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ロストヒーロー計画(完結)/ラストヒーロー計画
作者: 彩都&Lメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 221ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 オリジナル仮面ライダー 仮面ライダー 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン 
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*13*

ガタックソウル
『でやあああっ!』

【clock up!】

飯塚さんが変身している仮面ライダーはまた早くなった!

モンスター
「グガアアアア!!」


クウガソウル(与倉)
「はええな...チッ、ハエみたいでイライラする」

ガタックソウル
『これクワガタなんだけどね!』


モンスター
『ウ...ウウ!!』

【clock over!】

ガタックソウル
「よし、トドメだ!」

【one two three rider kick】

飯塚さんは右足にエネルギーを込め、怪物に叩き込んだ!

モンスター
「グオオオオッ!!」

モンスターは黒い液体になって飛び散った!

ガタックソウル
「よし!」

クウガソウル(海斗)
「凄い!!」

飯塚
「ハハ、まぁこんなもんよ!」

クウガソウル(与倉)
「俺もやりたかったのになぁ...」

クウガソウル(福井)
「...しかし、とんでもないことになりましたね」

飯塚
「そうだね、あの二つのダークライダーをほっとけないし...こういうときに限って例のエース君はパトロール中だし...」

...ん?

怪物だった黒い液体がモゾモゾと動いて....

クウガソウル(福井)
「ひとまず他のメンバーの避難を優先すべきです、試験どころではありませんから」

か、形を作って...

飯塚
「そうだね....また日を改めて...」

クウガソウル(海斗)
「飯塚さん後ろ!!」

飯塚
「え、うし....

その瞬間...飯塚さんの体は怪物に....


クウガソウル(福井)
「....ッ、く、食われた....飯塚さん!!?」

クウガソウル(与倉)
「おいおいマジかよ、あいつ不死身か?」

クウガソウル(海斗)
「う、う、うわあああああああああああ!!!!!」


クウガソウル(海斗)
「飯塚さんが!!飯塚さんが!!」

クウガソウル(与倉)
「おい、ビビってる場合かよ、このままじゃ俺たちもあのオッサンみてぇになるぞ」

クウガソウル(福井)
「...だ、だがこのヒーローソウルはオモチャ同然だ!敵うわけないだろ!」

クウガソウル(与倉)
「オモチャの剣だって全力で殴れば鈍器になんだろうが」


『諦めなければ勝機はあるんだろ?』

クウガソウル(福井)
「し、しかし...」

クウガソウル(海斗)
「....あ、ああ....」

クウガソウル(与倉)
「おいガキ、いつまで怯えてんだよ、あのな?戦いなんてそんなもんだ、勝つか負けるか、生きるか死ぬかだ、俺に言わせりゃヒーローなんて気に食わねぇヤツを殺す免罪符に過ぎねぇ」


『ヒーローとは力だよ、力とは人を殺す鈍器でもあれば、人を導く旗でもある』


クウガソウル(与倉)
「俺にとって力は鈍器だ...だから気に食わねぇあいつをぶん殴る!」

俺にとってのヒーロー...

俺にとっての力...

クウガソウル(海斗)
「そんなの...決まってますよね?」

クウガソウル(福井)
「ああ...俺たちにとっての力とは、ヒーローとは...」


『人を導く旗だ!!』


誰かがやらなくてはならない!!

飯塚さんの為にも....俺が、あいつを倒す!!

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