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作者: 彩都&Lメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 221ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 オリジナル仮面ライダー 仮面ライダー 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン
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*155*
ノット
「ま、マガイモノですと...聞いていませんよ!!?」
笹原
「怒んなって、俺も知らなかったんだから...ま、頑張ってくれや」
ノット
「まあいいでしょう...戦闘テストにはなりますかねぇ!!!」
ソウル
「うああああああ!!!でりゃっ!!はぁっ!!だああああ!!」
ノット
「遅い!!遅い遅い!!お前の力は、怒りはそんなものですか!!?」
ソウルとノットの戦いを、笹原は椅子から見下ろす
笹原
「あー面白れっ、地下都市の市民はこんな感じでヒーローを観戦してたんだな」
ノット
「ふんっ!!ふんっ!!ぬっ!!」
ノット
「ふーむ、マガイモノとして不完全なのかもしれませんね」
笹原
「ん?てことは...今この戦いは俺の貸し切りってわけだな」
ソウル
「何故だ!!!笹原!!!」
笹原
「ん?どうした?...ノット、ちょっとだけ待ってやれ」
ノット
「はい」
ソウル
「何故...加賀美さんを殺した...貴方、あの人の師匠でしょう!!?」
笹原
「そーだなぁ...あいつが純粋すぎるのがいけねぇんだ」
ソウル
「何...!?」
笹原
「引退直後は俺の次にあいつをカリギュラの会長にしてやろうと思ってた...」
笹原
「...だが、改めて見るとな、あいつはバカが付くほど正義感が強くてさぁ、もしあいつがこの事を知ったら絶対公表するぞ?」
笹原
「そんなことしたら数十年かけた計画がダメになっちまうだろ」
ノット
「私としては相賀のような人間に任せたかったのですが...あいにく、死んでしまいましたからね」
笹原
「まー死んだもんはしゃあねぇだろ、加賀美はヒーローとして完璧な人格者だった、だから邪魔で消した、それだけのことだ」
ノット
「そうですね...そろそろ続き始めますよ?」
笹原
「おう、悪かったな止めて」
ソウル
「...そんな事の為に、加賀美さんは死んでしまったのか!!?」
ソウル
「う、う...うあああああああ!!」
その瞬間だった
ソウルの中に眠るマガイモノの成分が反応し、割れた仮面ライダーフォーゼと仮面ライダー風魔のヒーローソウルが元通りになり、1つになる
そして...ガラスを破り、遠くから無数のヒーローソウルがそのヒーローソウルに集束していき...1つの新たなヒーローソウルを産み出す
笹原
「こ、こいつが...マガイモノの力...!!」
ソウル
「ハイパー大ソウルチェンジ!!」
【all soul!!】
【新たな個性!!これが平成!!】