二次創作小説(新・総合)
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- カラーズライブ 完結
- 日時: 2024/07/28 19:14
- 名前: いくちゃん (ID: E8lgSYnB)
こんにちはいくちゃんです!
新ストーリー投稿!
これはナンバーカラーズより古いお話です!
ナンバーカラーズで出てきた経子や友子達がまだ中2だった頃まで遡ります!
簡単に言うと、ラブライブシリーズの話にプリキュア要素を入れた話となります。
テーマは輝きです!
それでは始まり始まり!
輝きってなんだろう?
輝くってなんだろう?
人を喜ばすってなんだろう?
人を引き寄せるってなんだろう?
それを追い求めた私達の夢への物語!
- Re: カラーズライブ ( No.57 )
- 日時: 2023/10/21 07:44
- 名前: いくちゃん (ID: 5TsGjhCG)
夢「さあ、いよいよ一週間後は1次予選!2次予選に行くために頑張るわよ!」
シグマ「おー!」
羽加←浮かない顔
元「ん?」
第57話・羽加留学?シグマ解散危機!(前編)
ダークside
ハード「よし、これで人間界の視察をしよう!ん?これは!」
羽加『留学かここに残るか・・・、輝ちゃん達とライブは好きだけど、私の夢は飛び込みで世界制覇だし・・・』
ぽん!
羽加「わあ!」
元「元着ないねどうしたの?」
羽加「元ちゃん!」
元「ねえ、それって?」
羽加「じ、実は、留学先の案内なの!」
元「ええっ?締め切りが2次予選当日!」
羽加「お願い!まだみんなには言わないで!学校の為ってプレッシャーだけでもきついのに、私の為にまで入ったら・・・」
元「も、勿論分かってるけど、でも羽加!」
羽加「何?」
元「どちらにしろいつかは言わなきゃいけないし、黙っててもその日は来るんだからね!」
羽加「勿論、分かってるよ」
ダークside
ハード「良いこと聞いちゃった!これはカラーズを仲間割れするチャンスだ!」
次の日
輝「部長!1次予選の内容は?」
夢「よく聞いてくれたわね!1次予選は全員集めると時間掛かるから、各学校で生ライブよ!」
楽子「それどうやるんですか?」
夢「動画サイトで生配信させるのよ!勿論、時間は指定されてるわ!」
任「時間は?」
夢「募集時間は11時から1時間よ!この間に1曲だけライブを披露!1時間以内であればやり直しは可!
ただし、違う曲を使ったり2曲以上使ったグループは失格よ!」
元「曲に決まりとかは?」
夢「未発表の曲よ!」
任「審査は?」
夢「専門の審査員が12人、1人100点満点で付けた内最高点と最低点だけを引いた合計点で高いグループ20チームが2次予選通過よ!」
輝「なんで?」
任「贔屓目を失くすためです!」
輝「よ~し、皆1次予選突然に向けて頑張るぞ!」
シグマ「おおっ!」
楽子「その前に歌詞の提出を!」
輝「それを言わないで!」
夢「曲がないと何も始まらないじゃない!」
そして1次予選当日
輝「皆行くよ!」
夢「タイミングは?」
輝「始まって、5分後にしよう!」
夢「タイミング頼むよ!」
朝子「OK!」
ライブを終える
プチっ!
夕「カット!」
月「完璧!これは確実に予選突破だよ!」
輝「そうかな?」
楽子「私、ちょっと誤魔化してたけど・・・」
朝子「そのミスすら感じさせなかったよ!」
夢「まあまあ、予選突破すれば今は良いのよ!兎に角、後一週間気長に待ちましょう!」
一週間後
輝「いよいよ発表だね!」
任「緊張しますわ!」
楽子「お願い!突破してて!」
夢「だ、だ、大丈夫よ!」
元「夢が1番動揺してるじゃん!」
羽加「行くよ!」←パソコンの前に座ってる
カチッ!
パッ!
羽加「えっ?」
夢「どうしたの?」
元「まさか?」
任「予選落ちですか?」
楽子「嘘よね?」
輝「私達の順位は?」
羽加「19位!」
シグマ「19位?」
輝「良かった!」
元「危な!」
夢「なんで?なんで1位じゃないのよ!でも、予選突破で良かった!」
任「望みが繋がりましたわ!」
朝子「良かったね!皆!」
下校中
夢「本当に良かったけど、あの微妙な順位には納得いかないわ!」
任「まあまあ!」
輝「予選突破出来ただけ良かったじゃないですか!」
繋「お姉ちゃん!」
祈留「予選の結果どうでしたか?」
羽加「何とか突破出来たよ!」
心美「凄いにゃ!次のライブも頑張ってねにゃ!」
輝「ありがとう!」
ハード「そうはさせないよ!」
輝「ハード!」
ハード「君達のライブはここまで、君達の仲を拗らせやる!出てこい!スーパーマックーラ!この世を真っ暗にしてしまえ!」
スーパーマックーラ!←モデル・マイク
輝「私達の絆はそんなに簡単に切れない!皆!」
全員「うん!」
カラーズチェンジ!
目指す夢を追い求めて!タンヂェリーンシャイン!
皆を引っ張る元気な心!トゥルグウァイスチアフル!
皆に届ける音楽の力!ブロンズミュージック!
前向きに変えるムードメーカー!スカイフェザー!
皆を沸かす笑顔の風船!ライムムード!
仲間との協力!信頼の祈り!ブライトプレアー!
輝け!6色のカラー!カラーズヒロインズ!
スーパーマックーラ!
キーン!
シャイン「うわっ!」
ミュージック「何これ!」
チアフル「めっちゃうるさい!」
フェザー「耳塞いで無いと動けない」
ムード「何も出来ないにゃ!」
スーパーマックーラ!
プレアー「あっ!」
ドン!
プレアー「嗚呼!」←飛ばされる
ムード「プレアー!」
チアフル「しめた!今動けば!」
スーパーマックーラ!
キーン!
フェザー「まただ!」
ミュージック「その場を動いたら止まるけど、止まったらまたこの雑音だよ!」
シャイン「一瞬過ぎて近付けない!」
夢「どうすれば良いのよ!こっちにも被害来てるわよ!」
任「そんなこと言われましても・・・、ん?」
スーパーマックーラ!
チアフル「キャー!」
シャイン「チアフル!」
繋「お姉ちゃんどうしたの?」
任「背中にコンセントがあります!」
夢「本当だわ!」
繋「あのコンセントを抜けば、音は鳴らない!」
夢「でも、どうするのさ?音の無い状況は短いのよ!」
キーン!
夢「また来た!」
スーパーマックーラ!
ミュージック「嗚呼!」
ドン!
任「ミュージック!」
ミュージック「任さん、夢ちゃん逃げてください!」
任「ミュージック!あなたのペン貸してください!」
ミュージック「えっ?どうぞ!」
任「夢さん、バナナの絵を描いてください!」
夢「バナナ?いいけど、何に使うのさ?」
任「説明は後でしますわ!今は早く!」
サラサラ、ぽん!パッ!
夢「さあ、バナナを出したわよ!」
任「それではこのバナナを食べましょう!」
繋「お姉ちゃんどういうつもり?」
夢「こんな時にお腹満たしてる場合じゃ・・・」
任「ミュージック、協力してくれませんか?」
ミュージック「はい、分かりました!フェザー!」
フェザー「何?」
フェザー「アイツらは何する気だ?」
スーパーマックーラ!
シャイン「嗚呼!」
夢「食べ終わったわよ!」
繋「意外と美味しいね!」
任「ちゃんとしたバナナでしたわ!さあ、後はこの皮を道端に!」
ポイっ!
繋「お姉ちゃんゴミはゴミ箱っていつも言ってたじゃん!」
任「マックーラ!こっちですわよ!」
夢「ちょっと、あんたそれは自殺行為よ!」
スーパーマックーラ!
ドシ!ドシ!ドシ!ドシ!・・・
任「掛かりました!」
ツルッ!
スーパーマックーラ!←尻餅を付く
ズドン!
ミュージック「やった!マックーラを転ばせた!」
フェザー「でも、コンセントは背中じゃなかった?」
任「夢さん、起き上がった瞬間ですわよ!」
夢「分かったわ!」
スーパーマックーラ!
夢「それ!」
ポイ!
ツルッ!ストーン!
スーパーマックーラ←前のめりに転ける
フェザー「今だ!ムード!」
ムードパンチング!
スーパーマックーラ!
フェザー「ミュージック!一緒に!」
ミュージック「分かった!」
2人「せーの!」
ポッ!
