完結小説図書館
作者: 彩都&Lメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 221ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 オリジナル仮面ライダー 仮面ライダー 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン
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ラストヒーロー計画 第一部 第2.5章 調べ物は続く
宅地雪はのんびりと図書館で調べ物をしていた、それは『超巨大人工衛星 エデン』の事についてだ。ある程度調べ尽くして、紙に総合的な事を書く。『超人工衛星 エデン』、それは海斗君の死後、二年後に起きた『巨大な事件』の事。まず、起きた理由は『ヒーローソウル』の暴走、それ以外書かれていない。まず、どうして暴走が起きたのかも分からない。一体何故……? 軽く十年のブランクがある自分にとってはそれは分からない事である。そしてこの『ヒーローソウル』の暴走を鑑みた国連が、『ヒーローのユニフォームにチップを入れなければならない』と決め、『じゃあ、チップは何の為にあるのか?』と言った国の重鎮に向かって、国連の一番偉い存在が、『これから発射される人工衛星である、『超人工衛星 エデン』です』と発言。この発言により、『超人工衛星 エデン』が公に世間に知れ渡る。この『超人工衛星 エデン』はいくつかの使い道が有ると言う。まず、一つ目は今さっき出てきた、『ヒーローのユニフォームの中に導入されるチップの通信』だ、二つ目は『天候に関わる』事、そして三つ目、三つ目は『隕石への攻撃』、大まかに書けばこの三つだという。中々に凄い機械だな、と自分は思った。そして話はとんとん拍子に進み、ヒーローのユニフォームにはチップが搭載される事となった。次に『アダム』、『アダム』は『超人工衛星 エデン』の中の人達の休憩スペース、らしい。あまり使用されている写真を見つける事が出来なかったから、詳しい事は分からない。もっと、もっと詳しく調べるには、国の図書館が必要だろう。……国立レベルの図書館かぁ、この近くにはあるのかなぁ? それも調べておかなければならないな、と思う。これが一連の流れだ。……国連と一連をかけているんじゃないんだ? 分かってくれ、このメモを見ている人よ? ……それでは、メモを終了する。……はぁ、一応、メモをして、解説も入れてみたけど、まだまだ分からない事が多いな、『超人工衛星 エデン』ってのは……他にも『アダム』も……普通、『アダム』って名前を使うんだから、『イブ』、もしくは『エヴァ』、『エバ』も入れておけよ、と思う。でも、入れていないんだよなぁ……何か不思議。雪はそう思いながら、立ち上がって、メモを書く時に使用した本を手に取り、元の場所に戻す。……それにしても、十年経ったから、色々と分からない事があるなぁ。図書館には十年前には無かったロボットがあるし……十年で進歩し過ぎだろ、この世界……? 雪はそう思いながら、他の本を手に取って、確認する──
ラストヒーロー計画 第一部 第2.5章 調べ物は続く 完
ラストヒーロー計画 第一部 第3.5章 に続く