挑戦者は?」
ポチっ!
パラパラパラパラパラパラパラパラ・・・
パッ、パッ、パッ、パッ、パッ、ピー!
夢「えっ?嗚呼!」
板前セット
夢「何ここ?」
フォゲット「杏田夢さんに挑戦してもらうのは、目指せ!寿司職人!」
夢「目指したい訳じゃないんだけど・・・」
フォゲット「制限時間30分以内にマグロを1皿2貫、合計30皿を作ってあちらに並べて下さい!」
任『家事上手な夢さんなら簡単な筈なのですが・・・』
夢「ふっ、舐められたもんだね!やってやるわよ!」
5分で10皿を並べる夢
夢「よし!あと20皿ね!」
ところが
夢「あれ?さっき並べられたお寿司が無くなってるじゃない!『取り敢えず並べて・・・』」
残り10分
夢「万が一に備えて30皿作ったわよ!後は並べるだけ・・・、やっぱり取られてる!」
マックーラ・パクっ!
夢「あっ!お前食うな!」
ポッ!
パクっ!
夢「お前らも!何食ってるのさ!」
ポッ!
パクっ!
夢「コイツら多すぎ!主催者!どうなってるのよ!」
フォゲット「食べ物は食べるものですから!それに誰も邪魔者が入らないとは言ってませんよ!」
夢「マジで先に言え!」
結果
フォゲット「結果は4皿!健闘はしましたが、残念でしたね!」
夢「はあはあ・・・、こんだけ・・・、
はあはあ・・・邪魔入って・・・、
はあはあ・・・4皿なら・・・、
はあはあ・・・これが成功でも・・・、
はあはあ・・・良いでしょ!」←意地の両手に2皿持ちでギリギリで置いた
フォゲット「ダメです!ルールは30皿ですから!と言う訳で罰ゲームです!」
チビマックーラが襲い掛かる
夢「あんたにだけは言われたくないわよ!」
カラーズチェンジ!
誰もが持つ夢の輝き!アクリクトドリーム!
ドリーム「乱れ撃ちよ!」
シューティングドリーム!
マックーラ!
ドリーム「わあ!乗っかるな!」
ゴン!
ドリーム『疲れた!寝たい!』←外には聞こえない
3人「ああ・・・」
フォゲット「さあ、遂に残るは3人となりました!いよいよ後半戦!さあ、次なる生け贄は?誰かな?」
ポチっ!
パラパラパラパラパラパラパラパラ・・・
パッ、パッ、パッ、パッ、パッ、ピー!
繋「えっ?嗚呼!」
ドシン!
繋「イタタタ、ここは?」
フォゲット「さあ、群鮮繋さんに挑戦してもらうのは、洗濯物畳みです!10着のTシャツを綺麗に畳めるか?」
繋「衣装係だから、服の畳み方位知ってるよ!」
フォゲット「制限時間は1分です!よーい、スタート!」
繋「こうして、こうすれば早く畳める!」
任「流石繋!よく分かってますわね!畳み具合もバッチし!文句ありませんわ!」
40秒後
繋「出来ました!」
フォゲット「それでは、確認を!あっ!これはダメですね!」
繋「どこが?」
フォゲット「数ミリずれてます!」
繋「細かいよ!」
フォゲット「おっと、これはもうダメですね!」
繋「あなたがダメにしたんじゃん!」
フォゲット「結果は全てアウト!」
繋「あなたの匙加減じゃん!何の意味もない!」
フォゲット「私は主催者であり半定員です!判定員に逆らうと言うのですか?」
繋「逆らうよ!おかしいもん!」
フォゲット「罰ゲームの他にお仕置きも必要みたいですね!」
マックーラ!
繋「わあ!服が!」
カラーズチェンジ!
仲を良くする橋渡し!トパーズリンク!
リンク「理不尽な鬱憤を晴らす!」
リンクチェーン!
リンク「よし!あっ!止めて!」←服に拘束される
パシン!パシン!パシン!
リンク「止めて!お尻叩かないで!」
ドシン!
ゴン!
繋『お尻が痛いよ!』←外には聞こえない
任「繋!」
フォゲット「さあ、残るは2人?果たしてどうなるでしょうね?」
次回予告!
遂に残るは祈留と任のみ!
祈留が自ら志願するも、全く歯が立たず!遂に任1人に!
すると任はフォゲットにある提案をする!
果たしてシグマは元の世界に帰れるのか?
次回カラーズライブ!
危ない9でファイト!(後編)
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