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作者: 彩都&Lメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 221ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 オリジナル仮面ライダー 仮面ライダー 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン
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*157*
一方たくっちスノーは、風魔こと黄葉から全てを聞いていた
たくっちスノー
「...そうか、そんなことがなぁ」
ルメール
「おい、出来たぞ...例のリストだ」
たくっちスノー
「ありがとう」
ルメール
「...ん?どうした、たくっちスノー。」
たくっちスノー
「なんでもねぇや...そうそう、風魔の事だけど...」
黄葉
「....」
ルメール
「おう...えーとな、罪状は時空時間4.5年だ」
たくっちスノー
「この時空で言うところの45年か...ゆるくないか?」
ルメール
「それはほら、こいつを見れば...」
たくっちスノー
「あ、そっかぁ...」
黄葉
「おい」
たくっちスノー
「.....」
黄葉
「お前、海斗と仲が良かったのか?」
たくっちスノー
「.....まあな」
黄葉
「なら、何故止めなかった?」
たくっちスノー
「.....」
黄葉
「海斗は全てを失ったと俺に言った...だが奴にはお前が付いていたじゃないか!!」
黄葉
「お前達は愛し合っていたのだろう!?なら何故!?何故止めなかった!!?」
黄葉
「お前がやったことは、人殺しと何ら変わらないのだぞ!!?」
ルメール
「てめぇ、犯罪者の分際で何言ってんだ!!」
たくっちスノー
「やめてよメル姉!!」
ルメール
「....」
たくっちスノー
「分かっているよ!!...それは、よく分かっている」
たくっちスノー
「僕だってね、海斗君を止めたいよ!!彼には死んでほしくないよ!!」
たくっちスノー
「...でもね、僕は時空監理局代理局長、肩書きは長いけど要するに!!」
たくっちスノー
「地下都市にいる...傍観者な市民どもと...何も変わらねぇんだよ!!僕は!!」
黄葉
「.....」
たくっちスノー
「そりゃあな?僕にだって時空を修正して好きなようにする権限はあるよ?」
たくっちスノー
「でもそんなことしたら僕は君と同じになってしまう」
黄葉
「.....」
たくっちスノー
「僕は別世界の住民、深く関われない...解決するのは、彼自身...」
黄葉
「お前...」
たくっちスノー
「あっはっは...僕、時空監理局のくせに一人の少年すら守れないんだな」
たくっちスノー
「ごめんよ...僕に止める資格なんてないんだ...許してくれ...許してくれ...海斗君...!!」
たくっちスノー
「僕は...君が...大好きだったよ...」
【最終話 END】