二次創作小説(新・総合)

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カラーズライブ 完結
日時: 2024/07/28 19:14
名前: いくちゃん (ID: E8lgSYnB)

こんにちはいくちゃんです!
新ストーリー投稿!
これはナンバーカラーズより古いお話です!
ナンバーカラーズで出てきた経子や友子達がまだ中2だった頃まで遡ります!
簡単に言うと、ラブライブシリーズの話にプリキュア要素を入れた話となります。
テーマは輝きです!
それでは始まり始まり!

輝きってなんだろう?
輝くってなんだろう?
人を喜ばすってなんだろう?
人を引き寄せるってなんだろう?
それを追い求めた私達の夢への物語!

Re: カラーズライブ ( No.72 )
日時: 2024/02/21 18:43
名前: いくちゃん (ID: fxhCNxuy)

車で移動中

心美「うおお!これがあの長い車!」

祈留「リムジンね!」

繋「それはそうとどうするの忠加ちゃん?」

忠加「取り敢えず1年生だけでユニットを作りましょう!あんたらはどうせシグマの妹分なんだから!」

祈留「待って!私達が先輩達から離れて練習しようと決めたのは先輩達に追い付くため!優勝目指すシグマの力に成るため!」

忠加『チッ、コイツらを私で育てて、自信付けさせたところで仲間割れ誘うおうと思ったのに!』

心美「シグマの力に成れないならスクールアイドルだってやりたくないにゃ!」

繋「それは私も!」

忠加「分かったわよ『チッ、他の方法考えとするか!』」

第72話・1年生だけの合宿!ようこそ忠加!

一方のシグマ(上級生組)

羽加「おはよう!あれ?皆どうしたの?」

夢「どうしたもこうしたもないわよ!」

元「あれが空気を重くしてるのよ!」

輝「何がダメだったのかな?まさか、あの時?それとも?」

楽子「別に意地悪したんじゃないんだから!」

羽加「重症だね・・・」←椅子に座ろうとする

任「はあー・・・」

羽加「ここにも!」

任「繋、繋!あなたはどうして繋なの!」

羽加「ロミオとジュリエット?!」

元「任は重度のシスコンだから、妹が居なくなって昨日眠れなかったそうよ!」

羽加「こっちの方がもっとヤバいじゃん!」

夢「たく、妹1人旅立っただけで情けない!」

楽子「慰めてあげなよ!って言いたいけど夢ちゃんは弟妹居るからそれすら言えない」

羽加「取り敢えずさあ、1年生達は私達のために頑張ろうとしてるんだから、もう信じて待つしかないよ!」

輝「そっか、そうだよね!」

任「でも、もしものことが、合宿先はたしか北海道!
  山で遭難したらどうしましょう?」

元「黒井さん居るよね?」

任「熊にでも食べられたらどうしましょう?」

夢「なんてとこに別荘建てたのよ!」

任「別荘が火事にでも成ったら・・・、嗚呼!」

楽子「縁起でもないこと言わないで下さい!」

元「兎に角気長に待って・・・」

夢「私達も後輩たちにバカにされないように練習練習!」

一方その頃
繋「さあ、付いたよ!ここが私達の北海道の別荘周辺!」

心美「意外と暑いにゃ!」

繋「北海道は北国だけど、夏に成るとたまに沖縄より暑くなる時もあるよ!」

心美「本当に北国かにゃ?」

祈留「夏は日本ならどこだって暑いよ!」

黒井「それではお嬢様、私は夕食の買い出しをしてから別荘にむかいますので!」

繋「黒井さんありがとう!頼んだよ!」

黒井「はっ!それでは失礼!」

忠加「何でこんなところに?」

祈留「繋ちゃんの別荘で集中合宿するって決めたじゃん!」

忠加「なんで私まで?」

祈留「企画したのは忠ちゃんじゃん!」

忠加『そうだった!仲間割れさせるために、こんなことなら言わなきゃ良かった・・・』

祈留「さあ、ここから繋ちゃんの別荘までランニングだよ!」

忠加「何で途中で降りたんだよ?」

繋「北海道は広いから、ガソリンスタンドの位置を考えるとここが1番最適なの!場所によっては20㎞以上先まで無かったりするよ!下手したらガソリンを持ちながら山を登ることにもなるよ!」

祈留「厳しい!」

心美「北海道はでっかいどう!」

忠加「どんだけ広いんだよ!」

心美「皆、きよに付いてこい!」

祈留「待って!きっちゃん!道分かるの?」

心美「黒井さんが車で行った道を行けば・・・」

祈留「ええっ?『大丈夫かな?』」

忠加「おい、繋!別荘はどっちだ?」

繋「あっちの方向だよ!だからきよちゃんは逆に進んでる」

祈留「は、早く連れ戻さないと!」

忠加「仕方ねーな!」

別荘
心美「黒井さんの嘘つき!」←無駄走り

繋「黒井さんは嘘付いてないよ!」

祈留「買い出しに行くって言ってたじゃん!」

忠加「少しは・・・、連れ戻しに行く・・・、こっちの・・・、身にもなれ!」←心美を10㎞以上走って連れ戻した

祈留「忠ちゃんごめんね!私と繋ちゃんの体力が無いから!」

忠加「本当にな!」

繋「結局は人の話聞かずに勝手に走っていったきよちゃんが悪いと思うけど・・・」

心美「酷いにゃ!」

忠加「事実だろう!」

祈留「それにしても繋ちゃん山羊飼ってるんだ!」

繋「うん、名前はミルクって言うんだ!まあ、お世話は黒井さんがよくやってるけどね・・・」

ペロペロ

忠加「何するんだよ!止めろ!」

祈留「『元気出して』って言ってるよ!」

繋「祈留ちゃんミルクの気持ち分かるの?」

祈留「動物だって生き物なんだから、何が言いたいかは大まかにしか分からないけど・・・」

心美「それでも凄いにゃ!」

祈留「さあ、着替えて練習だよ!」

練習場終わりの夕方

黒井「お嬢様方、御夕飯の準備が出来ました!」

心美「うおお!」

祈留「美味しそう、これ黒井さんが全部作ったの?」

黒井「はい!」

繋「黒井さんは私達のベビーシッターもやったことがあるから、SPだけでなく家事も得意なの!」

心美「もうそれはお父さんかお兄さんだね!」

祈留「それにしても大きな家ね!」

繋「普段はペンションとして貸してるから!」

祈留「合宿にピッタリだね」

繋「それにしても忠加ちゃんは?」

祈留「あの子コミュ障だから!部屋に混もってるんじゃないかな?」

寝室
忠加「さあ、このネットって物を使ってどうアイツ等の嫌な噂を流そうか?っての動画も一緒に撮ってたけど私も入ってるからな・・・、後で私も一緒に責められるのは怖いし・・・、それにアイツの事だ!きっと鬱陶しいくらい気にかけてくる筈だ!」

『注目スクールアイドル・シグマ!内紛?』

忠加「まあ、これが定番と言っちゃ定番だが、祈留の勘の鋭さは私が1番知ってる!」

『注目スクールアイドル・シグマ!解散?』

忠加「これならもっと騒ぐだろうし、私は入ってないからな!世間が慌てふためいてシグマの信用はがた落ち、そしてカラーズはこれを切っ掛けに仲間割れ!私はその間にトンズラすれば・・・」

繋「シグマ解散?」

忠加「うわあ!」

繋「どうしたの?」

忠加「何でもないぞ!」

繋「ご飯出来てるよ!」

忠加「今行くとこだったんだ!ちょっと考え事してて・・・」

繋「今日の練習風景?」

忠加「えっ、いや、大した物じゃないから!え~っと・・・、これを見てて・・・」

繋「あっ!去年のお姉ちゃん達の府大会のライブ!
  このステージ凄いよね!祈留ちゃん達とも話してたけど、私達これを越えるのが夢なの!」

忠加「夢?」

繋「繋達が入って1年生が増えたからこのステージを越えることが出来たって!シグマはパワーアップしたって」

忠加「それが夢?」

繋「うん」

忠加「下らないな!」

繋「なんでそんなこと言うんですか?」

忠加「体力なら技を増やしたり、新たな手法で相手を翻弄出来る、これでパワーアップは証明できる!
   だが、ライブは人の価値観で決まるんだぞ!パワーアップしたとしてそれが万人に認められなかったら、そのパワーアップさへ意味を成さない!だったら最初からやる意味なんか無いじゃん!」

