コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 零fighter山鷹隊 【完結】
- 日時: 2018/12/11 03:01
- 名前: ワタル ◆O4d95KIm6. (ID: q6B8cvef)
零fighter山鷹隊(さんおうたい)……。
歴史の背景にその影ありき……。
悪あるところにその影ありき……。
事件あらばその影ありき……。
果たしてその実態は……、
正義か悪か?希望か?破滅か?……。
____プロローグ
……とある満月の晩の事。
【デス・プリズン】
耳鳴りがするほどに、静か過ぎる真夜中……。
スカルフェイス『サムライ・マスターも年貢の納めどきか〜ん?』
2つの人影が、床に這いつくばった者を、見下ろしている。
侍風の傷だらけの男『……。』
その傷だらけの男の名前は、
サムライ・マスター・ミフネ・フジオ(御舟富士雄)。
※以下ミフネ
全身の力が抜けきったようだ。完膚なき敗北感…と言ったところか。
謎の長身の男『フハハハハハハ』
《ガシャン》
鉄の"分厚い扉"が閉められる。
《ガチャ》
錠をかける音……、日常生活の中であれば何気ない音ですら、ここでは絶望の音に聞こえる。
薄暗く、冷たいコンクリートの床、ここは収容所……?
なのであろうか?
……やがて誰の気配も感じなくなった。
まぶたを閉じる……まさに闇に包まれていくような気がした……。
ミフネ(このまま安住も悪くない)
ここでの安住とは、すなわち終身刑を意味する。
よもや何者とも戦わずに済むであろう……。
____ふと、どこからか柔らかい光を感じた。
全面コンクリートの壁の部屋に、ひとつだけ小さな窓がある。そこにはお決まりの鉄格子…そこから光が差し込んでいる。
ミフネ(今宵は満月か…かぐや姫でも現れて、酌して貰えば絵にもなる…。)
ミフネはボンヤリと、生きる事を諦めたように、虚ろな表情で月を眺める。
しかし、
その僅かに開いたミフネの視界に、闇夜を飛行する3つの影が映りこんできた!
すると、
その瞬間、安堵(あんど)の気持ちに包まれていく。
今まで気を張っていたせいか、ミフネの緊張が緩み、意識が遠のき薄れてゆく。
ミフネ(やれやれ…また忙しくなりそうだ…フッ)
小さく鼻で笑うと、静かに眠りにつくミフネ。
果たして彼の眼には、希望の光が見えたとでも言うのか!?
そして!!!
夜月に浮かぶ !!!
<3つの影>!!!!
その正体とは!?
……つづく。
主題歌
[Alexandros ]Droshky
ending
[Alexandros ]Adventure
挿入歌
[BIGBANG]BANG BANG BANG
※おもに各回(話)のボスクラスの敵の登場シーンに流れますwとくにサビの部分w
戦闘シーン
[UVERworld]激動 (男キャラ用)
[UVERworld]99/100騙しの哲 (女キャラ用)
以上が誠に恐縮では御座いますが、零fighter山鷹隊のイメージBGMですw
これらをふまえてご愛読のほど、最終話まで是非、ご自愛ください。byワタル
次号予告 零fighter山鷹隊 【疾風のジライヤ】どうぞお楽しみにw
全国の女子中高生~女子大生ファンのみんなぁー!まーたみーてねー!
次週に向けて『スクランブル!Go!』
《目次》
序章 (デス・プリズン脱出編) >>1 >>2 >>3
【第1章 アタッカー・ジョー】
鉄仮面フレディー編(A・J&ジョシュ登場) >>4 >>5 >>6 >>7 >>8 >>9 >>10
番外編(ミケルソン&ジェシカの話)>>11
デス・フォレスト編 (シューティング・スター&リンクス登場)>>12 >>13 >>14 >>15 >>16
モスマン編Part1(ガンドラゴン登場)>>17 >>18 >>19
はぐれハーピー襲来編(リンクス大暴れ) >>20 >>21 >>22
モスマン編Part2(ゾーン登場〜ガンドラゴン旅立ち)>>23 >>24 >>25 >>26 >>27 >>28
人狼編(人狼討伐隊セブンバスターズ(仮)結成)>>29 >>30 >>31 >>32 >>33 >>34
アタッカー・ジョー完 >>35
【第2章 ザ・バトルライン】
パペットマスター・ギル前編(ミフネ&リオ登場)>>36 >>37 >>38 >>39 >>40
パペットマスター・ギル後編(ヨシュア&刀剣姉妹登場) >>41 >>42 >>43 >>44 >>45
砂漠の傭兵王編(ユーイ登場)>>46 >>47 >>48 >>49 >>50 >>51 >>52 >>53 >>54 >>55
【第3章 ナインソルジャーズ】
猫歩きの塔編 (ドンデリオン登場)>>56 >>57 >>58 >>59 >>60 >>61 >>62
魔界突入編(ヴァルキリー登場)>>63 >>64 >>65 >>66 >>67 >>68 >>69 >>70
【最終章 ファイナル・クロニクル】
死霊戦線 >>71 >>72 >>74 >>75 >>76 >>77 >>78 >>79 >>80
魔城 >>81 >>82 >>83 >>84 >>85 >>86 >>87 >>88 >>89 >>90 >>91
魔城:BGM追加 David Garrett / Smooth Criminal
(イメージです、実際に小説上での曲は流れません。YouTube検索)
最終決戦 >>92 >>93 >>94 >>95 >>96 >>97 >>98 >>99 >>100 >>101 >>102 >>103 >>104 >>105 >>106 >>107 >>108 >>109 >>110 >>111
新主題歌 [Alexandros ]ワタリドリ
newエンディング曲 [平井 大]Life is Beautiful
※[小説挿絵]イラスト掲示板も、ご覧下さい。
…NEXT
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- Re: 零fighter山鷹隊 ( No.57 )
- 日時: 2015/12/30 04:57
- 名前: ワタル (ID: cs0PNWSr)
【死を招く螺旋階段】
ドンデリオンの急襲を受け、撃破されたかに見えた、NEW山鷹隊!
