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ロストヒーロー計画(完結)/ラストヒーロー計画
作者: 彩都&Lメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 221ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 オリジナル仮面ライダー 仮面ライダー 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン 
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~Baron~

たくっちスノーが、時空監理局のパソコンから世界の情報を確認していた

たくっちスノー
「.....」

ルメール
「どうした?」

たくっちスノー
「海斗君が鎧武のヒーローソウルを集めたそうだ」

ルメール
「そうか、いよいよか」

たくっちスノー
「残るヒーローソウルは後1つとなった...」

ルメール
「仮面ライダーゴースト...」

たくっちスノー
「自分個人でも気になるんだよね、一体ヒーローソウルには何が秘められているのか...」

ルメール
「おう...」

二人が話していると、数日ぶりに海斗が喫茶店にやってきた

海斗
「雪さん」

たくっちスノー
「この場合はいらっしゃいだな!状況が状況だし今回はただでいいよ!」

海斗
「いえ...85円くらい払わせてください」

たくっちスノー
「...それでどうだった?」

海斗
「貴方の想像通り、風魔が別世界の住民でした」

ルメール
「よしでかした、これでこちらが捕まえる口実が出来たな」

たくっちスノー
「こらこら...それで風魔はどの世界から?」

海斗
「風魔の世界では、カリギュラによって自分達の組織が既に滅ぼされていたみたいです」

ルメール
「アナザールートみてぇなものか」

たくっちスノー
「なるほど...ここは奴等にとって都合よく進んでいる世界、というわけか」

海斗
「ですが風魔は俺の事をイレギュラーと言っていました...早めに気づいて殺しておけば良かったとも」

たくっちスノー
「何?...メル姉、ちょっと調べてみて」

ルメール
「おう...確かにここ以外の世界で、戦場海斗という人間の反応は無いな」

たくっちスノー
「風魔...時空犯罪者がそれに気付いた以上、向こうも海斗君を殺すために全力を出してくるだろう」

海斗
「...」

たくっちスノー
「ただしそれは...そこまで後がないということ、もしくはもうすぐ計画が開始してしまうかもしれないということだ」

海斗
「どちらにしても、次で奴等との決着が...?」

たくっちスノー
「かもな...」

ルメール
「で?せっかく作ったジュース飲まねぇのか?」

たくっちスノー
「え?」

たくっちスノーが驚いて海斗のコップを見るが、いつも飲み干してすぐ無くなるはずのジュースが半分以上残っていたのだ

たくっちスノー
「どうしたんだ、具合悪いのか?」

海斗
「あ、いえ...どうも食欲がなくて」

たくっちスノー
「不思議なこともあるもんだなぁ...」


たくっちスノーは、まだ気付いていなかった...海斗の違和感に


そして遂に、運命の日が訪れた。

【第十四話 END】

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