繋「忠加ちゃん・・・」

忠加「お前がパワーアップしたように思えて、それを評価してくれなかったらどうなる?そこに意味はあるのか?」

繋「ううっ・・・」

忠加「だったら意味ないだろ!だから私はこう言う事はやりたくないんだ!」

繋「忠加ちゃん・・・」

祈留「2人ともどうしたの?」

心美「早くしないとご飯冷めちゃうにゃ!」

繋「今、行く!」

忠加『仕方無いなあ』

『突撃!シグマ(下級生)の練習風景!』

次の日
上級生達「おおっ!」

夢「これ本気ったら本気?」

楽子「みたいだね」

羽加「こんなに人気あるんだ!」

元「しかもコメントも高評価ばっかり!」

任「ああ、繋!頑張ってますね!そっち(画面の向こう)へ行きたい!」

元「止めなさい!子供か!」

輝「良かった!」

楽子「これで1年生達は自信が付いていくね!」

夢「何言ってるの!油断大敵よ!」

全員「えっ?」

夢「逆に自信付きすぎて・・・」

回想
心美「あんた達そこ立たないでよ!」

祈留「今日からあなた方はサポートメンバー」

繋「だよ!」

忠加「ふっ、私が作り上げたんだからな!それくらい良いだろ!」

回想終わり

夢「なんてことに!そして乗っ取られる!」

羽加「そんな曲がった性格してるのは夢ちゃんだけだよ!」

夢「何ですって!」

楽子「まあまあ!」

輝「元ちゃんどうかした?」

元「いや、この調子なら練習メニューもう少しハードル上げて良いかなって!」

プルルルル

繋「あっ!お姉ちゃんからだ!」

ガチャ

繋「もしもし」

元「もしもし」

繋「元さん?」

元「ちょっと任の携帯借りてるよ」

繋「なんでですか?」

元「繋ちゃんに会えなくての垂れ死んでるから!」

任「繋!」

繋「すみません、それで何の用事でしょうか?」

元「今からテレビ電話にしてくれる?」

繋「テレビ電話ですか?」

祈留「私がやってあげる!」

元「あっ!繋がったよ!」

任「繋!無事ですか?迷惑掛けてませんか?返事をしてください!」

夢「そんな何個も要件言ってたらいちいち答えられないわよ!」

繋「お姉ちゃん、皆無事だよ!大丈夫だよ!」

輝「皆、忠加ちゃんの動画見させてもらったよ!」

羽加「頑張ってるね!」

元「だから3人が良ければ、私達が練習してるステップを渡そうかなって!」

3人「先輩達と同じステップ!?」

元「うん、後で送っておくから!」

祈留「でも・・・」

元「本当はプレッシャーになるから後で相談しようかなって思ったけど、あの動画見てると頑張ってるし、私達に追い付きたい気持ちが伝わってきたから」

繋「でも・・・」

元「勿論今のままでは私達には追い付いてない!輝!」

輝「うん、皆、上を目指す目標を越える向上心は良いけど、それで体を怪我したり壊して欲しくはない!
  兎に角、ライブを楽しむことを優先!どれだけ練習し難しいステップができても自分が楽しくないと周りにも伝わらないから!」

祈留「はい!」

繋「ありがとうございます!」

輝「1次予選、一緒に突破できるように頑張ろう!優勝の話はそれからだよ!」

3人「はい!」

祈留「やるだけやってみます!」

プルルルル

輝「もしもし?お父さん?うん、えっ?ええっ!!!!忘れた!」

一方
祈留「動画が高評価で私達も注目されたけど・・・」

繋「行きなりすぎるよね?」

心美「まだ練習始めたばかりなのに・・・」

忠加「流石、精神安定要因ね!」

祈留「えっ?」

忠加「輝の事よ!あんたらはまだ良い場所に入ったって言ってるのよ!」

心美「どう言うことにゃ?」

忠加「こう言う場面ならば普通レベルアップ、勝ちを求める要求の筈なのに、そんなプレッシャーを一切掛けず、『楽しみなさい』よ!輝に興味持ったわ!」

祈留「忠ちゃん?」

忠加「あんたらが憧れる先輩達が『楽しむことを優先』って言ってるならそうしなさいよ!それが先輩達に近付く近道なんでしょ!いくら難しい事に挑戦したって自分が楽しくなきゃ長続きなんかしないわよ!私に付いてきなさい!」

祈留「忠ちゃん?」

心美「なんだか知らないけど行くにゃ!」

繋「待ってよ!」


繋「湯加減はどう?」

忠加「まあまあね」←ドラム缶風呂に入ってる

繋「忠加ちゃん、今日はありがとうね!」

忠加「フッ、別に大したことはしてないわ!私の思うことを言っただけだから!」

繋「それでも私、いや私達にとっては重荷が取れた感じだったよ!」

忠加「ふーん」

繋「薪もう少し持ってくるね」

忠加『何やってんだ?私!どうしちゃったのよ!邪魔するどころか奮い立たせた挙げ句、話が良い方向に進んでるじゃない!』

カサカサ・・・

忠加「何?まさか、フリーズとかハードじゃないよね?いやそもそも誰が来てもこんな格好嫌よ!」

カサカサ・・・

忠加「たしかこの辺はたまに熊が出るって繋言ってたわね!どうすれば良いのよ!」

カサカサカサカサ・・・

忠加「キャアアア!来ないで!」

輝「忠加ちゃん!」

忠加「あっ、輝?」

輝「驚かせてごめん!」

取り敢えず服を着て

森の中
忠加「忘れ物を取りに来た?」

輝「実はこの近くにお父さんが使ってる事務所があって、お父さんそこに忘れ物したから取りに行ってって言われて・・・」

忠加「父さん本人に行かせたらどうなのよ?」

輝「お父さんは有名な板前で他の旅館とかたまに出張したりしてるの!その次いでに後輩の皆どうしてるかな?って、あっ!大阪の皆には内緒ね!」

忠加「あんたって本当にお人好しね!」

輝「えっ?」

忠加「そういう人の心配する性格の事よ!」

輝「そりゃ大切な仲間だもん!忠加ちゃんも含め!」

忠加「はっ?私も?」

輝「祈留ちゃんから聞いたよ!この合宿企画したのも皆を励ましたのも忠加ちゃんなんだよね?」

忠加「別に大したことはしてないわ」

輝「あのさ、忠加ちゃんもスクールアイドルやろうよ!」

忠加「はあ?いきなり何?」

輝「だって、物凄くやりたそうな顔してるよ!」

忠加「別にそんなことは・・・」

スーパーマックーラ!←モデル熊

2人「キャアアア!」

輝「いきなり何?」

忠加「あれは熊?」

フリーズ「これ以上増やされるのは困るんでな!」

忠加『私が分からないって言うの?』

輝「忠加ちゃんは今すぐ繋ちゃんの別荘の方に!」

忠加「えっ?」

輝「早く!」

忠加「分かったわよ!」

カラーズチェンジ!

目指す夢を追い求めて!タンジェリーンシャイン!

シャイン「たあ!とう!タッタッタッタッ!」

フリーズ「なんだ?今日は1人か!これはやり易い!」

シャイン『どうしよう、1人では・・・』

ムードパンチング!

プレアーウィング!

ムード「シャイン!」

プレアー「なぜここに?」

シャイン「それは後で説明する!」

一方その頃
忠加「酷い目に合ったわ!」

繋「忠加ちゃん!どうかしたの?」

忠加「ちょっと輝に会ってね、勧誘受けたわ!」

繋「えっ?」

忠加「正直私はやりたくないのに・・・」

繋「嘘・・・」

忠加「はっ?」

繋「こんだけのシグマの履歴残しておいて興味無いとは言わせないよ!」

忠加「あんた私のパソコン覗いたわね!」

繋「好きなら好きって認めたら?」

忠加『だからあれは偵察目的の資料として、いやだったらなんであたしライブ映像調べてる?いくら偵察でもそれは必要ないよな?』

繋「取り敢えず、私を見て!」

忠加「なんだ?」

繋←見様見真似の振り付け

繋「どう?」

忠加「いや、そこはもっと手を上げるだろ」

繋「じゃあこれは?」

忠加「足は地面に付いてた筈・・・」

繋「このポーズは?」

忠加「一回転してぶりっ子みたいに・・・」←赤面

繋「興味無い人がそこまで振り付け覚えられる?」

忠加『もしかして私はシグマのライブにマジでハマった?』

繋「私に指摘できるなら、忠加ちゃんはもっと詳しい筈だし、興味を持ってる!私と一緒にやろうよ!」

忠加「私がか?」

一方その頃

ダン

シャイン「ううっ!」

ムード「シャイン!」

シャイン「ムード、ごめん!大丈夫!」

ムード「どうすれば?」

リンリンリンリン・・・

マッマッマッマッ・・・←怯えるマックーラ

フリーズ「おい、マックーラ!どうしたんだ!」

プレアー「ムード!今がチャンス!一気に決めるよ!」

ムード「分かったにゃ!」

フォームチェンジ!

ライムムード!ライムブライトバージョン!

ブライトプレアー!ブライトライムバージョン!

2つの力を1つの力に!

元気な心!

信じる心!

手と手をあわせて、嵐となれ!

ムードプレアーサイクロン!

スーパーマックーラ「キラキラキラキラ!」

フリーズ「なんでそのまま負けるんだよ!」ビュン!

心美「なんでだったの?」

祈留「熊は鈴の音が嫌いだから!元々操られてると逃げるのと向かうのでこんがらがって弱体化したの!」

輝「成る程!」

心美「ただいまにゃ!」

繋「こうだよね?」

忠加「いや、こうでしょ!」

3人「あっ!」

2人「あっ!」

輝「私達のライブそんな気に入ってくれたんだね!」

忠加「いや、これは繋が・・・」

祈留「散々シグマの府大会の動画見てたくせに!」

忠加「ああ、そうだよ!最初はどんなライブしてるのか見るだけが、虜になったんだよ!悪いか?!」

繋「いや、誰も『ダメ』とは言ってないよ!」

輝「忠加ちゃん!一緒にスクールアイドルやろう?」

忠加「仕方無いわね、別にあんたに誘われたから入るんじゃないんだからね!」

その後1次予選は忠加を含めた10人で行った。
次回予告!
無事1次予選を通過したシグマ!
しかし、部費が底を付いてしまった為アルバイトを考えるも、中学生が出来るのはせいぜい新聞配達くらい!
やむなく、祈留の仕事のお手伝いをすることに!
そんななか、任は後輩との距離感を遠く感じ、気軽に話せるよう画策するが、
上手く行かず、挙げ句の果てに怒ってると勘違いされる!
果たして上手く行くのか?
そんななか教育番組に出演する子供達が騒ぎだし収集がつかなくなる!
このピンチに動いたのは?
次回カラーズライブ!
『任さん』と呼ばないで!ウルトラマリンリンポスィブル誕生!