しかし!
デストロの駆るホバークラフトで反撃!
脱出に成功した!
ジョシュ『ヒャッハァーーー!仕留めたぞ!A・J!!』
A・J『ああ! そうだな!』
ハイタッチをする2人。
ユーイ『いやいや あんたの弾 全部外れてたしw ちゃんと標的を見て弾道を予測して撃たなきゃ… あのタイミングはないでしょw』
A・J『しかし ジョシュの撃った弾は 最後にダチョウの様な生き物に命中していた…』
ユーイ『え!?そうなの?ダチョウなんて全然見てなかったw…他に敵がいないか探すのに必死だったしw』
ペンドラゴン『…皆さん‥見事な腕前でおられる…しかしあの男の風貌…あのカーキ色のマントと形…あれはダルタニャン王国の近衛隊によくにていた…彼は一体…何者であろうか…』
岩場を抜け一面に砂漠が広がる。
遥か遠く竜巻が同じ場所に留まっている。
目指す砂塵の塔……猫歩きの塔だ…。
デストロ『おっと…講釈(こうしゃく)はその辺にしてもらおうか!…一難去ってまた一難!…あの地平線の盛り上がり!サンドワームのお出ましだ!!!!』
デストロの呼びかけに応じ、振り返る一同。
ホバークラフトとほぼ並走して移動する遥か彼方の砂走りに驚愕する…。
ソレは…
進路を変え此方(こちら)に向かってくる!
デストロ『あのデカさ………ここいらの主って所か!?……この中でソイツを使った事のある奴はいるかい?』
親指を立て後方を指すデストロ。
そこにはカールグスタフ無反動砲。
手に取り…
手際良く構えるのは……
そう!
アタッカージョー!
次の瞬間!
砂走りが消えた!
デストロ『来る!!皆!掴まれ!奴が口を開けたら撃てぇぇぇ!!』
ドフーーーー!
緊急ブレーキのジェットが逆噴射する!
急停車するマシン!
凄まじい重力だ!
背もたれの背後についたセーフティバーにしがみつく一同。
ジョシュが掴み損ねる!
放物線を描き1番後ろに座っていたジョシュが一同の上を通過して前方へと投げ出される!
スローモーション…。
そこに
地中から飛び出すサンドワーム!!馬鹿デカイ!!
大きく開いた口にホールインワン!
ジョシュが喰われた!!
A・J『ジョォ!シュゥゥゥッーーーーッ!!!!』
青ざめるユーイ…。
次の瞬間!
ハルバードを豪快に振り回し突撃する戦士!
ペンドラゴンだ!
ペンドラゴン『この畜生が!よくも私の友人を喰らってくれたな!』
その巨体に飛び乗り駆け上がる!
サンドワームの頭に叩きこむハルバードの一撃!
もがき振り落とそうとするサンドワーム!
ペンドラゴンも必死にしがみつく!
A・J『チッ!ダメだ!このまま撃てばペンドラゴンに当たってしまう!』
すると!
サンドワームの腹の中から乱れ撃ちに発砲される!
パパパパパパッ!
パスッ!
パスッ!
のたうち廻るサンドワーム!
息絶えた!
ズシーーーーーーン!
サンドワームの腹の中から勝ち誇る得意顔のジョシュが現れた!
