ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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——怪盗R・B—— なんやこんやで復活
日時: 2010/04/22 11:04
名前: 空雲 海 ◆EcQhESR1RM (ID: 9qYqZOsB)

どうも、こんにちは。
作者の空雲 海です。
えっと、第一作目がそろそろ完結するんで、二作目、連載したいと思います。
パクリとか言わんといてぇー!
それでは、どうぞお楽しみください。

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Re: ——怪盗R・B—— ( No.90 )
日時: 2010/03/30 09:50
名前: 粋* ◆lQj1aV35gs (ID: yghb58zo)

すごく面白いです!
更新頑張ってください!

Re: ——怪盗R・B—— ( No.91 )
日時: 2010/03/30 11:32
名前: スペシャル ◆XHKDIsPEFA (ID: 3L0NyJ0C)

>>89
な、なんかひどい…
ま、いっかぁ(オィ

Re: ——怪盗R・B—— ( No.92 )
日時: 2010/03/30 12:55
名前: 空 ◆EcQhESR1RM (ID: MQ1NqBYl)

粋さん、ありがとうございます!
どうぞ、これからもごひーきに!


まぁ、それが闇の世界ってもんですよw

Re: ——怪盗R・B—— ( No.93 )
日時: 2010/03/30 13:12
名前: 空 ◆EcQhESR1RM (ID: MQ1NqBYl)

「それじゃぁ……それじゃぁ……これから、何か君が盗もうとするなら、僕だって参戦することになっちゃうよ?」
「ああ。望むところだ」

「えぇー! なんでぇー!」
 霧島は、まるでおもちゃ屋で「買って買って!」と駄々をこねる子供のように言った。
「うるさい!」
 ぴしゃりと言い放つR・B。そして、冷酷な目を霧島に向ける。
「そんな……」
「とにかく、私は仲間なんて作らないし、二度と私に近づくんじゃない」

 R・Bは、そう言うと片眼鏡のフレームにある小さなボタンを押すと電灯が灯された。
 片眼鏡には、電灯機能があったのだ。
 その所為で、影が出来、霧島の影がくっきりと浮かんだ。
 R・Bは、ゆっくりと手を上げる。
「嘘だろ……そんな……R——」
 霧島は、最後まで言葉を言えなかった……。

 R・Bの手が霧島目掛けて振り下ろされる。そして、霧島の影が真っ二つに切断された。
 しかし、後に残ったのは死体ではなく、何も残らなかった。
 まるで煙のように空気中に溶け込むと、消えた。
「消えた……!?」

 R・Bは、目の前にある光景を信じられないでいると、どこからともなく霧島の声がした。
「君が切ったのは僕のファントム。君は、ずっとファントムと話していたんだよ。ちなみに、さっきのゴールデンクラウンもファントム。本当の僕の手の中にある。残念だったね、R・Bくん。君は血の気が多いだろうと思って、用心深くこうやったのさ。さぞ、悔しいだろうね。それじゃぁ、また次のゲーム盤で」

 霧島の声が止んだ。
 その瞬間、特殊探偵の幻術も解かれ、首に長刀を当てていたファントムも居なくなった。
「Mr霧島は、逃げてしまったようですね……。残るのは、あなた一人ですか……」
 ホワイトの笑みが、R・Bの首筋を凍らせる。
 特殊探偵全員が、戦闘態勢に入ると、ホワイトがR・Bに歩み寄る。
 少しずつ、一歩一歩を噛みしめるように。

 R・Bは、異様なオーラをまとったホワイトに、声が出ないでいた。
 後ろに後退して行くR・B。しかし、壁が永遠にないわけもなく、壁に当たり行き止まりになってしまった。
 ホワイトは、躊躇もなく確実に迫ってくる。悪魔の様な笑みを壊さず、R・Bの肩に手を置いた。
 跳ね上がるR・Bの肩。
「あなたにはこれから期待していますよ。私を存分に楽しませて下さい」

 ホワイトは、R・Bの耳元で囁いた。 
 その言葉は、身も凍るような冷たい声だった。
 ホワイトは、一言だけ言い残すと、R・Bに背中を向ける。
「さぁ、帰りましょうか」
 ホワイトが、まるであいさつをする時のように、軽くその言葉を口にした。
 戦闘態勢に入っている武闘派は、気が緩む。

「何を言っているのですか、ホワイト様」
「Msソノリテ」
 ソノリテの目の前にホワイトが立つ。
「私が帰りましょうと言ったら、帰るんでしたよね?」
 その言葉には、少しだけだか殺意が感じられた。

 その殺気に圧倒され、言葉が出ないソノリテ。
「良い子です、Msソノリテ」
 ホワイトは、ソノリテの肩に手を置くと、そのまま窓に歩み寄る。
 その後を、特殊探偵全員がついて行った。

 最後に残ったのは、茫然と立っていたR・Bだけだった……。

Re: ——怪盗R・B—— ( No.94 )
日時: 2010/03/30 13:23
名前: スペシャル ◆XHKDIsPEFA (ID: 3L0NyJ0C)

えぇ——————
R・Bが失敗!?


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