Re: カラーズライブ ( No.73 )
日時: 2024/02/21 23:18
名前: いくちゃん (ID: fxhCNxuy)

柑橘旅館

輝「行ってきます!」

陽「行ってらっしゃい!」

美空「輝がこんな朝早く出るなんて、珍しい!」

陽「今日は雨かしら?」

部室
輝「フフフフン!」

任「随分機嫌がよろしいこと!」

夢「今日が何の日か分かってるのかしら?」

羽加「輝ちゃん、今日何の日か覚えてる?」

輝「うん、スクールアイドルフェスティバルの地区大会の結果発表だよね?」

全員「おおっ!」

輝「昨日、救子さんにも聞いたら・・・」

回想
救子「私が見る限り、余裕で予選突破ね!」

輝「本当ですか?」

救子「落選だったら、一億円あげても良いわよ!」

回想終わり

輝「って言ってた!」

心美「なんか落ちても良いって思ってきた」

元「コラ!」

祈留「きっちゃん!」

心美「冗談にゃ!」

繋「でも、繋自信無いなあ、駆け足で1年生練習したし、直前に忠加ちゃんも入ったし・・・」

忠加「別に私は勝とうが負けようがどっちでも良いよ!」

祈留「なんでそんなこと言うの?」

羽加「あっ、静かに!結果来たよ!」

パソコンの画面

パッ!

スクールアイドルフェスティバル
地区予選・結果発表

全員『ゴクリ』

シグマ
予選突破

輝「ほらね」

夢「よっしゃー!」

祈留「きっちゃん!やったよ!」

心美「うん!『お金欲しかったな・・・』」

忠加「本当、審査員の気持ちは分からん!」

繋「まあまあ、本当は嬉しいんじゃないの?」

元「これも1年生達が頑張ったからだね!」

祈留「いいえ、そんな・・・」

繋「お姉ちゃん達と比べたらまだまだだよ!」

忠加『なんでそんなにはしゃげるんだろ?』

楽子「忠加ちゃん、こういう時こそ喜ぼう!」

羽加「そうだよ!笑顔でないのは湿っぽいぞ!」

忠加「何言ってんのよ!楽子に羽加!」

輝「夢ちゃん!また一歩夢に近付いたね!」

任「夢ちゃん?」

夢「ええっ!ただ今は私1人の夢じゃない!あんたら皆との夢よ!」

元「よっ、よくぞ言った部長!」

心美「元ちゃんも乗りが良いにゃ!」

祈留「元ちゃんのこんな姿初めてかも!」

輝「いや、元ちゃんの素はこっちだから!」

繋「そうなの?」

任「元ちゃん?」

羽加「ほら、任さんもタッチ!」

任『た、任さん?』

第73話・『任さん』と呼ばないで!ウルトラマリンリンポスィブル誕生!

輝「とは言っても、部費が底付きました!」

夢「はあ!合宿費は群鮮家持ちじゃ?」

羽加「衣装に結構使ったからな!しかも途中2人増えたし・・・」

繋「すみません」

忠加「私らのせいかよ!」

輝「交通費!」

楽子「往復で1人2000円以上したもんね!」

元「誰かさんが、『お小遣い無くなる!』って駄々捏ねて!」

夢・ギクッ

祈留「帰りにグッズ買いすぎたのがいけなかったかな?」

忠加「いつの間に?」

元「それも誰かさんのせいで・・・」

夢「ああ、もう悪かったわよ!」

楽子「それで結局いくら残ってるの?」

チャリーン!

心美「たった1円!」

元「悲しい!」

羽加「確か、決勝の舞台は東京だよね?」

心美「えっ?もしお金が無かったら、きよ達・・・」

モワモワモワ・・・

輝「よ~し、東京に向かって出発だ!」

全員「オー!」

スワンボートに乗る一同

モワモワモワ・・・

心美「なんてことに!」

忠加「沈むわ!」

元「そもそも10人も乗れないよ!」

楽子「危ないし・・・」

夢「仮に行けても、何年掛かるのよ!」

忠加「救子に頼めば?」

輝「なんで?」

忠加「あいつ、金持ちなんだろ?」

夢「いや、敵に塩を送られるやり方は嫌だわ!そんなことするくらいなら・・・」

元「任は?」

任「ダメです!合宿の場所と食料確保は提供しても、大会の遠征費までは出しません!それにやり過ぎると、他の部活動の生徒達に示しが付きません!」

楽子「まあ、私達だけ群鮮家の人にお金出して貰ってるのもねえ・・・」

放課後
輝「夢ちゃんバイバイ!」

祈留「元ちゃんもさよなら!」

繋「お姉ちゃん、早く行くよ!」

任「先に行っといて下さい!後で追い付きます」

夢「何忘れ物?」

任「違いますわ!夢さん、元さん少し時間をくれませんか?」

元「輝、先行ってて!」

夢「手短にね、妹達が待ってるんだから!」

任「お二方は仲が宜しいですね?」

夢「えっ?」

元「まあ、最初は面識無かったけど、シグマとなってはそれなりに・・・」

任「そうではなく!1年生や2年生達後輩達とです!」

元「えっ?何?まさか羽加みたいに妬いてる?」

任「どういう意味ですか?!」

夢「だからそれが何よ!」

任「別に、生徒会長として規律や対人関係を守るらないと、他の生徒達に示しが付きませんわ!」

夢「あんた、そう言うところ頭固いわよね!何が言いたいのさ!」

任「それは・・・、ただ・・・、何でもありませんわ!」

元「どう思う?」

夢「私、全然面識無いから!」

元「あれ?任はよく夢の事見守ってたって言ってたけど?」

夢「はあ!?いつ?どこで?」

元「『部活やりながら小さい妹さんと弟さんとお出掛けしてるところを見た』って言ってたよ!」

夢「いつの話よ!」

元「入る前だから1年生かな?多分『なかなか部室から出ない』って言ってたから部員全員辞めた後だと思うよ」

夢「だったら尚更助けてよ!」

元「任は生真面目で正義感強いけど、暴君なんだよな!」

夢「どういう事?」

元「自分が周りを正しい道に進ませれば皆幸せに成る、
  自分の考えてることが絶対正しいって思ってるところ!」

夢「確かにあるわね」

元「だから、あんなに頭固いのよ!」

夢「さっきから気になるんだけど、あんた任といつから面識あるの?」

元「多分、小学校からかな!1年生の時から学級委員を率先してやってたから!まあ任以外挙げる人はほとんど居なかったけど!」

夢「生徒会長も今に始まった事じゃないのね」

任『夢ちゃん、元ちゃんかぁ・・・』

次の日
部室
忠加「バイトとか言ってたけどどうなった?」

輝「それが・・・」

楽子「私達中学生だから・・・」

羽加「出来て朝の新聞配達くらいなんだよ!」

繋「私、早起きできない!」

心美「きよも!」

祈留「輝ちゃんの旅館は?」

輝「この時期はお客さん来ないよ!」

任「何を弱音を吐いてるのですか!私達のライブの為なら起きる努力というものをしなさい!
  そもそも早寝早起きなど基本中の基本ですよ!
  あなた方は大舞台に行きたくないのですか?」

楽子「私、頑張ってみようかな?」

羽加「そもそも10人も居るのかな?」

祈留「この辺だとそんな数は要らないのでは?」

輝「任さんはどうすれば良いと思います?」

忠加「任、何か意見あるなら言いなさいよ!」

任「忠加さん!言葉遣い!年上には敬語を使いなさい!」

物陰
夢「何しに行ったんだか?」

元「そうだね・・・」

とある広場
元「フリマか!」

夢「よくこの日にここであるなんて知ってたわね!」

任「当たり前ですわ!この地域に住むものであれば当然知っておくべきですわ!」

夢「本当、私の家でまだ使えるけど使い道の無いものが沢山合って困ってたのよ!」

心美「きよも持ってきたよ!」

祈留「私も!」

楽子「忠加ちゃんのは?」

忠加「ああ、取り敢えず在庫処分!」

楽子「用途不明じゃない!」

任『よし、皆さんを引っ張れましたわ!このまま行けば・・・』

モワモワモワ

輝「一緒に帰ろう!任ちゃん!」

祈留「あの体幹のペアお願い!任ちゃん!」

羽加「この前の写真だよ!任ちゃん!」

モワモワモワ・・・

任「ふへへ、ふへへへへへ・・・」

忠加「どうしたのよ?任は?」

繋「私に聞かれても・・・」

輝「お待たせ!」

全員「えっ?」

忠加「輝も訳の分からないもの着てきたわよ!」

任「何ですかそれは?」

輝「美空姉の会社で要らなくなったからって、どう?」

夢「どうって言われてもね!」

女児「蜜柑のお姉ちゃん!」

輝「あっ、何?」

女児「これいくら?」←動物の人形を持っている

輝「えっと・・・、100円かな!」

女児「でも、私これだけしか・・・」←1円玉

輝「う~ん」

根負け

女児「ありがとう!」

羽加「これで2円だね!」

任「何をやってるのですか!あなたは本気で部活の活動資金を集めるつもりですか?」

輝「任さん?」

任「まったく甘過ぎますわ!ここは心を鬼にしてでも、出来るだけ高く売るのが商売と言うものですわ!私が手本を見せますわ!」

女性「すみません、これ1000円で良いかな?」

任「いらっしゃいませ、こちらの商品はいくら中古でも真新しいですわ!ですから、あなたの付けた値段の10倍以上は確実にあります!ですので、それが払えないのならお渡しすることは出来ません!」