喜び駆け寄るA・J…かなり臭い…後ずさり距離をとるw
ペンドラゴン『無事か!我が友よ!』
ハグして無事を分かち合う…サンドワームの黄土色の胃液まみれだ…。
ユーイ『この光景…きっついわ……』
右手で鼻をツマミ、首に巻いたストールで口を覆うユーイ。
左手は既にエンガチョだ。
生還したジョシュの手には、太陽の形をしたペンダントが握られていた…。
A・J『ジョシュ…ソレどうした?』
ジュシュ『ん?何だこれ』
無我夢中で気づかなかったジョシュ…サンドワームの胃の中に何かを掴んでいたのだ。
これに見覚えのあるA・J。それよりも早く何かを思い出すユーイ。
ユーイ『ああ!これ!』
ユーイが背中に肌身離さず身に付けているバックパックから例の地図を取り出した!
それは、A・Jが報酬の代わりにスターから託された金塊の地図…切り取られた断片の部分。
そこには砂塵の塔の脇に描かれた太陽の紋章。
"嵐を消し去り太陽の鍵"と記されている。
ジョシュの手にしたペンダントは、その紋章の形と全く同じだ!
いつしか辺りは、陽が暮れ始めていた…ひとまず野宿して翌朝出発する事にした。
ホバークラフトには一週間分の携帯食(レーション)が積んである。
___翌日……。
一向は再びホバークラフトに乗り込むと砂塵の塔に到着した…。
不思議と砂嵐は上空の方だけで発生している。
天高くそびえ立つソレは、最上階は見えない…時折、稲妻が発生している…。
塔の周りに螺旋状に続く階段…猫の歩ける程の歩幅しかない…。
大人1人が、壁伝いに横歩きするのが精一杯である。
踏み外せば命の保証はない…。
塔に歩み寄る一向…。
しかし!
そこには、既に先回りして待ち伏せしていたオクトパシーの残党!
エンドス・ケンイッチとその一味だ!
その数30人…。
囲まれた!
親分肌の男が前に出てくる…ヤツの名は"ラ・スボス"だ。
ラ・スボス『ようやく来たか…だが…ジ・エンドだ…武器を捨てろ!!』
ニヤリと不敵に笑う恰幅(かっぷく)の良い悪人面の男……。
背中合わせに円陣を組む一同に緊張が走る…………つづく
次回 【敵か味方か!?ドンデリオン再び】どうぞお楽しみにw
- Re: 零fighter山鷹隊 ( No.58 )
- 日時: 2015/12/30 05:09
- 名前: ワタル (ID: cs0PNWSr)
【敵か味方か?ドンデリオン再び】
対峙する二大勢力…。
とはいえ、こちらは僅か5名……。
少数精鋭と言ったところか…。
ラ・スボス『貴様等ァ!…さっさと武器を捨てろぅ!』
ユーイ(…どうする?やっちゃう?)小声で囁く…。
ペンドラゴン(私も同じ気持ちだ…相手にとって不足は無い…)
A・J(早まるな数が多すぎる…チャンスは必ず来る…)
デストロ(ああ言うとうりだ…今は降伏するフリをしよう…それに…)
ユーイ(…それに何?)
デストロ(既にビビって戦意喪失の奴がいる…)
ジョシュ(はい?)
ユーイ(…のようね……)
タラ〜(汗)
ユーイ『…ハイハイこうさぁ〜ん』
ガチャガチャ
マガジンを落とし降伏。
ガシャン
ドサッ
ガチャッ
ポイッ
各位武器を投げ捨てた。
ザクッ
ペンドラゴンはハルバードを地面に突き刺した。
※ユーイ…通称ファイヤーボール…7〜8人の並の相手なら一瞬で倒す…。
ペンドラゴン…視線を見た者を操る事が可能…。怪力。白兵戦でほぼ無敵。
A・J…戦闘において先読みができる。射撃の腕は精密機械。
デストロ…防御力は人類最強のスーツを着用。発勁(はっけい)の使い手でもある(武術)
ジョシュ…これといった特殊能力は無い。だが…弱い癖に生命力が異常に高いw
___その遥か上空に視点を当てると………。
猫歩きの塔を、登る男の姿がある…。
目深に被ったハットを風に飛ばされまいと抑えながら、黒いマントをはためかせ、塔の壁にしがみつく…。
左頬に吠える竜のタトゥー…。
ガンドラゴンだ!
オクトパシーよりも早く到着し、塔に登り始めていた。
しかし
嵐の影響を受け、進む事も退く事もできずにいた…。
ガンドラゴンは、塔の下で争っている者達とは少しばかり目的が違った…。
そう…魔界の四騎士を全て葬り…宿敵ゴーストマンモスを倒す事が最大の使命!
そして…
四騎士の1人…スカルフェイスの弱点である心臓が、この塔の最上部に隠されているのだ!
しかし無謀な挑戦の為、なす術がない…。
今更、勢いに任せて登り始めた事を後悔するガンドラゴン…。
過信は禁物だ…。
すると
地上ではジョシュの持つペンダントを奪い歓喜するオクトパシー。
どうやら塔の謎を解読済だったらしい。
ソレは嵐を消し去る太陽の鍵…。
オクトパシーが太陽の鍵を使い、隠し扉を発見する。
塔の中は外観からは想像出来ない機械だらけのコンピューターの空間。
あの砂嵐は人工的に作られていたのだ!!