ハード「何!」
フェザー「これで雑音は消えた!」
ミュージック「夢ちゃんお願い!」
夢「OK!ヒューマンライトポット!白!戻れ明るい結晶!」
ポンポン、ビューン、ポッ!
フェザー「皆、一気に止めを刺すよ!」
ハード「その前に、お前は皆に言うことがあるんじゃないのか?」
フェザー「えっ?」
ムード「何にゃ!?」
シャイン「どう言うこと?」
夢「まさか裏切り?」
フェザー「違うから!言うことなんか無いよ!」
チアフル「あんた負け惜しみに何言ってるの!」
ハード「言った筈だ!僕はお前らを仲間割れさせるとな!」
プレアー「何か言えない秘密をフェザーが持っているとか?」
繋「例えば、本当は人間じゃないとか?」
シャイン「何か変な病気に掛かってるとか?」
任「実は敵のスパイだとか?」
フェザー「全部違うから!」
夢「じゃあ、勿体ぶらさずに言いなさいよ!このままだと疑心暗鬼よ!」
ハード「言えないのなら僕が言ってやる!」
チアフル「やめなさい!」
ハード「フェザー!お前、来年留学するんだろ?」
チアフル以外「えっ?」
フェザー「なんであんたがそんなこと・・・」
チアフル「フェザー!」
フェザー「あっ!」
シャイン「どう言うこと?いつなの?いつ行っちゃうの?ねえ、フェザー!答えてよ!」←フェザーに詰め寄る
フェザー「2次予選当日が締め切り、だけど、飛行機を使うからその前日には・・・」
シャイン「なんで?なんでもっと早くに言ってくれなかったの?」
フェザー「言えるわけ無いよ!皆頑張ってるなかで水を刺すような行為!」
シャイン「なんで?なんで飛び込みなのさ!」
任「輝さん!羽加さんのそもそもの夢は飛び込み選手です!ならばその夢へ向かって留学するのも一つの人生です!将来を決めるのは羽加さんの自由なんですから!」
シャイン「分かってる・・・、分かってるけど、学校を守るんじゃないの?ねえ!」
フェザー「そりゃ守りたいよ!でも、私の夢は飛び込みで世界制覇なんだよ!」
ハード「スーパーマックーラ!今だ!」
スーパーマックーラ!
ミュージック「2人とも危ない!」
シャイン・フェザー「!」
エクスプレスフォルテウェーブ!
スーパーマックーラ!
ハード「誰だ?」
ミスを補うフォロー役!チェリーセーブ!
絆が繋ぐ友情の証!インディゴフレンド!
重ねて知った多くの経験!パープルエクスプレス!
ミュージック「セーブ!フレンド!エクスプレス!」
セーブ「ちょっと、ちょっとどうしちゃったの?」
フレンド「仲間割れしてる場合じゃないわ!」
エクスプレス「今はマックーラを浄化することに集中しなさい!」
スーパーマックーラ!
セーブ「仕方無いわね、フレンド!エクスプレス!」
2人「分かった!」
フォームチェンジ!
チェリーセーブ!チェリーエクスプレスインディゴバージョン!
インディゴフレンド!インディゴエクスプレスチェリーバージョン!
パープルエクスプレス!パープルインディゴチェリーバージョン!
3つの力を1つの力に!
チェリー「救済の誓い!」
フレンド「友情の誓い!」
エクスプレス「経験の誓い!」
3人「私達はどんな困難も一緒に乗り越えると誓います!」
フレンドエクスプレスセーブパワー!
スーパーマックーラ「きらきらきらきら・・・」
ハード「飛んだ邪魔が入った!一時退散!」ビュン!
次の日
楽子「輝ちゃん屋上行かないの?」
輝「行かない!」
屋上
夢「輝が酷く落ち込んでた?」
楽子「そうなんです!目にハイライトが無いような感じで・・・」
羽加「輝ちゃん・・・」
ピンポンパンポーン!
任「1年生の柑橘輝さん!1年生の柑橘輝さん!至急屋上まで来て下さい!」
数分後
ガチャン!
輝「何ですか任さん!」
任「あなた酷く落ち込んでますね!何が気に食わないんですか?」
輝「別に、なんでもありません!」
任「私にはそうは見えませんが!」
輝「あの、家の手伝いとかあるんで、帰って良いですか?」
元「普段、文句言ってるのに?」
輝「関係無いじゃん!」
羽加「輝ちゃん!」
輝「何?留学するんならここに来る意味もないよね?」
楽子「ちょっと、その言い方は無いんじゃ・・・」
輝「皆で頑張ろう!この4人で、この6人で頑張って、学校存続も後輩達を温かく迎え入れるのも頑張ろう!って言ってたじゃん!なのに、1人別の道へ旅立つなんて聞いてないよ!なんでそっちに行っちゃうの?ねえ!」
羽加「私だって、本当は留学するかどうか迷ったよ!でも、お母さんに聞いても『自分で選ばなきゃ』って言われて、そんな中で予選まで合って・・・」
輝「もういいよ!帰って!」
羽加「えっ?」
輝「もうスクールアイドルやらないんでしょ!だったら帰って!」
羽加「輝ちゃん・・・」
輝「羽加ちゃんなんか遠くへ行っちゃへ!」
羽加「分かったよ!そんなに言うなら私は遠くでもどこでも行くよ!」
ガチャン!
夢「ちょっと、あんたなんて事・・・」
輝「どうせ2次予選に出ないんだから居ても居なくても同じだよ!」
元「輝!」
輝「何?自分だけ事情知ってて何も言わなかった癖に!」
元「羽加だって葛藤してたの!飛び込み選手になるのか?それともスクールアイドルで学校を守るのか?それに悩む羽加の気持ち考えたことある?」
輝「そんな大事なことなら一言言ってくれたって良かったじゃん!なんでもっと早く言ってくれなかったのさ?」
元「じゃあ、1次予選で留学のこと聞いて、真面にライブ出来る?」
輝「出来るよ!」
元「出来ない!なぜなら、あんたは『なんでそこで言うの!』って言ってた筈よ!そうでなくても夢が言ってた!」
夢「多分、言ってた」
輝「そうだったとしても、なんで飛び込みなのさ!学校を守るって約束したのに!なんでスクールアイドルを辞めるのさ!羽加ちゃんにとって、スクールアイドルはついでだったんだ!」
楽子「そんなこと無い!」
輝「もう良い!私はスクールアイドル辞める!」
夢「あんた今なんて!」
輝「羽加ちゃんが居なくなったシグマなんてシグマ何て言えない!もうこんなの終わりよ!」
夢「あ・き・ら・・・!」
パチン!
夢「えっ?」
輝「痛い・・・」
元「あんたにとってスクールアイドルはそんなちっぽけな事だったの?」
輝「・・・」
元「1人抜けただけで終わりにするの?」
輝「・・・」
元「自分の思い通りに成らないならそこで辞めるの!?」
輝「・・・」
元「もう良いわ!あんたの好きにしなさい!その代わり2度とここに戻って来るな!」
輝「そんなの言われなくたって分かってるよ!」
ガチャン!
シグマ「・・・」
次回予告!
輝・羽加・元の喧嘩でバラバラになってしまったシグマ!
他のメンバーが宥めるも、口を聞こうともしない3人!
そんな輝に対して朝子達が気分転換にゲームセンターに誘う!
輝は朝子達と楽しむがやはりライブを忘れられない。
そこへ余裕の予選突破を果たした救子達が!
救子が輝の傷を癒そうととんでも発言をする。
次回カラーズライブ!
羽加留学?シグマ解散危機!(中編)
- Re: カラーズライブ ( No.58 )
- 日時: 2023/10/26 22:00
- 名前: いくちゃん (ID: 5TsGjhCG)
次の日の教室
輝「・・・」←机に顔を埋める
回想
元「自分の思い通りに成らないならそこで辞めるの!?」
輝「・・・」
回想終わり
輝「・・・」
回想
元「もう良いわ!あんたの好きにしなさい!その代わり2度とここに戻って来るな!」
輝「そんなの言われなくたって分かってるよ!」
ガチャン!