元「お客さん指指しちゃダメ!」

結局

心美「何にも売れなかったにゃ!」

忠加「アヒルボート決定ね!」

繋「そんなの嫌だよ!」

夢「たく、誰のせいよ!」

任「輝さんが、心を鬼にしなかったから・・・」

元「鬼にし過ぎてお客さん怖がらせたのどこの誰だったっけ?」

元「一概に任だけのせいじゃないんだよね!」

輝「えっ?」

元「忠加さあ、これ結局何なの?」

忠加「知らないわよ!拾ったものだから!」

楽子「それで変な薬とか、置いてあったものだったらどうするのよ!」

忠加「そんなとこに置いてる方が悪いのよ!」

男性A「あっ、あのそれなんですけど・・・」

男性B「おい!それ俺のギターじゃないか!」

夢「人の物盗んできてるじゃない!」

忠加「だから、捨ててあったのを拾ったんだよ!」

楽子「すみません!この子が間違って持ってきてしまって!」

輝「あちゃー!これじゃイメージ悪くなるよ!」

任「はあー・・・」

輝「どうしたんだろ任さん?」

元「輝はそう言うところは行きとおってるよね!」

輝「誉めてる?」

元「誉めてる、誉めてる!取り敢えず私と夢で何とかするから!」

その後忠加の失態を謝罪した一同

※場所が場所だった為注意だけで済んだ

任「何ですか?後輩達だけ先に帰らせて・・・」

元「任!何か隠してるでしょ?」

夢「どうせ、後輩達に怖がられてるとかなんかでしょ!」

任「誰がそんなこと・・・」

ポリポリ←ホクロを掻く

元「本当に任って嘘付くの下手だね!」

任「はい?」

元「私知ってるんだよ!任は嘘付いたり、誤魔化そうとする時は口元のホクロを掻くだから!」

夢「知らなかった!」

任「いつからですか?」

元「何年幼馴染みやってると思ってるの?」

任「別に、私は・・・」

夢「言わないと伝わらないわよ!」

任「言いますが、笑いませんか?」

元「親友の悩みだよ!」

夢「笑うわけないでしょ!」

任「では・・・」

聞いた後・・・

元・夢「ぷぷ、ハッハッハ!ハッハッハ!」

ゴチン!

次の日
元「それにしてもまさかあの任が・・・」

夢「『任ちゃん』って呼ばれたいとはね!」

任「だから呼ばれたいわけではありませんわ!
  こんな形でメンバー感に距離感があるのは今後の為にも・・・」

夢「つまり、『さん』じゃなくて『ちゃん』って呼ばれたいのね?」

任「だからそう言うことではなく・・・」

夢「じゃあ、何なのよ!それに『ちゃん』って呼ばれてるとたまにバカにされてる感じあるんだから!」

元「それは夢がバカなだけだよ!ってか本当にバカにされてるの!」

夢「何ですって!」

元「『さん』じゃなくて『ちゃん』呼びね!あれ?でも繋ちゃんからは『お姉ちゃん』って呼ばれてない?『ちゃん』付いてるじゃん!」

任「そんなのあたり前ですわ!むしろ呼ばれない方が距離感ありますわ!何ですか?
  夢さん!あなたは妹さん達から『お姉』なんて呼ばれ方します?」

夢「うちは『お姉様』だけど、居る人は居るんじゃない?」

任「そう言うことじゃありません!
  それよりここは?」

元「テレビの撮影よ!祈留が子役でね、中学生でもバイト出来ないかダメ元で頼んだら、エキストラ頼まれたの!その他マネージャーも!それで少しは貰えるんだって!」

任「ありがたい話ではありませんか!」

夢「出来るだけ後輩の近くで仕事して、出来る先輩見せ付ければ『任ちゃん』って呼んでくれるかもよ!」

任「『任ちゃん』別に私はそんなこと・・・」

周辺の掃除

輝「こんなところに来ても掃除だなんて・・・」

心美「面倒臭いにゃ!」

任「まったくだらしないですわよ!それに掃除をして綺麗にした時、そんな綺麗な場所にゴミなんか置きたくなくなりますよ!」

輝「確かに、そうかも!」

任『そう言えば・・・』

回想
元「まずは、話しやすい話題を振ったらどう?」

任「例えば?」

夢「そりゃ好きなものとか、嫌いな物とかが定番ね!」

回想終わり

任「『よし!』輝さん!今日は良い天気ね?」

輝「あっ、はい!そうですね」

任「心美さん、お掃除は苦手?」

心美「にゃ?」

輝「えっ?何々?」

心美「きよにも分からないよ!」

輝「けど多分あれは・・・」

輝・心美「スッゴく怒ってる(にゃ)!」

別の場所
任「『まったく!誰が怒ってるですか!むしろそう思うことに腹が立ちますわ!』はあー、『私は怒ってるイメージが強いのでしょうか?』」

楽子「あっ、任さん!」

繋「お姉ちゃんこっちに来てどうしたの?」

任「廊下の方はもう終わりましたので、今度は玄関の方へ!」

ワン!ワンワン!

任「あら、どこからか犬の鳴き声が聞こえますね!散歩でもしてるのでしょうか?」

楽子・繋「ひい!」

任「そう言えば繋は犬が苦手でしたね!楽子さんもですか?」

楽子「は、は、はい!」

キャンキャン

繋・楽子「ギャアアアア!追い掛けてくる」

飼い主「コラ!人を追い掛けるな!」

任「大変ですわ!」

ワン!ワン!ワン!

繋・楽子「ひえええ!」←机の上に乗ってる

任「コラ!お座り!」

飼い主「すみません、ソイツアメリカの犬でして・・・」

任「ならば、シットダウン!」

犬←座る

飼い主「驚かせて済みません!」

任「今度はリードを離さないように!」

飼い主「失礼しました!」

任「ハッ!これではまた堅苦しいと思われる」

楽子「ん?」

休憩室
元「上手く行かない?」

任「はい、どうすれば・・・」

夢「そもそもさあ、任って普段から敬語と言うか、皆に『さん』付けるよね?」

任「それはお母様から躾られて・・・」

元「そうじゃなくて、周りから『ちゃん』って呼ばれたいなら・・・」

準備室
任「わ、羽加ちゃん?」

羽加「ん?任さんどうかされました?あっ、汗拭きますか?」←タオルを渡す

任「ありがとう、羽加ちゃん」

羽加「えっ?」

任「忠加ちゃんもお手伝い頑張りましょう!」

忠加「えっ?はっ?何あれ?」

羽加「私が聞きたいよ!」

忠加「なんか寒気がするのは気のせい?」

羽加「分かる、分かるよ!」

一方その頃
水道
心美「任さん怒ってたね?」

輝「うん、そうだね、ってか泡多くない?」

心美「早く汚れが落ちるように洗剤全部使ったんだ!」

輝「賢い!」

ツルッ!

輝・心美「ああっ!」

かぽん

任「2人とも気を付けなさい!」←お椀を被る

輝・心美「ハーイ!」

そして
繋「お姉ちゃんが変?」

心美「怒ってたような・・・」

楽子「悩んでたような?」

キャーキャー!

忠加「ちょっと、何の騒ぎ?」

教育番組のスタジオ

子供達「キャー!キャー!キャー!キャー!」

祈留「ちょっと、皆落ち着いて!」

女児「皆、ちゃんとしなよ!」

子供達「キャー!キャー!キャー!キャー!」

女児「もう!ちゃんとして!」

ニヤリ!

フリーズ「出てこい!スーパーマックーラ!あいつの心を真っ暗に染めてしまえ!」

女児「嗚呼!」

スーパーマックーラ!

全員「キャー!!!!!」

繋「皆!逃げるならこっちだよ!」

楽子「慌てず騒がずゆっくりね!」

監督「兎に角皆避難だ!」

スタッフ一同が逃げた後

輝「皆、行くよ!」

カラーズチェンジ!

目指す夢を追い求めて!タンヂェリーンシャイン!

皆を引っ張る元気な心!トゥルグウァイスチアフル!

皆に届ける音楽の力!ブロンズミュージック!

前向きに変えるムードメーカー!スカイフェザー!

皆を沸かす笑顔の風船!ライムムード!

仲間との協力!信頼の祈り!ブライトプレアー!

誰もが持つ夢の輝き!アクリクトドリーム!

輝け!7色のカラー!カラーズヒロインズ!

Re: カラーズライブ ( No.74 )
日時: 2024/02/29 18:52
名前: いくちゃん (ID: fxhCNxuy)

スーパーマックーラ!

ゴン!

スタッフ「壁が壊れた!」

子供達「ギャアアアア!」

アップフェザー!