ラ・スボス『…こいつは驚いた…都市伝説は本当だったぜぃ』
しかし、オクトパシーは試行錯誤し操作を断念。
デストロとユーイだけを中に連れ込んだ。
残りの3人は機械音痴と思われたのか?
見た目で判断され弾かれる。
A・J等3人は砂漠の上に拘束された。
背中合わせに座らせられ縛られる。
身動き取れず、1人が動くとそちらに引っ張られる。
ペンドラゴン『この野郎!!!ユーイさんを何処へ連れて行く気だ!』
立ち上がろうとするペンドラゴン。
ジョシュ『イテテ 動いたら痛ッて!!!』
A・J『おい耳元で叫ぶな!耳がキーンとする!』
エンドス・ケンイッチ『うるせーなカス共!撃ち殺すぞ!』
丸腰相手に、鬼のいきがり…エンドス・ケンイッチ…。
ペンドラゴン『カスはお前だ…』ボソリと呟く…。
塔の内部では、ユーイとデストロが発電装置をシャットダウンさせた。
するとどうだ!
砂嵐が嘘の様に消えたではないか!!
上空のガンドラゴン…砂が目に入り閉じていた瞳を開ける…。
ガンドラゴン『……どういう事だ?』
戸惑いながらも再び登り始めるガンドラゴン。
懐に隠れていたフーボーが羽ばたく。
フーボー『ガンドラゴン! キセキダ !キセキガオキタ!』
ガンドラゴン『そうだな!フーボー』
再び気力がみなぎるガンドラゴン。
頂上を目指す。
ラ・スボスは手下に塔に登るように指示した。
20人程が塔に登る。
腕組みして見ているエンドス・ケンイッチ。
ラ・スボス『何してる…お前も登るんだよぅ!』
エンドス・ケンイッチ『へ?へい!』
すると
オクトパシーは表に出て行き、再び扉を閉めた。
閉じ込められたユーイとデストロ!
扉は外側からしか開かない仕組みだ!
ユーイ『え!?ちょちょ!タンマ!タンマ!』※タンマとはタイムの意味
ダンダン!
ユーイ『だせー!この人で無しぃー!』
ダンダン!
デストロ『おや?まてよ……エレベーターがあるぞ!』
ユーイ『え!?マヂ?』
その頃…塔の外では…
テントを張り簡易拠点を作り、食事を取り始めるオクトパシー。
地上に残ったのはラ・スボスを含む8人。
話し振りから幹部クラスらしい…。
ジョシュ『ゴク…美味そう…』
A・J『今がチャンスだ!3人同時に立ち上がるぞ!』
ペンドラゴン『よし!私のハルバードの所まで行き縄を切ろう!』
ペンドラゴンの向く方向に地面にさしたハルバードが見える。
3人は少しづつ移動しながら進む。
幸いオクトパシーは食事に夢中だ。ワインを飲み始めた。
辺りに香ばしい匂いが漂う…。
ローストチキンを貪(むさぼ)るラ・スボス。
その匂いに誘われ招かれざる客が迫る……。
その黒い影…。
カサカサと不気味な音が聞こえる…。
その気配に気づく者はいない…。
すると
ゴーダ『ギィヤァーー!』
立ち小便をしにいった1人が悲鳴をあげる!
慌ただしく銃を持ち立ちあがるオクトパシー!キョロキョロと辺りを警戒する!
Mr.ケン『あー!あいつら縄を切ろうとしてますぜ!』
1人がA・J達を見つける!
ジョシュ『やべ!見つかった!』
必死に縄を切るA・Jとペンドラゴン!
発砲してきた!
バンバン!
危ない!
間一髪!
縄は解け、三方に身を交わす3人!
今度は銃を撃った男が悲鳴をあげた!
身体は高く持ち上げられる!
そこにいたのは巨大なサソリだ!
毒針が背中に突き刺さり貫通!即死だ!
大サソリとオクトパシーの闘いが始まった!
とっさに自分の武器を拾うA・Jとペンドラゴン。
ジョシュは自分とユーイの武器を回収した!
ジョシュ『あわわわ』
A・J『なんだコイツらは!?』
……黒光りする産毛の生えたハサミと毒針を持つ尻尾!
ジャイアント・スコルピオンだ!!
その数!1匹や2匹ではない!
入り乱れ銃撃戦が始まる!
ペンドラゴンはハルバードで迫り来る毒針の尻尾を防ぎ、ぶった切る!
続いて胴体を叩き割る!
強い!!
その隣でA・Jのショットガンが連続して火を噴く!
的確にウィークポイントを狙いバラバラに粉砕してゆく!
こちらも強い!!