シグマ「・・・」
回想終わり
輝「うーん!!!!」
ジタバタ・・・
楽子「輝ちゃん・・・」
剣道部
部員A「部長!スクールアイドルは良いんですか?」
元「良いの!」
部員B「あの、部長!」
元「だから良いの!」
部員B「そうでなく、構えが逆です!」
元「えっ?」
部員C「後、道着もメチャクチャです!」
元「嘘!」
任「全く、そんなに動揺してるなら仲直りすれば良いですのに・・・」
元「ヤダ!絶対許さない!」
任「頑固なんですから!」
元「任にだけは言われたくない!」
校門
朝子「輝がスクールアイドル辞めたのって元先輩達と喧嘩したからなんだって!」
夕「へー、珍しいこともあるんだね!」
月「あっ、輝!」
輝「あっ、朝子ちゃん達・・・」
朝子「ねえ?あたしらと一緒に帰らない?」
輝「いや・・・、今日は・・・」
朝子「部活辞めたんでしょ!だったら空いてるよね?」
輝「う~ん・・・」
夕「学校守るために頑張ろうとしたけど、1番の親友が居なくなって立ち直れない!」
月「スクールアイドル抜きで良いからさ!気分転換だと思って、私達と遊ぼう!」
輝「・・・」
部室
夢「活動休止?2次予選迫ってるのに?」
任「今からやっても火に油を注いで練習になりません!ですから、一旦少しだけあの3人の頭が冷えるまで待つのも大事です!」
楽子「確かに、私達だけでやっても意味ないと言うか・・・」
任「部活動としてではなく、個人でなんとかしましょう!」
夢「分かったわ!」
第58話・羽加留学?シグマ解散危機!(中編)
羽加の家
羽加「元ちゃん!」
元「気分はどう?」
羽加「あんまり・・・」
元「そうよね・・・」
羽加「元ちゃんも断ったの?」
元「うん、夢の気持ちも分かるけど、取り敢えず私も本番で踊りように個人では練習するつもり!」
羽加「そっか・・・」
元「輝を辞めさせたのは私の責任でもあるから!」
羽加「・・・」
元「本当に留学するの?」
羽加「返事はその場だから、現地行くことが受諾だから・・・」
元「私だったら・・・、どうしてたかな?」
一方その頃
ゲームセンター
輝「何これ?」
朝子「画面に出てくる矢印をリズムよく、タイミングよく足でタッチするの!私と月でやるから見てて!」
結果
月「朝子強い!」
朝子「どんなもんよ!」
夕「次は輝だよ!」
輝「うん」
夕「いっくよ!」
輝「!?」←一瞬硬直
朝子「輝、始まってるよ!!」
タン!タン!タン!タン!タン!タン!タン!・・・
ジャン!
『AAA!』
朝子「凄い!」
夕方
輝「今日は本当にありがとう!バイバイ!」
朝子「またね!」
輝「ハァー・・・」
救子「何をしょげてるんですか?」
輝「えっ?その声は!」
救子「ハーイ!」
輝「救子さん?」
救子「ブラックですね!一体何が合ったのですか?」
輝「いや、ちょっと喧嘩して・・・」
ピコン!
救子「輝、ちょっと付き合わない?」
輝「えっ?」
桜井家所有プール
バシャーン!
救子「ワーオ!気持ちいいわ!」
夢「全く、救に呼び出し受けたから何かと思ったら?」
任「なぜ?私達は温水プールに来ているのでしょうか?」
救子「パパが新しく作ったのよ!明日オープンだからその前に異常無いか確かめるために・・・」
夢「あたしらは実験台か!」
友子「あなたからしたらただで弟妹と楽しめるのですから悪い話では無いのでは?」
ひかり「わーい!」
ひかる「キャー!」
光太郎「気持ちいい!」
救子「お姉ちゃん達は家族だからいつでも無料よ!」
友子「当事者達は?」
経子「連れてきたって気まずいだけよ!」
任「楽子さんは2人と話すと言ってました!」
輝「えっ?これ飛ぶの?」
夢「早く飛びなさいよ!後ろつっかえてるのよ!」
輝「いやいや!」
救子「一緒に行くわよ!それ!」
輝「あっ、待って!怖いよ!」
バシャーン!
輝「ぱあっ!怖かったよ!」
プールサイドに上がり
救子「小腹が空いた用にアイスがあります!」
夢「夏とか人気よね!」
ひかり「おいしい!」
ひかる「頭痛い」
夢「一気に行くからよ!」
任「これはマンゴーでしょうか?」
夢「いや、パイナップルね!」
輝「えっ?バナナですよ!」
カポーん!
救子「プールで汗を流した後に温泉でまったり出来ます!」
任「お風呂は命の洗濯ですわね!」
バシャバシャ!バシャバシャ!
夢「コラ!お風呂で泳ぐな!」
輝「ハハハ、昔元ちゃんとやって美空姉に怒られた!あっ!」ブクブクブクブク・・・
経子「何をやってるの?」
任「折角、いつもの笑顔に戻ってきたと思いましたのに!」
輝「任さんは何も思わないんですか?」
任「繋との喧嘩と思えば可愛いものですよ!」
夢「そうよ!そもそも喧嘩しない人なんて居ないんだから!」
友子「話聞かせてもらったけど、やっぱりどれが来てもこうなったんじゃないかな?」
輝「どう言うことですか?」
経子「1ヶ月以上前に留学の話をすると、『何で今言うの?』と返ってくる、
かと言ってギリギリで言うと、『何でもっと早く言ってくれなかったの?』と返ってきて、
結局期限過ぎても言わなかったら『何で言ってくれなかったの?』となる。
つまり、この手の別れに解決法なんて基本無い!」
輝「そんな!」
救子「ただ1つ言うなら、輝!あなたの率直な気持ちよ!」
輝「えっ?」
救子「羽加が輝にとってどういう存在であり、そしてどうあって欲しいのか?勿論結局最終判断は羽加だけど、輝自身は羽加に留学して欲しいの?それともして欲しくないの?どっち?」
輝「それはして欲しくない!一緒にいて欲しい!だけど、夢にも頑張って欲しいと思う自分もいる」
友子「そうなるよね!友達だから一緒に居たい!だけど友達にも夢、人生がある!それを邪魔したくないって事だよね?」
輝「はい・・・」
宿舎
任「まさか、ホテルまで併設されてるとは!」
輝「・・・」
任「救子さんって本当にお金持ちなんですね!」
輝「そ、そうですね・・・」
任「何で、そんなによそよそしいんですか?」
輝「任さんと二人っきりって初めてだから・・・、それより夢ちゃんは?」
任「ご兄弟と別室ですわ!ベッド2つじゃ足りませんから!」
輝「そっか・・・」
任「少し練習しますか!」
輝「えっ?」
練習中
任「私が言うのも何ですが、すみませんシグマを活動休止にして自主練習にしてしまい・・・」
輝「いいえ、全面的に私が悪いので、2次予選まで期間短いのに・・・」
任「輝さん?」
輝「はい」
任「あなたから見て私はどういう印象ですか?」
輝「えっ?」
任「怒らないので、正直にお答えください!」
輝「ええっと、真面目でしっかりしてて、何でも出来そうな人!大人びてて知的だけど怒ると怖いお母さんみたいな存在・・・、あっ!」
任「構いません!大方正解ですから!」
輝「えっ?」
任「私は常に周りから冷静で知的でしっかりものと言われていますがそうではありません!」
輝「えっ?」
任「いつも、恐れて、迷って、戸惑って、挙げ句の果てに学力向上を皆さんに押し付けてしまう暴君!
融通の利かない頭の固い人間なのです!」
輝「ハア・・・」
任「自分の弱いところを他人には決して見せようとしない意地っ張り!私は輝さんのような人が羨ましい!」
輝「えっ?私が?」
任「だって、皆さんの今は輝さんの勧誘合ってなんですわよね?」
輝「そ、そうなのかな?」
任「その筈です!少なくとも私はそう思ってます!今のシグマがあるのは輝さんの存在合ってです!」
輝「そんなことは・・・」
任「輝さん!私はあなたに何を言えば良いのか分かりません。私達も羽加さんの留学は衝撃的で受け入れられませんでした!輝さんや元さんの気持ちになると本当に辛いものです!
ですが、私はあなたに大切なことを教えてもらいました!自分の好きなことをやること!誰に否定されようと己の信念を貫くこと!それがなかったら私は今ここに居ません!生徒会室で1人寂しく座っている頑固で融通の利かない頭の固い人間のまま、周囲から嫌われてた事でしょう!」
輝「任さん・・・」
任「もう遅いので寝ましょう!お休みなさい!」
カチッ!
輝「はい!お休みなさい!」
ダークside
ハード「さあ、いよいよそう仕上げと行くか!」
次回予告!
カラーズの救子や夢と任のお陰で元気を取り戻していく輝!しかし、羽加の留学自体は避けられない現実!
そんななか、救子のスパからの帰りに元と出くわす!
ケンカ別れしてから初めて顔合わせの2人!
果たして何を話すのか?
刻一刻と羽加の留学先の飛行機の時間になる!
輝は羽加を連れ戻せるのか?
そして、ハードの作戦とは?
次回カラーズライブ!
