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ロストヒーロー計画(完結)/ラストヒーロー計画
作者: 彩都&Lメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 221ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 オリジナル仮面ライダー 仮面ライダー 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン 
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たくっちスノー
「19番目の種目は...」

ロストメイドウィン
「尻歩き競争なるものだ」

たくっちスノー
「あー、しんちゃんがやってるアレね」

...

彩都
「勝者ダークライダーチーム」

たくっちスノー
「なんだこの大胆カット」

ロストメイドウィン
「そう書いてあったからな」

...

たくっちスノー
「さて、残すところあと一つ!」

彩都
「大縄跳び!」

ロストメイドウィン
「果たしてたくっちスノーに出きるかどうか...」

たくっちスノー
「はぁ!?そこまで運動音痴じゃねーし!やってやるよ!」
....

龍我
「64、65、66」

たくっちスノー
「はぁはぁ...疲れた」

メル
「はえーよ!!」

海斗
「雪さんって体力無いんですね」

ロストメイドウィン
「インドア派だからな」

たくっちスノー
「うっ...うっせぇ!!悪いか!?僕は海斗君と違って一日も修行したこと無いんだ!!」

龍我
「だらしねぇなぁ、後で組み手すっぞ」

福ちゃん
「85、86、87」

たくっちスノー
「うおおおお!!」

海斗
「せめて100回は飛んでくださいよ」

メル
「だってよ」

たくっちスノー
「うおおおおお!なにそのプレッシャー!?」

そして...

龍我
「2140...2141...」

福ちゃん
「あっ!止まった!」

龍我
「やっとかよ!!ここまで数えるの疲れたんだよ!!」

福ちゃん
「万丈さんもお疲れさまです...」

たくっちスノー
「ああ...疲れた!!」

全てが終わり、たくっちスノーとメルは寝転がる

メル
「2000回なんてよくやったものだよ...」

たくっちスノー
「まったくだよ...ん?」

全ての競技が終わり...海斗達の姿が泡沫の様になって行く

たくっちスノー
「...あー、なるほどね」

海斗
「...へへ、どうやら時間のようです」

たくっちスノー
「うん、なんとなく分かっていたさ...君達は何処へ向かうんだい?」

海斗
「天国...ですかね」

たくっちスノー
「ははっ、天国か!だよな!」

たくっちスノー
「...久し振りに会えて嬉しかったよ」

海斗
「死んじゃったら、こうやって話すこともあまり出来ませんからね...」

たくっちスノー
「うん...」

海斗
「ここで俺や福井さん達...あ、黄葉は残るけど、皆消えちゃいますが...」

海斗
「俺は宅地雪としての貴方も、たくっちスノーとしての貴方も好きですから...」


海斗
「時空監理局...頑張ってくださいね?」

たくっちスノー
「...ああ、当たり前だろ!!お前は僕の二番目の友達だが、一番目と同じくらい、いやそれよりも上くらい大事だ!」


たくっちスノー
「さよならだ、偉大なるヒーロー」

海斗
「さよなら、たくっちスノーさん」

たくっちスノー
「転生したら...すぐに会いに行くからよ」

ここで、たくっちスノーの意識は途切れた

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ロストメイドウィン
「彩都、この世界の後始末は俺がやる...世界の掃除屋だからな」

彩都
「ええ...それでは、またいつか」

ロストメイドウィン
「ああ、次は運動会以外の方法でな」

...

龍我
「...終わったな」

福ちゃん
「はい...」

龍我
「なぁ、福の神...あれはお前がやってくれたんだろ?」

龍我
「いくら時空監理局といえど、時空広しといえど、記憶のある状態で死者と再開なんて出来ねーよ、出来るとするなら霊界から神が連れ出すこと、そしてそんな事が出来るのは...」

福ちゃん
「何の事でしょう?私は福の神、彼も海斗君たぢあれで幸せになれるというなら...」

福ちゃん
「それに私のところでも貴方のところでもしっかり書類は発行したからあまりお気になさらずに?」

龍我
「...ま、いいか!帰ろうぜ、ハグレ王国に!」

福ちゃん
「ええ!皆が待ってますもの!」

...

たくっちスノー
「...はっ!やっべ、寝オチしてた!?」

龍我
「よぅ、ずいぶん寝てたな」

たくっちスノー
「万丈!?自分いつまで寝てた!?」

龍我
「知らねぇけど、ずいぶん楽しそうだったから起こさないでやった」

たくっちスノー
「マジかよ...」

龍我
「ほら、ボサッとしねぇ!依頼は沢山あるんだからよ!」

たくっちスノー
「ええー!?.....マジだ!!」

たくっちスノーは再び、仕事の毎日に戻るだろう

だが、これでよかったのだ

あれは何だったのか、たくっちスノーにとってはどうでもいいことだ、海斗にまた会えた、それだけで...充分だった


たくっちスノー
「忘れないよ、君というヒーローを」

【特別編2 END】

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