任「何ですか?これは?」

繋「スタジオで子供達が騒いでいて収集付かなく成ってたら・・・」

任『あの子は!』

女児『ちゃんとしてよ!ちゃんとしてよ!』

ゴン!ゴン!

回想
園児達「キャー!キャー!キャー!」

ざわざわざわざわ・・・

先生「コラ!静かにしなさい!」

任(園児)「皆、静かにしなよ!」

ざわざわざわざわ・・・

先生「皆、静かにして!」

任(園児)「先生が『静かに』って言ってるでしょ!」←大声

男児「なんだよ!お前の方がうるさいじゃないか!」

女児「任ちゃんのせいで耳おかしくなったらどうするのよ!」

任(園児)「はっ!」

先生「コラ!任ちゃんを責めない!任ちゃんありがとう!でも、声のボリュームは考えようか!」

回想終わり
任『あの子は似てますわ!あの頃の私に!』

スーパーマックーラ!

フェザー「もう限界来てるんだけど!」

ピピー!

任「皆!私に付いてきて!」

子供達「えっ?」

スタッフ「子供達を宜しいですか?」

任「はい!責任持って誘導させて貰います!皆、お姉さんに付いてきて!」

子供達「ハーイ!」

非常階段

ざわざわざわざわ・・・

ピピー!

任「皆、慌てず騒がず手は口元に置いてゆっくり逃げるわよ!」

子供達「ハーイ」小声

そして
子供達「ママ~!」

先に避難してた親達「ありがとうございます!」

任「いえいえ」

1人の母親「あの私の娘は?」

任「任せてください、必ず助けます!」←もと来た道を戻る

一方
スーパーマックーラ!

プレアーウィング!

スーパーマックーラ!

プレアー「ああっ!」

フリーズ「子供はうるさいのがなんぼだろ!自由にさせてりゃ良いものを・・・」

ミュージック「何ですって?」

フリーズ「この世は多数派が勝つんだ!いくら正しくても、自分1人だけの意見だと、誰も言うこと聞かないんだよ!
     だからコイツはそうなった!」

任「人が人を躾て何が悪いのですか?」

フリーズ「はあ?」

ドリーム「任!」

チアフル「危ないよ!」

任「彼女はあの中のリーダーと言う仕事を任されて、皆を纏める責任があったのです!」

フリーズ「その証拠は?」

任「胸のバッチですわ!私も保育園児の時は先生に何度も任されてきました!そのバッチにはどれだけ大きな責任があるなんてあなたには分かりませんね!」

フリーズ「子供に責任なんて言葉分かるかよ!それに責任なんて自分を守るための権力みたいなものだろ!」

回想
任「私は生徒会長として、生徒を守りたいのです!それはあなた方も同じなのです!だからこそ私はあなた達を守る責任があります!」

キラーん!

任「何ですか?この光は?」

回想終わり

任「『あの時は少なからずそう思っていましたが、今は違います!』分からなくても、それがどれだけ重要な事だけかは分かります!責任は自分だけでなく、相手の事、周りの事を思っての指示なのですから!」

キラーん!

フリーズ「何?」

シャイン「あれは!」

チアフル「群青色の指輪!」

フリーズ「マジか、またか?いや、嵌めれる物なら嵌めてみろ!お前も1回失敗してる癖に!」

回想
任「分かりましたわ!なんだか良く分かりませんが、皆さんを助けるべく、力になるべく私はやります!」←指を通す

パッ!

任「えっ?」

カラーズ「えっ?ええっ!!!!!」

回想終わり
任「『あの時の責任は生徒会長と言う立場で何とかしないと行けないと思っていました!ですが今は違います!』
  私は皆を守るため、皆を危険な目に遭わせないために、責任を持ってやっていきます!」

スッ!←指輪を通す

キラーん!

フリーズ「何?」

コンパクトが出る

シャイン「任さん!カラーズチェンジです!」

任「分かりましたわ!責任持ってやらせて貰います!」

カラーズチェンジ!

チームを纏める司令塔!ウルトラマリンリスポンスィブル!

フリーズ「なんでだ?なんでなんだよ!」

リスポンスィブル「フッ!」

フリーズ「なんで俺が向かった時だけ、増えていくんだよ!意味分かんねーよ!」

リンポスィブル「はっ!」

シャイン「リンポスィブル?」

フェザー「何やってるの?」

リンポスィブル「私にはこの子の気持ちが分かります!リーダーと言う責任を持ちながらも周りから毛嫌いされてきた彼女の気持ちを!ですから・・・」

よしよし

リンポスィブル「あなたのやっていることは間違いではありません!たとえ皆に嫌われても、先生達はあなたのやってることを責めたりしません!あなたみたいな人が居ると先生も安心なのです!」

スーパーマックーラ・・・

リンポスィブル「ドリーム!今です!」

ドリーム「OK!ヒューマンライトポット!水色!明るい結晶カムバック!」

ポンポン、ビューン、ポッ!

リスポンスィブル「止めですわ!」

あなたの道を信じなさい!リンポスィブルアロー!

スーパーマックーラ「キラキラキラキラ・・・」

夕方
任「やっぱり、私は私でしかないのですね」

輝「それで良いと思います!私、任さんは任さんのままで居て欲しいと思います!
  確かに、元ちゃんのように乗りが悪かったり、夢ちゃんのように近い存在じゃないけど、
  でも、今日の戦闘のように任さんはいざと言う時に頼りになる存在なんです!」

楽子「それに私達がだらけたりしたら、お母さんのように叱れるのは任さんだけですから!」

祈留「任さんが正しい道に導いてくれるから、このチームはシグマは良くなっていくと思います!」

繋「繋もお姉ちゃんが居て良かったって思う!」

忠加「私もそういう点では任のかと好きよ!」

心美「ちょっと厳しいけど、間違ったことは言って無いにゃ!」

輝「だから、今までの任さんで良いんです!」

任「私は別にどっちでも良いですわよ!」←ホクロを掻く

輝「じゃあせーの!」

全員「任ちゃん!ようこそ!カラーズへ!」

次回予告!
地区予選を突破して浮いてるシグマ!
しかし最近、部長夢の乗りが悪い!
地区予選を終えてから早く帰るように!
いったい何をしてるのか?メンバーは尾行を始める!
そんななか、夢の妹に会った一同は妹から夢の本性を聞くことになる!
次回カラーズライブ!
夢を追え!夢が思うグループの在り方!

Re: カラーズライブ ( No.75 )
日時: 2024/03/07 21:51
名前: いくちゃん (ID: SZdn/z4g)

任が覚醒した次の日の屋上
任「さあ!私がカラーズに成ったからにはシグマもカラーズもビシバシ行きますわよ!」

楽子「お手柔らかに!」

ライト「そもそも命掛かってるから、ビシバシの履き違えだけは止めてね」

元「そうだよ任!」

任「分かってますわ・・・、さあ早速ストレッチから!」

羽加「待って!誰か居ないような?」

祈留「確かに、1人足りない気がする!」

心美「ええっ?そうかな、1、2、3、4、5、6、7、8、9人ちゃんと居るにゃ!」

忠加「バカね!私達は10人!自分数えるの忘れてるわよ!」

心美「あっ、そうだったにゃ!」

楽子「待って!きよちゃん!誰を数えた?」

心美「えっ?ここに居る皆の事を・・・」

ライト「私は関係無いわよ!」

シグマ「えっ?」

輝「シグマ、番号!1!」

元「2!」

楽子「3!」

羽加「4!」

心美「5!」

祈留「6!」

任「8!」

繋「9!」

忠加「10!」

楽子「7は?」

羽加「7が居ない!」

輝「たしか7は・・・」

シグマ「夢 (ちゃん)!」

第74話・夢を追え!夢が思うグループの在り方!

校門
夢←門を出ようとする

輝「夢ちゃん!」

夢「何?」

輝「どこ行くの?」

夢「今日は・・・、用があるの・・・」

輝「その用は?」

夢「さよなら!」

輝「はぶらかした!」

元「どうしたの?」←メールで呼び出された

羽加「逃げられた!」

心美「きっと何か隠してることがあるにゃ!」

輝「付けてみよう!」

とあるスーパー
楽子「スーパーに入ったわ」

羽加「バイト?」

輝「それは出来ないんじゃ?」

祈留「年齢を偽ってるのでは?」

羽加「あんな小さいのに?」

元「下手したら、高校生になっても年齢詐称疑われて補導されそうね」

忠加「どう見ても、買い物してるようにしか見えないけど?」

繋「よっぽど大切な人が居るとか?」

楽子「もしかして(弟妹ちゃん達かしら?)」

祈留「恋人とか?」

シグマ「ええっ?!」

祈留「アイドルにスキャンダルはご法度です!」

心美「いやいや、あんなチビでちんちくりんな夢ちゃんに彼氏なんて・・・」

楽子(色々失礼!)

輝「でも家事は家庭的なんだよね楽子ちゃん?」

楽子「ええっ、そうだったわ!」

夢「?」←メンバーを見付けて逃げる

元「あっ、逃げた!」

輝「皆!追い掛けるよ!」

裏口

バン!