羽加留学?シグマ解散危機?(後編)
- Re: カラーズライブ ( No.59 )
- 日時: 2023/11/10 18:38
- 名前: いくちゃん (ID: 5TsGjhCG)
任「結局、合同練習に成ってしまうとは!」
夢「まあ、私達としては少しでも練習出来るのは得じゃない?(ランニング10㎞って・・・)」
輝「・・・」
夢「相変わらず無言ね!いつもなら明るく元気よく声掛けてくるのに?」
任「仕方ありませんよ!まだ自分を許せてないんですから!」
第59話・羽加が留学?シグマ解散危機?(後編)
台所
任「ピギャー!」
夢「何やってるの?」
任「合同練習に成りましたから、せめてものお礼にと思ったのですが・・・」
夢「まず、これ何?」
任「恥ずかしい、いつもは使用人にやらせてばかりで・・・」
夢「全く、これだからお嬢様は!料理ってのはね出来ないのがいちいちしゃしゃり出ることじゃないのよ!」
一方
輝「ふー!」
友子「何してるの?」
輝「うわっ!」
友子「あはは、驚かせちゃった?」
輝「すみません気付かなくて、・・・そのノート!」
友子「あっ!私が作曲担当で経子が作詞・ダンス担当やってるの!」
輝「救子さんは?」
友子「特に何もやってない!」
輝「えっ?」
友子「まあ、強いて言うなら、私達が仕上げた曲と歌詞に指摘を入れるくらいかな?」
輝「凄い信頼ですね!」
友子「そうでもないよ!救子のせいで、毎回価値観から喧嘩に成って余計に曲が出来るの遅くなるから!」
輝「へー、意外だな!」
友子「そりゃ、人間なんだから好みの違いがあるから喧嘩の1つや2つあるよ!でも、結局はお客さんを喜ばせるって気持ちは共通してるんだけどね!」
輝「へー!」
友子「でも、そんな自由人な救子でもいざというときに何でも解決してくれる発想力と言うか、メンタルはチーム1だから!
そこに私も経子も助けられてるの!」
輝「ムードメーカー的存在なんですね!」
救子「何の話してたんですか?」
友子「救子が基本何もやってないって話!」
救子「人の悪口言わないで下さい!」
輝「いいえ、ある意味褒め言葉でしたよ!」
救子「輝、あなたなんでそんな暗い顔なんですか?」
友子「やっぱり、留学する子の事で何があったの?」
輝「いえ、羽加ちゃんでなくて、もっと深い年上の幼馴染みの事です!」
救子「oh!どうしました?」
輝「私、その子に『羽加ちゃんが居なくなったシグマなんてシグマ何て言えない!もうこんなの終わりよ!
』って言ったらビンタされて、その後に色々言われて『その代わり2度とここに戻って来るな!』って言われたんです」
救子「ふーん!成る程!でも、本気で言ってるのかしら?」
友子「私には、それを本気で言ってるようには聞こえないな!」
夕食
輝「美味しい!これ夢ちゃんが1人で?」
夢「そうよ!任が役立たずでね!生徒会長なのに!」
任「生徒会長は関係ありません!」
夢「私に掛かれば、家事なんて毎日やってたからこれくらいの事なんて簡単なのよ!」
救子「本当にお姉ちゃんの料理は美味しいわね、そこら辺の一流のシェフよりも美味しいわ!」
夢「言い過ぎよ!」
経子「まあ、そこら辺の主婦よりは主婦ね!」
友子「夢ちゃんをお嫁さんに貰う旦那さんは羨ましいなぁ!」
夢「友子も大袈裟ね!それにアイドルは恋愛禁止よ!」
ベランダ
輝「わあ、月が綺麗ですね」
救子「oh!何それは告白ですか?」
輝「いや、違いますよ!」
友子「知らないの?『月が綺麗ですね』は遠回しに『好きです』って意味だよ!」
輝「そうなんですか?!」
任「ちゃんと勉強してないから!」
夢「いや、これは勉強関係ないわよ!ってかそんな告白、日本人の3割しか知らないわよ!
ましてや月の見た目を言っただけで告白って勘違いされたら溜まったもんじゃないわよ!」
救子「お姉ちゃんはそういう人居るの?」
夢「居るわけ無いでしょ!アイドルは恋愛禁止なんだから!」←後半裏声
輝「救子さんこの後ちょっと良いですか?」
救子「良いわよ!」
回想(10年前)
女児A「あの子誰?」
女児B「最近引っ越して来たんだって!」
女児C「つまり、余所者って事か!」
女児A「なんだろうこのボール?」
羽加「すみません、ボール投げて貰って良い?」
女児B「どうする?」
羽加「すみません、それ私のボール!」←近付いた
女児A「これは私のボールよ!」
羽加「違う!私のボール!」
女児C「うるさい!余所者は黙ってろ!」
ドン!
羽加「ウワーん!返してよ!」
女児B「へっ、泣き虫が!」
女児C「私らに歯向かうからだ!」
輝「コラ!」
ドン!ガン!ボン!
女児A「いってー!」
女児B「何すんのよ!」
輝「それはこっちの台詞だよ!人のもの取って!」
女児C「これはあたしらの・・・」
輝「うるさい!」
ドン!ガン!ボン!
輝「はい!」
羽加「ありがとう」
回想終わり
羽加「はっ!」
ピーンポーン!
羽加「夢か・・・(どうしよう?このまま時間が止まってくれたらな・・・)」
一方
元(不本意とはいえ輝をぶっちゃったな・・・)
楽子「元さん何やってるんですか?」
元「お別れなんてね、声掛けたくないの!」
楽子「だからって空港の入口前に突っ立ってるのはどうかと・・・」
元「輝、本気で来ないつもりかしら?」
楽子「自分で『2度とここに戻ってくるな』って言ったんですよね?」
タッタッタッタッタッ・・・
楽子「この足音は?」
元「多分、来たね!」
楽子「止まった?」
元「輝!そこに居るんでしょ!」
輝「元ちゃん・・・、楽子ちゃんも!羽加ちゃんは?」
元「その前に言うことあるんじゃないの?」
輝「2人とも、勝手に辞めてごめんなさい!羽加ちゃんが居なくなると知って、スクールアイドル出来ないって思ってた!でも、朝子ちゃん達に連れられたダンスゲームして思った!私は歌うことも踊ることも好きだったんだなって!羽加ちゃんが留学とか関係無く私はアイドルがスクールアイドルが大好き!ってか嫌いに成れなかった!
だから、もう一度私と一緒にシグマをやってください!」
元「輝!」
輝「はい!」
元「私がなんであんたに怒ったか分かる?」
輝「それは羽加ちゃんの留学を聞いて気が動転して『辞める』って言ったから」
元「それもあるけど、1番は輝が自分の気持ちに嘘を付いてたから!」
輝「えっ?」
元「羽加の留学云々関係無くアイドルが好きなのに、1人居なくなるだけで辞める、それが本心だと思わなかった!アイドルをやらないことを羽加で言い訳してたから怒ったの!」
輝「元ちゃん・・・」
元「さあ、早く行きな!私だって羽加が留学は嫌よ!それは皆が思ってるから!早く行きなさい!」
輝「ありがとう!」
一方
ハード「よし、最後の総仕上げだ!」
出てこい!スーパーマックーラ!この世を真っ暗に染めてしまえ!
スーパーマックーラ!・モデル飛行機
ドシーン!ドシーン!
楽子「元ちゃんあれ!」
元「まったく、こんな時に!」
祈留「私達も居ますよ!」
心美「行くにゃ!」
一方
羽加「あれはスーパーマックーラ?」
輝「羽加ちゃん!」
羽加「輝ちゃん!どうしてここに?じゃなくて、輝ちゃん!マックーラが!」
輝「えっ?」
羽加「変身だよ!」
輝「うん!」
カラーズチェンジ!
目指す夢を追い求めて!タンヂェリーンシャイン!
皆を引っ張る元気な心!トゥルグウァイスチアフル!
皆に届ける音楽の力!ブロンズミュージック!
前向きに変えるムードメーカー!スカイフェザー!
皆を沸かす笑顔の風船!ライムムード!
仲間との協力!信頼の祈り!ブライトプレアー!
スーパーマックーラ!
ハード「スーパーマックーラ!少しここから離れろ!そうだな、あっちの東の方だ!」
スーパーマックーラ!
チアフル「空港から離れていくわ!」
ムード「これだと、シャインが戻ってくるまでに時間掛かりそうにゃ!」
ミュージック「輝ちゃん抜きで何とかしよう!」
プレアー「飛行機早いよ!追い付けるかな?」
ミュージック「でも、あっちの方向って?」
チアフル「兎に角追い掛けるよ!」
スーパーマックーラ!