ジョシュはというと、ドサクサに紛れてローストチキンを貪り食べる。
オクトパシーは次々と大サソリの餌食になる。
対象的に大サソリを倒しまくるペンドラゴン!
EXP
EXP
EXP
Level up!!
大技発動!
蹴散らす!
しかし次々湧いて出る大さそり!
キリが無い!
ラ・スボスは1人だけ助かろうと再び塔の内部に逃げ込んだ!
追うA・J!
そこは見逃さない!
滑り込み塔の内部に潜入成功!
オクトパシーの幹部は中に入りそびれ、追ってきた大サソリの毒針に倒れる。
気がつくと外には、大サソリの群れと生き残りが4人だけ。
ジョシュとペンドラゴン。
オクトパシーの幹部の2人…ゴーダとMr.ケンだ!
追い詰められ岩に登るジョシュとペンドラゴン。
怪物を前に敵も味方も無い!
逃げてきたオクトパシーの2人。手を差し伸べ引き上げるペンドラゴン。
大さそりの大群が押し寄せる…。
ガタガタ震える強面(こわもて)の男。見た目の割に情けない。ゴーダである…。
Mr.ケンはさらに上の大きな岩に飛び移ろうとして脚を滑らせ落ちる!
その最後…無惨であった…。
仲間の死に絶望の叫び声をあげるゴーダ!
その声を掻き消すようにナパーム弾の爆発音!
眩い光!目がくらむ!
次々とナパーム弾が投げ込まれる!
大サソリを殲滅!!
ペンドラゴン『くっ眩しい!何者だ!?』
ゴーダ『あれは!?ダルタニャン王国の元近衛隊長ドンデリオン!!奴を倒せばオレも有名になれる!!へへへ!死ねェー!!』
バンバン!
かがみ左右に身体を揺さぶり銃撃を交わす!
飛んだ!
着地と共に2本のダガーでゴーダを始末した!
身構えるジョシュとペンドラゴン!
ジョシュ『奴だ!ダチョウに乗ったカーキ色の悪魔だ!オレたちを襲った奴だ!』
刺したダガーを抜くと血しぶきが上がり返り血を浴びるドンデリオン…こちらに振り向く……つづく
次回 【タイムリミット】どうぞお楽しみにw
- Re: 零fighter山鷹隊 ( No.59 )
- 日時: 2016/01/01 18:47
- 名前: ワタル (ID: cs0PNWSr)
【タイムリミット】
"ピュー"という空気の抜ける音と共に、崩れ落ちるゴーダ。
緊張が走る!
ペンドラゴン『ジョシュ君…さがっていろ……死線…ディープブルー…』
ペンドラゴンの青い瞳が、さらに蒼くなる…が!しかし!
それよりも早くドンデリオンの素早い攻撃!
首元に飛びかかり動脈を掻き切ろうとするドンデリオン!
ガキィィン!
ハルバードで防ぎ薙ぎ払う!
凄い力だ!
転がり吹き飛ぶドンデリオン!飛び退き立ち上がり塔を登る!
追うペンドラゴン!
ジョシュは1人取り残された…。
するとドンデリオンが珍しい銃を落としていった事に気づいた。
駆け寄り拾いあげるジョシュ。
ジョシュ『うわっ マッチロックじゃん!』
まるでガチャポンでレア物を引き当てた様なリアクションだ。
ジョシュは塔を見上げると既に追いつけない高さまで登る2人。
ペンドラゴンは大きなハルバードが邪魔で登りにくそうだ。ドンデリオンとその差を離される。
ジョシュ『よし!』
猫歩きの塔を登り始めるジョシュ。
しかし、すぐに道幅は狭くなり横向きでも精一杯だ。
階段の幅は、およそ30㎝あるかないか…。
すると…
『ギャーーーーーーーー』
空耳!?
遥か上空から人が落ちてきた!
即死。
オクトパシーの一人だ!
ジョシュは、しばし硬直してたたずむ。
しばらく考えると、上を向く…。
そして、
一歩、また一歩と…ゆっくりと…足を踏み外さない様に注意しながら、猫歩きの塔を……登る……が…やっぱり…下り始めた。
ホバークラフトに乗り留守番だ…。
辺りは焼ける大さそりのせいで、焦げ臭い。
いっぽう同時進行していた…塔の内部では…。
不動のエレベーター。
再起動を試みたユーイとデストロであったが、なかなか電力が供給されず動かない…やむおえず点検用のハシゴを使い登り始めた。
先に登るユーイ。
続くデストロ。
下から覗き込み、ホットパンツに食い付き気味に登るw
突き出たヒップラインに釘付けだ!
まさに天に登る気持ちのデストロ!
ガン見。息が荒い。
しかし再びゲートが開き、慌ただしくラ・スボスが入り込んできた!
閉じるゲートにスライディングして追ってきたのは、アタッカー・ジョー!
