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作者: 彩都&Lメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 221ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 オリジナル仮面ライダー 仮面ライダー 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン
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*22*
第五話
『ブラックヒーロー』
ヒーロー宝石襲撃事件から翌日...俺はまだヒーローソウルを貰えていなかった
海斗
「パトロールも大変だなぁ...」
与倉
「...ん?お前は海斗だったか?」
海斗
「あっ...与倉さん!何してるんですか?」
与倉
「何って決まってんだろ、パトロールってヤツだよ...知らねぇヤツからしたらふらついてるようにしか見えねぇがな」
与倉
「何だ?まさか俺が何処かで喧嘩してるとでも思ってたか?」
海斗
「まぁ...なんか噂されるほど強い人らしいのでそうなのかなって....」
与倉
「はぁ~~ッ、まぁしょうがねぇか...まあいいや、お前の事だから俺と同じでパトロールしてんだろ、一緒に行こうぜ」
えっ...どうしよう、危ないかなぁ...
でも、一人だと不安だし...
海斗
「わ、分かりました...」
与倉
「よし、じゃあ着いてきな...ようこそ、裏の世界へ...」
海斗
「だから、裏の世界って何なの...」
与倉さんは俺を引っ張って町外れの方へと歩き出した...
...
ここって...路地裏?
やっぱりゴミとか多いなぁ
与倉
「なぁ、お前ぐらいの年になると、やっぱこういうところにときめいたいするのか?」
海斗
「いえ..俺はそういうのないですね」
与倉
「ふーん...とんだイイコちゃんだなお前」
海斗
「褒め言葉...なんですか?」
与倉
「まぁな...おい、アレ見ろよアレ」
海斗
「ん?」
与倉さんが指指した先には沢山の人が集まっていた、持っているのは...カリギュラのライセンスとヒーローソウル?
海斗
「あれって俺達と同じヒーロー...先輩方ですか?」
与倉
「だといいがなぁ...お前ちょっとここで待ってろ」
海斗
「えっ、はい。」
な、何をするつもりだろう...やっぱり喧嘩?
「...げっ!与倉だ!」
与倉
「何だ?俺に知られたらまずいことでもあるのか?」
「ど、どうするよ...」
「何怯えてる!今の俺達にはこれがあるだろうが!」
与倉
「ふーん、ヒーローソウル....」
「お前の天下もここまでだ!ソウルチェンジ!」
【ハザードオン!アンコントロールスイッチ!ラビットタンクハザード!ヤベーイ!!】
【プテラ!トリケラ!ティラノ!プ・ト・ティラノザウルス!】
【ファング!ジョーカー!】
海斗
「えっ...なんだあの仮面ライダー...」
与倉
「おもしれぇ、こいつの力を試してみてぇと思ってたんだ」
与倉
「ソウルチェンジ!」
与倉さんは鏡から出てきたエネルギーに取り込まれ...紫の仮面ライダーになった!
王蛇ソウル
『さぁ、ケンカタイムだ!』