ハード「さあ!暴れろ!スーパーマックーラ!」
ミュージック「なんか見慣れた町かと思ったら私達の町じゃない!」
ハード「フフフ、これでカラーズも終わりだ!」
ドン!
スーパーマックーラ!
4人「えっ?」
シャイン「来たよ!」
フェザー「お待たせ!」
ハード「フッ!良いのか?時間は?」
シグマ「えっ?」
ヒューん!←羽加が乗る筈だった飛行機が上空を飛んでる
※ハードがその飛行機から離れた飛行機を怪物化かつすぐに離れた為、
5分程度の遅れで出発となった
ハード「シャイン!お前のせいでフェザーの夢は途切れたぞ!」
シャイン「クー・・・」
ハード「お前がフェザーの夢を奪ったんだ!」
チアフル「これがアイツの作戦か!」
ムード「どう言うこと?」
ミュージック「フェザーの夢を絶たせたことによりシャイン罪悪感を与えて戦意喪失させるの!」
シャイン「私は・・・、私は・・・」
ハード「お前がフェザーの夢を絶った・・・」
フェザー「フン!ありがとうね!ハードさん!」
ハード「はあ?」
フェザー「私はこれで吹っ切れたよ!」
ハード「何だと!」
回想
シャイン「フェザー!行かないで!私フェザーと一緒に歌もダンスもカラーズも!ずっと一緒にやっていきたい!フェザーと一緒に居たい!だから、行かないで!」
フェザー「私だって行きたくないよ!シャインと皆とまだ一緒に過ごしてたいよ!でも、チャンスを踏みにじることが怖いんだよ!」
シャイン「だったら私に付いてきて!」
フェザー「えっ?」
シャイン「私が留学すら忘れさせる未来を見せてあげるから!」
フェザー「勿論!付いていくよ!」
シャイン「じゃあ、みんなを助けに行こうか?」
フェザー「うん!」
回想終わり
フェザー「あなたが、飛行機をすんなり飛ばしてくれたお陰で留学の夢なんか吹っ切れた!」
チアフル「そもそも皆、シャインがどんな手を使ってでもフェザーを連れ戻すと信じてたから!」
ミュージック「どれだけ喧嘩しても、私達の絆はそこまで脆いものではありません!」
シャイン「私達の絆を壊させようとするなんて・・・」
4人「絶対許さない!」
フォームチェンジ!
タンヂェリーンシャイン!タンヂェリーントゥルグウァイスバージョン!
トゥルグウァイスチアフル!トゥルグウァイスタンヂェリーンバージョン!
2つの力を1つの力に!
シャインフルーレ!
チアフルフルーレ!
この一撃に力を込めて!シャインチアフルショット!
シャイン「面!」
チアフル「胴!」
バコーン!
スーパーマックーラ!
ドシーン!
チェリー「ほら、お姉ちゃん!今よ!」
夢「救子ありがとうね!ヒューマンライトポット!空!明るい結晶!カムバック!」
ポンポン、ビューン、ポッ!
ハード「ヤバい・・・」
フォームチェンジ!
タンヂェリーンシャイン!タンヂェリーントゥルグウァイスブロンズスカイバージョン!
トゥルグウァイスチアフル!トゥルグウァイスタンジェリーンブロンズスカイバージョン!
ブロンズミュージック!ブロンズタンジェリーントゥルグウァイススカイバージョン!
スカイフェザー!スカイタンヂェリーントゥルグウァイスブロンズバージョン!
4つの力を1つの力に!
シャインルージュ!
チアフルルージュ!
ブロンズルージュ!
スカイルージュ!
4人の力を合わせて!
カラーズフォースルージュファイヤー!
スーパーマックーラ「キラキラキラキラ」
ハード「こんな早く復活するとは・・・」
ビュン!
輝「羽加ちゃん!ごめんね!」
羽加「輝ちゃん私こそごめんなさい!」
輝「なんで謝るの?」
元「羽加は本当は輝に留学を止めて欲しかったの!」
輝「えっ?」
羽加「本当に試すようなことしてごめんね!行きたいとは思ってたけど、やっぱり輝ちゃんや皆とここに残りたかったのが本音だよ!」
輝「本当に良かった!」
元「私もぶってごめんね!大丈夫?」
夢「何か合ったら救急車か警察ね!」
元「そこまで強くないわよ!」
任「どうやら仲直り出来たようですね!」
心美「しょっちゅう喧嘩してるような?」
夢「去年はあんたが原因でしょう!」
全員「ハハハハハハ!」
次回予告!
いよいよ、2次予選!
学校の生徒達も協力して、ステージを作ってくれることに!
しかし、全員練習はまったくしておらず、ほぼほぼぶっつけ本番!
果たしてシグマの順位は?
次回カラーズライブ!
皆の想いをのせて!届け!2次予選!
- Re: カラーズライブ ( No.60 )
- 日時: 2023/11/16 23:10
- 名前: いくちゃん (ID: 5TsGjhCG)
元「1、2、3、4!輝!手誤魔化さない!」
輝「はい!」
元「夢は少し早い」
夢「嘘!」
元「任!笑顔、笑顔!」
任「こうですか?」
元「もっと柔らかく!」
第60話・皆の想いを乗せて!届け!2次予選!
朝子「お疲れ!」
元「一旦休憩!」
全員「はあはあ・・・」
楽子「手加減無さすぎ・・・」
夢「キツイ!」
任「私も頭が追い付きませんわ!」
元「誰のせいでこうなったと思ってるの?」
羽加「すみません」←事の発端
夢「あんたと夢も喧嘩してたし!振り回される私達の身にも成ってよ!」
元「もう、大会は明日なんだよ!文句言うなら振り付けを1つでも覚えて欲しいな!」
任「分かっていても入りません!」
元「任は頭で覚えるから出来ないの!振り付けは体で覚えないと!」
輝「そう言えば2次予選ってどうなってたっけ?」
元「主催者が救子だからか、私達の為か知らないけど、一次と同じくリモート参加もOKらしいよ!」
羽加「良かった!」
元「ただ、リモートとなるとステージは地味なものじゃなくて派手なものを作らないと!」
夢「そりゃ、あの金持ちのステージが華やかなのは想像出来るから、それを越えないと埋もれるのが目に見えてるわ!」
任「待って下さい!今から急ピッチで振り付けと歌を覚えてもステージはどうやって?」
楽子「今からだととても間に合いません!」
朝子「あの・・・」
羽加「朝子ちゃん?」
夕「ステージの件は私達が担当しても良いかな?」
シグマ「えっ?」
朝子「ほら、皆は学校のために頑張って貰ってるのに、私達は全く・・・」
夕「私達も学校の為に少しでも役に立ちたいの!」
任「まあ、私達がステージを作るのは体力的にも時間的にも得策ではありませんし・・・」
元「そもそも振り付けもほとんど出来てないし!」
羽加「もう私達はライブに集中した方が良いよね?」
輝「うん、賛成!」
夢「その通りね!その代わりちゃんと綺麗で華やかで曲目に合ってるやつにしなさいよ!」
羽加「あっ!もう1つ!」
朝子「何?」
羽加「ついでに衣装も作ってくれないかな?全然手を付けられなくて・・・」
夢「結局、何にも出来てないじゃない!これでよく2次予選挑戦するって言ったわね!」
楽子「同感!キツキツじゃん!」
羽加「だって、留学とか、輝ちゃんの事とか・・・」
月「羽加ちゃん!」
羽加「月ちゃんどうしたの?」
月「校長先生が呼んでたよ!」
輝「まさか、留学をドタキャンしたから?」
元「私達も行こうか?一緒に頭下げてあげる!」
羽加「いや、留学自体は『しない』って伝えてあるから!」
夢「まさか、ここに来て留年?」
羽加「夢ちゃんだけには言われたくないよ!」
楽子「高校生じゃないんですから!」
校長室
校長「来たわね!まずはこれを見て!」
羽加「えっ?!」
校長「まだまだ数は少ないけど、後5年は持ちそうな位の人数は来てるわ!これだけの数まで上がったのはあなた達のお陰よ!感謝しなくちゃ!」
羽加「そんな・・・」
部室
輝「入学希望者が増えた?」
羽加「うん、まだ3桁を少し越えた数だけど、今のままを維持すれば5年は、このまま増えていけば、10年も、20年も続いていく!」
任「良かったですわ!」
元「地区予選(1次予選)の評判が良かったからかな?」
羽加「実際かなりの人達が前のライブを切っ掛けに学校に興味持ってくれたみたい!それに見て!」
輝「あっ!『あのカラーズに最大のライバル登場!?』だって!」
夢「なんだか救子の引き立て役に見えかねないけど、あの子達のお陰でこっちにも注目が集まってることも事実ね!」
輝「このまま一気に優勝へ!」
任「慢心しては行けません!」
元「そうだよ!振り付けも歌詞もギリギリなのに!」
羽加「勝ちに行くよりも、今回は完璧にこなした方が良いかも!」
夢「こればっかりは同感ね!下手に優勝意識しすぎて大失敗なんかしたらそれこそ今居る入学希望者が離れる可能性が高いわ!」
輝「そっか・・・、ごめん!」
夢「何謝ってるのよ!」
輝「だって、私のせいでこんなカツカツに・・・」
夢「それは本当だわ!マジで反省して!」
楽子「まあまあ・・・」
任「それよりステージはどこに成るのでしょう?」
元「リモートルールは地区の中であればどこでも良いって言われてたけど・・・」
輝「普通に考えて体育館じゃない?」
朝子「ええっ?」←マネージャーなので一緒に居た
夕「府大会だよ!」
月「決勝進出掛かってるのに?」
輝「他に候補無いし・・・」
朝子「だから体育館?」
任「それにどこか借りると言っても予算が・・・」
月「欲が無さすぎる!」
夕「本気で勝つ気有る?」
輝「いや、その・・・」
元「だったら、どうせ私達は作らないから朝子ちゃん達におまかせにしたら?」
任「でもそれは迷惑では?」
夕「迷惑なんて思ってませんよ!」
月「学校の為なら身を滅ぼしても・・・」
任「怪我と迷惑だけは起こさないように!」
元「それじゃ、ステージはあの子達に任せて私達は練習に集中しよう!」
ガチャン!