ラ・スボス『ワシに歯向かう奴は!こうしてくれるわー!』
バン!
A・J『ぐわッ!!』
腿を撃ち抜かれるA・J!うずくまる!
ラ・スボスはハシゴを登るユーイとデストロを見つけ発砲した!
バンバン!
キュイン!キュイン!
当たらない!
すると
電力がようやく戻りエレベーターが使用可能になる。
向き出しのレーンに取り付けられた壁のないオープンタイプの台座のみのエレベーターだ。
ラ・スボス『フン!エレベーターがあるとはな…』
乗り込み上昇を始める!
上に続くレーン。その中にあるハシゴを登るユーイとデストロ。
このままでは歯車に挟まれ即死だ!
再び!
電磁波!
悪夢の再起動!
砂嵐が発生した!
塔の外は大惨事だ!
次々と竜巻に襲われるオクトパシーの一味!
あちこちで断末魔の叫び声が聞こえる。
ガンドラゴンは間一髪塔を登りきると、懐にフーボーをかくまい伏せる。
黒いハットが上空に舞う………。
必死にしがみつくドンデリオン!
壁の隙間にダガーナイフをペグ代わりに打ち込んだ。
ペンドラゴンは耐えきれずハルバードを手放す!
砂嵐に巻かれ舞い上がるハルバード!
塔の壁に突き刺さる!
ペンドラゴンは素手で壁にしがみついた!
爪の付け根に血が滲む……壁から剥がされまいと必死だ!
…………。
…………。
ペンドラゴン『もう…限界だ…』
………。
その頃…
塔の内部では、今まさにラ・スボスの乗るエレベーターが迫り来る!
バンバン!
キンキン!
ラ・スボス『ぬわにぃぃ!!??』
デストロに弾は当たるが弾かれる!
カチッカチッ
弾切れの銃を投げ捨てた。
デストロは飛び降り、タックルをかます!
倒れるラ・スボス!
エレベーターは上昇を続ける!
今度はユーイが危ない!
すると
突然!急停止!
照明も落ちた!
再びシャットダウンに成功したのは、脚を負傷したアタッカー・ジョー!
ユーイは下の様子を気にしつつも、ひたすらハシゴを登る。
デストロとラ・スボスの鬼気迫る戦いは、まさかの二人転落の相討ち、で勝負が決まる…。
A・Jもまた負傷した脚を止血して倒れ込む。
幸い弾は貫通しており、内部破裂を免れた。
オクトパシー最高幹部ラ・スボス…死亡。
A・Jとデストロをものともせず翻弄……強敵であった……。
ユーイは構わずハシゴを登る…。
一見薄情にも見えるユーイの行動だが、彼らとは付き合いが浅い……。
下にいたのがミフネやリオ、ヨシュア、ジライヤならユーイは命懸けで闘った事であろう………。
そして
塔の外では…引きの映像…塔にしがみつく人影。
下からペンドラゴン。
だいぶ上に行きドンデリオン。
さらに上にハルバードが突き刺さる。
そして
ほぼ最上階付近にしぶとく生き残りしは、エンドス・ケンイッチ!
1人だけワイヤーフックを持っていた!身体を壁に固定して凌いでいたのだ!
侮るなかれ………エンドス・ケンイッチ…………つづく
次回 【集結!ナインソルジャーズ】どうぞお楽しみに
- Re: 零fighter山鷹隊 ( No.60 )
- 日時: 2016/01/03 15:46
- 名前: ワタル (ID: HLTL9ZJI)
【集結!ナインソルジャーズ】
___ビアンカのもとですっかり元気になったスターとリンクスは、別れを告げ旅立つ。
チョコボックルに乗りしばらく砂漠を進む二人…リンクスは遠くにそびえ立つ塔が少しばかり気になるようだ……。
すると、
上空からフワフワと風にのり黒いハットが落ちてきた。
ソレはガンドラゴンのハット。
拾いあげるリンクス。
見憶えがあった…。
動揺している…。
スター『どうしたの?リンクス?…ん?顔赤いけど…』
リンクス『へ?……いやその…コレ何処から飛んできたんだろう?って…』
周りを見渡すスター……。辺りにめぼしい物と言えば猫歩きの塔くらいだ。
スター『……あの塔って…ビアンカさんの言ってた………行ってみましょう!』
リンクス『もち!!』※もちとは、もちろんの略であるw
リンクスはガンドラゴンのハットに付いた砂を払うと、照れながらもさりげなく装備した。
その様子に首をかしげるスター…。
塔に近づくに連れ異変に気づく!
スーツ姿の死体があちこちに散乱している!
死体はまだ新しい……。
どれもこれも、口の中に砂が溢れるほど詰まり、窒息死している。
スターは襟元のピンバッジを見て驚愕する!
スター『これは!?オクトパシー!』
そう、デリンジャーの裏の顔、闇組織オクトパシーだ!何故?こんな所に?