任「こんなところから出るなど不真面目ですね夢さん?」

夢「なんであんたがここに?!」

任「さあ、大人しく訳を・・・」

夢「キャー!痴漢よ!」

任「はあ?」

夢「レズ痴漢よ!」

任「何を言うのですか?」

繋「お姉ちゃん・・・」

楽子「任さん・・・」

任「誤解です!信じ込まない!」

輝「レズって何?」

羽加「さあ?」

元「あんたらは生涯知らなくて良い!」

忠加「ってか、逃げられたぞ!」

任「突っ立ってないであなた達も追い掛けなさい!」

元「分かってるって!夢!待ちなさい!」

車の間を通る夢

元『もう、こんな狭い道を・・・、あれ?これ私は無理かも』

輝「元ちゃん、追い付いた?」

元「ここ私は通れないからきよちゃんが追い掛けて!」

心美「えっ?」

元「早く!」

心美「分かったにゃ!」

車の間を通る心美

心美「なんか悲しく成ってきたにゃ!」

元「何も考えずに追い掛けて!」

心美「ってどこにも居ないにゃ!」

元「逃げられたか!」

心美「そんなことよりきよは車の隙間を通れたことが悲しいにゃ!」

とある橋
輝「どこ行ったんだろうね?」

羽加「なんで逃げるのかな?」

元「何を隠してるのかしら?」

楽子(多分、親が仕事で忙しいから弟君と妹ちゃんの面倒を見るために早く帰ってるんじゃないかな?)

任(多分、夢さんの性格だと・・・)

祈留「あっ、夢ちゃん見付けた!」

輝「えっ?本当に?」

祈留「こっちに向かって歩いてくるよ!」

羽加「ねえ、なんか雰囲気違くない?」

心美「でも夢ちゃんは背丈が結構低かった・・・、筈?」

楽子以外『誰?』

楽子(たしか、ひかるちゃんだけど、あの時は入れ替わった状態で会ったから成るべく初対面を装って・・・)

ひかる「シグマの皆さんですか?」

輝「そうだけど、君は?」

ひかる「杏田夢の妹、杏田ひかるです!」

輝・楽子・任以外「ええっ!!!!夢
(ちゃん)の妹?」

輝「あっ、そう言えば居たね!」

楽子(えっ?輝ちゃん会ってたの?)

マンションのエントランス
ひかる「皆さんは、スーパーアイドル杏田夢のバックダンサー・シグマですよね?」

シグマ「はい?」

輝「バックダンサー?」

羽加「主役の後ろで踊る人ね!💢」

任『全くあの人は・・・』

元(アイツ!私達をそんな風に・・・)

忠加『何言ってるかは分からんが、バカにされてるのは分かった!』

楽子『夢ちゃん仕方無い人ね・・・』

元「ねえ、ひかるちゃん!」

ひかる「はい?」

元「あなたのお姉さんの電話番号教えてくれる?」

ひかる「はい!」

プルルルル、プルルルル、プルルルル・・・

ガチャ

夢『ハーイ!あなたに夢を与えるスーパーアイドルゆめちーよ!今はちょっと手が離せなくて出れないの!だから、発信音の後にメッセージ、い・れ・て・ね!』

プー!

元「もしもし!あなたのバックダンサーを勤めております元ですが?今どこに居るのよ!」

羽加「私達がバックダンサーって何よ!」

忠加「あたしらをバカにするとは良い度胸だな!」

心美「ちゃんと説明するにゃ!」

ガチャン

杏田家
ひかる「さあ、上がってください!」

輝「お邪魔します」

ひかる「弟です!」

光太郎「バックダンサー」

祈留「あっ、これ見て!」

羽加「私達が2次予選に出た時のやつだね!」

輝「あれ?でも何かおかしいな?」

元「ええっ、おかしいわよ!」

楽子「画像を加工してるのね」

輝「ええっ!!!!加工?」

元「輝の写真と自分の写真を入れ換えたのよ!」

任『まったく、あの人は・・・』

ガチャン

夢「ただいま、ってええっ?」

元「お・か・え・り!」

ポキポキ・・・

ひかる「バックダンサーの方々からお姉様にお話があると」

元「バックダンサーの事も、このポスターについても、洗いざらい話してもらうわよ!」

夢「ひー!」←逃げる

忠加「待てコラ!逃げるな!」

心美「逃がさないにゃ!」

リビング
夢「すみませんでした!」←捕まって1発殴られた

楽子「早く帰ってたのは妹ちゃんと弟君の面倒を見る為だよね?」

夢「何で楽子が?」

楽子「入れ替わった時に知ってる」

夢「そっか!」

輝「でも、逃げること無いじゃん!」

夢「家は母子家庭なのよ!」

輝「そんなこと私は気にしないよ!」

夢「あんたは気にしなくても私は気になるの!お父さん居なくて過去にいじめられたり、それに弟妹達の世話を話したら、あんたも絶対来るでしょ!」

輝「勿論!何恥ずかしいの?」

夢「違うわよ!それであんたらの練習時間を取るのも悪いでしょ!」

輝「そっか!ごめんなさい」

夢「分かれば良いのよ」

元「そんなことより、私達があんたの『バックダンサー』に成ってるのはどう言うこと?」

夢「いや、それは・・・」

祈留「夢ちゃんが私達の事をそんな風に見てたなんて!」

忠加「呆れた」

心美「最低にゃ!」

羽加「私達の事を仲間じゃなくて、利用しやすい駒って思ってたんだね!」

夢「いや、それは・・・」

元「はっきり言いなさいよ!何で私達が夢のバックダンサーなのよ?」

夢「そ、それは・・・、家で何言ったって自由でしょ!私はスーパーアイドルなんだから!」

元「はあ?」

夢「兎に角、今日は帰って!家事で忙しいの!」

先程の橋
羽加「まったく何なのさ!」

忠加「あんな最低な先輩の元でアイドル活動やってたなんて、気分悪いわ!」

元「仲間だと思ってたのに・・・」

楽子「でも、私は夢ちゃんの気持ち分かるな」

輝「楽子ちゃん?」

楽子「好きなことをやって、上手く行かなかったり、誰にも認められなかった時に、家族に嫌な顔すると『辞める?』って促されるから!好きなことをやりたいのに、その夢が途絶えてしまうんじゃないかって危機感を覚えたりするから!」

任「私もその通りです!」

繋「お姉ちゃんも?」

任「でないと、学級委員時代に反感買ったりしませんよ!」

元「合ったね!」

任「それに私は夢さんが今の『アイドル研究部』を発足する為に勧誘した頃から知ってます!」

輝「そうだったんですか?」

任「なので、講堂ライブも1度だけ見たことがあるんですよ!」

繋「知らなかった」

任「ですが、お客さんは10人居るかどうか、最初のライブ後には、他の部員は辞めてしまいました」

羽加「言ってたね」

任「それから、私は『1人でやる部活は部活として成り立ちません!』と言いに行くように成りました」

元「何で辞めなかったんだろう?」

任「それは・・・」

スーパーマックーラ!

心美「なんかいきなり出てきたにゃ!」

杏田家
ベランダ
夢「あれは!」

ひかる「どうしました?お姉様!」

夢「ひかる、お姉ちゃんちょっと出掛けるけど、妹達を守って、絶対外に出ちゃダメよ!」

ひかる「わ、分かりました!」

スーパーマックーラ!

男子『見栄を張って何が悪い!』

ドシーン!

元「なんか同じ理由の子が素体にされた!」

夢「皆!」

全員「うん!」

カラーズチェンジ!

目指す夢を追い求めて!タンヂェリーンシャイン!

皆を引っ張る元気な心!トゥルグウァイスチアフル!

皆に届ける音楽の力!ブロンズミュージック!

前向きに変えるムードメーカー!スカイフェザー!

皆を沸かす笑顔の風船!ライムムード!

仲間との協力!信頼の祈り!ブライトプレアー!

誰もが持つ夢の輝き!アクリクトドリーム!

チームを纏める司令塔!ウルトラマリンリスポンスィブル!

輝け!8色のカラー!カラーズヒロインズ!

スーパーマックーラ!

男子『辛い、辛い・・・』

チアフル「この子はいったい何が合ったの?」

男子『見栄を張ってお金持ちってアピールしたら、たかられるように、でもずっと1人だったから友達が居なくなるのも怖い!』

プレアー「そんなお金をたかる人なんて縁なんか切れば良いのです!」

フェザー「そんなお金だけの関係なんて本当の友達なんかじゃない!」

ムード「嘘なんか付いたって、良いことなんて無い!」

フリーズ「見栄を張ってでも自分の身を守らなきゃ生きていけないんだよ!」

チアフル「自分の身を守るだけに嘘まで付いて最後に何が残るの?」

シャイン「嘘は付いた嘘だけ、更に嘘を付くことになって収集付かなくなるんだから!そして誰も相手にしてくれない!そんなんで良いの?」

ドリーム「ううっ、苦しい・・・」

フリーズ「なんだ?お前も嘘を付いて見栄を張ってたな?」

ミュージック「嘘を付いてでも、守りたいものがあるんだよ!」

フリーズ「はあ?」

ミュージック「ドリームが見栄を張って嘘を付いたのは家族を心配させないため!」

リスポッシィブル「私も聞きました!そしたら『家に居る妹と弟の笑顔を守るため』だそうです」

シャイン「それって?」

リスポッシィブル「夢さんにとって、アイドルであることは、妹さんや弟さんに寂しさを忘れさせるため、親が仕事で忙しくても自分の声で妹さん達の笑顔を守るため、だから見栄を張ってでも自分が主役だと嘘を付いたのです!」

ミュージック「ドリーム!私はあの時入れ替わって良かったって思ってる!
       だって、そのお陰でドリームがどれだけ家族を大事にしてるのか分かったもの!」

ドリーム「ミュージック!ありがとう」

キラーん!

