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作者： 彩都&Lメイドウィン ◆B/lbdM7F.E （総ページ数： 221ページ）
関連タグ： メイドウィン小説 オリジナル仮面ライダー 仮面ライダー 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン
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＊121＊
海斗
「えーと...あ、雪さん居た！」
海斗がBaronに向かっていると、果物の荷物を担ぐたくっちスノーが居た
たくっちスノー
「ん...おお、海斗君。」
海斗
「...雪さん、全部の店がしまっているのにどうやって果物取り寄せたんですか？」
たくっちスノー
「秘密だよ...それで、福井君のお見舞いの果物が欲しいんでしょ？」
海斗
「ああ、はい...」
たくっちスノー
「それじゃ後で送っておいてやるよ」
海斗
「あ、持ちますよ」
たくっちスノー
「すまんね毎度毎度」
...
海斗
「...あのー、そういえばいいんですか？」
たくっちスノー
「何が？」
海斗
「福井さんには貴方の正体を話していないですよ？それなのに...」
たくっちスノー
「あー！ドラゴン専門医の事ね、心配するなって！」
海斗
「どうして？」
たくっちスノー
「友人の君には特別に教えてやるよ、どうして自分やあいつみたいなマガイモノが堂々と他の世界を歩けるのか」
海斗
「どうしてなんですか？」
たくっちスノー
「簡単だよ、誰も信じないからさ！」
たくっちスノー
「ドラゴンの医者なんて、この世界で誰が信じるんだ？例え個人で見たとしても世間がマガイモノを認めない...だから平気なんだ」
海斗
「確かに俺も雪さん本人が言うまで信じられなかったし...周りの人には話しませんでしたね」
たくっちスノー
「だっろ？」
海斗
「マガイモノかぁ...不思議だなぁ」
たくっちスノー
「おうよ、どんな図鑑にも載っていない不思議な不思議な生き物だ！！」
海斗
「へぇ...そうだ雪さん、マガイモノにもヒーローっているんですか？」
たくっちスノー
「え、マガイモノのヒーロー？」
たくっちスノー
「そうだな...まだ聞いたことはない」
たくっちスノー
「もしかしたら、遠い時空のどこか、知らない自分の知らないマガイモノメイカーが作っているのかもしれないけど」
海斗
「へー、そうなんですか」
たくっちスノー
「まぁマガイモノは自分が代理局長になる前の時空監理局によれば１京もいるらしいからな、もしかしたら今でも増え続けてたりして...」
海斗
「貴方も大変ですね...」
たくっちスノー
「まぁな、好きでやってることだから気にしてないが」
海斗
「へぇ...なんだか、知ろうとすればするほど貴方のことが分からなくなってきます」
たくっちスノー
「マガイモノの事なんて理解できんよ！自分だってまだまだ理解できてないからね！」