シグマ「えっ?」
救子「ハーイ!仲直りできたかしら?」
輝「救子さん!友子さんに経子さんも!」
経子「注目株のあなた達が出てくれないと大会が盛り上がらないから、解散してるか心配で見に来たのよ!」
輝「わざわざすみません!」
友子「そんなこと言って、シグマのライブ好きなくせに!」
経子「うるさい!」
救子「そんな照れなくて良いのよ!」
経子「照れてない!」
友子「ごめんね、この子重度のツンデレさんで!」
経子「ツンデレ言うな!」
救子「それでライブの方は?」
輝「ええっと、まあ・・・」
羽加「ボチボチかな?」
夢「あんだけのこと合ったんだから全然よ!」
救子「実は私達もなのです!」
シグマ「えっ?」
救子「最近物騒でなかなか練習が短くて困ってたんです!このままでは主催者なのにステージに立てないなんてそんなメチャクチャな話合っては成らない!
なので、少しだけど大会の日ずらしました!」
シグマ「ええっ!!!!」
友子「皆の都合を考えて今日含めて3日後になったわ!」
輝「あの、私達に気を遣った訳では・・・」
経子「そんな気を遣うつもりなんか無いわ!むしろそんな気の使い方体験相手に失礼だもの!」
夢「まあ、そうよね」
羽加「じゃあ、早く朝子ちゃん達に電話かメールで伝えないと!」
救子「取り敢えず、お互いベストな状態でベストなライブをしましょう!」
輝「はい!」←握手する
救子「でも、私達が勝つけどね!」
夢「あんたも言いなさい!」小声
輝「いえ、勝つのは私達です!」
救子「フフフ」
輝「あっ!生意気ですよね、すみません・・・」
経子「いいえ、それくらいの気持ちで本気で来なさい!」
友子「ライバルってのはね、同じくらいの力、対等な物でないと面白くないの!今の私達に近いのはあなた達だって私達は思ってる!だから、その宣戦布告は気にしない!むしろ手を抜かれる事を気にする!」
輝「分かりました!全力で勝ちに行きます!」
ゴン!←拳を合わせる
ライブ当日
パン!←窓を開ける
楽子「うーん!良いお天気」
輝「よっちゃんおはよう!」
元「2日合った分、何とか1フレーズだから間に合ったね!」
輝「兎に角、勝ちに行くよりも完璧にこなそう!」
元「この前はは勝ちに行くって意気込んでた癖に!」
輝「全部覚えてるのか不安なの!」
楽子「フフフ、私も!」
羽加「おーい!最後の練習しない!」
3人「羽加!(ちゃん!)」
一方
夢「今日は結局動画だから、この動画サイトで見るのよ!」
ひかり「はい!分かりましたお姉様!」
ひかる「夢姉頑張れ!」
光太郎「ガンバレ!」
夢「行ってきます!」
一方
任「それでは!」
繫「お姉ちゃん!」
任「ライブは動画サイトで見れますわよ!」
繫「そうじゃなくて、変わったよね!」
任「えっ?」
繫「なんか、丸くなったと言うか、重荷が降りた感じになったというか・・・」
任「そうですね、その表現正しいのかもしれません!輝さんや皆さんに出会えたことで、私は変わりました、いえ変われました!」
繫「繫、やっぱり生で見る!」
任「ぜひ、そうしてください!」
屋上
夢「そう言えばステージどうなったんだろうね?」
羽加「実は衣装も知らない!」
輝「マジで!」
元「なにも分からない状態じゃん!」
任「事前に知らなくて大丈夫なんですか?」
羽加「でもワクワク感はあるよね!」
夢「何かあってもやり直しできないのよ!」
楽子「2時間前に見に行く?」
任「そうですね、それくらいが良いでしょ!」
ライブ2時間前
体育館
ガラッ
輝「あれ?」
夢「ハッ?」
輝「ステージがない!」
元「いや、もしかしたら・・・」
夢「何よ!この仕打ち!ちゃんと用意してくれるって言ってたのに!」
元「いや、だから・・・」
輝「あんまりだよ!朝子ちゃん達の嘘つき!」
元「話聞いて!」
月「輝ちゃん!」
輝「嘘つき!あんまりだよ!」
月「えっ?」
夕「どうしたの?」
輝「何にも用意されてないじゃん!」
夕「いや、ステージは体育館じゃないの!」
輝「えっ?」
朝子「もっと良いステージ見つけたから!」
夕「物凄く良いステージになりそうだよ!ここよりももっと素敵な場所!」
輝「えっ?」
元「私、言ったよね?『ステージはあの子達に任せる』って!」
夢「言ったけど何よ!」
元「誰も『体育館をステージにしよう』とは一言も言ってないし、頼んでもなかったわよ!」
楽子「そうだったね」
羽加「つまり、月ちゃん達の自由ってことか!」
本当のステージ
シグマ「ウワー!」
夢「綺麗!」
任「キャンドルの道ですわ!」
楽子「大阪にこんな場所が!」
朝子「ほら、少し早いけど花のアーチ!」
夕「この衣装に着替えた後、この道を進んで!」
3人「頑張れ!シグマ!」
モブA「輝ちゃん!」
モブB「元ちゃん!」
モブC「楽子ちゃん!」
モブD「羽加ちゃん!」
モブE「夢ちゃん!」
モブF「任さん!」
とある公園
朝子「公園の管理者に頼んだら今日だけ許可貰えたの!」
夕「装飾も出来るか皆で頼んだんだから!」
元「なんだか遅めのクリスマスみたいね!」
任「もしくは遅めの新年の挨拶でしょうか?」
月「町の人も沢山協力してくれたんだ!」
夕「私達だから出来る私達だけにしか出来ないステージ!」
朝子「さあ、後はシグマ6人の最高のライブを添えるだけ!」
輝「うん!」
ライブ前
輝「皆、気合いの円陣入れるよ!」
夢「勿論!」
楽子「誰からやるの?」
元「部長から?」
夢「リーダー!あんたからで良いよ!」
輝「良いの?」
夢「その代わり大きな声でよ!」
輝「うん!」
任「決め台詞も間違えないように!」
輝「行くよ!1!」
元「2!」
楽子「3!」
羽加「4!」
夢「5!」
任「6!」
輝「今の夢、そしてこれからの夢!未来へ繋げ!シグマ!」
5人「Let's Go!」
ライブ後
輝「緊張する!」
元「間違いはなかった!」
楽子「やれることはやった!」
羽加「最高に楽しかった!」
夢「私達はやりきった!」
任「たとえ負けても結果が全てではありません!」
スクリーン
・・・
2位・シグマ
1位・カラーズ
夢「えっ?」
輝「ああっ!」
元「まあ、仕方ない!」
羽加「また来年があるよ!」
任「そうですわ!今度は繫達新1年生達が私達の力に成ってくれるかもしれません!」
輝「う、うん!そうだよね!」
元「悔しいんだよね?」
輝「えっ?」
元「泣きたいなら私の胸で泣いて良いよ!」
輝「ウワーん!ああっ!あんなに皆頑張ってくれたのに、ウワーん!ああっ!」
羽加「また来年頑張ろうよ!」涙目
楽子「その時はもっとパワーアップした私達を見せるために」涙目
輝「うん!」
次回予告!
