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作者: 彩都&Lメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 221ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 オリジナル仮面ライダー 仮面ライダー 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン
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*36*
【第七話】
【ライブヒーロー】
オーズとの戦いから早三日が経過した。
この三日で、ダークライダーの出現が普段の数倍にまで跳ね上がった
まるで俺たちカリギュラを試しているのように....
海斗
「はぁ、俺もおちおち休んでいられないな、ヒーローになったんだから...」
海斗
「アマゾンブラザーズ、どこにいるんだろう....」
「カリギュラのヒーロー...発見....」
海斗
「ん?」
「ダークソウルチェンジ...」
【響鬼、紅血(べにけつ)】
海斗
「...なっ、ダークライダーが!?」
気付かなかった...普段は一般人に成り済ましていることもあるのか!!
響鬼・紅血
『ハッ!』
海斗
「あぶなっ!!」
こいつは...鬼!?カリギュラに載っていた、『音で戦うライダー』か!
響鬼・紅血
『ハアアア...デヤッ!』
海斗
「くっ...避けるだけで精一杯だ!」
今借りているヒーローソウルは....【キバ】か!
海斗
「で、でも変身してる暇が...」
響鬼・紅血
『コオオオオ...鬼幻術、鬼火。』
海斗
「なっ、口から火が!?」
海斗
「あ、危ない....ライダーにはあんな奴もいるのか...でやああっ!!」
変身するまで待つのはヒーローとは言えない!
変身する時間がないなら、隙を作るだけだ!
海斗
「はああっ!!」
響鬼・紅血
『ん?』
海斗
「はああっ!!」
響鬼・紅血
『!...なるほど、興味深い』
響鬼が棒を捨てた...直接タイマンでやろうってことか!
響鬼・紅血
『はあっ!だあっ!でいっ!やあっ!』
海斗
「うりゃっ!はあっ!そりゃっ!!」
この数年に渡る修行は無駄じゃなかったみたいだな、まさかダークライダーと格闘術で渡り合えるなんて!
響鬼・紅血
『少年と思って甘く見てたが中々やるな、カリギュラ。』
響鬼・紅血
『俺達ダークライダーは数多くのヒーローを見てきたが、変身せずに生身で攻めてくる奴は久しぶりだ』
海斗
「鍛えてますので!」
響鬼・紅血
『そうか..中々面白い奴が現れたな、風魔の奴も中々惜しい男を生かしたものだ』
ガンッ!!
よし、こめかみに当たった!
響鬼・紅血
『くっ...急所に当てられたか』
海斗
「今だ!ソウルチェ...」
『そこまでよ!』
響鬼・紅血
『ん?』
...女の人の声?
『見つけたわ、ダークライダー!この仮面ライダーライブが相手をしてやるわ!』