ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- ——怪盗R・B—— なんやこんやで復活
- 日時: 2010/04/22 11:04
- 名前: 空雲 海 ◆EcQhESR1RM (ID: 9qYqZOsB)
どうも、こんにちは。
作者の空雲 海です。
えっと、第一作目がそろそろ完結するんで、二作目、連載したいと思います。
パクリとか言わんといてぇー!
それでは、どうぞお楽しみください。
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- Re: ——怪盗R・B—— ( No.85 )
- 日時: 2010/03/29 12:11
- 名前: 空 ◆EcQhESR1RM (ID: MQ1NqBYl)
まぁまぁ。
人間、誰でもあるもんですよww
私なんて、書いてる本人なのに「あれ? こいつ誰だっけ?」って名前忘れるときありますからww
- Re: ——怪盗R・B—— ( No.86 )
- 日時: 2010/03/29 12:14
- 名前: 空 ◆EcQhESR1RM (ID: MQ1NqBYl)
ホワイトの言葉で、口が見る見るうちに開いていく。
「つまり……つまり、今ここにいる霧島とホワイトは、世界三大能力者なのか!?」
「ちょっと待ちぃ!」
秀有の怒号が飛んだ。
「三人だけで話、回すな! うちらも居んねん! わかるよ〜に話せーい!」
首に長刀を突き付けられているという感覚が薄れるほど、言い散らした。
……沈黙が流れる。
「申し訳ありません、Ms秀有。それではお話しましょう。世界三大能力とは、今の世の中では存在しない、言わば超能力といった類のものです。科学が発達して魔法という言葉は、迷信として語り継がれてきた現代、しかし今でも魔法とは言えませんがこのように影で能力者が潜んでいるのです。私達のように。世界三大能力とは、とても強力な能力で「影(オンブル)、幻(ファントム)、赤い目(レッドアイ)の三つからなっています。R・BやMr霧島が使っているのは世界三大能力と言われるオンブルとファントムなのです」
ホワイトの説明を、霧島が続ける。
「僕のファントムは、幻——。人間の脳に直接作用させ、五感を狂わせ、見た物、聞いた物、嗅いだ物など全てに幻術をかけることができる。これが、ファントムの能力さ。今君たちの後ろに居るのは僕の見せた幻覚。幻覚だからと言って侮っちゃいけない。ファントムは、触角でさえも狂わせることが出来るから、触れるのは触れる。幻覚がやったものも幻覚になる訳じゃない。僕の見せた幻覚で君たちの首を切ったとしても、それは幻覚ではなく現実。本当に、君たちの首が足元に転がるんだ。気をつけてね」
最後に煙管を吸い、天上に煙を吐いた。
「世界三大能力の説明は、後日改めて行おう。それでいいかい? Ms秀有」
ホワイトが言うと、秀有はやや不満げに頷いた。
「Mr霧島が、MsソノリテとMs秀有を気絶させたのは、間違いないですね?」
ホワイトの目に、鋭い光が宿る。
「そうだよ。こうやって時間を遅らせようと思ったんだけど……早めに来てしまったようだね」
「Mr霧島のファントムの能力を使って、二人の人間を同時に背後から襲うという離れ業をやってのけたんです。ファントムを使ってね」
ホワイトは、霧島を睨みつけながら、呪うように言った。
霧島は、そんなホワイトを挑発するように柔らかい笑みを浮かばせる。
「それじゃぁ、疑問もなくなったところで、少し特殊探偵のみんなには——消えて貰おうか」
霧島が、指を鳴らすと、いきなり特殊探偵の焦点が合わなくなり、首が折れたように脱力した。
「何をした? 霧島」
R・Bが言う。
「うん? あー……大丈夫! ただ強い幻術を掛けただけだから。ちょっと、ここからは聞かせたくないないようなんでね……」
「聞かせたくない内容?」
R・Bは、怪訝そうに眉を寄せる。
「話の続きだよ。さっきも言ったように、君はオンブルを持っている。それでいて、僕だってファントムを持っている。その二つの能力が一つになったら——素敵だと思わないかい?」
「……どういうことだ?」
R・Bは、相手の真意を探ろうと、真っ直ぐに視線を霧島に送る。
その視線を、真正面から受け止める霧島。その顔は、この場を楽しんでいるのかのようににこやかだった。
「僕は、一科学者でもあるんだけど、コレクターでもあるんだよ。闇市の王と言われたコレクターさ。このゴールデンクラウンだって、闇市で一時は流れたんだけど、ここの社長さんが買っちゃってね。その後で、あの王冠が物凄い価値のあるものだと知ったんだよ。闇市では、とても価値のあるような物もあるんだけど、その反面、偽物だっていくらでも流通しているからね。だから、悔しかったなー。あれが本物だと分かった時。すぐに、僕の所有物にしたかったんだけど、買い取っちゃってるから、こうやってまた買い取りに来たってわけさ」
「買い取りに来た? ここに来ている時点で、お前は盗みに来たんだろ?」
「盗みに来た? 違うよ! 僕は、はっきり言うとこんなところに来たくなんかなかったんだ!」
霧島が、手を顔の前で左右に振る。
「こーんなマフィアとか特殊探偵とか怪盗とか……危ない連中に巻き込まれたくなかったんだよ? だけど、ある人物に会いたくてここに来たんだ」
R・Bは聞きたくないが、聞かなければいけないことを聞いた。
「その人物が私か?」
「その通り!」
霧島の明るい声を聞いて、頭を抱え深くため息をつくR・B。
「僕は君にあることを言いたかったんだ」
「あることって何だ?」
R・Bは、答えが返ってこないことを望んだが、そうはいかなかった。
「僕の仲間になってほしい」
「無理だ」
冷たいドライアイスのような声で、言い放った。
「また即答するー! 考える時間はないのかい!?」
「あるもないの、私は仲間なんて作らないし、いらない。一人で勝手にやってろ」
- Re: ——怪盗R・B—— ( No.87 )
- 日時: 2010/03/29 17:09
- 名前: スペシャル ◆XHKDIsPEFA (ID: 3L0NyJ0C)
な…仲間なんて作らないぃぃ!?
情報屋はじゃあ何なんだよ なんかR・Bが男に見えてきた…
- Re: ——怪盗R・B—— ( No.88 )
- 日時: 2010/03/29 18:14
- 名前: 空 ◆EcQhESR1RM (ID: MQ1NqBYl)
そうなんですよぉ〜。
もう、男にしちゃおうかな・・・。
R・Bは、「怪盗」ですから!
仲間は作りませんよぉ〜
- Re: ——怪盗R・B—— ( No.89 )
- 日時: 2010/03/29 19:43
- 名前: 空 ◆EcQhESR1RM (ID: MQ1NqBYl)
情報屋は、単に「使ってる」だけですからぁ〜。
「仲間」ではありません。「利用」してるだけなんです!
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