すると
銃声が聞こえる!
塔の麓(ふもと)で何者かが闘っている!
ホバークラフトを取り囲む身体の小さな集団!
応戦するのは停止したホバークラフトに乗るヘッピリ腰の青年と、暴れ回る大型のチョコボックルだ!
スター『あれは!?ビアンカさんの言っていた 砂漠の盗賊!モーグリー族!』
リンクス『ん?ちょっと!あれって!?ジョシュじゃない!?』
その無様な闘い振りと顔に見覚えがあった!
颯(はやて)の如く現れたスターとリンクス!
モーグリー族から武器を奪い倒す!
丸腰だった2人は、その都度、敵が使用している武器を奪っては倒す!
鮮やか!
次第に一掃されていく…まさに息のあったコンビネーション!
見ていて気持ちの良い光景だ!
下手に加勢しては足手まといになる…。
ジョシュは興奮しながら、マッチロックを両手で持ちながら、小刻みに震えている。
姿勢を低く屈み、流れ弾に当たらぬ様に二人の戦い振りを、ただただ見守っていた…。
モーグリー族…殲滅!
少しばかり冷やかしの言葉を浴びせながら、数奇な再会を喜ぶリンクス。
すると
助けを求める声が聞こえてきた。
塔の隠し扉に挟まった死体の脇の隙間から、太陽の鍵(ペンダント)を持つ手が見える。
駆け寄る3人。
鍵を受け取りゲートを開く。
そこには負傷したA・J!
ジョシュが抱き抱えようとすると、突き飛ばし抱きしめるスター。
ジョシュ『ってぇな!なんだよ!………はへ?』
二人に特別な空気感が漂う…。
ジョシュ『なになに?……なに?このいい雰囲気…!?』
リンクスは気まずくなり塔の内部を詮索、奥に2人の死体を見つけた。
リンクス『こいつは!?デストロ!何故ここに!!』
ジョシュ『なんだって!?デストロさん!?…まさか…あんなに強いのに!殺られるなんて!?』
リンクス『……死んでなんかいない…トドメを刺さなきゃ……』
ジョシュ『待て!やめろ!デストロさんは味方だ!殺るなら!俺を倒してからにしろ!』
割って入るジョシュ!
無言で背負い投げするリンクス!秒殺!
ドスン!
リンクス『なんか言った?』
ジョシュ『は…は…へほへ…フヒ…』
グロッキーのジョシュ。
スター『待って!リンクス!…私達は間違っていたの!…』
スターの言い分に納得したリンクスはデストロをホバークラフトに運ぶ。
塔の内部の構造に驚きながら撤退する一同。
ホバークラフトに搭載された治療薬でA・Jを手当てするスター。
しばし立往生する。
……。
その頃ユーイは見た目とはウラハラな強靭な精神力で塔を登りきった。
バカン!
頂上のマンホール型のパネルが開き、ユーイが頂上に辿りついた。
ユーイ『あーーもう無理!手足パンパン……ちょっと休憩!』
大の字になり、そのまま眠りこけるユーイ……。
風を切る音が心地いい……。
……。
……。
その真裏では………。
塔の最上部に神殿がある。
ガンドラゴンが中へ入ると、真っ暗闇だ!
フーボーの目が光る。
まるでサーチライト…行く手を照らす。
祭壇の上に重厚な宝箱が置かれていた……。
蓋に手をかける…鍵はかけられていない様だ…。
その時!
『そこまでだ…そいつを渡しな!』エンドス・ケンイッチだ!
敵に背を向けたままのガンドラゴン。
マント越しに背後の敵をアンリミテッド・リボルバーで狙う…敵にはマントに隠れた銃は見えない…。
※アンリミテッド・リボルバーは2挺存在する。1挺はレンジャー部隊の元にある。
フーボーは天井に隠れ照明と化す。
降伏する素振りを見せながら反撃のチャンスを伺うガンドラゴン。
しかし、次の瞬間!背後で争いが始まる!…様子がおかしい!
振り向くガンドラゴンが見たものは………!?
フーボーも騒ぎ出す!
そこには、精気を吸われ、みるみる干からびていく者の姿と、ソレを喰らう怪物の姿!
拳銃を落とすエンドス・ケンイッチ…死亡。
現れたのは神殿の主…吸血鬼…コウモリ人間!バットマンだ!!
戦闘態勢のガンドラゴン……捕食しながら睨みつけるバットマン…。
睨み合う双方…。
………。
一方……塔の螺旋階段では、ドンデリオンとペンドラゴンの追いかけっこだ!