ミュージック「これは?」

ドリーム「アナザーカラーペン!」

フリーズ「今だ!スーパーマックーラ!やっちまえ!」

スーパーマックーラ!

リスポッシィブル「危ない!」

リスポッシィブルアロー!

スーパーマックーラ!

リスポッシィブル「ドリーム今です!」

ドリーム「OK!ヒューマンライトポット!ピンク!明るい結晶カムバック!」

ポンポン、ビューン、ポッ!

ミュージック「ドリーム!」

ドリーム「OK!」

フォームチェンジ!

ブロンズミュージック!ブロンズアクリクトバージョン!

アクリクトドリーム!アクリクトブロンズバージョン!

2つの力を1つの力に!

ミュージック「ミュージッカルベルティエ!」

ドリーム「ドリーミングベルティエ!」

ポロン、ポロンポロンポロンポロン・・・

ミュージック「音楽の力!」

ポッ!←マイクを宙返りさせる

ドリーム「歌唱の力!」

ミュージック・ドリーム「共に出す、メロディとリズムを奏でて!」

ミュージックドリームリズミカルトルネード!

スーパーマックーラ!

キラキラキラキラ・・・

次の日
輝「夢ちゃん!」

夢「何?ってひかる、ひかり、光太郎まで!何で学校に?」

輝「私が呼んだの!」

夢「はあ?」

屋上階段前
元「今回だけだからね!」

羽加「このままだと妹ちゃん達が可哀想だもん!」

忠加「先輩達のその面に免じて許してやるわよ!」

心美「めちゃくちゃ上から目線だにゃ!」

祈留「忠ちゃん!その言い方は!」

ステージ
夢「ひかる、ひかり、光太郎!聞いてくれる?」

ひかる「なんですか?」

ひかり「何々?」

夢「スーパーアイドルゆめちーは今日で終わり!」

3人「ええっ!!!!」

夢「大丈夫、私はもう1人じゃない!ここに居る9人の仲間達が居るから、ゆめちーはまだまだ輝き続ける!」

ひかる「えっ?」

ひかり「どういう意味?」

夢「ゆめちーは、ここに居るシグマのメンバーと共に更なる輝きを求めに行くの!今まではゆめちー1人だったけど、この人達と一緒に輝きを見付けに行く!今日はその一歩を踏み出すためにあんた達だけに歌うわ!」

3人「ウワー!」

パチパチパチパチ・・・

夢「私はあんた達3人が大好きよ!」

こうして夢は弟妹に自分のソロを披露した。

次回予告!
いよいよ2次予選に向けて合宿を始めるシグマ一同!
しかし、旅館・柑橘が経営する海の家の手伝いも任せられる事に!
その結果負けず嫌いの任の暴走で大変なことに!
そんななか、楽子の元にとある手紙が!
これが2次予選に大きな影響を与える!
次回カラーズライブ!
海だ!夏合宿!楽子の選択?

Re: カラーズライブ ( No.76 )
日時: 2024/03/07 22:30
名前: いくちゃん (ID: SZdn/z4g)

任「さあ、今日から夏休み!そして2次予選まで2週間を切りましたわ!」

元「と言うことは?」

輝「遊び放題、寝放題!」

羽加「お盆にはパパが帰ってくるんだよね!」

祈留「夏コミ!」

忠加「オタクか!」

任「あなた方!2次予選まで2週間を切ったと言ったでしょう!」

第75話・海だ!夏合宿!楽子の選択?

夢「まあ、任の言う通りね!7月最後に2次予選合って、その約1ヶ月後がいよいよ本戦!キツキツよ!」

元「結構先を読まないと決勝戦って難しいね!」

任「兎に角、この練習メニューで乗り越えますわよ!」

輝「遠泳10㎞?」

祈留「ランニング15㎞?」

夢「死ぬわ!」

任「これくらいやっていかないと優勝なんて夢のまた夢ですわ!かの有名なスクールアイドルもこれを乗り越えて・・・」

祈留「どこから持ってきたんだろ?」

忠加「あんまり気にせず、やるだけやって負けたらそれで終わりくらいの方が気は楽よ!」

心美「そんなの無いにゃ!」

祈留「そうだよ!忠ちゃん!」

忠加「じゃああんたこの地獄のメニューやるの?」

任「地獄!?」

祈留「お断りします!」

忠加「ほら!」

楽子「まあ、忠加ちゃんの言いたい気持ちは分かる!」

羽加「何で?」

楽子「勝ちにこだわりすぎて、ミスしたり怪我したり、1番嫌なのは、『あれだけ頑張ったのに、認めて貰えなかった』って成った時!」

輝「あっ、分かる!あの時マジで悔しかったんだから!」

元「そう言う事を考えると、任が言う優勝意識するよりもライブを楽しんで勝ち負けにこだわらない方が気持ち的には楽だよね?たとえ負けても、勝ちにこだわってないから吹っ切れるし!」

任「ですが、勝たないと知名度が・・・」

元「そうやって重荷を増やし過ぎると、本番失敗した時どうするのさ!小さな失敗ならともかく大きな失敗して、ライブが成立しなかったらそれこそ後悔残るよ!」

羽加「そう言えば輝ちゃん、旅館近くの『海の家』のバイト頼まれてたんじゃなかったっけ?」

輝「あっ、忘れてた!」

元「そう言えばそうだったね!」

忠加「元も忘れてたのかよ!ってか海の家って何?」

輝「自治会で頼まれてて、まあ海水浴客のための休憩所と言うか飲食店と言うか・・・」

羽加「別にサボりたい訳ではなく・・・」

元「たしか、バイト代出てるんだけど・・・」

任「特訓はどうするのです?」

夢「朝と夕方にやるってのは?昼は炎天下で熱中症のリスク高いし!」

楽子「それが良いですね!」

輝「だったら家で合宿しない?」

全員「えっ?」

輝「家旅館だし、大部屋だってあるし、頼んで1部屋借りれば皆泊まれる!」

繋「でも急に私達が泊まって大丈夫かな?」

輝「なんとかなるよ!」

任「それでは、明日は朝の4時に海の家集合!遅れないように!」

全員「おっ、おー」

携帯を見る楽子

輝「楽子ちゃんどうかした?」

楽子「ううん、何でもない」

次の日
輝「ヤッホー!」

元「魚取るよ!」

心美「泳ぐにゃ!」

繋「はあ」←浮き輪に乗って浮いている

羽加「こちょこちょこちょこちょ・・・」

繋「キャア!」

バシャン!

任「結局、皆さん遊んでますわね!まったく・・・」

忠加「よく言うわよ!」

祈留「朝4時って言うから早起きしたのに、私以外誰も居なかったんですよ!」

忠加「言い出しっぺが来ないってだっさ!」

任「うるさいですわね!」

祈留「2時間も1人寂しく待ってたんですから!」

忠加「しかも2番手私よね?」

任「繋がなかなか起きなくて・・・」

忠加「そんなもん見捨てれば良いでしょ!」

任「そんな可哀想なこと出来ますか?」

忠加「祈留は心美見捨てたよな?」

祈留「だってきっちゃん置いていくより、任さんの約束破って~怒られるのが怖かったから!」

忠加「あの時の心美の顔と言ったら!」

回想
午前8時
心美「祈るん!酷いよ!何で起こしてくれなかったの?」

祈留「だって、遅れたら任さんに怒られるんだよ!」

心美「きよより任さんとの約束なんだ!」

忠加「バカ!こんな時間までグーグー寝てるあんたが悪いのよ!」

任「そうですわ!集合は4時と言っておきながら4時間も遅刻だなんてしかも1番最後!言語道断!自業自得です!人のせいにしてはいけません!」

忠加「あんたはあたしの1時間後じゃない!2時間ずっと待ってた祈留に謝れ!」

祈留「私が着いて、2時間後に着いた忠ちゃんが威張らないで!」

回想終わり
任「本当にすみませんでしたわ!それでお昼時の11時から『海の家』をやるとおっしゃってましたが・・・、
はて?どこにあるのでしょう?」

忠加「そこにあるだろ!」

祈留「現実逃避しないで下さい!」

羽加「ボロボロ・・・、それに比べて隣は・・・」

繋「外観も華やか!」

忠加「人がいっぱい!」

夢「ねえ?バイト代稼げるんだよね?」

輝「宿代は入ってないから、稼げば稼ぐ程・・・」

夢「だったら、2次予選と本戦の移動費稼ぐわよ!」

任「その通りですわ!私達が救世主になりましょう!」

輝「それで?」

楽子「何でこんな格好?」

任「元さんはこのチラシを配って下さい!」

輝「私達がこの格好は文句だ!」

楽子「お嫁に行けない!」

任「あなた方だと女の魅力に欠けるんです!この中で1番魅力があるのは元さんだけですから!他のメンバーなど砂利も同じです!」

夢「誰が砂利よ!」

輝「砂利ってなーに?」

楽子「知らない方がいいかも」

忠加「それって遠回しに自分も砂利って認めてるよね?」

任「夢さん、羽加さん、忠加さん!」

忠加「私も?」

任「あなた方は料理を担当して貰います!」

夢「まあ、毎日やってるからね!」

羽加「私も得意だよ!」

忠加『よし、ここで客が絶対逃げる料理を作ってやるわ!』

任「さあ、これでお客が入って・・・」

シーン!