次回はエイプリルフール回!
新学期となり、輝達と同じ学校に通うことが決まってる祈留と心美と繫!
ところが、朝、母親に騙された心美は『同じ学校に通えない』と輝に嘘を付いてしまう!
すぐ、嘘だと伝えようとするも時既に遅し!
輝が全員に伝えてしまい、今更嘘だと言えない状況に陥る!
果たして、心美の運命は?
次回カラーズライブ!
心美が転校?小さな嘘の大騒動!
- Re: カラーズライブ ( No.61 )
- 日時: 2023/11/30 21:04
- 名前: いくちゃん (ID: 5TsGjhCG)
チュンチュン・・・
心美の母「コラ!きよ!起きなさい!」
心美「まだ、後5分!」
心美の母「学校に遅刻するわよ!」
心美「まだ、余裕にゃ!」
心美の母「今日の朝御飯はきよの大好きな唐揚げなんだけどな!」
心美「唐揚げ!食べるにゃ!」
テーブル
鮭定食
心美「あれ唐揚げは?」
心美の母「プププ、騙されたわね!」
心美「お母さん酷いにゃ!しかもきよが大嫌いな魚だし!」
心美の母「いつも『にゃーにゃー!』言ってる癖に!魚だって栄養があるんだから!それに今日はエイプリルフール!嘘を付いて良い日なのよ!」
心美「そうにゃのか?そう言えばきよね彼氏が出来たんだよ!」
心美の母「ええっ!!!!!あの男嫌いのきよが?」
心美「嘘にゃ!そんな人居ないにゃ!」
心美の母「もう止めてよ!心臓に悪い!」
心美「だって嘘付いて良いって言ったのはお母さんにゃ!」
心美の母「でも、あんまり無闇に嘘付いたら大変なことに成るわよ!」
心美「は~い!」
第61話・心美が転校?小さな嘘の大きな騒動!
通学路
心美「お母さんはああ言ってたけど、今日は嘘付いても良い日なら皆に嘘を言ってみよう!あっ!祈るんだ!『そうにゃ!』」
祈留「『きっちゃんだ!あれ顔暗そう』きっちゃんどうしたの?」
心美「祈るん、実はきよね転校するんだ!」
祈留「それは流石に嘘だよね?」
心美「本当にゃ!お父さんの転勤が今日突然決まって!」
祈留「きっちゃん嘘付くの下手!それに私、今日がエイプリルフールって知ってるし!」
心美「なんだ!見破られたにゃ!」
祈留「入学して早々転校なんてあり得ないよ!それにきっちゃんの性格分かってるから簡単だったよ!」
心美「ブー!面白くないにゃ!」
繋「何やってるの?」
祈留「きっちゃん、転校するんだって!」
繋「え~!入学早々?」
心美「嘘にゃ!祈るんに嘘付いて見たら見破られたところにゃ!」
繋「ビックリした!そうだよね、入学早々転校なんて聞いたこと無いよ!」
祈留「繋ちゃん思いっきり騙されたね?」
繋「だってあんな自然と言われたら信じちゃうよ!」
心美『なんだか面白くないから、先輩達にも言ってみるにゃ!驚く顔が見たいにゃ!』
休み時間
輝『ん?あれはきっちゃん?暗そうな顔してるな』
心美「はあ・・・」←演技
輝「きっちゃんどうしたの?悩みなあるならこの柑橘先輩に任せなさい!」
心美「頼りないから良いにゃ!」
輝「これでもシグマのリーダーだぞ!」
心美「だとしてもこればっかりは無理にゃ!」
輝「どうして?一緒にスクールアイドルやるんでしょ?分かった!舞台に立つのが恥ずかしいんだ!よしちゃんも言ってたんだよ!『緊張する』とか『恥ずかしい』って、あれは一種の慣れだよ!だから慣れれば怖く・・・」
心美「きよ、この学校を転校するかもしれないんだ!」
輝「えっ?ええっ!!!!!」
心美「お父さんの仕事の都合でこの学校に通うのも今月までかもしれないの!」
輝「そ、そんな・・・」
心美「だから、憧れのシグマにも入れないかも・・・」
輝「そんな!」
心美『二ヒヒヒ、この反応にゃ!』←教室へ帰る
輝「羽加ちゃん!大変だよ!」
羽加「どうしたの?」
輝「きよちゃん転校するんだって!」
羽加「ええっ!!!!!嘘!可哀想!」
楽子「どうしたの?大きな声だして?」
輝「実は・・・」
楽子「ええっ!!!!!突然ね!可哀想に私も転校生だから分かるわ!転校したって、知らない子ばかりだから友達出来るか不安で・・・」
一方その頃
心美「ああ、楽しいな!今度はどんな嘘付こうかな?」
祈留「きっちゃんどこ行ってたの?」
心美「今朝の嘘、先輩達にも言ってみたにゃ!いや~、輝先輩のあの顔といったら・・・」
祈留「何やってるの!」
心美「えっ?今日はエイプリルフールだから、嘘付いても許されるんだよね?」
祈留「エイプリルフールの嘘は午前中まで!それにその場で『嘘だよ』って言わないと大変なことに成るよ!」
心美「えっ?何で?嘘付いても許されるんだったら何付いても良いじゃん!」
祈留「人を混乱させる嘘はダメだよ!
じゃあ、きっちゃんは誰かの物盗んだ後に、『盗んでない』とか言うの?嘘にも付いて良い嘘と付いていけない嘘があるの!」
心美「そんなの初めに言って欲しいにゃ!」
祈留「兎に角、さっき言った嘘を取り消しに行って!」
キーンコンカーンコーン!
祈留「きっちゃん!次の休み時間に先輩達に嘘っていうんだよ!」
心美「分かったにゃ・・・」
次の休み時間
キーンコンカーンコーン!
祈留「あっ!居た!輝先輩!」
輝「あっ!祈留ちゃん、別に部活以外でもちゃん付けで良いよ!」
祈留「実は、きっちゃんが・・・」
心美「あ、あの・・・」
羽加「聞いたよ!きよちゃん、来月転校するんだよね?」
心美「えっ?」
楽子「私も転校生だから気持ち分かるわ!親の都合で・・・、だから子供の私達にはどうにも成らないのよね?」
心美「そ、そうだけど何で2人も?」
輝「あっ!シグマのメンバーだけには話しておこうかなって・・・」
心美「『ええっ!!!!!嘘なのに・・・』それはどこまで?」
元「いきなり転校なんて悲しいよね?」
任「まさか、たった数週間しか居られないなんて・・・」
心美『どうしよう?3年生まで話が行っちゃったにゃ!』
物陰
夢『ん?』
放課後
繋「ええっ!!!!!お姉ちゃんにまで話が行った?」
祈留「多分、シグマのメンバー全員に行ってるの!」
繋「これはヤバイよ!今更『嘘です』って言ったらお姉ちゃんからお説教2時間はあるよ!」
想像
任「全く、私達を苔にするとは何事ですか!もうこの学校に来なくて結構です!」
心美「怖いにゃ!」
繋「そんな権力お姉ちゃんに無いから!」
心美「でも、生徒会長は何でもかんでも都合の良いように決める権力者って漫画で読んだにゃ!」
繋「そんなもの読んでるから頭悪いのよ!」
心美「今は関係無いにゃ!」
部室
夢「来たわね!」
祈留「夢ちゃん!」
夢「心美入りなさい!」
心美「えっ?」
部室に入ると・・・
黒板
『心美のセンター曲会議』
心美「これは何にゃ?」
夢「あんたが1ヶ月持たずに転校するって聞いてね、それにあんた私達に憧れてシグマにも入りたかったんでしょ?」
心美「勿論にゃ!」
夢「だから、せめてシグマの一員の証とあんたの希望を叶えるために最後はあんたのセンター曲を作ることを私が提案したの!」
心美「ええっ!!!!!『そんな大事に?』」
夢「感謝しなさいよ!本当は責任重大とも言えるセンターをあんたの為だけに立たせるだけでなく、あんたの為のライブを私達皆が作ってあげるって言ってるんだから!」
輝「きよちゃん!違う学校に言ってもスクールアイドル頑張ってね!」
羽加「今回作る衣装はもうきよちゃんが持って帰って、壁にでも飾って置いて!私達の絆の証だよ!」
楽子「最後は、悲しい曲よりもきよちゃんらしい楽しくて元気な曲にするから!」
元「皆で寄せ書きも書いたんだ!」
心美「ええっ!!!!!『どうしよう?このまま嘘だって言ったら?』」
心美の想像
任「付いて良い嘘と悪い嘘があります!」
元「筋が通ってないよ!」
夢「あんた本当におバカさんね!」
楽子「きよちゃんが私達の事騙してたなんて!」
羽加「きよちゃんの嘘つき!」
輝「酷いよ!私にあんな嘘付くなんて!もうきよちゃんなんか大っ嫌い!」
心美「うわあ!」←逃げる
祈留「きっちゃん!」
フリーズ「ああ、ダリー!」
回想
ダーク「あれ?今日のトイレ掃除誰だっけ?」
フリーズ「お前だろ?」
ダーク「いや、あたし昨日やったし!あたしの次はお前だろ!」
フリーズ「はあ?そうだったか?」
回想終わり
フリーズ「あの後、ハードが『感心、感心』って言うから何かと思えば、ダークめ!嘘付きやがったな!しかもそれを主張したら『今日は嘘付いても良いもん!騙される方が悪い』って言われた!ああもうムシャクシャする!このままやってやる!