物凄い追い上げで迫るタフガイ、ペンドラゴンに対し、初老のドンデリオンは息を切らし始める。
あわや捕まる直前でワイヤーガンを頭上に放ち、上方に刺さるハルバードに巻きつけ上の階へと移動するドンデリオン。
捕らえそこねて、悔しそうに目で追うペンドラゴン。
唇を噛み締めた………。
塔を仰ぎ見て辺りを見渡すペンドラゴン。足を踏み外せば命の保証は無い…。
何処までも見渡せるパノラマが広がる…。
息を飲み……呼吸を整えた………。
……その猫歩きの塔を目指し、遥か遠く…土煙りを上げ、迫り来る一団がいた……ランブル・フィッシュ率いる…サイバーポリスだ!
そして!!
上空では遥か彼方…。
目標を砂塵の塔にして目指す!黒塗りの戦闘機!
コクピットにはニンジャマスター・ヨシュア!
後ろに控えしは……サムライマスター・ミフネ!
胸当てを着け右肩に盾を装備。
着座して…精神統一。
……今……決戦の時………つづく
次回 【スカルフェイス】どうぞお楽しみに
- Re: 零fighter山鷹隊 ( No.61 )
- 日時: 2016/01/10 23:24
- 名前: ワタル (ID: HLTL9ZJI)
【スカルフェイス】
いつになくシリアスな表情のヨシュア。
着座して黙祷(もくとう)するミフネ。
ヨシュア機は、猫歩きの塔に向かう……。
経緯を振り返るべく、時を少しばかり巻き戻してみよう…。
ここは…大天狗山。
その山腹に貴嶺華(たかねばな)神社がある。
今では、大典太夫光世(おおてんだゆうみつよ)等、刀剣姉妹の隠れ家でもある。
負傷したミフネを匿(かくま)い治療した。
大天狗の妻で未亡人の緒直(おなお)
出張女医の妖狐(ようこ)先生。
切丸蔵袮々(きりまるくらねね)と
古代一振苺果(こだいひとふりいちか)も一緒だ。
既に回復して苺果と共に、抜刀術の稽古に励むミフネ。
しかし
苺果の雰囲気が普段と違う。
黒髪ロングの前髪パッツンの印象が強い苺果であるが、そこで刀を振る娘の髪は風もないのになびき、逆立ちピンク色。
瞳もまるで猫の様だ。
声色も力強い。
そう
苺果は鞘から刀が抜かれた時、真の姿になる。
その実力!刀剣姉妹最強だ!
そこへ再びミフネに付き纏うスカルフェイス登場!
前回は乞食を装い、偽のお茶屋に誘い込み、痺れ薬を飲ませた卑怯なやり口のスカルフェイス。
潜んでいたオクトパシーの幹部達と共に、ミフネを袋叩きにして、デス・プリズンに収容した…。
今回、スカルフェイスは、ミフネを始末するべく天狗山の隠れ家を突き止めた。
女ばかりと甘く見たが、形勢は逆転。
ここに居る連中は、どいつもこいつも並じゃない!
翼の生えた4本腕の最終形態で襲い来るも、袮々とミフネにコテンパンにやられるスカルフェイス。
最期は苺果の絶対奥義《一期一会》の前に消滅する……。
苺果『奥義!!!因果応報(いんがおうほう)!!一期一会(いちごいちえ)!!!!』
ズババババババーーーーーーーーンン!!
スカルフェイス『ギャーーーーーーーーー!!!』
跡形も無く消滅したスカルフェイス。
しかし不死身の身体。
何度でも蘇り付き纏う。
全くタチが悪い。
用心するに越したことはない……。
………。
………。
それから、
しばし平穏の日々が続いた。
そんなある日、
ヨシュアもまた、単独でミッションを遂行した後に天狗山を訪れる。
袮々と苺果はヨシュアと再会するなり、言い争うが、ミフネはヨシュアの言い分を聞き、二人をなだめる。
ヨシュアは今は亡き大天狗の遺影の前で線香をあげる。
大天狗こと、巨木鼻(きょぼくばな)とその娘、月詠(つくよみ)。
月詠の遺影を手に取り俯(うつむ)くヨシュア。
その頬に伝う、一雫の涙…。
昔を思い出していた…。
過去に所属していた蜻蛉四十師団。
八番隊隊長ヨシュア・ザ・サーバイン。
その八番隊にミフネとジライヤ、そして目の前の遺影に映る月詠が所属していた。
哀しみを纏い、
再び戦場に向かうミフネとヨシュア。
魔界に乗り込む決意をする。
旅立つミフネに、火打ち石をカチカチと鳴らし送り出す緒直。
一路、ミフネとヨシュアの乗る戦闘機は、ユーイのいる砂漠を目指した。
やがてレーダーがユーイの居場所を示す。
そこは砂塵の塔。
万年砂嵐の塔へは、上空から近ずく事は勿論、最上階に着陸する事など不可能である…。
しかし奇跡的にも砂嵐は姿を消した…。
その光景に、ヨシュアは何かが起こる前触れの様な気がしてならなかった…つづく
次回 【激突!吸血鬼 リョーダマンvsガンドラゴン】どうぞお楽しみにw
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