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作者: 彩都&Lメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 221ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 オリジナル仮面ライダー 仮面ライダー 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン
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海斗
「じゃあ、まず...俺や与倉さんのクローンについてです...まぁ、俺はなんとなく分かってますけど」
笹原
「ああ...数ヵ月前、ある病院で予防接種が行われた...それに与倉とお前は参加していた」
DG電王
「そしてDNAを抜き取り改造して、強大なクローンを産み出した...」
笹原
「そうそう、で...そんなことを計画したのは誰だと思う?」
DG電王
「とぼけるな!!私だろうが!!」
風魔・闇
「モンスターやアンドロイド、オーバーロードを作ったのもDGだ」
海斗
「.....」
笹原
「まぁそんなことやれとは言ってなかったみたいだがな、接種したのは向こうだが計画とクローン生成はほぼこいつだ」
海斗
「...俺のクローン、水晶に関してですが」
笹原
「あーそんな名前だったか、似たようなの沢山いたからわっかんねぇなぁ」
海斗
「た...沢山いた!!?」
DG電王
「何を驚いている...まさかたった一人作って仕向けているとでも思ったか?」
風魔・闇
「複数作り、カリギュラに認められたものこそあの雨水水晶だ」
海斗
「...そうか、あいつも最期にそんな事を言っていたからな」
風魔・闇
「あいつはお前から見てどうだった」
海斗
「いいやつだったよ」
風魔・闇
「そうか」
海斗
「それで...クローンを作ったのはDG電王というダークライダー...で、そこの三人はクリスタル所属なんだろ?」
ブラックナイト
「おうよ、クリスタルのトップスリーだ」
海斗
「それならなんで...どうして、カリギュラの笹原さんがクリスタルと接点があるんですか...?」
海斗
「だって、協会会議の時も...どこにあるのか、どんな存在なのか、会長がどんな人物なのかも分からないって...!!」
風魔・闇
「イレギュラー、お前は俺たちがここで会うまで俺たちがクリスタル所属と知らなかったわけか」
海斗
「ああ...」
笹原
「それは気になるよなぁ、簡単なことさ」
笹原
「カリギュラには12のヒーロー組織とは別に、小規模な集まりやグループなんかを管理してる...のは知ってるか」
海斗
「はい...確かかつてのフラクタルもその1つで...ま、まさか!!?」
笹原
「まーそうだな、クリスタルもカリギュラが管理している組織の一個ってことになる」
笹原
「つまりそこにいる三人組は操り人形の操り人形って事になるなぁ」
海斗
「えっ....!!?」
風魔・闇
「なん...だと...!?」