任「なぜ来ないんですの?」

祈留「まだ開店し始めたばっかりだしね!」

繋「まだ、料理も出来てないし・・・」

?「ここやってる?」

任「はい!ただいまご案内・・・」

朝子「焼きそばある?」

羽加「はい!焼きそば一丁!」

月「私はチャーハン!」

夢「分かったわ!」

月「ラーメン一丁!」

夢「ちょっと待ってなさい!」

輝「皆に連絡したら来てくれたよ!」

元「最初からこうすれば良かったね!本当任っておバカさんの石頭!」

忠加「本当、カッチコチのダイヤモンド!」

任「何ですって!」

夕方
元「流石にお店の後だとキツいね!あれ?」

任「こんなことをあの方達は・・・」

夢「店だけでも手足動かしたのよ!」

忠加「誰よ?遠泳10㎞、ランニング15㎞やるなんて言ったのは?!」

海の家
全員「ええっ!」

輝「美空姉が余った食材は自分達で処理しなさい!って」

夢「完売した筈よ!」

羽加「うんうん、メチャクチャ売れてたよね?」

忠加「・・・」←知らんぷり

祈留「忠ちゃん?」

任「これ全部忠加さんが作ったものですよね?」

忠加「私は知らない!」

祈留「何作ったの?」

繋「美味しいのかな?」

パクっ!

繋「ピギャアーーーー!辛い!辛い!辛い!辛い!辛~い!」

任「何ですか?この料理は?」

忠加「世の中の辛いものを詰め込んだ、言わば爆弾焼きね!由来は爆弾のように口に来る!」

夢「誰が食べるのよ!」

祈留「美味しい!きっちゃんも食べる?」

心美「えっ?意外と美味しいのかな?」

パクっ!

心美「辛いにゃ!」

忠加「これを普通の顔して食べたのは私と祈留だけだけどね!」

夢「少な!」

元「忠加と祈留って辛党?」

楽子「辛党の人しか食べられないよ!」

元「あれ?輝は?」

羽加「調理場の余った食材貰ってくるって行ったよ!」

夢「逃げたわね!」

旅館の玄関
陽「ピアノコンクール?」

楽子の母「ええっ、案内が来たんだけど、あの子出るとも出ないとも言ってないの」

輝の部屋
輝「やっぱり!この日は2次予選だ!被っちゃったんだ!」

次の日
海の家

任「いらっしゃいませ!」

羽加「はい!焼きそば一丁!」

未輝「まさか君達がお店やってたなんて!美味しいなこの定食!」

夢「私が作ったのよ!」

未輝「杏田先輩が作ったんですか?将来良いお嫁さんに成りますね!」

夢「褒めても何も無いわよ!」

羽加「私も褒めてよ!」

未輝「ああ、この焼きそばも美味しい美味しい」←棒読み

羽加「気持ち込めろ!」

朝子「何々チャレンジメニュー?」

心美「この爆弾焼き3個セット500円を、1個でも飲料を飲まずに食べきれば、何でもメインの料理1品無料にゃ!」

朝子「マジで!1セット頂戴!」

心美「どうぞにゃ!」

パクっ!

朝子「辛い!」

夕「そんな大袈裟な」

パクっ!

夕「水!水!」

心美「お水一杯100円です!」

夕「金取るの?」

心美「罰金です!」

夕「先に言ってよ!」

心美「ここに書いてあるにゃ!」

月「私辛いのは得意な方だよ!」

パクっ!

月「辛い!こんなの誰が食べられるのよ!」

パクっ

祈留「美味しい!100個いけちゃうよ!」

忠加「そんなこと言って食べてくれるのはあんただけよ!」

パクっ!

忠加「旨い!」

朝子「この2人はどんな舌してるのよ?!」

楽子「こちら焼肉定食・・・、あっ!」

ガタン!

羽加「大丈夫?」

夢「すみません、すぐ新しいの作りますから!」

輝「・・・」

元「ん?」

任「どうかしましたか?」

元「楽子と輝の様子がおかしい」

任「お二人とも何か合ったのでしょうか?」

元「いや、多分輝は何かを知って察してる様な感じなのよね」

一方
フリーズ「ああ、暑いなあ、やる気でねーな!ん?」

キャーキャー

フリーズ「フッ、ぐたらねー!ん?」

女児「・・・(どうしよう?)」

フリーズ「良い奴が居た!出てこい!スーパーマックーラ!あいつの心を真っ暗に染めてしまえ!」

スーパーマックーラ!←モデル焼き鳥

キャー!

輝「もう!こんな時に・・・」

任「皆さん、行きますわよ!」

カラーズチェンジ!

目指す夢を追い求めて!タンヂェリーンシャイン!

皆を引っ張る元気な心!トゥルグウァイスチアフル!

皆に届ける音楽の力!ブロンズミュージック!

前向きに変えるムードメーカー!スカイフェザー!

皆を沸かす笑顔の風船!ライムムード!

仲間との協力!信頼の祈り!ブライトプレアー!

誰もが持つ夢の輝き!アクリクトドリーム!

チームを纏める司令塔!ウルトラマリンリスポンスィブル!

輝け!8色のカラー!カラーズヒロインズ!

スーパーマックーラ!

ドリーム「何あれ?」

リスポンスィブル「焼き鳥では?」

チアフル「でもなんか違和感ない?」

スーパーマックーラ!

プレアー「分かりました!きっと持っていく最中に落としたんですよ!」

ムード「海水浴あるあるにゃ!」

フェザー「だから所々に砂みたいなのが付いてるんだね!」

ミュージック・グサッ

リスポンスィブル「きっと、落としたことを親に叱られるのが怖くてそのまま立ち尽くしてたってところでしょう!繋もよくやってましたわ!」

ミュージック・グサッ、グサッ

チアフル「ん?ミュージック?」

フェザー「どうかした?」

スーパーマックーラ!

ミュージック「キャー!」

ダン!

カラーズ「ミュージック!」

フリーズ「よくやったぞ!マックーラ!ソイツをまずコテンパンにしてしまえ!」

スーパーマックーラ!

ミュージック「あっ!」

カラーズ「ミュージック!」

フッ!

フリーズ「ん?どうした?」

シャイン「ミュージックをいじめるな!」

ドリームシャインアタック!

スーパーマックーラ!

チアフル「シャイン!」

ドリーム「あんた、ナイスよ!」

ミュージック「シャイン、ありがとう」

シャイン「ミュージック!隠してることあるでしょ?」

ミュージック「えっ?」

シャイン「隠し事があるから、仕事もカラーズも不安定だった」

ミュージック「そ、それは・・・」

シャイン「私、分かってるの!」

ミュージック「えっ?」

シャイン「ミュージック!私達に構わずピアノコンクール出て!」

カラーズ「えっ?ええっ!!!!」

ミュージック「そ、そ、それって?」

シャイン「私達はミュージックの為に勝ってくる!だからミュージックは私達の為に優秀な成績を修めてきて!」

ミュージック「シャイン!」

シャイン「ミュージックはピアノが好きなんでしょ?その為に練習してきたなら行くべきだよ!」

キラーん!

ミュージック「アナザーカラーペン!」

スーパーマックーラ!

あなたの道を信じなさい!リンポスィブルアロー!

スーパーマックーラ!

リスポンスィブル「ドリーム今です!」

ドリーム「ヒューマンライトポット!銅!明るい結晶カムバック!」

ポンポン、ビューン、ポッ!

ドリーム「今よ!」

フォームチェンジ

タンヂェリーンシャイン!タンヂェリーンブロンズバージョン!

ブロンズミュージック!ブロンズタンヂェリーンバージョン!

2つの力を1つの力に!

シャイン「ミュージック!」

ミュージック「シャイン!」

1人で2人、2人で1人!

シャインミュージックダブルセンターアタック!

スーパーマックーラ「キラキラキラキラ・・・」

店員「はい!今度は落とさないようにね!」

女児「お姉さんありがとう!」

楽子「輝ちゃん、私が一緒は嫌?」

輝「嫌じゃないよ!」

楽子「でもなんで?」

輝「楽子ちゃんを最初に誘った時、またピアノに前向きに取り組めたら良いなって!また笑顔にピアノを弾けたら良いなあってそう思ってた!」

楽子「・・・」

輝「この町や学校の事が大切なのは分かってる!でも、楽子ちゃんの大好きなものを奪えないよ!」

楽子「輝ちゃん」

輝「それにピアノの難しさは素人でも分かる!だからこそ大好きなピアノに挑戦して!
私達は楽子ちゃんの為に2次予選突破するから!」

楽子「分かったありがとう!絶対予選突然してね!」

元「よし!じゃあ缶詰でもスパルタでも練習頑張るぞ!」

輝「それはちょっと・・・」

忠加「ちっ、負けられない理由が出来ちまったな!」

次回予告!
楽子がピアノコンクールへ行くことを決断!
楽子を見送ったシグマ一行は10人ではなく、9人で2次予選突破を誓う!
しかし、楽子が居ない為楽子のパートを誰が代役でやるのかが焦点に!
その代役に浮かんだのが羽加!
早速やってみるもなかなか上手く行かない!
元だと上手く行くのだが、羽加だと全然ダメ!
果たして2次予選突破となるのか?
次回カラーズライブ!
2次予選突破へ!羽加のモヤモヤ!


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