出てこい、スーパーマックーラ!この世を真っ暗にしてしまえ!」
スーパーマックーラ!
心美「なんにゃ!」
祈留「きっちゃん!」
輝「私達も加勢するよ!」
カラーズチェンジ!
目指す夢を追い求めて!タンヂェリーンシャイン!
皆を引っ張る元気な心!トゥルグウァイスチアフル!
皆に届ける音楽の力!ブロンズミュージック!
前向きに変えるムードメーカー!スカイフェザー!
皆を沸かす笑顔の風船!ライムムード!
仲間との協力!信頼の祈り!ブライトプレアー!
輝け!6色のカラー!カラーズヒロインズ!
スーパーマックーラ!
フリーズ「よし、マックーラ!手始めにパンチだ!」
シャイン「皆来るよ!」
ドゴーン!
カラーズ「キャー!」
フェザー「なんでキックなのよ!」
フリーズ「今度はキックだ!」
チアフル「皆、気を付けて!」
ゴーン!
カラーズ「キャー!」
ミュージック「キックじゃない!」
フリーズ「今度はパンチだ!」
ムード「もう騙されないにゃ!パンチ→キック、キック→パンチなら、来るのはキックにゃ!」
ビューン!
ドダダダダ・・・!
プレアー「ビーム来たよ!」
ムード「なんでにゃ!?」
フリーズ「ハハハ!間抜けな奴らだ!」
ミュージック「嘘付くなんて最低!」
チアフル「男の風上にも置けないね!」
フリーズ「騙される方が悪いんだよ!」
ムード『ああ、どうしよう?私もこんな奴と一緒・・・』
シャイン「ムード?どうしたの?」
ムード「ああーん!ごめんなさい!今日エイプリルフールで嘘付いても許されるって思ったから、輝ちゃんに転校するって言っちゃった!まさか、付いて良い嘘と悪い嘘があるなんて知らなくて、そしたらなんか私の思ってた状況とは違う方向に言ってしまって、ここで嘘って言っても皆に怒られるって思ったら、言い出せなくなったにゃ!
ああーん!ああーん!」
シャイン「ムード・・・」
プレアー「ムード、頑張ったね!」
ムード「プレアー?」
チアフル「そんな嘘、皆、とっくに気付いてるわよ!」
プレアー「えっ?」
ミュージック「夢ちゃんに言われてね!」
回想
部室
ガラガラ!
輝「大変だよ!」
元「どうしたの?」
羽加「きよちゃんが今月いっぱいで転校するそうなんだよ!」
任「えっ?今月いっぱい?珍しいですわね!」
楽子「引っ越しって突然決まりますから!」
夢「ねえ?あんた達?」
輝「なんでそんな冷静なの夢ちゃん?」
夢「今日が何の日か知ってる?」
元「ええっと4月1日・・・」
楽子「あっ!エイプリルフール!」
任「何かおかしいと思ったんです!」
夢「本当、あんたらは騙されやすいわね・・・」ピコン!
楽子「どうしたの?」
夢「あたし良いこと思い付いちゃった!あんたらそのまま騙された振りしといて!」
輝「ええっ?」
羽加「何するの?可哀想じゃない?」
夢「最初に嘘付いたのはあの子よ!あの子に嘘付いたらどんな天罰が下るかを肌で感じてもらうのよ!」
任「これは私も大いに賛成ですわ!どうするのですか?」
回想終わり
シャイン「それでネタバラシはきよちゃんが謝るまでしないって!」
ムード「そうだったの?皆酷いにゃ!」
ピン!
ムード「にゃ!」
プレアー「先に騙してたのは誰よ?」
ムード「ごめんなさいにゃ・・・」
フリーズ「今だ!マックーラ!」
ムード「危ないにゃ!」
フェザー「私が!」
空の彼方へ羽ばたけ!アップフェザー!
フェザー「と見せ掛けて・・・」
ムードパンチング!
スーパーマックーラ!
夢「終わったかしら?」
チアフル「ハイハイ、OKだよ!やっちゃって!」
夢「全くしょうもない嘘付くんじゃないよ!そのせいで任ったらケーキ買いに行っちゃったんだから!」
ムード「えっ?」
夢「ヒューマンライトポット!黄色!明るい結晶カムバック!」
ポンポン、ビューン、ポッ!
ムード「プレアー!」
プレアー「うん!」
フォームチェンジ!
ライムムード!ライムブライトバージョン!
ブライトプレアー!ブライトプレアーバージョン!
2つの力を1つの力に!
元気な心!
信じる心!
手と手をあわせて、嵐となれ!
ムードプレアーサイクロン!
スーパーマックーラ「キラキラキラキラ!」
フリーズ「畜生!最初から分かってたのかよ!」ビュン!
部室
心美「この度は私の軽率な嘘で先輩達に多大なご迷惑をお掛けし、本当に申し訳御座いませんでした!」
夢「まあ、良いわ!それで嘘付いてどう思った?」
心美「まさか、あそこまでの騒ぎに成るなんて思ってもなかったにゃ!」
夢「嘘付くのもダメだけど、あんたは嘘を付く相手も間違えたのよ!」
輝「私のせい?」
夢「あんな早とちりに聞かせたら、1時間後には学校中に広まるわよ!」
元「本当だから言い返せない」
輝「元ちゃん!」
心美「じゃあ、きよのセンターは?」
夢「そんなもん嘘に決まってるでしょ!誰がぽっと出の新人にセンターやらすのよ!」
心美「酷いにゃ!」
夢「先に嘘付いて周りに混乱起こさせたのは誰よ!」
心美「はい、きよです・・・」
夢「これに懲りたら周りに迷惑掛ける嘘付くんじゃないよ!」
心美「はい、分かりました」
輝「まあまあ、きよちゃんも反省してることだし、任さんが買ってきたケーキでも食べて元気出しましょ!」
羽加「そうだね!」
繋「お姉ちゃん、ケーキ!」
任「あの、すみませんが・・・」
元「えっ?まさか・・・」
任「ケーキを買いに行ったと言うのは私の嘘です!」
シグマ「ええっ!!!!!」
任「お寿司なら買ってきたのですが・・・」
シグマ「それでも良い!」
夢「分かった、心美!嘘付くならこう言う周りを喜ばせる嘘を付きなさい!」
心美「分かったにゃ!でもきよはお魚嫌いにゃ!」
シグマ「あんだけ『にゃーにゃー!』言ってるのに?」
祈留「嘘じゃありませんよ!」
任「好き嫌いせず食べなさい!」
心美「お魚は嫌いにゃ!」
チュンチュン
心美「お魚は嫌いにゃ・・・、あれ?夢?」
心美の母「おはよう!」
心美「おはよう?あれ今日は・・・」
心美の母「4月2日よ!」
心美「エイプリルフール過ぎたんだ!良かった、さあ今日から学校頑張るぞ!」
心美の母「何言ってるのよ!」
心美「えっ?」
心美の母「まだ、入学すらしてないのに!」
心美「えっ?入学式って?」
心美の母「4月7日でしょ!」
以上心美が見た夢でした。
次回予告!
次回はいよいよここからが本当の新学期!
生徒会長任の挨拶に始まり、各部活見学・勧誘などが行われる!
当然、アイドル研究部だって黙っていない!
早速、勧誘してみるも全然来ない!
実はそこにハードの罠が!
次回カラーズライブ!
誰も来ない?どうする部活勧誘!
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